真選組の沖田さん(ドS)と型月の沖田さん(病弱) 作:芋けんび
「カルデアに召喚された桜之進ちゃんがみたい」と、友人から言われたから書いた誰得な回。
本編とは全く関係ないので、頭を空っぽにしてお読みください。
沖田さんのカルデア生活
レフ・ライノール。
カルデア爆破事件の犯人であり、2016年以降の人類史を焼却した張本人。
物腰柔らかな紳士然とした人物だが、それはあくまで仮の姿でしかない。
本姓は悪意と嗜虐性に満ちた外道にして極悪人。人間という存在を徹底して卑下して「ゴミクズ」呼ばわりし、人類史の焼却によってカルデアの外界にいた人類すべてが抹殺されても歯牙にもかけていない。
人類史崩壊の命運はただ一人生き残った唯一のマスター、藤丸立香に委ねられる。
彼は魔術とは縁のない一般人に過ぎない。幾多の苦悩と決断を強いられながら、人類の為にその身を投じる。
藤丸立香は魔術こそ無縁だが、「適合者発見確率ほぼゼロと言われた日本で奇跡的に見つかった驚異の『レイシフト適性100%』」の持ち主でもある。
☆☆☆☆☆☆
「今カルデアではこちらに手を貸してくれるサーヴァントが不足している。一月前に騎士王『アルトリア・ペンドラゴン』の召喚に成功したとはいえ、それでもカルデアにいるサーヴァントが少数な事に変わりはないんだ」
「何が言いたいかわかるよね?」と言わんばかりにこちらに目伏せしてくるダヴィンチちゃんに強烈なまでも圧力を感じた。
失敗は許されない。
先程から麻婆豆腐やらきよひーばっかり出てくるが、これ以上の失敗は許されない。
「それじゃマシュ。準備よろしく」
「了解しました」とロマニに返事を返すと己が手に持つ十字の大盾を触媒に用いて召喚サークルの設置を行った。
大きく息を吸い込みゆっくり吐き出していく。
ーーいける。
「――――告げる。 汝の身は我が下に、我が命運は汝の剣に 聖杯の寄るべに従い、人理の轍より応えよ 汝、星見の言霊を纏う七天 降し、降し、裁きたまえ、天秤の守り手よ―――! 」
赫々たる日輪のような白い光が部屋を満たす。この召喚システムは、人理を破壊することを願望とする危険な英霊は基本的には除外される仕組みとなっている。
「真選組八番隊隊長、沖田桜之進。召喚に応じ推参致しました。主に害なす輩は私が斬り捨てましょう」
「沖、田…さん…?」
姿を現したのは顔が沖田総司と瓜二つの全身黒づくめの中性的な人物だった。
首元には白いマフラーを巻いており、ますます沖田さんっぽさを感じさせる。
「初めましてマスター!あれ?そんなに驚いた顔をして一体どうしたんです?」
君が原因だよ。
これは一体どういうことなんだろう。真選組八番隊隊長って言ってたから沖田さんの血縁関係者なのか?
「あ、ごめんね。君が沖田さんと瓜二つの顔しているから驚いちゃって…」
「あー、なるほど。確かにオリジナルの沖田さんと私って同じ顔してますもんねぇ。これには深ーい事情がありましてですねーー」
「ひょえぇぇぇぇ!?な、何で私と同じ見た目の人がいるんですか!?だ、誰ですか貴女は!」
沖田さんの話をしていたら沖田さんが扉の向こうからタイミングよく現れた。同じ容姿と声をしているだけに非常に混乱するんだけど…。
「あ、オリジナルの私じゃないですか。初めまして!真選組八番隊隊長の沖田桜之進と申します。気軽に沖田さんって呼んでくださいね」
「いやいや!呼んでくださいね、じゃありませんよ!?何でそんなに冷静なんですか!というか、新撰組の八番隊隊長って平助さんじゃありませんでしたっけ?」
「
「ほえ?」
「んん?」
沖田さんと顔を見合わせる。この沖田さんっぽい人は何が言いたいのだろうか?
「私のいる世界にはオリジナルの私の新撰組と同じように、真選組なる治安組織が存在するんです。まぁ、こちらは剣客集団じゃなくてチンピラ集団なんて揶揄されてますけど…」
つまり平行世界には真選組という新撰組に似た組織があって、そこの八番隊隊長をしているのが目の前にいる沖田桜之進って事なのか。
それにしても見分けがつかないくらい顔が似ている。でも、性格はなんというか少し違う気がする。
元の沖田さんも性格は陽気なんだけど、今しがた召喚されたこの沖田さんは、まるでギャグ漫画から飛び出して来たようなコメディ感が漂うオーラを纏っている。
「そんなに驚くことでもないと思いますよ?アルトリア顔なんてもっと沢山いるんですから」
「急なメタ発言はやめてくださいよ!?もう一人の私!」
何かとんでもないことを言ってないかこのサーヴァント。あと、さり気なくこっちの心を読まないで。
「ふむふむ。現界したクラスはアサシンですか。…あれ?セイバーじゃない…?な、なんでですか!?沖田さんと言ったらセイバー!そして全クラスで最優なのもセイバーじゃないですか!」
「よくわかってますね、もう一人の私。そうです、最も強くて優秀なのはセイバー!そして、そのセイバーになれなかったあなたは”敗北者”なんですよ」
「は、敗北者ですと…?取り消しなさい…!今の言葉を…!」
「何で急にコント始めてるの?沖田さん達…」
【真名】
沖田 桜之進
【読み】
おきた ようのしん
【性別】
女性
【身長】
159cm
【体重】
45kg
【CLASS】
アサシン(Assassin)
【属性】
中立・中庸
【隠し属性】
病弱
【ステータス】
筋力:C
敏捷:A+++
幸運:D
耐久:C
魔力:E
宝具:C+
【クラススキル】
気配遮断:B
単独行動:C
【保有スキル】
縮地:A
瞬時に相手との間合いを詰める技術。多くの武術、武道が追い求める歩法の極み。単純な素早さではなく、歩法、体捌き、呼吸、死角など幾多の現象が絡み合って完成する。
最上級であるAランクともなると、もはや次元跳躍であり、技術を超え仙術の範疇との事。
ギャグ補正:EX
別名シリアスブレイカー。いかなる状況においても決して自分のペースを崩さない鋼の意思。彼女が存在する事で、どんなシリアスな出来事も全ては笑いに変わる。
心眼(偽)B
虫の知らせとも言われる、天性の第六感による危険予知能力。視覚妨害への耐性も兼ねる。
【特殊台詞】
「おや?オリジナルの私じゃありませんか。いつ見てもその浅葱色の羽織はかっこいいですね。沖田さんもこんなかっちりした隊服じゃなくて、もっと動きやすいものがよかったです。真夏だと蒸し暑いんですよねぇ…。それはそれとして、オリジナルの私って天才剣士って呼ばれてたんですよね?どっちが本当の天才剣士なのか知りたいので、勝負でもしませんか…って、そーちゃん待ってくださいよ!そんな嫌な顔して逃げなくても!?」(沖田総司所持時)
「土方さーん。頼まれてたマヨネーズ持ってきましたよ。え?そんなものは頼んだ覚えはない?沢庵…ですか?土方さんって沢庵なんて好きでしたっけ?」(土方歳三所持時)
「そんなに目を見開いてどうしたんです?…沖田ちゃんとそっくりでビックリしただけ?なるほど、オリジナルの私と同じ新撰組の斎藤一さんですか。ウチには齋藤終という方ならいますが、斎藤さんはアフロ頭じゃないんですねぇ…。へ?今夜一杯どうだ?ひょっとして、沖田さんナンパされてます?」(斎藤一所持時)
【プロフィール】
ギャグ要素の強い平行世界からやって来た謎の多き天才剣士さん。沖田総司と瓜二つの顔だが、沖田総司であって沖田総司ではないらしい。陽気で人懐っこいが、一度刀を抜けば人斬りの目になるのはオリジナルと同じ。
【宝具】
バズーカの弾を上空に放つ事で、自身の一定範囲内に真選組の隊士を召喚する。各々の隊士は全員が独立したサーヴァントだが、宝具は持たず戦闘能力はピンキリである。
他にも全員がランクE相当の『単独行動』を保有している為、短時間であればマスター不在でも活動可能。
ちなみにこのバズーカは真選組の隊士は全員が所持しており、発動者の心象により召喚される隊士の面子や性格が多少変化する。
例えば土方さんが召喚するとガラの悪い真選組が。近藤さんが召喚するとお堅い真選組として召喚される。
召喚者と仲が悪いと、そもそも召喚に応じない場合もある。
沖田が召喚するとかなりギャグ要素の強い真選組となる。