原作知識持ちが行かされる実力至上主義の教室 作:arc
7巻、7.5巻期間は特に何事もなし。綾小路じゃないとものすごくイベントスキップできるね。
立場上イブにデートをして名前で呼び合うようになったくらいだ。朝に迎えに来てもらっておいて言うのもなんだがいつまで続くんだこれ。
3学期開始後の木曜朝から全校生徒がバスでどこぞへ向かわされる。バス12台とかあれだな。
約2時間の移動を経て入った長い長いトンネルを抜けるとそこは雪国だった。嘘だ。茶柱がマイクを持って混合合宿についての説明を始める。
説明を聞き流しながら改めて考える。今回の試験もAクラスのためにできることはないんだよな。
大グループ決めで上級生小グループの指名権を取れるなら男子と女子の1位グループの3年責任者、男子2位の3年責任者と南雲がいる小グループとは言えるがそこらへんに介入して結果が変わらない保証もないしな。
まあ退学回避を準備した自爆に巻き込まれにくいように、Aクラス多めの小グループは橘先輩のいるグループを避けるようにだけメール送っとくか。女子がどうやって大グループ作ったか知らんけど。
さて、できることもないので身の安全を考えよう。
龍園と同じグループは絶対避ける、これだな。Bグループが原作同様のグループ方針でくるなら特別枠にさっさと入ろう。無理ならCクラス多めグループに入る。
Dクラスの動きが読めないのが怖いんだけどな。龍園が賛成せずに男子全員退学とかになったら(他人事なら)笑えるな。
まあ多分ないだろ、直接殺してやる的な雰囲気を見るたび感じるし。
他の原作イベントはどんなだっけか。スルーとか発生しないがほとんどだろうけど。
坂柳が帆波にグループ決めの段階からチクチク精神攻撃をする。
これは止めようがないし、あるかないかで坂柳の出方を窺える。
朝比奈なずなとの接触。
俺には意味がないしそもそもお守り拾ってないからね。イベントが発生しないからいつ落とすかの目安もなしにストーキングとかやってられない。
南雲に絡まれて朝食当番を増やされる。
そもそもグループが別れれば関係ないな。俺のところで起こったらやベーグループになってるし。祈ろう。
山内の坂柳への御無礼。
いないから発生しないよな。最悪俺がターゲットにならなきゃ別にいい。なんなら再起不能にしてくれれば龍園対策を考えるだけのイージーモードになるんだが。
というかクラス内投票が起こらなかったらどうしたんだこれ。わざわざ時間使って山内スパイにしてそんな意味ある? 俺が女子ならと思うと山内に時間使いたくねえな。
後は橘先輩の退学イベント系列か。
あんまり関係もないけど人目のないところで元会長と接触できれば教えるか。あーいや、俺が無理なら神崎に多少不自然でも接触してもらうか。後ろ盾は重要だ。まあ女子のグループ確認できてからだが。
はい、Bクラス13人のグループに入りましたよ。
いやー、この作戦を取ってくることから坂柳の意志が伝わってくるね。一之瀬を潰すから今のポイント差などどうでもいいというのがよく分かる。
他のクラスからも非難の視線が飛んで来たね。同じ事を4クラス編成でやれるじゃんと言っといたが、同じクラスの下層民からの嫉妬が飛ぶ飛ぶ。
なお龍園は俺を睨みつけるだけで沈黙、おおよそ原作同様に金田がここでの代表。頭回らん奴に話させても仕方ないからね。時任がどうかは知らんが。
あ、1年男子は『70人以上であれば9人から14人』のルールに従って最大14人グループです。
元会長と同じ大グループの所属にはなったけど3年のAクラス以外や2年がいるから俺が直接は接触しにくいなやっぱ。
食事の時間になったが、帆波はやはりお疲れの模様。近くからクラスメイトがいなくなるとだらーっとしている。まあそういうことだろう。
翌日、授業を終えた夕食の時間、女子グループの様子を聞いたので神崎に頼み事をしておく。今日は念のために時間ぎりぎりまでいたが坂柳はこけなかった模様。残念。
試験本番前日の就寝時間、ここに至るまで忘れていたクッソどうでもいいイベントも三馬鹿がいないせいか消えていたな。下の丈比べよ。本当にどうでもいいがCクラス戦力ダウンしすぎだな。暫定王者を上回った須藤が消えたこととTレックスが1頭推定平均に下げられたからね。
そして迎えた試験本番。まあ内容は特に語ることもない。結果発表。
「先に結果に触れることにはなりますが、男子生徒の全グループが学校側の用意したボーダーラインを全て越えており、退学者は0というこれ以上ない締めくくりとなりました」
結果発表の途中経過に大した意味はない。女子に退学者が出ることはすでに示唆された。どうなるかな。
「そして次に、平均点のボーダーを割ってしまったグループは……同じく3年生───責任者───猪狩桃子さんのグループです。以上となります」
その結果を受けて様々な反応があるが、元会長は悠然としている。南雲はやや怪訝そうにしながらも周囲を巻き込んで南雲劇場を続ける。
しかし、
「本当にいいんですか堀北先輩。3年のこのタイミングで退学者を『救済』するということは、Aクラスの席を明け渡すお膳立てをすることになるんですよ?」
「何を勘違いしている南雲? 退学者が出ない以上『救済』はそもそも必要ない」
元会長のその言葉に周囲が疑問を持つと、「そんなっ!」と猪狩の声が遠くから響いてきた。
「2000万ポイントも支払ってBクラスのクラスポイントを削ってくれるとはな。良くできた後輩を持って俺は幸せだ」
元会長がそんな挑発をするとともに3年Aクラスから歓声が上がる。
さて、1つの結果が出た以上余計な結末まで見届ける必要はない。
しかし具体的に何をどうしたかは知らんが最大限の効果を出してきたな。ボーダーを割らないようにさせるんじゃなくて橘だけを綺麗にガードしたわけだしな。
まあいいや、来月にこの恩をちゃんと返してもらおう。
Xの手紙で一之瀬の大量ポイントを知らないと坂柳と南雲が接触しないんじゃないか疑惑を覚えたけど押し通すことにした。
アマゾンレビューで見当たらなかった指摘。
グループ決め残りCクラスの人数、メモを仕込んだのが思い当たるのがひとりだけといいながら二人から特定できていない、女子グループの1位を発表してあるのに最下位発表した後でまた1位を発表しようとするイザナミ。