本当は高校生活を描きたかったけど、アニメではここで終わるからね
「ん?何か盛り上がってる?」
バイトが終わりエゾノー校内を歩いていると、何やら騒がしいビニールハウスを見つけた。
また何か食べてるんかな〜
「おぉー、高田と植田じゃん。何してんの?」
「よっバイト終わりか?おつかれさん!今な八軒のお母さんが来ててな。エゾノーの野菜を焼いて食べさせてるんだとさ」
「ほぉ〜、邪魔しようかな」
「来い来い!」
うお〜、あったけ〜
「やっほー、翔馬君」
「やっほー、まゆみさん。また何処からチーズを持ってきたのさ」
「秘密!」
「そっかー」
乙女には秘密が付き物だもんね。
ってあの優しそうな女性が八軒のお母さんかな?
「こんばんは、もしかして勇吾君のお母様ですか?私は勇吾君と同じクラスの一般中学出身の角間翔馬です。いつも、勇吾君にはお世話になっておりまして」
「あら、丁寧にありがとうございます。勇吾の母です。一般中学からってどうしてここに入学したんですか?」
「お恥ずかしながら食べる為に北海道までやってきまして」
「北海道まで…?どこからいらっしゃたんですか?」
「熊本から」
「「「「は!!??」」」」
そういえば、そんなに話した事なかったな〜…高田と植田、そしてまゆみさん位しか話した事なかった気がする。
「お前バカだろ!」
「食欲に全振りしすぎ!」
「お前が真のバカだ」
「引くわ」
「俺は良いと思うぜ」
コイツら自由に言い過ぎだろ。良いだろが、食べる為に頑張ってもええやん!まゆみさんは肩を叩かないでくれます!?
「凄いわね…勇吾の友達としてこれからもよろしくね?この子色々考えすぎちゃう所もあるから」
「えぇ、勿論です。それに見るのは俺だけは無いと思いますし」
「やっぱりそうなの!?」
「お母様も分かります?」
「えぇ!」
八軒のお母さんは面白い人だな。さ、食べに行こう。
皆で騒ぎながら食べ終わり、八軒はお母さんを校門まで送り届けている間に俺達は片付けをする。
「お前まさか九州から来てたんだな」
「まぁね〜、食べる為の全力全開よ」
「変態だな」
「もう少し良い言い方なかった?」
「話すのは良いがさっさと片付けるぞ〜」
「「「は〜い」」」
そういえばそろそろ新年だよな〜…実家に帰ろうか悩むわ。
片付けが終わる頃、八軒が帰って来た。
「おまたせ、皆」
「よう、いや〜…バイト終わりの空いた腹に助かったわ」
「おつかれ…そういえば来年は寮にするのか?」
「俺?下宿にする予定よ。競馬場近くの下宿先があってね。登校は全く問題のない距離だしね。夏はバイクで行けるし」
「バイクあるのは強いよな〜」
「新年は帰るん?」
「絶ッ対に帰らない!」
あらら、顔を見せないとまた親が来ちゃうぞ〜っていうのは黙っておく。
「俺は…」
「私の家に来るんだよね?」
まゆみさんの家か…競馬場にも近いしな…
「あ、お願いしていい?」
「お前…それで付き合ってるないのか?」
「まぁね。」
「そうだぞ〜、八軒。それに八軒に言われたくない!」
「俺もそうだそうだと言ってる」
俺とまゆみさんで八軒を弄る態勢に入る。
「俺は付き合うとかは『今は』無理なんだよ!」
「「ほう」」
俺達の関係も進めないとな〜…
「角間くんよぉ〜」
「うわ出た」
「アオハルか?俺は良いと思うが…周りには気をつけろよ。特に植田」
「なにおう!?お前は嫉妬しねぇのか!?」
「しねぇよ。バカ。素直に祝えや」
「そうだぞ〜祝え祝え」
「野郎3人で高校生活を灰色にするって誓い合った仲じゃねーか!」
「「誓ってねーよ」」
「はっ!やはり、お前のツッコミは健康に良い!」
「はいはい…じゃ、俺達は先に帰って寝るわ。実習あるし」
「うん!じゃあね!また明日!」
まゆみさんと別れ植田と高田と共に走って寮へ向かう
少し大変な学校だが…まぁ〜…悪くは無い。
終わり!