BEASTLORD   作:タマヤ与太郎

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なんだかんだで五話目。メコン川さんが事態の収拾を頑張っています。


UA11176、お気に入り405件。本当にありがとうございます!


※9/28追記
レメディオス周りの文章をちょっとマイルドに。


5:交渉の秘訣は出会い頭に殴りつける事

 

 

「何度見ても美しい輝きよなぁ……これで使い捨てでなければ装飾品にでもするのだがなぁ」

 

要塞線にほど近い場所にある亜人軍の天幕群の一つで、魔現人(マーギロス)の老婆がぽつりとつぶやく。

魔現人―――今回の連合軍を立ち上げた張本人、

亜人十傑「氷炎雷」ナスレネ・ベルト・キュールだ。

掲げた水晶の中で、渦を巻くエネルギーが煌めいている。

それだけではただの綺麗な水晶だが、生来魔法に長ける魔現人、その族長であるナスレネは、

この水晶の中に、己でも習得していない、

はるか高位の魔法が封じられていることを理解していた。

 

「第十位階……おとぎ話ですら聞かぬほどの高位魔法。

 それが今わしの手の中にある……

 ああ、これを使えば、あの忌々しい城壁を微塵に砕いてくれよう。

 そうすればもはや我ら魔現人、いやさわしを侮るものなど、

 この丘陵からいなくなろうて」

 

第十位階魔法<隕石落下(メテオフォール)>。

マジックアイテムを鑑定する魔法を用い、どのように使うのか、

どのような効果なのかを探り当てた。

巨大な岩を降らし攻撃するこの魔法でなら、

幾多の襲撃を防いできた人間の城壁をも砕けるだろう。

これを手に入れられたのは本当に僥倖だった。ある日献上されたこれを見た時、

ナスレネは今回の絵図を描いた。古い知人である蛇王(ナーガラージャ)、「七色鱗」ロケシュ。

彼に声をかけて総司令官とし、今まで城壁に歯噛みしてきた者達を糾合し連合を組織する。

「魔爪」「豪王」「白老」「黒鋼」「螺旋槍」。錚々たる面子が揃い、決行の日を待っている。

只戦うだけでも勝てはしようが、念には念を、出来るだけの兵力が城壁に集まったその時を狙い、

この魔法を用いて一網打尽にしてしまおう。

そうすれば、自分の名は並ぶものないほどに高まるだろう。

その後の栄華を夢想していたナスレネであったが、天幕の外からの自分を呼ぶ声で我に返る。

 

「お、おばあ様、よろしいですか?」

 

「なんじゃ、構わんが……ロケシュ殿が呼んでいるのかい?」

 

「いえ、ロケシュ様ではないのですが……その、

 お、お客様がおばあ様と、はは、話がしたいと」

 

天幕の外からは、孫……一月ほど前に、「浜辺で拾った」と

この水晶を献上してきた魔現人の少女の声。

わずかに震えている声は、自分に怯えているのか、

それとも相手に怯えているのか。

 

「……まあいい、入っておいで」

 

不機嫌そうに鼻を鳴らし、入ってくるように促す。

そうして入ってきたのは孫娘と……黒を基調とした服を着た、仮面をかぶった赤い髪の女。

泣き、笑い、怒り、そのすべてをまぜこぜにしたような、不思議な仮面をかぶっている。

知らぬ顔だ。少なくとも、この連合に引き連れてきた者では無い。

その手は孫娘の首にかかっており、明らかに脅されて案内をさせられたのだろうことが伺える。

即座に敵と判断し魔法を放とうとしたナスレネだったが――――――

流れるような動きで仮面を外した女が、金色の瞳でナスレネを睨み、射竦めた。

 

「その手の中の水晶、命が惜しければ渡してもらうっすよ?

 ああ、勿論あんたの命が惜しければ、っすよ。

 この子は傷つけるなとご主人様に言われてるっす」

 

からからと明るく笑う女だったが、次の瞬間、その表情が一変する。

恐ろしくも美しい、その妖艶な微笑に、背筋に氷を差し込まれたような、冷たい威圧感がナスレネを貫く。

 

「――――――それは至高の御方の所有物。拾い物で粋がる程度の小物には分不相応なものなの。

 さあ返してもらうわよ。この子は傷つけるな、とは仰せつかっているけれど、

 あなたの無事(・・・・・・)に関しては、特に何も言われていないのよ」

 

そう言ってその女―――ルプスレギナの口の端が、赤い三日月のように吊り上がった。

 

 

 

「……さて、頃合いかね」

 

メコン川とカルカ・ケラルトとの邂逅から一夜明け

要塞線外縁部、丘陵と直接接している最外縁の城壁の上で、メコン川は目を開いた。

ルプスレギナによる魔封じの水晶の奪還は成功した。その様子を魔法で確認し、

鋸壁の上に飛び乗って腕組みをする。

 

「メコンガワ様、始めるのですか?」

 

横合いから声がかかる。聖王女カルカだ。その周囲にはケラルト、レメディオス、

そしてこの要塞線にいる将官クラスの者達が並び立っていた。

カルカやケラルトの手を借り、メコン川が集めたものだ。

これから起こる事を目の当たりにさせるために。

 

「おう、頃合いだしな。ま、あんたらに死人も怪我人も出ねえよ。安心して見てな。

 まあ、向こうの態度によっちゃあ何人か殺らなきゃいけねえかもしれんが」

 

言うなり、メコン川を中心に10mはあろうかという巨大なドーム状の立体魔法陣が展開する。

青白い光が目まぐるしく形を変え舞い踊る様に、

その場にいた者達の顔には困惑や驚愕の色が浮かぶ。

 

「おい貴様! 何をしようとしている! そもそも、何を見ていろと言うんだ!」

 

真っ先に口を開いたのはレメディオスだ。

側にいた従者、ネイアが止めようとするがそれを引き摺り、食って掛かろうとして、

ケラルトとカルカにより制止される。しかしその手は腰の剣に伸び、

少しでもおかしな真似をすれば叩き切る、という態度を如実に表していた。

 

「うるせえ、気が散るから黙ってろよ騎士団長殿。

 あの亜人の連合軍を俺が平らげてくるって事だよ。

 聖女王さんとケラルトの姉ちゃんには説明したから説明してもらいな。

 あんたにゃ説明するだけ時間の無駄だ」

 

ばっさりと斬って捨てるメコン川。

レメディオス・カストディオ。ケラルトの姉であり、

聖王国に伝わる秘宝の1つ、聖剣サファルリシアの使い手として、

そして聖騎士団団長として、妹ケラルトと共にカルカを支えている。

武においては聖王国に並ぶものなし、とまで言われる猛将なのだが、

その武にステータスを極振りした故の無知さが泣き所の一つ。

 

「ケラルト! どういうことだ!?」

 

「先程メコンガワが言った通りのことですよ、姉様。

 メコンガワと従者の方が連中を退治する様の生き証人となるべく、

 私たちはここに集められたのです。たとえラン・ツー・アン・リン殿のご友人とはいえ、

 流れ者の亜人の言うことなど、 そうでもしなければだれも信用などしないでしょう?」

 

その言葉に、周囲の誰もがざわざわと騒ぎだす。

しかし、カルカとケラルトが動じずにメコン川を見ているのを知り、

そのざわめきも次第に収まってゆく。

 

「ま、仕込みは上々細工は流々、あとは仕上げを御覧じろ、ってな。

 少なくとも、この国の誰も見た事がないようなもんが見れるんだ。

 末代までの自慢になるぜ?」

 

視線を丘陵に向けたまま、メコン川が軽口を叩く。

その間にも、メコン川を取り囲む魔法陣の光は段々と強く、眩しいほどに高まっている。

その背中にかかる声。一歩歩み出たカルカだ。

 

「その、一つだけ、聞いてもよろしいですか?」

 

「構わんぜ、言って見な」

 

「なぜ……この国を、私達を助けてくれるのです? ありがたい事ではありますが……

 それでも、あなたとあの従者の方なら、知らぬふりをして逃げられたはずです」

 

その問いにメコン川は少し考え込み、どこか遠い眼をしながら、口を開く。

 

「ま、主な理由は昨日言ったとおりだがね。あとは港町の連中には世話になったからな。

 俺の故郷に、立つ鳥跡を濁さず、って言葉がある。

 元々この一件が片付いたら旅に出るつもりだったし、懸念事はなくしてからの方が気分がいい。

 あとはまあ……お前さんが、ほんの少しばかり昔のダチに似てた。

 濃い連中に囲まれて苦労してそうな所とか、特にな」

 

そう言って苦笑すると同時、魔法陣の輝きが最高潮に達する。

それを見たメコン川が、手を丘陵の方向へと向け、叫んだ。

 

「さあさあお立合い! 遠くに見えるは亜人の陣幕、 

 それを囲むように溶岩の川が見事できたら御喝采!

 さあ眼ぇかっぽじってしかと見な!」

 

そして発動するは、最高位魔法、第十位階をもしのぐ、超位の魔法。

 

「超位魔法―――<天地改変(ザ・クリエイション)>」

 

 

 

 

 

「遅い! 何をやっているのだあのばばあは!」

 

時間は少し遡る。亜人連合軍の天幕、その中央にあるひと際大きな天幕の中で、

黒い毛皮の獣身四足獣(ゾーオスティア)が怒りも露わに拳を卓に叩きつけていた。

十傑が1人「魔爪」ヴィジャー・ラージャンダラー。近頃「魔爪」の名を父より継いだ若き猛将だ。

彼が怒っているのはこの連合の発起人であるナスレネへだ。

継いだばかりの名が自らにはまだ重いと思っている彼は、武功を求めている。

この聖王国との戦いで大きな手柄を上げ、名を高めようとしていたのだが、

まだ軍が揃わぬという理由で侵攻を先延ばしにされ、いざ開戦、という段になってもなお、

ナスレネがこの天幕へと現れないからだ。

開戦の狼煙であり、要塞線の城壁を破壊するためのマジックアイテムはナスレネが所有している。

彼女が来ない限りは攻めるに攻められず、それが余計に腹立たしさを煽っていた。

 

「またぞろ化粧でもしているのではないだろうな

 化粧などしたところであの皺だらけの体に盛るものなどいるまいに!」

 

「落ち着け、魔爪殿。怒ったところで仕方あるまい」

 

それを押しとどめたのは、上座の最奥に座る、蛇に手足を生やした様な亜人。

虹色に煌めく鱗の上から鎧を着こんだ彼は蛇王(ナーガラージャ)のロケシュ。

この亜人連合軍の総大将であり、亜人十傑の中でも最強と目される男。

そんな彼に諫められ、どうにかヴィジャーも矛を収めるが、

ロケシュもまた、訝しげに入口の方を見ては首を傾げる。

 

「……だが、魔爪殿の言うことも道理だ。

 ナスレネ殿も御歳である、何ぞあったのやもしれぬ。

 誰ぞ、様子を――――――」

 

ずずん。

 

入り口前に待機するものを呼ぼうとしたが、強烈な振動がその場を揺らし、

誰もが膝をつくか、卓にしがみ付いて耐える。

幸い揺れは一度のみですぐに収まったが、それゆえに不可解。

ロケシュが記憶する中、この地で地震が起こった事などはほとんど無い。

ならば何故―――?

 

「ぐ、軍議中失礼いたします! 皆様方、非常事態です!」

 

天幕に駆け込んできたのは1人の山羊人(バフォルク)。よほど急いでいたのか武器を持ったままで、

いくらか落ち着いた後、慌てて武器を地面に落とし跪いた。

 

「どうした? ナスレネが耄碌して先に仕掛けでもしたのか」

 

山羊人の前に歩み出たのは彼よりも一回りは大きい山羊人。

同種の中に埋もれたとしてもひと際目を引く銀色の毛皮、体を彩る黄金の装飾品。

鎧や装飾品は魔法の光を帯びており、全身をマジックアイテムで武装した姿は、

天幕に集った他の十傑に勝るとも劣らぬ存在感を示していた。

「豪王」バザー。常に先陣を切る事で部族のものから褪せぬ信頼を寄せられる山羊人の王だ。

 

「い、いえ……外が、我らの陣の周囲から溶岩が噴き出てきたのです!」

 

その言葉に、さしもの豪王も目が点になった。

溶岩というものは知ってはいたが、それがこの丘陵から噴き出ることなどありえないからだ。

加えて話を聞けば、地響きと共に陣の周囲が溶岩で囲まれ、

現在この陣が孤立してしまっている、との事。

外に出て見れば、確かに陣の周囲を囲うように溶岩の川が出来ている。

それも、身体能力に優れる亜人でも越えられぬような広範囲にわたって。

 

「……人間どもの魔法か何かか?」

 

「いや、俺の魔法だよ、十傑のお歴々」

 

その声は天幕の中から聞こえてきた。全員が振り返れば、

空になった天幕の卓の上に、小さな亜人がいる。

一見して服を着たイタチのように見えるが、見ない種族だ。

服も自分たちや人間達の様式とはずいぶんと違うように見えた。

その亜人は卓の上に座り込み、不敵な顔で自分達を見つめている。

 

「何だ!? 貴様、何者だ!」

 

「―――バザー殿、油断するな。こいつ、今口を開くまで気配も感じ取れなかった。

 今もだ。どれほどの力量なのか、欠片も感じ取れん」

 

呟くのは、ヴィジャーとは別の獣身四足獣。「黒鋼(くろがね)」ムゥアー・プラクシャー。

レンジャー技能を持ち、卓越した暗殺技術で一度狙った獲物は逃がさない腕前。

平時はむっつりと黙り込んでいる寡黙な彼が饒舌に話している。

それだけで歴戦の亜人の王たちは戦闘態勢に入り、殺気を『敵』に向ける。

しかしその殺気を感じているのかいないのか、侵入者は立ち上がりもせず、

ついには頬杖をついて卓の上に寝そべり始めた。

 

「おお、中々鋭いじゃねえの。えーと……黒くねえ獣身四足獣だから……

 『黒鋼』か。そっちの黒いのが『魔爪』、蛇っぽいのは『七色鱗』、

 ひと際ごっつい山羊人が『豪王』か。そっちの白い猿は……

 ああそうだ、『白老』だったか。すまんね、こっちに来てまだ日が浅くてな。

 俺は獣王メコン川ってもんだ。今日はあんたらと取引がしたくてね。

 こいつは土産だ、受け取ってくれ」

 

不遜にも「獣王」と名乗るイタチは不意に生み出した黒い渦に手を突っ込むと、

少し探ってからロケシュに向けて何かを放ってよこす。それは―――

 

「聞いたよ。あんたらがここに来ちまった原因はこいつが拾い物をしたからなんだろ?

 あれは俺の落とし物でね。返してもらうついでに懲らしめといた。礼には及ばんよ」

 

魔現人の女王、ナスレネ・ベルト・キュールの生首(・・)だった。

息を呑む一同を尻目に、「獣王」は気さくに声をかけてくる。

 

「……でだ、あんたらの侵攻計画はこれでおじゃんになったわけだが……

 ああ、俺ばっか話してすまんね、何か質問あるかい?」

 

誰もが黙り込む。目の前のイタチがただものではないと言うことを察したからだ。

しばしの沈黙の後、口を開いたのはロケシュであった。

 

「いくつかある……まず1つ。周囲の溶岩の川、貴殿が生み出したというのは、本当か?」

 

「本当だよ。逃げられちゃあ困るんでね。極寒の吹雪や砂嵐にしても良かったんだが、

 まあこの方が見た目に分かりやすかろ? ああ、安心してくれ、時間が立てば戻るさ」

 

「2つ目だ。かのマジックアイテムに封じられし魔法、第十位階と聞いた。

 あのような魔法、このロケシュ寡聞にして知らぬ。あれは貴殿が込めたものか?」

 

「いんや、古い知り合いに込めてもらったもんさ。ま、俺も同位階の魔法は使えるがね?

 こっちに来た時に落っことしちまってさ、だがまあ、お前らには過ぎたおもちゃだろ」

 

「……ならば、これで最後だ。先程取引といったな。何を望む?」

 

「服従だ。俺に従い、人を襲うことをやめてもらう」

 

「ヒヒッ、イタチ風情がいいよるわ! それは出来ぬ相談よ!」

 

その言葉に真っ先に反応したのは、黄金の装飾品を纏った、白い毛皮の石喰猿(ストーンイーター)

「白老」ハリシャ・アンカーラ。瞬時に喉を膨らませると拳大の石を吐き出す。

それも、宝石の原石の混じった硬度の高いものだ。石喰猿は石を食い、

それを吐き出して攻撃する。

ハリシャの頭には、石で頭を割られ倒れ伏す「獣王」の姿がありありと浮かんだ……が。

 

「うわ、きったねえな」

 

軽い調子の言葉と共に振るわれた片手で軽々と弾かれ、

反撃とばかりに黒い渦から取り出された、ハリシャの頭よりも大きな鉱石の塊を投げつけられ、

顔面を凹ませて倒れ伏すハリシャ。

 

「ああ、そういや石喰猿の上位種は石を食ってそれに応じた能力を使うんだったか?

 その石、あんたにやるよ。血とか鼻水で汚ねえし。……おや、食わねえの?」

 

喰えるはずもない。ハリシャの顔面は陥没しており、呻いているので死んではいないようだが、

とても物を食べられるような状態ではない。そもそも、口に入るサイズではないのだ。

 

「あーあー、顔面凹ませちまったしな、すまねえ。手伝ってやるよ。

 <支配(ドミネイト)>『その石を吞み込め』」

 

「あ……あ……が……っ」

 

「獣王」が魔法を唱えるとうつろな眼つきのハリシャが起き上がり、

先程投げつけられた巨大な鉱石を無理やりに口にねじ込み始めた。

限界まで口を開きはするが当然入らず、それでも呑み込もうとする。

結果、口が裂け、喉に詰まり、それでもねじ込んだので喉が裂け、そして死んだ。

あまりにも凄惨な死に様に、人を襲い、喰らう亜人達と言えど言葉が出ない。

 

「とまあ、従えないなら死んでもらう。一応悪いとは思ってるんだよ。

 俺の落とし物のせいで巻きこんじまってさ。

 けどな、だからってただ追い返すわけにもいかねえ。

 聖王国の奴らには恩があってね。あいつらにも死んでほしくはねえし、

 かといってお前らを皆殺しにしちまうのも筋が通らんだろ?

 だからまあ、できれば従って欲しいわけだ。

 どうしても人間食わなきゃならねえって訳でもないんだろ、お前ら。

 牛でも豚でも、そこは輸入したっていい。これでも聖王女さんには顔が利くんだ。

 まあ、そのための種銭稼ぐ必要はあるが……まあ、いくらか考えはある。

 あんたらを残したのも、きちんと話の通じるやつらだと見込んだからよ」

 

そこで「獣王」は起き上がり、あぐらをかいて一同を見回す。

 

「選択を急いですまねえが、選んでもらうぜ、服従か死か。

 どうだい? 俺のこの話、乗って見ねえか。悪いようにはしねえさ」

 

そう言って、「獣王」は不敵に笑った。

 

 




もうちょっと派手にバトルさせても良かったかな……?
只そうなると文字通りの蹂躙になるので難しい所です。

あと1話か2話くらいで聖王国編が終わりそう……
本来今回で締めのつもりだったんですが、
ネイアちゃんとかカルカ様達三人娘とか、もう少し描写したくなって……
丘陵のその後含めたエピローグ的なものを書いて次章に行きたいと思います。

余談ですがルプーの付けていた仮面はヤルダバオトマスクではなく嫉妬マスクです。

ほすさん、誤字報告ありがとうございました。
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