千歳様どうしました?   作:ピー様

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容玦は本を読んでいた。

母さん、この人かっこ良すぎるんだけど。

 

だめだ、なんとかこの男を嫁にせねば。

 

__

 

冗談だ。

 

__

 

容玦がプレゼントを開けた。

 

__

 

「どう?」

 

わざわざイケメン医官に貰ってきた高級栄養食品だぜ。

 

__

 

 

終わった、イケメン医官が牛鞭鹿茸を用意してくれたんだけど。

 

__

 

容玦の顔が暗くなった。

 

__

 

だめだ、なんとか挽回せねば。

 

__

 

容玦の注視下で急いで箱の蓋を閉めた。

 

「ハ、言っても信じてもらえないかもしれないけど。実はこれは……自分で食べようと思って準備してたやつだ。最近若干無力を感じていてな。あの……うっかり間違えて持ってきて……」

 

__

 

私のキラキラアイズを見ろ。

 

絶対信じてくれた。

 

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よし、信じてくれなかった。

 

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はぁ、美人を怒らせたかもしれない。悩む。

 

__

 

権臣になるの難しい。

 

奏摺を処理したくない。

 

__

 

また奏摺の題に上がった。

 

「銭綏たかが宦官の屋敷が豪華極まりなく、男寵三千人を持つ……贅沢三昧でみだれなばかりか、権力を笠に着て人に威張る……」

 

__

 

 

男寵?

 

どこ?

 

ワイの男寵は?

 

__

 

下人たちに聞いた。

 

下人たちは小麦粉を篩にかけるみたいにぶるぶる震えていた。

 

「千歳様、それ、容公子……」

 

__

 

!?

 

美人はまさか私の嫁だったの?

 

__

 

嫁が怒った、どうしよう、悩む。

 

__

 

誰かに聞いてみよう。

 

__

 

皇帝ちゃんのほっぺを揉む。

 

「陛下、うちの嫁を怒らせたっぽいんだけど、どうすればいい?嫁の機嫌を直すのに何か賜ってくれない?」

 

「嫁とはなんですか?」

 

「それは……多分ずっと一緒にいてくれる人のことかな?」

 

__

 

皇帝ちゃんの目が明るくなった。

 

「お義父さんが阿宣の嫁になってくれませんか?」

 

__

 

私:?

 

「多分だめ。」

 

十四歳未満、犯罪だ。

 

__

 

皇帝ちゃんが口を凹ませた。

 

皇帝ちゃんが泣き出した。

 

__

 

助けて、もう泣かないでくれ。

 

私が子供をいじめた変態に見えてしまう。

 

__

 

しまった、なだめても泣き止んでくれない。

 

気絶させてもいいかな?

 

__

 

やっぱやめよう、犯罪だ。

 

__

 

誰か大声で呼んでいた:

 

太傅(たいふ)様──」

 

__

 

皇帝ちゃんはすぐ泣き止んだ。

 

そしてげっぷも出た。

 

__

 

てか、太傅(たいふ)とは皇帝の先生で合ってるよね?

 

なんでこんなに若いの?

 

__

 

わお、また美人だ。

 

クール美人も推せる!

 

好き嫌いは特にないぜ!

 

__

 

皇帝ちゃんは太傅に怒られた。

 

__

 

窮屈な思いをした折れ耳の猫みたい、ハハハハハハハ。

 

ざまぁ。

 

__

 

笑い声がデカすぎたかもしれない、

 

太傅に睨まれた。

 

__

 

 

私に白目を剥いたか?

 

貴様に注意しておくが、

 

見たことないぞ

 

こんなにかっこよく白目を剥ける人。

 

__

 

もういいわ、抜けよう。

 

子供が怒られるところを野次馬するのあんまよくない。

 

__

 

 

なぜ動けない?

 

__

 

スコティッシュフォールドちゃん、

 

言っておくが、私の服の裾を引っ張っても無駄だ。

 

お父さんは君の味方しないぞ。

 

__

 

「太傅、どうか責めないでください。陛下はまだ幼く、先ほどつまずいてお転びになって、痛みを我慢できなかったから泣き喚いたわけです……」

 

フン、いいか、ガキを助けてやろう。

 

泣かせたのは私だったし。

 

__

 

太傅さんクールでかっこいいなー。

 

口角を上げるカーブも完璧だ。

 

「陛下のご容体は大事です。転んだのなら、なぜ医官を呼びませんでした?そこのあなた、太医(たいい)院に(ジャオ)先生を呼んできなさい。」

 

__

 

嘘だろ、これぐらいのことで医官呼ぶの?

 

__

 

ハ、しかも顔馴染みだ。

 

__

 

お手手を振った、

 

イケメン医官久しぶり!

 

__

 

ぴえん、なぜか(ジャオ)先生にスルーされた。

 

__

 

どうした?

 

太傅が私に向けた眼差しはアホを見ているような感じだった。

 

__

 

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