一応ルプーがメインヒロインなのでルプーももっと描いてやりたいところです。
「えー、そんなわけで皆さんにご報告があります」
王都、やまいこ邸。蒼の薔薇とルプスレギナ、ネイアを連れて来たメコン川は、
改めて一同にやまいことユリ、セバスを紹介していた。
「こちら、俺の古い知人のやまいこさん。精神系魔法詠唱者で凄腕のヒーラーだ。
こっちがユリとセバス。どっちもモンクでな、
セバスは俺と、ユリはルプスレギナと同レベルの使い手だ。頼りにしてくれていいぜ」
「いやぁ……改めてそう言われると照れるなぁ。
まあ、改めまして。ボクはやまいこ。メコンさんとは古い馴染みでね、
王都にはガゼフさんって人の招待で来たんだ。よろしくね。
王都じゃ宿暮らしって聞いたから、
ボクが借りてる家を拠点にして動いた方が色々楽じゃないかなって思ったんだ」
ぺこりと一礼するやまいこと、その後ろに控え一分の隙もない礼をするユリとセバス。
行動に移す前に蒼の薔薇総出で縛り上げられたことは言うまでもない。
「メコンガワのご友人と言う事は……その、失礼だけど……
貴女もカワウソなのかしら?」
ラキュースの問いにやまいこが小首をかしげる。
質問の意図を理解できかねているようだ。
「カワウソ? ……メコンさん、ボク達の種族って、もしかして説明してない?」
「そういやしてねえな。まあ、バリエーションに富んでんだろ俺ら。
特に説明する必要も感じなかったからなぁ」
「うーん……まあボクの姿ぐらいは教えておいた方がいいかな。
ボクの種族は
あんまり驚かないでくれると嬉しいかな」
言うなり、やまいこはアイテムを操作して人化を解く。
ぽふんと小さな破裂音とともに姿が変わり―――
―――2mは優に超える、黄色を基調とした僧衣のようなものを纏い、
ぎょろりとした目玉を持つ巨人がそこにいた。
一瞬どよめく蒼の薔薇とネイアであったが、すぐにそれも収まる。
もう少しは驚くかと思っていたやまいこは、またも小首をかしげた。
「あんまり驚かないんだね?」
「まあ、ちょっとは怖いですけど……最近は亜人の人達と触れる機会も多かったんで、
なんか慣れちゃいました」
「私も十三英雄たちに帯同していた頃はいろんな亜人や異形種を見たからな、
今更その程度で驚くものか」
苦笑するネイアと、ふん、と鼻を鳴らすイビルアイ。
蒼の薔薇の面々も、かつてのメンバーだったイビルアイの知人、
リグリットというネクロマンサーが召喚するアンデッドを見る機会が多かったため、
多少の外見では動じなくなってしまったのだという。
「むしろこいつらの恐るべきところはクソ度胸なんかじゃなくてな、
4/5がどっかしら性癖に問題抱えてるって所なんだけどな。
この国最強の冒険者、アダマンタイトの称号持ちがこれだぞ?
……ある意味この国だからこそ、というべきなのかもしれんが」
「あんだとメコンガワ!」「異議あり」「抗議も辞さない」
「うるせえ
……というわけなのでやまいこさんにユリ、忍者姉妹、特に青い方は気をつけろよ、
以前『妹』と『弟』を見せたら食われかけた。まあそんときはそこの駄犬も結託してたが。
なあルプスレギナ?」
抗議する三人をばっさり切り捨て、
ついでに根に持っていたいつかの一件をバラすメコン川。
セバスとユリに睨まれ汗を垂らしながら目を逸らすルプスレギナを見て留飲を下げ、
改めてやまいこの方を向く。
「まあ、何か困ったらガガーランかそこの仮面のやつ、イビルアイに相談すると良いぞ。
ラキュースもちょっと精神系のアレを患っちゃいるが比較的まともだしそっちでも良いが」
「私も4/5のうちなの!?」
「子細はお前のために伏せるけど、そういうのってこじらせると引っ込みつかなくなるから、
早めに踏ん切りつけて足洗うと良いぞ、ラキュース」
漫才の様なやり取りにやまいこはくすくすと笑う。
かつてのアインズ・ウール・ゴウンでのやり取りのようなこの空気に、
どことなしに心地よいものを感じていたからだ。
ひとしきり笑うと改めて人化しなおし、メコン川らを仲裁する。
「あはは、なんか懐かしい空気だなぁ。まあまあメコンさん、その辺で。
まあ、メコンさんがこういうイジりをするってことは、結構気心知れてるってことかな。
これでもメコンさんと同い年ぐらいだし、何かあったら頼ってね」
やまいこはそう言うと、むん、と胸を張った。
その後は揃って夕食にした後、各々を部屋へと案内し、夜は更けていった。
そしてその夜、治療を受けた女性の隣の部屋で、ルプスレギナはユリにお説教を受けていた。
ユリの種族はアンデッド、食事や休息が不要であり、
女性の容体の急変などに対応するためユリが部屋を移し、そしてお説教のため、
そして何かあった際治癒を行うためにとルプスレギナも同じ部屋となっていた。
「ユリ姉ぇ~……そろそろ勘弁してほしいっす……」
「はぁ……ルプーはこれだから……酒に酔って御方を襲うなんて何を考えているんだい?
獣王メコン川様が最終的にお許しになられたからいいものを……
普段だったら軽く済んでも謹慎ものだよ?」
普段やまいこらと接している時とは違う、やや砕けた口調のユリ。
実際こちらの方がユリの素であり、プレアデスの長女と次女という間柄の関係上、
ルプスレギナと二人だけの時などはよくこうなる。
一人称も「ボク」となり、創造主であるやまいこによく似ている、
とルプスレギナからは思われている。
「ユリ姉はメコン川様の変化バリエーションを知らないからそんなことが言えるんすよ……
ちょっとやんちゃな弟系美少年に上目遣いで見られたら、
ユリ姉もそんなこと言えなくなるっす」
「………………ともかくっ!
ルプーはこれからも獣王メコン川様の側仕えとしてお仕えするんだから、
もっとその立場に責任を持ちなさい、と言っているんだよ?」
「今一瞬考えたっすよね? ……まあ、分かってるっすよ。
こっちに来てからもう何年も経ってるっすからね。
これでもナインズ・オウンゴール獣王連合のナンバー2っすから」
えっへん、と胸を張るルプスレギナ。その姿、そして再会してからの言動を見て、
ユリは僅かに首を傾げる。この妹はこんな性格だったろうか? と。
ルプスレギナの本質は性悪にして冷酷、普段の明るくあけすけな言動も、
演技の一つでしかない真性のサディストであるはずだ。
だが、今見るこの妹はどこか丸くなったような気すらする。
至高の御方と共に暮らした数年は、妹をここまで変えたのだろうか。
「……ルプー、少し丸くなった?」
「へ? あー、意識はそんなしてないっすけどね。
メコン川様がこっちの方が好きかなー、って。
それにまあ、ご寵愛もいただいてるっすからねー。
オンナとしては常に磨かれてるかもしれないっす。
ユリ姉のメロンにはまだまだ及ばないっすけど……あいたっ!
な、殴る事はないじゃないっすか……」
「いきなり変なこと言うからだろう?
まあ、男性の御方に生み出されたプレアデスや女性のシモベは、
御方の嗜好に基づいて作られているから魅力的なのは分かるし、
男女が何年も一つ屋根の下にいればそう言う事もあるだろうけど……
今はやまいこ様だっているんだ、そういう話題は少し控えるようにね?
……そういえばルプー、獣王メコン川様の『真名』を伺ったというのは本当?」
その問いに、ルプスレギナは一瞬はて、と首を傾げるも、
すぐに思い至ったのか表情を引き締める。
『真名』、即ち、至高の御方たちの
「ユリ姉、それは誰から?」
「ルプーたちが合流する直前、やまいこ様とお話しされているのを聞いてね……
盗み聞きする形になってしまったけど……お二人からお許しは戴いたよ」
「んー……ならいいっすかねえ? まあ、本当っすよ。
私は、メコン川様に
でも、メコン川様もまた私達が離れていくのを恐れてたっす。
まあ、私の場合性格もあったんで何するか分からないのが怖かったそうっすけど。
そして、私はメコン川様が、そして至高の御方たちが、
元々は『人』である、と言う事を聞いたっすよ。 メコン川様達は異形種っすけど、
そのお心は人っす。でも、こっちに来て、精神が肉体に引っ張られつつある、
と言う事にも気づかれていたっす。その事もまた、非常に恐れていた」
「……うん、ボクが聞いたのもその話だ。
やまいこ様も、獣王メコン川様も、人の心が薄れていく事を危惧していたよ。
だからこそ、人にはもう戻れないからこそ、人であった証を誰かに残したかったと」
そうして、ユリはあの時聞いたことをルプスレギナに伝える。
やまいこに言われたのだ。こういうことがあった、と言う事を伝えて欲しい。
ルプスレギナにも
それを聞いて、ルプスレギナは穏やかにほほ笑む。
「そうっす。だから、私達だけは、覚えていなければならないっす。
宍戸十兵衛と、山瀬舞子という『人』がここにいたのだと。
それはきっと、私達が御方と共にこちらへ来た理由だと、そう思うっす」
「そうだね……そういえば、その、その時のやまいこ様と獣王メコン川様、
随分と距離が近かったというか、親しかったようなのだけど……
いやでもそうすると、ルプーと関係しているというのはどうなんだろう……?」
「え? 別にいいんじゃないっすか? そうと決まったわけでもないし、
もしそうだとしたら応援するっすよ。正妻は私っすけどねー」
「でも……不義理とかではないかな、こういうのは」
ううむとうなるユリに、ルプスレギナはちっちっち、と指を振り、
「そもそも至高の御方に人の法を適用すること自体が間違いなんすよ。
それにメコン川様は獣王連合の盟主、即ち一国の王っす。
だったら一夫多妻でも問題はないっすよ。もちろんお互いが納得していれば、っすけど」
「そうかな…………そうかも……」
「メコン川様は約束してくださったっす。もう二度と、私を置いていかないって。
それに、私はメコン川様の理想の女性として創造された存在っす。
たとえやまいこさまとお付き合いすることになったとしても……
メコン川様の理想の女であるという事は、決して揺らがないっすよ」
「ルプー……」
えっへん、と胸を叩くルプスレギナ。それを見て、
頼りないと思っていた妹がいつの間にか成長していたと知り、
ユリの胸にどこか寂しさにも似た感情が去来――――――
「それに、メコン川様はああ見えて夜も獣王なんで……
増えてくれた方は個人的には余裕ができるかなー、と思ってるっす」
「ルプーッ!!!!」
しなかった。
その後もやいのやいのと姉妹は語らい続ける。
部屋の外にやまいこがいても、気付かずに。
「聞こえてるんだけどなー……隣の部屋の女の人、起きたりしないと良いけど」
苦笑しながら、人化姿のやまいこは廊下を行く。ちょっと小腹が空いたので、
晩酌がてら厨房からワインとおつまみを失敬してこよう、
と、抜き足差し足で廊下を歩いていた所だったのだ。
おかげで部屋の中で姦しく姉妹の語らいを続けるユリには気づかれなかったようだが、
騒がしくして寝ている女性を起こさなければいいが、とちょっとだけ心配する。
半魔巨人の感覚で聞き取れる程度の漏れ具合なので、大丈夫だとは思うが。
「……まあ、正直ギルメンに会えて嬉しかった、っていうのはあったよね。
ユリやセバス達にはあんまりああいうこと話せなかったし……」
思い出すのは、先程、メコン川と二人きりで話していた時の事。
メコン川に椅子を用意してもらったにも拘らず、その膝の上に飛び乗った。
正直、寂しかったのだ。人恋しかった。同じ悩みを抱えた相手が目の前にいたから。
この世界に来て一年、日ごとに人でなくなっていく自分が恐ろしかった。
半魔巨人として荒ぶるたびに、削れていく人間性が怖かった。
ユリやセバスには話せなかった。話した所で、どうにもできなかったからだ。
彼女らを悩ませて、苦しませるだろう事を話すのは、申し訳なかった。
だからこそ、あそこでそれが噴出してしまった、というのはあるだろう。
「悪い人じゃ、ないんだよなぁ。悪乗りはするけど、
どっちかって言うと慎重派だし、対応も大人だしなぁ」
その上で、
どちらかといえば武人建御雷のような兄貴分のような所もあり、
やまいこ個人としての評価は低くはなかった。
「意識してないって言えば、嘘にはなるんだけどなぁ。
正直、誰かに甘えたい、頼りたいとは、思うんだよね……
でもなー、日本人的感性から言うと、不義理じゃないかなって思うしなぁ……」
―――だったら一夫多妻でも問題はないっすよ。
もちろんお互いが納得していれば、っすけど。
「――――――ぐぬぅ。
……そ、そういうのは後でもできる! 今は小腹を満たしてゆっくり就寝、
メコン川さん達が関わってる一件に協力しなきゃ!」
先程来たルプスレギナの発言がリフレインし、ちょっと揺れる。
半魔巨人としての本能か、そうしたいと思うと、その欲求を抑えることが難しい。
リフレインに呼応するようにもくもくとわいてきた邪念を振り払い、
やまいこはあらためて厨房へと向かった。
「……メコンさん何してんの?」
「え? いや、ちょっとつまむもん探しに……あ、厨房借りてるぜ、
一応セバスには断ったけどよ」
やまいこが厨房に到着すれば、そこには同じ理由できたらしいメコン川が居り、
戸棚を物色して食材を取り出しては火にかけていた。
「……あ、そうだやまいこさん。悩み相談とかってしたことある?
確かリアルだと教師だったよな」
「まあ、あるけど……どうしたの?」
先程まで悶々と考えていた相手を目の前にして、やや平静を装いながらもやまいこは聞き返す。
聞けば、メコン川が聖王国から修行にと連れてきた少女、
ネイアの悩み相談に乗ってほしい、との事。
「まあ、なんか腹に入れれば口も滑ろうってもんだろ?
だから軽ーくつまむもんでも用意しようとな」
「なるほどねぇ……まあいいよ、ボクもちょっと晩酌したかったし。
つまみはメコンさんお願いね、ボクはホットワインを用意するよ。
明日から色々準備あるんでしょ、ボクらも手伝うし……
色々聞かせてよ、聖王国の方の事。あ、一応貸し1つだからね?」
「おう。んじゃまあ、ささっとしあげて食堂行こうぜ」
「はい、えーと……ネイアちゃん。
「あ、あったかいの、どうも……」
「メコンさんが今つまむもの作ってるから、先に始めちゃおうか。
なんか、悩みがあるんだっけ?」
生徒の悩み相談のつもりで語り掛けるやまいこ。
最初はやや緊張・警戒していたネイアも次第に警戒を解き、
ホットワインを口にしながら、ぽつりぽつりと語り始める。
「その、私、聖騎士に憧れてて……でも、腕前では弓の方が得意なんです。
でも、どれだけ訓練しても聖騎士としての力は目覚めなくて。
メコンガワさんには『己の正義を見いだすべきだ』と教えをいただいたんですけど、
その『正義』ってなんだろうな……って。
メコンガワさん達と旅をして、弓使いとしての腕前は確かに上がっているんです。
でも、聖騎士としての力はまだ目覚めなくて……」
「なるほどね……『正義』、か。難しい問題だね」
この世界の人間(ないし、おそらくカンストしていないプレイヤーも)は、
己の経験によって職業を得る。農夫はファーマー、騎士はナイトと言う様に。
ならば、聖騎士の経験とは? それは胸に『正義』を抱いているかどうかだ。
メコン川はそう解釈したらしい。
「正義っていうのはね、たくさんあるんだ。
この国の人間の、他国の人間の、異種族の、その部族にとっての正義。
何が正しいかなんていうのは、結局はその人にしかわからない事なんだ」
でも、と言い置いて、やまいこは続ける。
「正義とはなんだろう? 正しい事。じゃあ正しい事って何だろう?」
「……すいません、よくわからないです……」
「うん、それでいいんだよ。多分、メコンさんも『これが正義だ』
とは断言しなかったんじゃないかな。
だって、メコンさんの言う正義はメコンさんにとってのものだからね。
ボクも正直、よくわからない。でもね、これだけは言えるんだ」
ネイアの隣に座り、その鋭い視線を投げかける瞳を覗き込みながら、やまいこは言う。
「ネイアちゃんは、今までの人生、いろんなことを考えてきたんだと思う。
その中で、何かを諦めたり、妥協したりした事もあると思う。
でもね? そんな中で、絶対に譲れない『何か』はあるはずなんだ。
何を諦めても、どれだけ妥協しても、決して譲れない
それを、正義っていうんじゃないかな」
「決して譲れない……
なんとなく、分かった気がします」
「焦らなくていい。ゆっくり探していけばいいんだ。
私も協力するし、メコンさんだって、ネイアちゃんが悩んでるからって、
ボクに相談に乗ってくれ、って言ってくれたんだしね」
「おーう、腸詰と芋を適当に炒めた奴だが出来たぜ……って、あら、話は終わってる感じ?
そんじゃあ後はこれ食って腹が満ちたら寝ようぜ!
明日は姫さんのとこに顔出しに行って、あとは諸々の準備になる。
特にお前さんは矢も必要だしな、さ、食った食った!」
そこに現れたのはメコン川。
どんとテーブルに置かれたのは、腸詰と芋をぶつ切りにして炒めた、
見るからに男料理といった風の豪快なしろもの。
やまいことメコン川に挟まれ、わいわいと賑やかに、ネイアの夜は過ぎていった。
その胸に、人知れず一筋の光が灯ったことを、今はまだ、本人も知らない。
そんなこんなで13話、
気が付いたらやまいこさんがヒロインに昇格していた件。
ルプーもやまいこさんも好きなのでどっちも魅力的に書きたいな……としてたらこうなってました。後悔はしていない。
なお現状やまいこ→メコン川⇔ルプー、ぐらい。メコン川→やまいこに関しての感情は考えてはあるので後々出せたらいいなあ。
関係の進展もおいおい。
正義云々の所、こういう言い回しは割と好きなので折に触れ使っているような気がする。何か元ネタがあったようななかったような?
遡れる最古の記録が16年ぐらい前のTRPGセッションの自分の発言なので多分それ以前。
ネイアちゃん強化計画進行中。
実はメコン川発案のパワーレベリングと王国に来てからの人間相手の実戦により、今の時点でそこそこレベルが高い。
英雄の領域はまだまだ遠いけど、ぼちぼち20が見えて来たかも……?ぐらい。
村正宗さん、トリアーエズBRT2さん、1F2CAさん、かり揚げさん、比呂由貴さん、誤字報告ありがとうございました。
・おまけ
人化やまいこさんの外見。だいたいこんなかんじです。
【挿絵表示】