“乗っ取られ”の少女、対魔忍世界に迷い込む   作:天木武

2 / 98
Act2 安らかに眠れ、クズ

「な、なあ……。あれ、一体何が起きてるんだ……?」

 

 上原鹿之助(うえはら しかのすけ)に問われても、ふうま小太郎(こたろう)は唸ることしか出来なかった。

 

 彼らは人の身でありながら“魔”に対抗できる忍びの者、対魔忍と呼ばれる存在であった。しかし、小太郎の右目は閉じられたままでふうま一族が持つとされる邪眼に目覚めること無く、落伍者の烙印を押されることとなってしまう。

 それでも彼の指揮能力の素晴らしさに目をつけた対魔忍のリーダー・井河(いがわ)アサギによって独立遊撃隊という特別なポジションを与えられ、その任務でこの場にいた。

 

 ここはヨミハラと呼ばれる、東京の地下約300メートルにある闇の都市。あらゆる犯罪行為が日常茶飯事の無法地帯である。

 しかしそんな特性上、脛に傷を持つ者にとってはこの上ない隠れ場所とも言えた。紆余曲折あってこの街へと身をやつした元対魔忍の女性、井河扇舟(いがわ せんしゅう)の監視と、場合によっては保護が彼らの任務であった。

 

 扇舟はアサギの伯母でありながら、かつてアサギと対立した長老衆に属しており、小太郎の父である弾正(だんじょう)の死の要因を作り出した他、対魔忍の里を襲撃したという過去もある。だが彼女自身も気づかないうちに母親に人間爆弾として捨て駒にされていた事実が発覚し、説得を受けて呆然自失のうちに降伏。その後、情報提供や首謀者の立証等の協力もあり、全ての元凶は長老衆をまとめる彼女の母だとしたアサギの恩赦によって里を追放されるだけで済んでいた。

 

 が、その襲撃の際に親族を失ったものの中にはそんなアサギの判断に納得しない者もいた。

 そんな者たちが、“禁術”に手を染め、自分の命と引き換えに扇舟を殺すために生み出したのが――。

 

「あの仮面の人……。“呪い”とまともに戦ってるぞ……?」

 

 今鹿之助が言った“呪い”と呼ばれる存在だった。

 

 当初は四足三首で毒や酸を撒き散らすの獣、“呪詛の魔獣”であった。その獣の核となっているものを破壊すればこの呪いは収まる。そう判断した小太郎は核の破壊自体には成功していた。

 しかしそこで思わぬ事態が起きた。

 結局、核を破壊したところで“呪い”は消えなかったのだ。

 そして不定形の怪物へと変化して辺りを無差別に襲い始めようとしたところで――。

 

 再び予想外の事態へと遭遇することとなった。少し前までは確かにいなかったはずの、謎の仮面の人物が立っていたのだ。

 しかもあろうことか、“呪い”へと刃を向けたのである。

 

 仮面に隠されているためにはっきりとした性別はわからない。だが叫んだ声は女性のように聞こえた。

 対魔忍、ましてや味方とは思えない。助太刀してくれた、というような状況ではないだろう。おそらく自分も狙われたと気づき、反射的に攻撃に出たのだと彼は予想する。

 

 とはいえ、最初の獣の状態ならまだしも、今の相手は不定形。物理的なダメージを与えられるかすら怪しい上に、元々が毒や酸を撒き散らしていたことを考えると攻撃を受ければ体にどんな影響が出るかもわからない。しかも無数に膨れ上がってまでいる。それにそもそもは核を破壊しない限り不死身とも書物には書かれているほどの存在だ。

 とにかく逃げるように声をかけようとした小太郎だった。……のだが。

 

 戦闘態勢に入った仮面の人物の姿が消えた、と思った次の瞬間。化け物のうちの1体に肉薄して両手の剣を振り抜いていた。

 速い。速度だけなら熟練の対魔忍にすら引けを取らない。いや、もしかしたらそれ以上かもしれないとさえ思える。その動きに小太郎は思わず魅入ってしまい、声をかけるタイミングを逃してしまっていた。

 

『ガアアアアアアアアアアアッ!』

 

 彼が我に返ったのは、その苦悶の声を耳にしたときだった。明らかに“呪い”が苦しんでいる。

 続けざまに距離感を測るジャブのように軽く左の剣が振るわれる。幻か魔力か何かで作り出したのか、無数の刃がそこから飛び散ったかのように見えた。休むこと無く本命、両手の剣が力任せに相手へと叩きつけられる。

 

 それで、“呪い”の一部が消え去った。

 

 不死身なはずの存在を、一部とはいえ消滅させた。その光景に思わず小太郎は左目を見開く。

 

 しかしそれもあくまで一部に過ぎない。無数の黒い塊は邪魔者を消し去ろうと謎の乱入者に群がる。

 にも関わらず、なおも仮面の人物は引こうとはしない。迫り来る敵めがけ、両手の剣を振るい続ける。

 挟み込むような斬撃、目にも止まらぬ連続攻撃、周囲を薙ぎ払う回転攻撃……。

 対魔忍の剣の流派ではない、と小太郎は思っていた。もっと荒々しい、一見めちゃくちゃにすら見える攻撃に特化したような剣術。これと比較したら対魔忍の流派の剣は上品な部類に入るだろう、とさえ思えるほどだ。

 

 さらには時折、突進後の初撃で見たような無数の刃が彼女の周囲に生み出されて近づく“呪い”を切り裂いて動きを止めてもいる。他にも赤と青の球体が旋回し、円形状に波動がほとばしり、彼女の足元からは火柱が上がり、頭上から無数の炎の塊と氷の槍が降り出していた。

 その上忍法か特殊な魔法か何かだろうか、刃が渦巻く球体2つと獅子のような四足獣まで攻撃に加わっている。

 

 もはや常識では測れない。対魔忍も大概人間離れをした者たちが多くいるし、人間以外でも鬼族やサイボーグ、さらには魔界の怪物など様々な規格外の存在を見てきた小太郎でさえ異常と思える光景だった。

 

「ふうま、なんだよあれ!? もしかして攻撃通ってるのか!? それにしても魔法!? 召喚獣!? とにかく攻撃が通じるなら俺たちも加勢に……」

「いや、それは……」

「……やめたほうが……いいと思うよ、鹿之助ちゃん」

 

 小太郎の言葉の先を続けたのは独立遊撃隊の1人でもある相州蛇子(あいしゅう へびこ)だった。

 彼女は獣遁(じゅうとん)の術の使い手。体に獣の力を宿す忍法の持ち主である。その名前から蛇に獣化すると思われがちだが、タコ化が彼女の能力である。

 しかしタコだからと侮ってはいけない。足をタコ化することで得られる人間の筋力を遥かに超える跳躍力、タコ足を手のようにして扱う小太刀四刀流、視界を塞ぐと同時に強烈な臭いを付着させるタコ墨、そしてタコ足を切断しても再び生えてくるほどのタコ特有の再生能力を持っているのだ。

 

 そんな再生能力を持ってしても、“呪い”に傷つけられた彼女のタコ足は再生していなかった。傷口が黒い膿のようになり、再生が始まらない。それを見た鹿之助が「ヒイッ!」と悲鳴のような声を上げた。

 

「へ、蛇子……お前それ……」

「……あいつの攻撃のせいか」

 

 苦しげな表情のまま、蛇子は小太郎の言葉にコクリと頷く。

 

「再生力があると言ってもこれだから……こんなのがヨミハラの街に溢れたら大変なことになると思う。それにこれ……なんていうか体の力をごっそり奪われる感じがするというか……ものすごく気持ち悪い……」

 

 小太郎は今も戦う仮面の人物の方を見る。

 確かにまだ戦ってはいる。しかし四方八方から襲いかかられている状況だ、再生力に優れる蛇子でさえこの有様なのだから、体がもたない可能性の方が高いのではないだろうか。

 

「……方法なら、あるわ」

 

 これまでずっと黙っていた扇舟が不意に口を開く。

 しかし、どこか覚悟を決めているようだと小太郎は感じていた。アサギの伯母だというのにその年を感じさせない、美魔女ともいうべき美貌の顔に陰りがある。癖であろう長い髪をかきあげる動作もどこが自虐的に見えた。

 

「戦っているあの人も、あなたたちも、この街の住人も助かる方法が」

「あるんですか!? そんな方法!?」

 

 反射的に鹿之助がその発言に飛びついた。が、一方で小太郎はやはりか、と苦い表情を浮かべたままである。

 

「……ふうま小太郎、あなたならわかってるはずよ。だから、あなたの忍者刀を貸してくれない?」

「それはできません」

 

 彼は即答する。

 

「あなたはさっき『戦っているあの人も、あなたたちも、この街の住人も助かる方法』と言いました。……1人、欠けています」

「え……? あっ……!」

 

 鹿之助がようやく気づいたらしい。

 

「あの“呪い”は私を呪い殺すために生み出された存在。なら、この場で私が命を断てばすべてが終わる……」

「それは認められません」

 

 再びの即答だった。

 

「確かにあなたは俺の親父の仇です。だけど、改めて言いますが俺はあなたを護りたい。……せっかくあなたは贖罪のために生きる道を選んだんだ。そして、俺もそれを見届けたいと思った。だから、自ら命を絶つなんて、以ての外です。」

「でも他に何かいい案があって?」

「それは……」

 

 今現在、彼らが襲われていないのは突然の乱入者が“呪い”を引き付けているから。あるいは、あえて扇舟以外の人を襲ってその苦しむ様を当人に見せつけ、良心の呵責に耐えきれなくさせて自害させようとしているという可能性もある。

 いずれにせよ完全な他力本願、しかもイレギュラーの存在に頼っているということは事実だ。「核を破壊さえすればいい」という考えまでしか至らなかったのは明らかに自分の落ち度であることも小太郎は自覚している。

 

 その上で、現時点では妙案も何もない、ということも。

 

 いくらアサギが許したとは言え、扇舟は対魔忍にとって同胞殺しとも言える存在。故に今回の任務は心から信頼できるいつものメンバーである鹿之助と蛇子という最小限の人員だけで行うことは早い段階から心に決めていた。

 魔獣の核を見つけて破壊する。それだけならこのメンバーと、かつては近接戦闘術の達人といわれた扇舟もいれば十分と踏んだ。

 

 しかしそれ以上の最悪の事態、今目の前で起こっているようなことを想定していなかったのは事実だ。

 蛇子の忍法は多少荒事にも対応できるとはいえ、鹿之助は僅かに電気を発生させられる程度の電遁(でんとん)の術。お世辞にも強力な忍法とはいえないが、使い方次第で効果を発揮できることはこれまでの独立遊撃隊の戦いの中で何度も証明されている。

 とはいえ、やはり真っ向切ってのぶつかり合いではあまりにも分が悪すぎる術だ。そして何より、小太郎本人至っては忍法が無いというのが現状である。結果的に、こういう作戦も何もあったものじゃない状況になってしまった場合には不向きなメンバーというしかない。

 

(やっぱりもっと強力な……荒事向きの忍法を持ってる奴にも声をかけるべきだったか……?)

 

 候補はいくらでも思いつく。それでも秘密裏に勧めることと最小限のメンバーで行うことを優先しすぎてしまったかもしれない。

 だが後悔先に立たずだ。手詰まりにも近いこの状況、扇舟の自害などという結末を迎えること無く打破するにはどうすればいいのか。

 

「……ふうま。今現在お前にもいい案がないのかもしれないことはわかってる。だけど……それがなくても、もしかしたら、もしかするかもしれないぞ」

 

 そんな悩める小太郎の耳に届いたのは、どこか希望の色を秘めた鹿之助の声だった。

 彼の視線の先へと小太郎も目を移し、彼は驚愕した。

 

「すごすぎるぜ、あの人……。メチャクチャすぎて何やってるんだか全然わからないけど……。“呪い”の数が明らかに……」

「減ってる……」

 

 そう。黒い塊か壁としか言いようのなかった化け物の数が目に見えて減っていたのだ。

 

 

 

---

 

 問題ない。

 

 ここはどこだかわからないし、自分が知っている世界ではないかもしれない。だが、普段と変わりなく戦えている。だから問題ない。

 確かに敵の数は多い。だが、ケアンでもコルヴァンでもシャッタードレルムでも、このぐらいの数の敵は何度も相手にしてきた。だから問題ない。

 おそらくダメージは酸と毒によるものだろう。だが、酸であろうと毒であろうと、今の装備で身を固めたこの体には十分な耐性(レジスト)が備わっている。だから問題ない。

 それでも敵の攻撃が耐性で対処しきれないほど厳しいのは事実だ。だが、敵を斬りつければ少し体に力が戻る感覚(ヘルス変換)を確かに感じる。剣を振るう腕を止めない限り死にはしない。だから問題ない。

 自分の体力の残りが安全なラインを下回ると自動で守ってくれる防御魔法(ブラストシールド)が頻繁に発動しているのがわかる。だが、この頻度なら再発動までに死に直面しないということの裏返しでもある。だから問題ない。

 

 そう、何も問題はない。

 

 仮面の少女は、不気味な不定形の化け物に己の体を蝕まれ、激痛とも虚脱感とも言えない感覚に襲われつつも冷静にそう判断し、剣を振り続けた。その度に化け物が不快な声を上げ、切り裂かれ、そして消えていく。

 手当たり次第、もしくは片っ端から、というのはこのような光景を言うのだろう。

 

 あるいは、こういった言葉で言い表されるのかもしれない。

 

 ハック(hack)アンド(and)スラッシュ(slash)

 

 黒い濁流となって飲み込もうとする数の暴力に対抗する、磨き上げられた個の純粋な暴力。ひたすらに得意の剣技で斬りつけ、魔法とも見える持ち前の技を行使し、ケアンの星々から授かった天界の力を叩き込む。

 

 おそらくこいつはたまたま自分を狙っただけだ。それはわかる。もしかしたらさっき見た人間の中に本命の相手がいるのかもしれない。

 しかしそんなことは関係ない。殺意を向けて襲ってきた以上は自分にとっても敵だ。

 

 だから殺す。

 

『呪……呪呪呪……』

 

 そして2体の精霊(ブレイドスピリット)1匹のペット(ネメシス)と共に暴れ続けた結果、気づけば異様な化け物の数はほとんどが消滅していた。

 

『ワレラガ“恨み”……イガワ……センシュウ……』

 

 人違いだ。しかし敵意、いや殺意を持って最後まで襲ってきたからには落とし前はつけさせてもらう。

 

 少女は残った最後の化け物めがけ、渾身の力で両手の剣を振り下ろした。

 処刑執行(エクセキューション)。握りしめた右手の氷の剣(ネックス)左手の炎の剣(オルタス)に斬り裂かれ、化け物は完全に消え去った。

 

「安らかに眠れ、クズ」

 

 脅威は完全に去ったことを改めて確認しつつも、あれだけの数を倒しても()()()()()()()()()かと彼女はひとつため息をこぼした。

 それから最初に目にした4人の方へと向き直る。

 

 やはり敵意は感じない。あるのは困惑、さらに今度は怖れといった感情か。

 いずれにせよ話ぐらいはしてもらえるだろう。ようやく自分が置かれた状況が理解できるかもしれないと足を進めようとした彼女だったが――。

 

 ぐらり、と視界が歪む。

 こんなことは珍しい。だが、もしかしたら今の戦闘で予想以上に消耗してしまったのかもしれない。

 そんなことを考えているうちに、彼女の意識は闇へと沈んでいった。

 

 

 

---

 

「ふうま!」

 

 鹿之助に名を呼ばれるより早く、小太郎は倒れた仮面の人物の元へと駆け出していた。

 再生能力に優れる蛇子でさえ苦しむほどの攻撃だ。一刻も早くダメージの具合を把握して治療する必要がある。

 

 うつ伏せに倒れ込んだその人物を抱えあげようとして、思ったより軽いことに気づいた。そういえば、と声のことを思い出す。それから顔と頭を覆っていた仮面とフードを外したところで、少し前の感覚は間違っていなかったと確信した。

 

「どうなんだその人!? って……もしかして……!」

「ああ……。最初に叫んだ声を聞いた時からもしかしたらって思ってたんだが……。やっぱ女の子だ」

 

 目は閉じられたままだから正確な判断は難しいが、年は自分と変わらないぐらいか、と小太郎は思う。黒い髪は肩口に掛からない程度に無造作に切り揃えられ、おおよそお洒落というものからは程遠い。

 顔色はやや白いように感じられたが、蒼白というほどひどくはなく、元々このぐらいなのかもしれない。呼吸も一応は安定している。蛇子が受けた傷が傷だけに楽観視は出来ないし、見えない部分にダメージを受けている可能性もあったが、ひとまず今すぐ命の危機に関わるような状況ではなさそうだ。

 

「嘘!? 女の子だったの!?」

 

 と、少し遅れてやってきた蛇子が驚いた声を上げた。見れば扇舟も来ている。

 

「蛇子、傷の方は……」

「大丈夫。“呪い”の数が減ってきた辺りから少しずつ楽になってきた感じがあったんだけど、消えた後は普通に再生が始まってくれたみたい。気持ち悪かったのもようやく消えてくれたから、多分もう平気。……それより女の子となると……」

「傷の具合とかの確認は私たちが見たほうがいいかもね。特に私にとって……彼女は命の恩人なんだから」

 

 命の恩人。確かにそうだろう。

 

(結局……この子がいなきゃ俺は何も出来ないまま終わってた。もしかしたら扇舟さんだって死なせてたかもしれなかったわけだ)

 

 軽い自己嫌悪に陥る小太郎。しかし今はそうしている場合ではない。彼女を休ませる場所が必要だ。この街の協力者に会わなくてはならない。

 

「じゃあこの子のことは蛇子と扇舟さん、お願いします。鹿之助、俺たちは彼女を休ませることができる場所を確保しに行くぞ」

「そんな場所この街じゃ……。ああ! あそこがあったか! こんな時あの人なら頼りになるし。よっしゃ、俺たちはちょっと行ってきます!」

 

 

 

 こうして、本来この日命を落とすはずだった人間は、命を繋ぐこととなった。

 同時に――本来この世界に存在しないはずの人間の、この世界での物語が始まるのだった。




デュアルクラスシステム

2つのマスタリーを合わせて1つのクラスとするシステム。
マスタリーはベース版でソルジャー、デモリッショニスト、オカルティスト、ナイトブレイド、アルカニスト、シャーマンの6種類と、その後のDLC(Ash of Malmouth、通称AoM)でインクィジター、ネクロマンサーが、さらにその後のDLC(Forgotten Gods、通称FG)でオースキーパーが追加されて合計9種類存在する。
ここから2つを組み合わせるので、クラスだけで実に36種類にも及ぶ。
マスタリーは1度選ぶと変更不可なため、色んなクラスを試したいという場合は新規キャラがどんどん増えていく。こうして時間もどんどん食われる。
以前は組み合わせによってはシナジーがかなり薄い組み合わせもあったりしたのだが、そのクラス向けの装備や属性変換装備の充実に伴い、現在は基本的にどのクラスでも(相当趣味に走ったり得意属性を無視したりしなければ)十分に戦闘可能。
最強クラスが何か、という質問に対しての答えは出ないのだが、雑に強いという点ではソルジャーとオースキーパーを組み合わせて報復ダメージ(簡単に言えば攻撃を受けた時の反撃)に特化したウォーロードが作りやすさも含めて頭ひとつ抜けているとはよく言われている。
これは攻撃を受けることが前提のディフェンスビルドのために元々守備が非常に硬いのだが、「本来反撃時に与える報復ダメージを普通に攻撃ダメージとして追加できる」というインチキぶん殴りシステムがFGで追加されたことで、下手なオフェンスビルドも真っ青の火力まで出せるようになってしまっているのが主な原因として考えられる。
何度か弱体化の調整は入ったものの、V1.1.9.6現在でも普通に雑に強く、エンドコンテンツでありトレハンにもってこいのシャッタードレルムの周回をぼっ立ちしたままぶん殴ってるだけで回れてしまうレベル。
でもアルケインのバフ消しだけは勘弁な!



シャッタードレルム

本編中に述べた通りの「もう1つの現実」。早い話がとにかく敵を倒しまくるエンドコンテンツ。通称SR。
4チャンクで1シャードの編成となっており、4チャンク目はボス部屋になる。
以前はボス部屋が非常に狭かったために数体同時に相手にしなければならない状況になることが多く、並のビルドではあっさり墓が立ったりしたのだが、バージョンアップで部屋が広くなってタイマンが可能になりクリアできるビルドが増えた。
ウェイストーンで始められる最下層である75-76をクリアして報酬をもらうのがトレハン効率がいいと言われており、ここを安定してクリアできるビルドを目標とする人も多いと思われる。
自分の腕だと早いと大体10分前後、かかって15分程度といった感じなのだが、中にはカリカリにチューンしたビルドでタイムアタックして5分台とか叩き出してる猛者もいる。
突然変異というステータス変化や、ボスの組み合わせなどでタイムも難易度もかなり変動し、特に敵ヘルスが大幅に増える変異や、自分の得意属性に対するレジストの変異辺りの影響は大きい。
というかマッドクイーンとガルガボルはお願いだから出禁にしてください。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。