昨夜の海賊の襲撃騒動から日が経った。
あれからのことをざっくりと話そう。
まず賞金を海軍から受け取った後、街の住人に造船所があるか尋ねたらないと言われた。
どうしようか悩んでいると、昔この街出身の船乗りが使っていた船が残っているという話を聞いた。
その船は今も船乗りが持っているということだ。
ならばその船をどうにか譲ってもらおうとと思った矢先、ここで問題が発生した。
持ち主の元船乗りの爺さんは、街では有名な頑固なお爺さんで中々譲ってくれなかった。
そこからの数日はお爺さんを説得に時間をかけた。
え?写輪眼とか幻術とかは使わないのかって?
いやいや、流石にそんなことするわけにはいかないでしょ。
そういうのって効果が消えた後が怖いしね。
そうして時間をかけ、無事に船を譲り受けることができました!
後日、譲り受けた船に何処か穴とか問題ないか確認した。
確認してみたけど、とりあえず問題なさそう。
素人目線だけど、たぶん大丈夫………のはず。
そして、貰った賞金から日用品や食料など必要なものを購入して、いざ大海原へ!と意気揚々と出航した。
「はぁ~また海賊だ。これで何度目だろう?」
出航してから数日が経ち、ハヤトはこちらに向かってくる海賊船を目視する。
「こう何度も何度も来ると疲れるな」
ここ最近のハヤトの悩みは海賊の襲来だ。
日に何度も海賊が襲撃しようとしてきて、そのたびに忍術で撃退していた。
だが、何度も撃退していたらチャクラも消費して疲労も溜まるばかりであった。
「とはいえ襲われるのも嫌だし、また撃退しよ」
この時、ハヤトはもっとよく確認すればよかったと後悔するのであった。
水遁で目視した海賊船をこれまでと同じように撃退しようとした時、水遁が船から飛び降りた蒼い人影によって破られた。
「破られた!一体何者だ!?」
これまで破られなかったことに動揺していると、蒼い人影はそのままこちらに向かってきた。
「………おいおい、マジか」
それは両腕が蒼く燃える羽の男。
「お前がさっきの水を操った奴かよい?」
白ひげ海賊団一番隊隊長“不死鳥のマルコ”。
彼が先程の水遁を破ったということは、先程撃退しようとした海賊船は自ずとわかる。
白ひげ海賊団。
この世界においてその名を知らぬ者はいない。
海賊王ゴールド・ロジャーと唯一対等に渡り合う男、エドワード・ニューゲート率いる海賊団。
「……ああ。海賊船が見えて、また襲ってくる奴かと思ってな」
「そうかよい。それなら俺の要件もわかっているなよい?」
先制攻撃したのはハヤトの方のため、このまま戦うことになっても仕方ないし言い訳はできない。
「ああ、やってやるよ!」
半ばやけくそ気味に、ハヤトは忍び刀に抜いて構える。
この時、再度ハヤトは後悔するのであった。
というわけで久しぶりの投稿ですが、短くてすいません!
もうクリスマスも終わって今年もあとちょっとですね。
年内はあと一話を投稿出来たらいいなぁ……。