あの猫はどこへ行く? 作:狸王
処女作でUA10000ありがとうございます
お気に入りも150越えて嬉しい
遅くなりましてすいませぬ…
もう寝坊はしたくないのです
side ハクル
にゃー!目覚めもバッチリ!今日から海賊を狩るには良い調子だにゃ!もうお昼ににゃるけど
プラナはあの後で海軍から町の人に周知されて港や海岸で自由に過ごしてるにゃ。町の人がおっかなびっくりだけど接してくれて、子供たちは喜んで海に入って抱きついたり登ったりしてるようだったにゃ。言い付け通りネコパンチはしてにゃいようだったにゃ。港に近い浅瀬で寝るように言っておいたから夜も大丈夫だったみたいにゃ
「ご飯も食べたし必要にゃ食べ物とか飲み物、捕縛用の縄はこのリュックにいれたから大丈夫!そんにゃわけで海賊探しに行くにゃ。準備が必要かわからにゃいけど準備はいい?プラナ」
「ミャー!」
昨日町を散策してたら海王類の胃袋で出来たリュックをお店で見つけたにゃ。船殺しっていう海蜘蛛の糸で縫われ、陽樹イヴっていう木の葉で染色されて、船喰いっていう巨大な貝の殻皮で全体をコーティングされてるグランドライン後半でもお目にかかれない逸品らしいにゃ
『超頑丈!海に入っても中も外も濡れない!内部の温度がほとんど変わらない!詰めれば元の形より10倍伸びる!伸びて拡張したぶんの温度調整は忘れずに!』
こんな説明があったにゃ。素材になったやつの名前は物騒だけどかなり高機能だにゃ。お値段はかなり高かったけどモブーとかいう弱小の船にあったいくつかの宝箱と交換出来たにゃ
店主さんは売れるとは思ってにゃかったみたいだし船を持っていないボクとしてはこれがお宝だにゃ!店主さんも宝箱の中を見てホクホク顔してたし宝箱の方が高かったとしても良い買い物ができたと思ってるにゃー
「懸しょ…海賊捕まえに出発にゃー!」
「ミャー!」
「とりあえずこの島の近くで探すにゃ」
プラナと島を出たけどとりあえず海賊を見つけるにゃー
「にゃかにゃか見つからにゃいもんにゃんだね海賊…」
「ミー…」(´ΦωΦ)
島を出て2時間ぐらいしたけど全然海賊を見つけられにゃいにゃ…プラナは船より早いし海流なんて無視して泳げるからうろうろしてるにゃ…出会うのは海王類やら獰猛な海獣ばっかりだにゃ
「あの島のエターナルポースはあるから適当に真っ直ぐ進んでみるかにゃ?戻るか進むか凪の帯に入るかのどれかだからにゃ凪の帯に入っても僕がいるから大丈夫だにゃ」
「ミー」
「じゃああっちに向かってゴーにゃ!」
「やっと海賊見つけたにゃー…」
もう日が傾いて夕方ににゃるにゃ!海賊見つけるのも大変だにゃ…手配書で確認するにゃ、えーとあの旗は…あったにゃ!"鋭刺"のティグ…1200万ベリーか
「小物っぽいけど…さて、やりますかにゃ!」
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side 鋭刺のティグ
今日はなんにもなかったな。敵船にも会わず次の島へ航海をしているだけ。もちろん途中グランドライン故の厄介な航路もあったがな。まぁ敵が出りゃこのレイピアで滅多刺しにしてやるだけなんだがな!
前の島で金品は少なかったが食糧は多く略奪できたし次の島までは余裕だろう
だがなんだ…この言い様のない不安感は。船長室で寛いでいるはずなのに全っ然落ち着かねぇ!
万全なはずだ!優秀な航海士がいる!船員も不調はねぇ!食糧もある!なんだ!何に俺は不安を感じてるんだ!
ん?扉がノックされたな…
「船長ー!見張りが前方に海獣らしき影がこっちを見ていたけど見失ったって言ってますー!!」
俺はすぐに船長室を出て甲板に出た
「周囲に警戒しておけぇ!おい見張りぃ!どんな姿だったかわかるかぁ!」
「すんません!三角っぽい耳がある以外良く見えませんでした!」
ちっ…!それじゃどんな海獣かわかないから対策も
ドオォォォォォォン!!
とんでもない衝撃と揺れ、砂煙のような、埃のようなものが俺の船と俺達を襲った
「うおぉぉぉ!?なんだ!何が起きた!?」
こんな海のど真ん中だ!座礁なんてするはずがねぇ!…とは言えねぇな、グランドラインだもんな…だがさっきの揺れは違う!底からきた揺れじゃねぇ…なんかにぶつかったような揺れだ!それにこの視界を塞ぐ煙…埃や木屑だと?
「海獣の攻撃かもしれねぇ!全員衝撃に備えて海の方を警戒しておけぇ!」
くそ!なにもないはずの航海だったのに!ようやく目を開けれたが船員は無事のようだ。見張りはマストから落ちたようだがシュラウドに引っ掛かって無事だった
煙が晴れてきたからとりあえず何が船に起きたのか確認を
「ギリギリこんにちはだにゃ海賊さん♪」
───する前に粉々になった甲板から声をかけられた
なんだ?ガキ?どこからきた?なんで甲板が粉々に砕かれてる?
「着地にちょっと失敗したにゃ。踏み砕いちゃったにゃ~…まぁもうすぐ使われにゃくにゃるから問題にゃいにゃ!
さて海賊の人たち!僕は賞金稼ぎにゃ!おとにゃしく捕まるにゃら怪我させにゃいで海軍に引き渡してやるにゃ。抵抗するにゃら痛い目見てもらうにゃよ?」
いきなり出てきたわけわからんガキが舐めたこと言ってやがる…っ!
「ふざけるな!いきなり攻撃してきやがって!痛い目見るのはてめえだぁ!いくぞ野郎どもぉぉぉぉぉ!」
「「「「「おおぉぉぉぉぉ!!!!」」」」」
いきなり現れて舐めたこと言ったクソガキをブチ殺してやる!
不安感はもうなくなっていた。原因に回避どころか出会って手を出してしまっていたから、とはわからなかった
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「まぁこんにゃもんか」
鋭刺のティグ率いる船は壊滅していた。船にある金目のものをリュックに詰め込んで手配されているティグだけを船の残骸と一緒に縛りつけて沈まないようにしてプラナに乗って引っ張っていく
「初賞金首とお宝っぽいのゲットだにゃ!♪」
「ミャー♪」
他の有象無象は剛掌波で船と心中させました
ハクルは拠点の島へと戻り海軍に受け渡しました。そこで驚いたのは海軍でした
「こいつ捕まえたにゃ!お金ちょーだい!」
「…は?…にゃ?え!?」
「にゃから手配書のこいつにゃ!賞金首にゃ!」
「は、はい!これより確認を急ぎます!」
問題なく賞金を貰えました。
「1200万ベリー!今夜はご馳走を食べられるにゃ!」
これよりハクルの狩りは始まりました。次々と島の周辺の海賊を潰しまくりました。島の回りはグランドラインの入り口付近で高くても3000万弱の海賊ばかりでした。たまに少し遠出したりしましたが戦果は変わりませんでした。いつしかこのあたり一帯が「海賊潰える海域」と言われるようになっていました
「今日はこいつにゃー。また1000万代の雑魚だったにゃ」
「ハクルくん、いつも捕縛の協力助かるよ。まぁ我々の仕事も海賊との戦闘が激減しているんだがね…いや、無辜の民が害されずにいることは良いことなんだけどね」
ハクルはこの支部では知らぬ者はいないほどの常連であり、実力者であることを認識されていた
「それはそうだにゃ。海軍さんの仕事とっちゃってるかもしれにゃいけど人が傷つくのは嫌だにゃ
でもそろそろ遠出して億超えの高額賞金首狙おうと思ってるにゃ。僕の力ならこの海域より高い手配書の奴らを捕まえられるにゃ!このあたりの海賊は僕にとってはぬるま湯にもにゃらないほど弱すぎるからにゃ
遠くに行ってる間、このあたりはお願いするにゃよ?暇を見つけては稽古を申し込んで来たから鍛えてあげたんだから」
賞金首を捕まえて何度か受け渡していると海兵に喧嘩を売られた事があったのです
曰く
「お前のようなガキに捕まえられるわけがない」
「海賊と結託して他の海賊を潰して資金にしてる」
「こいつは獣だ。人じゃない、本性を表せ」
などなど。その度に叩き潰していました。特に3つめを言った奴は首と頭、命に関わる骨以外を砕かれました。海兵から売った喧嘩なのでお咎めなし。むしろ売った方が処されていました
それ以来強者と認められ暇なときは頼まれたら稽古だか組手だか訓練かわからんけど付き合わされました。覇気、六式は使わず素の身体能力で何度か手合わせやら顔合わせしてる間に友好的な関係を築いたのでした
「もちろんさ。この支部のみんなは君にボロクソにされてから変わったからね。あれだけ鍛えられてダメでしたなんて言ってなんていられないさ!俺達は、いや、この支部は強くなった!この海域は任せてもらおう!
そうそう、億超えの賞金首はこの支部じゃなくても支部じゃ換金できないからね。億超えは本部、マリンフォードに行かないと賞金は貰えないよ。でもマリンフォードへのエターナルポースは支部の僕達じゃ渡せない。規則だからね。本部の将校しか外部の者に渡せないんだ。億超えを捕まえて、ここじゃなくても支部に行けば本部に連絡が行き、本部の将校が来て実力を示せばマリンフォードへのエターナルポースを貰えるか、直接案内されるかだと思うよ。ここなら君の実力はわかりきってるけど他は知らないからね」
「ん!周辺の海賊は頼んだにゃ!この島に来て3ヶ月も経ってるから愛着もわくからにゃ!
初耳…億超えの賞金首捕まえてもいろいろ面倒にゃんだね。じゃあ捕まえるためにグランドラインを進む方角を教えて欲しいにゃ」
「大体で良いなら…あっちの方角だね」
海賊を受け取った海兵に大体の方角を聞いたハクル
「そう、あっちがグランドラインの先…雑魚はもう飽きたにゃ。億超えの賞金首、どれだけ強いのか…
にゃは♪
願わくば、僕に刹那のスリルをくれ」
さぁ、世に蔓延る海賊共よ、これより修羅が貴様らを喰らいに参るぞ
感想、評価して貰えたらありがたい
ただ書いてるだけなんで何が良いのか悪いのかわかりませんので