トゥインクル・シリーズ。

全てのウマ娘の夢であり、憧れであり、目標とされる一大興業である。

レースに出て、活躍し、歓喜の祝福を受けるのはウマ娘なら誰もが夢見る輝きに満ちた世界と言える。
しかしその祝福を受けるのは一位でゴール板を駆け抜けたただ一人だけという厳しい世界でもある。

毎年、トレセン学園は数百人というウマ娘を迎え入れるが、一年でその半分近くが学園を去り、
更に一年後にはもう半分が去っている。

高等部に進学する者も少なく、いるとしても、その頃には、残っているウマ娘は2割いればいい方とされている。

プロとして迎え入れる一方で、傷付き去っていくウマ娘を何百人と見送っているのが現状とされている。

そんな中、中等部一年から高等部三年まで、文字通り大車輪の如き活躍でレースに出続けた一人のウマ娘がいた。

「さあ、出番だ! 行くよ!」

彼女を名を、グランドソレイユと言う。
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