転生したらうちはイズナでした(完)   作:EKAWARI

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ばんははろEKAWARIです。
今回で『転生したらうちはイズナでした』は終了となります、ここまでご覧いただき有り難うございました。


エピローグ『真眼のイズナ』

 

 

 冬が終わり、雪は溶け、やがて草木が萌葱色に染まる頃……木の葉隠れの里に70回目の春が来た。

 

 今日もまた歴代火影を模した四つの顔岩が、並んで里全体を見守っている。

 右から順番に初代火影・千手柱間、二代目火影・うちはイズナ、三代目火影・猿飛ヒルゼン、四代目火影・波風ミナトのものだ。そして其の横に、次の火影の顔岩の為のシートがかけられている。

 ここは火の国、木の葉隠れの里。アカデミー生達は丁度春休みを満喫している時期であり、公園などで遊ぶ子供達の声がそこいらから響く。

 そんな中とある一軒の家の中で、顔馴染みの青年に絵本の朗読をしてもらっている少年が一人。

 少年は子供といえど、本来はまあ読み聞かせをしてもらうようなそんな年でも無いのだが、其の青年とはたまにしか会えないのも手伝い、彼が自分に会いに来た時に思い切って頼んでみたのだ。自分の愛読書を読んで欲しいと。きっとこの機会を逃せば次はないだろうから、まあそういう意味では最後の思い出作りである。

 そんな少年の頼みを「いいぜ」と快く引き受けた青年は、その子供を自分の膝の間に座らせて、聞き取りやすいように滑舌良く臨場感たっぷりに、そこに描かれた物語を語っていく。

 「……そこで彼はこう言ったのです。『この眼は全ての真実を見抜く。この真眼のイズナの目に見破れぬ悪など無し、お前達も年貢の納め時だ、我ら兄弟を敵に回してただで済むと思うな』」

「おー」

 金髪碧眼で、両頬にまるで動物のひげのような三本線が特徴的な10歳ほどの子供は、その台詞を聞いてパチパチと拍手をする。其の青い眼はワクワクと輝いており、いかにも「よっ、待ってました」と言わんばかりの風情だ。

 そんな少年に苦笑しながら、右側の顔面には幾重ものしわのような傷跡をつけ、左側には顔の半分を覆うほどの黒い眼帯をつけた黒髪の青年は、ぱらりぱらりと少年に絵が見やすいようにとゆっくりページをめくりながら、朗読を続けていく。

「……こうして子供達を次々毒牙にかけた悪人共は、『真眼のイズナ』とその兄である『歩く鬼神』によってバッタバッタとなぎ倒され、村には平和が戻ってきたのでした。めでたしめでたし」

 そうやって最後のページまで辿り着くと、金髪の子供はぐーっと伸びをするように両腕を伸ばし、本当に楽しそうな声で言う。

「かー、やっぱ二代目はカッコイイってばよ!!」

「ナルトは本当に二代目の話が好きだなあ。ミナトセンセ拗ねるぞ~」

 そう、黒髪眼帯の青年がからかうように言うと、金髪の少年は焦ったような早口で捲し立てる。

「だって本当にカッケーんだもん、しょうがねーだろォ? 大体オビトだって二代目のこと好きな癖にぃ!」

 そういって、照れくさそうにプイッとそっぽを向いた金髪の少年、彼の名前は波風ナルト。

 四代目火影波風ミナトと、其の妻クシナの間に生まれた一人息子だ。

 そんな彼にオビトと呼ばれた眼帯をつけた青年……彼のフルネームはうちはオビトといい、エリートと呼び声高いうちは一族の一人であり、ナルトの父波風ミナトの弟子の一人であり、そして……二代目火影うちはイズナの実兄だった、『歩く鬼神』うちはマダラの曾孫である。

「まぁ、否定はしねえけど、でもオレ四代目の事だって好きだぜ?」

「う……そりゃオレだって、父ちゃんの事も好きだし……尊敬もしてる……けどさ……でもさでもさ、かっけーもんはしかたねーだろォ!? 悪しきをクジイて弱きを助ける! その目で暴けない悪はナシってやっぱチョーかっこいいってばよ!!」

 と、主張しながらナルトが掲げたのは、先ほどまでオビトが読んでいた絵本『真眼のイズナ』第3巻だ。うちはイズナが火影を引退後、その兄と共に火の国中を巡った世直しの旅を題材にした絵本は、『マダラとイズナ』『うちは兄弟世直し旅』など色々な著者によって書かれてきたが、ナルトのお気に入りは断然『真眼のイズナ』シリーズだった。

 このシリーズの特徴は『この眼は全ての真実を見抜く。この真眼のイズナの目に見破れぬ悪など無し』という決め台詞で、お約束の如く、悪党がその台詞を言われた後、バッタバッタ倒されていくという、爽快な王道勧善懲悪物語に仕立て上げられている。因みにタイトルに兄の姿が一切見られないように、このシリーズでは弟にして元火影であるイズナが完全に主役の物語として描かれており、兄は旅の道連れの番犬みたいなポジションだ。

 まあ、とはいっても、『真眼のイズナ』ほど極端に弟を贔屓して描かれるのは珍しいってだけで、二代目火影であったイズナの兄、マダラの扱いがそういうポジションに描かれること自体は、別段珍しいわけでは無いのだが。

 というのもだ、そもそもアカデミー生高学年以上を対象年齢に書かれた『うちは兄弟世直し旅』シリーズ以外の作品では、基本的にうちはマダラは赤鬼をデフォルメされた姿で書かれており、人間として書かれることは滅多にないからだ。……史実を下敷きにした物語なのに。

 なんでそんなことになったかと言われれば、まあ二代目火影が元から老若男女問わず人気の高い人だったので、彼が主役の話を聞きたがる人が多かったというのもあるが、イズナの兄マダラの異名が『歩く鬼神』だったという事も大きい。

 国によっては言うこと聞かない子供に「我が儘言ってるとマダラが来るよ」という脅し文句があったとかなかったとか、そんな話があるくらい畏れられていた男なのだ、うちはマダラという忍びは。

 そんなわけで『歩く鬼神』というその異名からイメージを膨らませて、大体本で登場するときは鬼をデフォルメされた形で書かれがちだったわけだ。といっても、たとえ作者や出版社が違えど共通のイメージというものはあり、作者によっては黒髪だったり白髪だったりするのだが、大体右目を隠すような髪型のハリネズミのような長髪をした筋骨隆々な大男で、目つきが悪くギラギラ光る赤い目の、紺色の着流しを着た赤鬼姿で描かれている。

 対し、その弟のイズナは木の葉隠れの里に残った顔岩のビジュアルをベースに、凜々しく美しい若武者姿で描かれがちだし、特に、今ナルトが手に持っている『真眼のイズナ』シリーズなんか、男の子ウケ抜群のヒロイックな姿に描かれている。逞しいって感じの見た目ではないが、完全無欠の理想のヒーローって感じだ。白と赤の風に靡いてヒラヒラしている火影マント姿など、実際の旅の時は着ていなかった筈だが、完全に見栄え重視で絵本の中では着せられている。

 ……物語の元ネタとなる旅に出たとき、確かこの兄弟はどちらも齢50を越えていた筈なのだが、方や赤鬼、方や強く美しい若武者とは、全く酷い兄弟格差もあったものである。その辺、その『鬼』の子孫であり実物にもあったことあるオビトとしては苦笑するしかない。

 前途の通り、マダラが人間の姿で描かれている読み物なんて、対象年齢が高めの『うちは兄弟世直し旅』シリーズくらいなので、火の国で育った子供達の中には、うちはマダラは本物の『鬼』だと誤解して、人間と鬼の異種族兄弟だと誤解している子までいるくらいだ。

 大きくなって、歴史を授業で習う頃には其の誤解は訂正されるのだが……しかし。

(あのジジイは赤鬼じゃなくて人間だったけど、まあ結構この鬼のデフォルメのデザイン、本物に似てんだよなあ。特に髪型と目つきとかジジイそっくりだ)

 と、本に書かれた赤鬼を見ながら、オビトがそんなことを思っていると知ったら曾祖父のことだ。もしもこの場にいたらオビトをボコボコにしていたに違いない。まあ、もう死んでいる相手なので心配する意味も無いが。

 そんなことを考えていると、再びキラキラ光る大きな青い眼で、何かを期待するようにナルトが黒髪の青年を見上げている。

「なぁなぁ! オビトは二代目に会ったことあるんだろ? 実際さあ、どんな感じだったんだ? やっぱカックイイ?」

 今にもワクワクと聞こえてきそうな声音だ。そんな弟分として可愛がっている子供の姿に苦笑しながら、思い出を辿りオビトは答えていく。

「いや、会ったことあるって言っても、オレのガキの頃だし、あの人も大分歳だったしなあ……」

 オビトが初めてうちはイズナに会ったのは、オビトが5歳の頃だ。もしかすれば赤子の時に会ったこともあるのかもしれないが、覚えている限りではその時が最初。

 ある日、一緒に暮らしている祖母が『あらあら、お父さん会いに来てくれたの? まぁ、叔父様も?』と言う声が聞こえたので、誰が来たのかと思って玄関に出たら、その絵本にもなった有名なうちはの兄弟2人がそこに立っていたのだ。

『何、お前んとこの砂利がアカデミーに入学したと聞いてな。顔を見てやろうと思っただけだ』

 と蓮っ葉な口調で話していた非常に目つきの悪い老人が、自分の御先祖様だったというわけである。

 そして其の横で『すまないな、相変わらず兄さんは素直じゃ無いんだ』と困ったような慈しむような声でそんな言葉を言っていた老爺こそが、この国で知らぬ者はおらぬ二代目火影『真眼のイズナ』だった。

「あー、でもどんなって言ったら……」

 オビトは思い出す。

 絵本の中の若武者と違って、その人は年相応に皺を重ね、髪は白く、年老いて……それでもシャンと背筋は真っ直ぐ伸びていて、そこにいるだけで清浄な空気が流れていた。

 其の空気に圧倒されるように、初めて見たときオビトは思ったのだ。

「……キレーな人?」

 ボソリ。思わずと言った感じで漏れたオビトの言葉に、ナルトが不思議そうに首を傾げる。

「??? キレー?」

「なんていうかそういう雰囲気? 品がある? 御利益ありそうな感じ? こう一目で見るだけで只者じゃないみたいな?」

「なあ、オビト。何言ってんのか全然わかんねーってばよ……」

 ……だよな。わかんないよな、と自分でナルトに言っておきながらオビトは思った。

 でも思ったのだ。なんだか、空に浮かんだ満月のように綺麗な人だなあと。

 自分でも年寄りの……それも男を形容するには不適切な表現だったと思うが、他にどう答えたらいいのかもわからなかったので仕方が無い。

 そんなことを思っていると、ふと気付いた。

「あ、そうだ……サスケの兄貴に似てるかも」

「イタチのにいちゃんにぃ?」

 オビトはそんなに関わる機会はないのだが、一時期カカシの部下だった同じ一族の少年を思い起こす。

「佇まいとか、纏っている空気とか……あと表情、そういやそっくりだったな、イタチと」

 自分が会ったうちはイズナは60半ばの老人で、イタチはまだ10代の少年だ。故に年齢が違いすぎて今まで考えもしなかったが……よくよく思い出してみると、顔はともかく、ちょっとした仕草や表情などがイタチは二代目火影だったうちはイズナに瓜二つだ。まあ、イタチはイズナほど愛想は良くないが、それでも時々見かける弟のサスケを慈しんでいる時の表情とか、思い出してみると記憶の中のイズナと本気でそっくりである。

(道理で長老衆がイタチを見て『イズナ様の再来だ……』って騒ぐわけだ)

 そんなことをオビトが考えている間に、ナルトのほうでもイタチの姿を思い出す。

 年も5歳離れているし、アカデミー在学時期も被っていないからそこまで関わる機会が多かったわけでは無いのだが、時々サスケを迎えに来たイタチと遭遇することはあったので、ナルトにとって顔見知りではある。

 サスケの兄貴なだけあって顔はサスケそっくりだったので、はじめナルトはこいつもサスケみたいにクールでスカしてんのか? と思ったものだが、弟を迎えに来たイタチはナルトと目が合うと、ナルトの目線に合うようにわざわざ屈んでから『こんにちは、ナルト君だな。いつも弟が世話になっている。うちの弟と仲良くしてくれてありがとう』と微笑ったので、次の瞬間どーせこいつもサスケと同じような感じだろ? と決めつけた事に罰が悪くなったものだ。

 そんな兄とナルトのやりとりを見て、『兄さん! そんな奴に挨拶する必要ないって! 大体別にオレはナルトに世話になってねー!』とか生意気な事言ってたサスケとは大違いである。あとサスケはぜってーブラコン。いかにもオトナって感じで優しそうなお兄さんで、一人っ子のナルトとしてはちょっとサスケが羨ましくなったものだ。まあ、其の直後に自分にはオビトやカカシのにいちゃんがいるからいっかと思い直したのだが……オビトはちょっと、あんまりにいちゃんって感じじゃないけど。

「つまり、やさしそーな人ってこと?」

「うん……うん? まあ、それでいいか。なんかそんな感じだ」

 と、2人揃って似たような表情で適当にうんうん話を結んだ。

 いや、お前達血も繋がっていないのにそっくりだよ、と常々評してたのはオビトの相棒で、彼同様ミナトの直弟子であるはたけカカシだが、ここに彼はいないのでツッコミもまた不在だった。

 

 ガチャリ。

「ただいまー」

 そんな声と共にちょっとだけ疲れたような明るい女性の声が玄関から響いてきて、ナルトはぱっと顔を輝かせるととてとてと玄関に向かう。

「母ちゃん、おかえりー」

「ただいま、ナルト」

 そういって玄関にやってきた息子をハグっと抱きしめた、赤髪が美しい女性、彼女こそがナルトの母親で、四代目火影波風ミナトの妻である波風クシナ……旧姓うずまきクシナである。

 ああ、癒やされるうって顔に書いてるかのようにわかりやすく感情を乗せながら、愛息子をギュウギュウ抱きしめる母親に対し、クシナさんは相変わらずだなと思いながら、苦笑するようにオビトも声をかける。

「お邪魔してます」

「! オビト来てたの? 来てくれたのは嬉しいけど、明日から忙しくなるんだし、うちに来る暇があるんならリンちゃんといなきゃ駄目でしょ」

「いやいや、そのリンに言われたんですってば! 『明日確実に休む為にも今日は夕方まで脱けられないから、オビト、ナルト君に会いに行ってあげなよォ? きっとナルト君、喜ぶよ?』って」

「相変わらず尻に敷かれてるってばね……安心したわ」

「そ、それに四代目にも『ん、オビトも明日から忙しくなるからね、今のうちにしっかり休むんだよ? あ、でもナルくんにも会いにいってくれると嬉しいな。最近、オビト会いに行ってなかったから寂しがってたよ』って言われて、カメラ渡されたし」

「何、オビトに言ってんだよ……父ちゃん」

 ナルトは羞恥のあまり、真っ赤にして俯いていた。

 性質が悪いのは、ナルトがオビトが来なくて寂しかったのは事実って点である。だが、そこは気付かなかったフリをするのが思春期にさしかかろうとしている息子への気遣いってものじゃないのか。

 いや、父親の事は好きなのだが、ナルトは心の中で『父ちゃんのアホー! 天然!』と罵倒した。

 そんな息子と、弟のようにも息子のようにも思っている青年の様子に苦笑してクシナは「そう、それならいいんだけど」と慈しみに満ちた母の顔で微笑む。

「次に休める日が来たら、リンちゃんと2人揃ってうちに来なさいよ。カカシも呼んでお祝いしてあげるから。うんと御馳走、作ってあげるってばね」

「はは、楽しみにシテマス」

 そんな2人のやりとりを見て、身悶え状態から解放された金髪の子供が声をかける。

「オビト、もう帰るのか?」

「ああ、もうすぐ夕方だからな。クシナさんお邪魔しました。じゃあまたな、ナルト」

 そんな風に軽く挨拶をするオビトにナルトは、「オビト!」と名を呼んで、それから緊張と決意を込め、次のように言った。

「オレ、すぐにオビトに追いつくから! んでんで、ぜってー二代目も父ちゃんも、オビトも超すすっげー火影になるから! だから待ってろよな!! 明日の就任式見に行くかんな、トチんなよな!!」

 びっと親指を立てて、ナルトはそう宣言した。

 それに対し、傷だらけの顔にニッと愛嬌のある笑顔を浮かべて、オビトもまたびっと親指を立て返しながら「おう、楽しみにしてる」と返した。

「トチんねーよ、ばーか」

「うっせ、オビトのくせに」

「オビトのくせにってなんだこら! ナルトのくせに!」

「いててて、いひゃいひゃい、ふねんな、はかおひとぉ!」

 ナルトの頬をムニーっとつまみあげるオビトと、つままれるナルトというじゃれ合っているようにしか見えない息子達のやりとりを前に、クシナはほっこりとした気持ちでああ、きっとこの先もこの里は大丈夫だなと思えて、思わず笑った。

 

「お邪魔しました」

 今度こそ波風家を後にして、オビトは自宅に向かう途中その顔岩を見上げる。

 右から2番目に描かれた顔岩……自分の、御先祖様の弟だったというその人。

 亡くなる1年ほど前から肺を患い、床から出られなくなったその人に、曾祖父が忙しいとき代わりに買い物をしたり、祖母に言われて届け物をしたりしてたのは子供の頃のオビトだった。

 亡くなる前は本当に衰えて、碌に握力もなかった弱った手で優しく頭を撫でられて「ありがとう」と、微笑まれたその顔はよく覚えている。

 初めて会ったときと比べものにならないくらい気配が薄弱になっていたけれど、それでもその笑顔は変わらなくて、あの日、初めて会ったときに言われた言葉を思い出す。

『オビト君、君は火影になりたいと聞いた。何故なりたい? どんな火影になりたい? 君は火影をどんな存在だと思っている』

 そしてその人は、オビトの出した答えを聞いて、満足そうに、微笑ったのだ。

 まるでそれが正解だと言うように。

 それはオビトの原風景だ。

 オビトが火影を目指すと口にするとき、リンの言葉の次にこの時のこの人が、オビトの励みになり芯となった。

 

 真眼のイズナの瞳は全ての真を見抜いたという。

 なら、きっとあのときのオビトの言葉は間違っていないのだろうとそう思えたから。

 きっとこの道は間違いじゃない。

 だから、あの人や、歴代火影達が紡いできた想いを、火の意思をこの胸に抱えて。

 明日、うちはオビトは火影と成る。

 

 

 転生したらうちはイズナでした・完。




 連載開始前に、pivivのネタメモに記載してたキャラ紹介再録


 うちはイズナ(元イタチ)

 穢土転生で弟に愛告げて消えた……と思ったら気づいたらイズナに転生してた人。この話の主人公。
 原作マダラに対してボロクソな評価してるしそのことを覆すつもりもないが、自分の兄となった少年期マダラに対して「兄弟の立場は逆だがチャクラの質といいなんだかサスケに似ているな」と思っている。
 口寄せの烏通して柱間とマダラの交流を知り、マダラが弟が安心して暮らせる里作りたいと思っている事や柱間との別離が写輪眼開眼するくらいマダラにとって辛いことだったことを知り、兄マダラを闇堕ちさせない! 柱間との友情途絶えさせない! と決意する。
 イタチとしての人生の最後、1人で出来ると思いこんだのは間違いだった支え合うべきだったのだと後悔しており、同じ間違いは犯さないの精神で協調性を今世では重視している。
 前世は前世、今世は今世と線引きしっかりつけているので、たとえ自分の人格が前世のイタチの延長戦であろうと今の己はイズナであり、うちはイタチは死者だと思っているので大体前世と同じ轍踏まないモットーに生きていく。
 色んな意味でマジ有能な御仁。
 ブラコン属性愛の人なので今世の兄たるマダラのことも当然愛している。
 趣味は相変わらず甘味処巡り。あと昆布握り美味い。
 色々やった結果後の世でついた2つ名は「真眼のイズナ」
 引退後の兄弟2人旅が絵本になっている。


 うちはマダラ

 柱間大好きおじいちゃんでお馴染みのインドラの転生体。
 この世界でも柱間キチの弟ラブである。
 元イタチ現イズナの頑張りの結果光属性マシマシの陽キャな少年期時代の性格の延長線上な性格に育った。
 愛する弟より大事なものなんてあるのか? とか真顔で言い出すヤベエ奴。
 イズナのおかげで特に人望失墜とかも起きてないので里が出来たあとも族長のまま。
 弟第一だが親友の柱間も大好きだし絶望に落ちてないので「仕方ねえなァ」と言いながら初代火影柱間を生来の面倒見の良さ前面に出して支える。弟に対してデレデレかつ柱間に対してツンデレ。
 弟が亡くなった一年後に「イズナや柱間のいねェ世界に興味はねぇ」って亡くなった。大往生。
 弟の手の上でコロコロされているようでそうでもないお兄ちゃん。 
 繊細さと自由人さが同居している。
 子供が死なねえ世の中欲しがってるくせに柱間とドンパチやるの大好きな戦闘狂。
 

 千手柱間
 
 毎度お馴染みアシュラの転生体な初代火影。
 柱間細胞ってなんなんだろうね……柱間マジチート。 
 マダラの存在は天啓!と豪語してやまない。
 マダラのマブダチ。
 マダラの弟ならオレの弟も同然ぞ!! とかマジで思ってたりするオッサン。
 嫁との仲は良好で孫の綱手甘やかしまくっているが、それはそれこれはこれでマダラマダラ言い出すしマダラにダダ甘どーん! マダラもマダラで柱間キチなのである意味噛み合っているのかもしれない。
 


 千手扉間

 元イタチ現イズナと共に里作りにおいて重要人物となる柱間の弟。
 アカデミー創立の立役者でありのちにアカデミーの校長と研究所の所長の二足の草鞋を履くこととなる。
 原作のイズナとはともかく、この世界のイズナ(元イタチ)とは息ピッタリの相棒っぽい関係になる。
 有能その2。
 研究所の次代所長にダンゾウ指名したためこの世界だと根が生まれない。
 研究と次世代育成が趣味。


 うちはオビト
 マダラのひ孫で4代目火影波風ミナトの弟子。
 エピローグ部分の語り部である。


 おまけ:この物語には関係がなかったので書かなかったこの世界の三忍に関する設定。


 加藤綱手

 原作とは経緯と亡くした時期が違うがこの世界でも弟の縄樹を失い、それを切っ掛けに医療忍術の第一人者となっていき、加藤ダンと知り合い彼と恋仲になる。
 大戦が起きた時期が原作と違う為、ダンは失わなかったものの、大戦の2年後ダンは別任務で重傷を負い、一命は取り留めたものの、代わりに下半身不随になり、生殖機能も失った。しかし綱手は「それでもいい! 生きて帰ってきてくれただけでいいんだ……」と25歳の時に加藤ダンと結婚。千手綱手から加藤綱手になった。
 その後綱手は木の葉病院の医院長になり、ダンは車椅子ながら綱手の補助として事務という形で綱手を支えている。子供こそいないが、今も万年ラブラブおしどり夫婦である。尚、この世界の綱手はダンが生きていた為か、血液恐怖症にはなっていない。
  

 自来也

 おそらく原作と一番変更点の少ない人。性格も立ち位置も殆ど変わらずお弟子沢山の毎度おなじみエロ仙人。
 この世界ではオビトの師匠でもある。


 大蛇丸
 
 原作で大蛇丸の両親が死んだ時期って丁度金閣銀閣クーデターの時期前後くらいなわけだが、この世界では金閣銀閣によるクーデター事件からの大戦の発展が起きなかったため、バタフライエフェクト的に大蛇丸の両親も生存、少なくとも大蛇丸が成人するぐらいの時期まで両親は死んでいない。
 そのせいか、原作終盤のサスケの保護者やってた時期の性格に近い感じに成長した。
 木の葉忍術研究所主任。次期研究所所長となるだろうと囁かれているオカマである。

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