原作知識持ちが行かされる実力至上主義の教室 作:arc
実際にはこうはならないだろうifである。
いやー、クラス内投票の結果が楽しみだなー。もちろん俺にはBクラスの称賛票がついてるから余裕な訳だが。Bクラスも2000万ポイント越えてるから問題無いわけだが。
まー待つだけなのも退屈だしちょっと今回を振り返ってみようか。
茶柱の説明から介入してクラスポイントを残すことに成功。モテない男共以外には大体好印象残してたのがこれで完全に地位を確立したって感じだったぜ。まあそれでもCクラスより下なのには笑うしかなかったが。調整の一環だからいいんだけどよ。そこまで強く求めなかったとは言っても低すぎん?
綾小路特有イベントこそないものの、原作のように堀北達を誘導して勉強会イベントなんかも発生させてきた。使うかどうかは決めてないが櫛田の本性炸裂イベントも録画してきたぜ。過去問はさらに1日前に渡したぞ。須藤の為に無駄にポイント使いたくもないからな。ああ、合鍵は作らせないように措置を取ってある。
須藤の暴力問題も概ね同じような展開をさせた。堀北にも成長してほしいからね。それでも佐倉だけは本当に俺に懐かねえな。勇気を出すイベントすら確率発生状態ってなんだよ一体。ストーカーから助けても距離が縮まらない謎よ。
無人島試験もDクラスはおおよそ原作通りの展開で回した。放火って楽しいよね! まあ綾小路とポジション違うから色々調整は必要だったが。それより葛城本当にひどいんだよ、月約80万も払ってクラスポイント20を買うとかどんな無能。頭を丸めて反省の意を示さなければいけないだろこれ絶対。元々ハゲだが。
船上試験とかマジで楽しかったぜ。無人島も葛城龍園ザマァ出来たのはよかったんだが諸々現地調達とかダルかったしな。Bクラスに優待者を当てさせてからが俺の腕の見せ所。ありもしない高度で複雑な法則をでっち上げて信じさせたのは絶頂するかと思ったね。結果が出てから俺と一之瀬の繋がりを暴露するのも先に発散してないとヤバかったぜ。いやー、一之瀬様々だね。狙い通りCのちょい下に付けれたし、これで体育祭でAに上がったBクラスとペアだぜ。ああ、真鍋たちは動画で脅しといた。スパイは必要ないから余計な干渉されなきゃいい。
体育祭は特に語ることもないんだよな。リーダーには認められなかったが、俺の力で団体戦を勝たせながら、Aクラスが1位になるように個人競技で調整する。無事に赤組勝利、ADCBの順でフィニッシュ。龍園の策? あんなのに掛かるのは無能だけだろ、俺に通用するわけなしw
ペーパーシャッフルも特筆することもないんだよな。体育祭に続いて櫛田の裏切りは発生していたらしく、堀北もカウンターを決めていたらしい。ふざけ半分で龍園に堀北の名演技どうだった? 本当はあれ後から通ったんだぜ、とメールを送ってやったら試験後にこの借りは返す、俺なりにな。とか返信されて意味わからん。ああ、AとBのぶつかり合いは俺がテストを作ってやったのでAが勝ったぞ。クラスポイント2000の大台に乗ったぞ。入学当初と比べればAとB、CとDがそれぞれ入れ替わったな。
混合合宿もこういう携帯触れなくて密会もしにくいのやめようぜ。Aクラス12人プラス各クラス1人ずつのグループで綺麗に1位取ってきたぜ。坂柳や龍園も退学かけさせてまでは強制出来ないからねー、弱い弱い。橘先輩の泣き顔楽しかったです。俺も虐めよっかな。
一之瀬の誹謗中傷事件? 学校に訴えて終わりだよ。Bクラスマイナス50ポイント、噂を広めた主犯にしてポスティング実行犯として神室停学1週間だってよ。スケープゴートご苦労様です。ポスティングは証拠取れたからね。
回想終わり。にしてもなんだってまたこの試験やるのかね。退学者が出ない上でたまーに来るけどさ。これまでは500万での救済だったのに今回はなんか原作仕様の2000万要求。
にしてもなんか睨まれてるなあ。一体俺が何をしたって言うんだ。船上試験でプラスマイナス0で済むところをマイナス300にして、体育祭で現Aクラスを抜かないように2位調整して、混合合宿でAクラスのグループ1位に貢献しただけじゃないか。
いや300マイナスはやり過ぎな気もするけど俺がいないともっと低かったんだぜこれマジで。ちゃんとこのクラスにも貢献したんだ。
「待たせたな。これからCクラスの結果発表を行う」
やっとか。だーれが退学するのかなー? 俺は山内とは違うからちゃんとAクラスと契約を形にして残してあるぜ。いやー、なんか嫌われてるけどクラス全員の退学と引き換えにはしてこないだろ。
「ではまず、賞賛票の上位の発表から行う。1位は───」
は? なんで1位から? なんで十数人も呼ばれるわけ?
「そして批判票の1位は0人だが、称賛票の下位を同じように発表させてもらう。最下位は1票獲得の綾部、池、山内、佐倉」
は? 俺が同率最下位? 称賛票マイナスがいない?
「最上位と最下位が複数出たことによって追加投票を行う。最上位に選ばれた者の中から追加で1票の称賛票を、最下位に選ばれた者の中から追加で1票の批判票を入れてもらう」
試験が続く。頭が痛い。どうなってるんだ。怖い。もはや誰はばかることもなく誰に入れたと言っている。嫌だ。批判票を誰に入れたんだ。やめろ。馬鹿にしたように俺を見る。そんなはずはない。
「追加投票の結果を発表する。最上位は──」
そんなのはどうでもいい。誰だ、誰だ、誰だ誰だ誰だ!
「最下位は、39票の批判票を獲得した生徒。残念ながらおまえだ、綾部清正」
うそだ
「ざまあねえな。借りは返したぞ」
「目障りだった貴方を排除できて、ようやく穏やかに日々を過ごせます」
龍園と坂柳が並んで何かを言っていたがそんなのはどうでもいい。
離れた所に一之瀬を見つけた。駆け寄っていく。
「帆波っ! ポイントを寄越せ! 俺が稼がせてやったんだ! Aクラスの奴を救済した上でもポイントは余っているだろう!」
一之瀬は悲しそうに言う。
「ごめんね、綾部くん。今回の試験で退学を回避したら綾部くんの退学を回避する為のポイントはもう残っていないの」
「ふざけるな! 嘘をつくな! ポイントがないなら南雲に体を売ってでもポイントを作ってこいよ!」
一之瀬がさらに悲しそうな表情をつくり、瞳に涙を滲ませて言う。
こいつ、まさか。
「清正くん、どうしてそんなひどいことを言うの? 私はあなたに尽くしてきたのに。ポイントを貯められなかったのは私が悪いかもしれないけど、こんなのってないよ!」
振り返って走り去る一之瀬。
やられた。俺と組んでいたことで他クラスから悪化していたイメージの修正を図ってきたのか。称賛票自体は全て契約通りに入れているんだろう。尽くした男に体を売れとまで言われたら損得を越えて同情されることを計算してこの場に来たんだろう。いや、内容はともかく救えないことを罵倒されるのは確定だと見込んで。
抗いようもなく退学手続きを取り終わると、その瞬間にあの空間へと送り込まれる。
『最終チャレンジにおいてミッションが達成されませんでした。よって最終段階のペナルティを実行します』
俺にとっての地獄の開幕が宣言される。
信じられるか? 宇宙開闢だとされるよりも5倍ちかくの年月ペナルティ食らい続けてる先輩がいるってさ。
信じられるか? それを食らうのは俺が3人目だってさ。
信じられるか? これから無限に続くってよ。
何が悪かったんだ? 調子に乗ってボーナスを獲得して周回することにしたからか? 女をオモチャにしたからか? 好き勝手やったからか?
そんなの他にもやっている奴がいるだろ。
いやだ、だれかたすけ──────
他クラスの称賛票が全部集まった結果。三馬鹿が全員退学してると票数的にこうはならない。
こうはならんやろと思いながらもこうはならないように動きたがるのが本編オリ主。
後どうしてクラス内投票が発生するかが書いてる最中に解決しちゃったね。ifである理由の1つだったんだが、
理事長の意向はさておき学校のシステム的都合+南雲の横槍+元会長の怒り。
余計なこと(いや当初の予定だけど)したら評価下がるだろうなと思ってたらやっぱり下がった件。
前フリなしの縛り条件とか唐突すぎるとかは言われたら返す言葉もないけど、こういう感じの展開しないとオリ主の不自然極まりない境遇の意味がないです。船で一之瀬に明かせなかった心情をメンタル弱者がヘラってるだけだとでも思われてたならやりたいことに対する実力不足でしかないわけだけれども。
原作知識保有者が変な設定なしで、与えられた条件でAクラス卒業を目指すのを描写していくなら神様転生で状況を担保するのが正着だと思います。
普通の転生(ってなんだ)ならそんなに記憶保持できる?問題とか出てくる。
あとAクラス縛りについてはメタ的には糸クズみたいな伏線がプロローグにあったりする。
当事者のオリ主にはノーヒントで知るかボケエ!状態だけど