中々投稿できなくてごめんね。
これからもぼちぼち投稿できたらいいな(遠い目)
海軍の船内査察を写輪眼によって事なきを得たハヤト。
そんなハヤトはあることに悩んでいた。
「(…………凄い気まずいな)」
いまだにロビンに警戒されていることだ。
「(と言っても何て話しかければいいかな………)」
出会って間もない怪しげな男。
そんな男から話しかけられても仕方ないだろう。
ハヤトも同じ状況だったら警戒すると思う。
「……ねえ」
そう考えていたハヤトにロビンから声をかけられた。
「ふぇ!?な、なんだ?」
まさか声をかけらるとは思わず、おかしな声を出してしまった。
「さっきの海軍に何をしたの?」
「ああ、あれね。ちょっとしたことをね」
どうやら海軍に幻術をかけたことが気になったのだろう。
「ちょっとしたこと?それだけで海軍が私を見逃したって言うの?」
「う~ん、どう説明すればいいかな……」
忍びの世界だったら幻術をかけたと言えば納得できるが。
幻術なんてあまり聞かないこの世界ではそう簡単に納得できないだろう。
「まあ、催眠術の一種かな」
「催眠術の一種……。なら、貴方はどうやって海軍に催眠術をかけたの?」
幻術は催眠術の一種だったため、ロビンは納得してくれたが今度は方法を聞いてきた。
「方法ね……(どうしようかな、アレを見せたらいいかな……)」
ジャンゴとかはチャクラムを使って催眠術をかけてた。
ところがあの時のハヤトはそういった道具を使用してない。
「………驚かないでよ」
しばらく考えたハヤトは瞳を閉じる。
「っ……!その、眼は?」
開かれた瞳は赤く変わり、瞳孔の周囲に黒い巴模様が複数浮かんでいた。
「俺の一族だけが開眼する特殊な瞳だ。これのお陰で催眠術をかけることができたんだ」
予想通りというべきか、ロビンは初めて見る写輪眼に愕然としていた。
「というわけでこれが術の種さ。これで満足?」
「………ええ。それにしてもそんな特殊な瞳を持つ一族がいるなんて初めて知ったわ」
「まあ、ね。それにしてもロビンから話しかけてくれて嬉しかったよ」
そう言ってハヤトは船室を出る。
「はぁ……この世界じゃうちは一族なんて俺だけだからな」
何しろこの写輪眼はうちは一族だけが写輪眼を開眼することができる。
しかし、このONEPIECEの世界ではうちは一族はハヤトしかいないのだ。
ロビンがこの眼を知らないのも当然なのだ。
「まあ、ロビンの方から話しかけてもらったということは多少なりとも信じてもらっているのかな?」
そうしてロビンとは多少ながらも話すようになって数日が経った頃、船は新しい島“ガラーン島”に到着した。
「さて、俺は食料とか必要なものを買ってくるけど、ロビンはどうする?」
「私は……船に残るわ」
「わかった。それじゃ行ってくるから中でゆっくりしていてくれ」
港に船をとめたハヤトは、船を降りて街へと歩きだす。
「まずは食料を最優先で買うか」
ガラーン島の“ガルタウン”を食料や必要品などを調達していると、ハヤトは様子を窺うような視線を感じた。
「(誰だ?2人はいる感じだな)」
何気なく散策しながら辺りを確認するが、住人やハヤトのような島に寄った人で視線の主は見つからない。
「(上手く隠れてるな。にしても、懐かしい感じだな)」
何度も感じたこともあるこの視線。
かつて他里の忍が任務先でこちらの様子を窺い、目的を調査したり隙があれば襲撃された。
今も感じる視線はその時の視線と似ている。
「(このまま船に戻るのは危険だな。必要なものはあらかた揃ってるし、誘い出すか)」
人気のない路地を入り歩いていると、前方に黒服の男が出てきた。
「(あっさりと出てきたよ)何か御用ですか?」
「ニコ・ロビンは何処に隠している?」
「何にことでしょうか?私には何のことかわかりませんが「
ただの一般人のふりをしながら相手の反応を窺っていると、有無を言わず黒服の男は高速で接近してきた。
「
そして、突き刺そうとしてきた指をハヤトはどうにか回避する。
「おいおい!いきなりとかひでえな!」
「もう一度聞く。ニコ・ロビンは何処だ?」
「だから、知らないと言ったら知らないんだよ!こっちはあんたなんかに付き合う気はないよ!」
ハヤトはそう言って壁を走って建物の屋根に上がる。
「影分身の術!」
屋根に上がるとすぐに影分身を出し、荷物を影分身に渡す。
「それ持って船に戻って出港準備よろしく!」
「おう!」
影分身は荷物を受け取ると、建物を飛び移りながら船に戻る。
少しして黒服が壁を蹴って屋根に飛び乗ってきた。
「うへ~追ってきたよ」
「逃がさん、剃」
黒服はハヤトの背後に高速移動すると、腕を首に回して絞めにかかる。
「ぐぅぅ!?(やっぱ速え!)」
「これが最後だ。ニコ・ロビンは何処だ?」
再度問いかける黒服に対し、ハヤトはどうにか振りほどこうとするも首を絞められて息がしづらいうえに、相手の力も強く中々振りほどけなかった。
「(このままじゃヤバい!あまりこれは使うのはいやだったけどやるしかない!)八門遁甲、第一開門………開!!」
ハヤトは写輪眼以外に持つ奥の手の一つ。
マイト・ガイと父親のマイト・ダイに弟子のロック・リーだけが持つ禁術・八門遁甲。
NARUTOの世界でハヤトは生き抜くために、マイト・ガイからこの禁術をどうにか教えてもらったのだ。
当然教えてもらう前に自分ルールを決めてから修行をつけてもらった。
リスクも大きいため全ての門を開くことはできないが、それでも強力な奥の手になる。
そして、第一の門を開いたことで通常よりも倍ほど圧倒的な力が湧き上がる。
「この力は!?」
「どっせい!!」
流石の黒服も強くなったハヤトの力に驚き、振りほどくことを許してしまった。
「あまり時間もかけられないし、これで決めさせてもらう」
「何をふざけたことを、そ「木ノ葉剛力旋風!」がっ!?」
黒服よりも速く接近すると、ガイ直伝の後ろ回し蹴りをお見舞いする。
「そ、剃より速いだと……」
もろに直撃した黒服はあまりのダメージに倒れ伏した。
「ふぅ~いっつ!!……第一門開いただけでこれだよ」
術後に発生する筋肉の痛みをこらえ、ハヤトは急いで船へと戻る。
「あれってやっぱり世界政府の手先だな。六式使ってたし」
剃や指銃はONEPIECEの世界では誰もが知る体術の技だ。
「賞金首なるかもしれないな。……ま、あれこれ考えても仕方ないか」
すでに手を出した挙句、鎮圧したためハヤトは考えることを諦めるのであった。