“乗っ取られ”の少女、対魔忍世界に迷い込む   作:天木武

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Act41 ある意味で、最強の対魔忍はバイトに負けたわけだよね?

「最後、何が起こったのか説明して頂戴。わけもわからず負けました、は流石に悔しすぎるし反省のしようもないから」

 

 模擬戦は無事終了。今は両チームのメンバーと監督役だったアサギ等3人、そして見学していた凜子とケイリーと孤路も様子を見る形で、誰が言い出したでもなく反省会が始まっていた。

 

 最初に切り出したのはアスカだった。

 タバサが戻ってきて閃光を浴びたと思ったらよくわからないうちに敗北を喫したのだ、どうしても理由を知りたいといったところだろう。

 

「俺がタバサが来たことを告げた時、お前も俺の視線を追って俺から目を切っただろ。その瞬間にタバサと、あと状況が変わったことを知れば鹿之助も俺の指示を確認するだろうと思ってハンドサインを出したんだよ。『最初に斬り合ってから3秒後に連携攻撃』ってな」

「連携攻撃……?」

「あ、もしかして私が食らったアレ? すっごい強烈なスタンガンを受けたみたいになって体が麻痺しちゃうやつ」

 

 小太郎とアスカの会話に割り込んできたのはきららだった。

 

「そう、多分それ! なんか鹿之助が使ったみたいだけど……いつの間にあんなの使えるようになったのよ」

「タバサが電撃まきびしを作り出す能力を持ってて、そこにふうまが目をつけて、俺のスパークでスタン効果を増幅させてるんだ。名付けてスタニングスパーク!」

「やっぱりタバサの能力も関係したのか。ってか電撃まきびしやら火炎瓶やら閃光弾やら……。そんなものをポンと作り出せるなんてやっぱとんでもないわ」

 

 思わずアスカがため息をこぼす。それから、今は仮面を取ったタバサを真正面から見据えた。

 頭装備をつけているかいないかで印象が全く違う。童顔気味でかわいげのある、くりっとした印象的な目に騙されそうになるが、今目の前にいる相手にやられたのだとアスカは自分に言い聞かせる。その上で質問を重ねた。

 

「で、あんた閃光で自分ごとまとめて巻き込んだわよね? あれって……」

「アスカに余計な注意を払わせないため。私だけ影響を受けないようにってすると、何かを勘付かれる可能性があったから、たとえ自分を巻き込む形になっても最小限の動きで発動するように使った。あとはスタンジャックスをばら撒いてそこから離脱すればいいだけだったし」

 

 さらっとそう言ったタバサに対し、アスカは思わず言葉を失っていた。

 

(つまり鹿之助が撃ってくるってことも、そのタイミングも、全部仲間を信頼した上での行動だった、ってことか。……この子のことは話でしか聞いてないけど、今まで全く集団戦の経験がなくて、この1ヶ月間集団戦の訓練をしたからその総仕上げとしてこの模擬戦をやったって話だったはず。……元々のぶっ飛んだ能力に目を奪われがちだけど、恐るべき吸収力と適応力を持ってる。そして何より……)

 

 チラリ、とアスカは一瞬小太郎の方を見た。今の彼はきららと何やら話し込んでいるようだった。

 

(その秘めたるポテンシャルを引き出したふうまの手腕はさすが、ってところか……)

 

 と、ゆきかぜが肘で小突いてくるのがわかった。指で耳を寄せるようにジェスチャーを見せている。

 

「……何?」

「今ふうまのこと考えてたでしょ?」

 

 ドキッとしたアスカは思わず声量を上げそうになりつつも、ゆきかぜに小声で応じた。

 

「べ、別にそんなんじゃ……! ただ、タバサの能力をうまく引き出したなって思っただけ!」

「うん、まあ……。私もそれは思った」

 

 てっきりからかわれるかと思ったアスカだったが、ゆきかぜは真面目な様子でそう答えて、先を続ける。

 

「突拍子もない能力にふうまの指揮……。そして、それを応用してあの子は対人戦での駆け引きの方法まで吸収した。……今回は模擬戦だからいいけど、もし本当に戦う時が来てしまったらって思うと……ゾッとするわ」

「……確かに。しかもこの後はヨミハラに行きたがってるんだっけ? ここのお偉いさんはそれを認めてるんだろうけど、五車の監視下から外れていいわけ? これだけの力を持った存在が野に放たれるのって結構危険なようにも思えるんだけど……」

 

 ヒソヒソと話すゆきかぜとアスカだったが、気に留める人はほぼいない。相変わらずきららが小太郎と、さらにはアサギまでもが入って指揮がどうのという話で向こう側が盛り上がっているからだ。

 が、その「ほぼいない」の例外にあたる人物。今まさに2人の間で話題に上がったタバサ当人が、会話に割って入ってきた。

 

「私のことをよく狂戦士とか戦闘狂みたいに言う人がいるのはわかる。戦闘中の私の戦い方から言われるのはまあしょうがないとしても、普段は闇雲に剣を振ってるつもりはない」

 

 今までの会話を全部聞かれていたかもしれないと、ゆきかぜとアスカが固まる。だがタバサは気にした様子もなしに続けた。

 

「確かにケアンにいた時は常に心が苛立ち続けてるような状態で、戦っている間だけ不思議と抑えられたし、クズばかりで斬る相手にも困らなかったからひたすら殺し続けてたけど……。この世界に来てからは心が落ち着いているからそんな衝動も起きなくなった。敵意や殺意を向けてくる相手に対して反応はしてしまうけど、それもライブラリーとの訓練で抑えが効くようになったし。それにその相手から向けられた感情の本質と相手の力量を見極めることで、剣を振るうべきかそうしなくても済む程度の相手か、そういうことを考える余裕も出てきた」

 

 そこまで言うと、タバサも先程のアスカ同様、小太郎の方へチラリと視線を移す。

 

「あとは……異世界人で名もなかった私に名前と、この世界での生き方を教えてくれた恩人であるふうまに害を及ぼす存在かどうか。ふうまにとっての敵や邪魔者なら、容赦なく殺すつもりでいる」

「……それってさ。もしかしてあんた、ふうまのこと……」

「あ、えっとね、アスカ。それなんだけど……。タバサは恋って感情はわからないらしいの。だから多分大切な友達とか、さっき言った通りの恩人とか、そういう感覚なんだと思う」

「ん。それで合ってる」

 

 ゆきかぜに説明され、「そっかぁ……」とどこか安心したようにため息をこぼすアスカ。

 タバサは気にかけた様子もなく、「ああ、それから……」とさらに口を開いた。

 

「少し前に『仁義』って言葉を知った。私なりの解釈だから正しくないのかもしれないけど、おそらく私の仁義は、そのふうまの枠を拡大したもの……私にとっていなくなったら嫌だって思える人の力になったり助けたりしたいってものじゃないかなって。今ゆきかぜが言った大切な人、例えば恩人とか友達とか、そういう人たちかな。そんな人たちを(おびや)かす存在が現れた時はやっぱり戦うつもりでいる」

 

 思わずゆきかぜとアスカの2人が感嘆したように互いに視線を合わせていた。

 

「他にも傲慢な態度を取ってきてこっちを見下してくるようなムカつく奴も斬りたくはなるけど……。まあ大体そんな感じ。だから無意味に戦うつもりはない」

「……なるほどね。初めて会って稲毛屋でアイス奢ってあげたときから悪い子じゃ無さそうっては思ってて、この間のパジャマパーティの時に改めてそれは思った。でも、タバサってあんまり話す方じゃないから何を考えてるんだろうなって思うことはあったんだけど……。ちゃんと自分の意思があるのね。少し安心した」

「私も考えを改める。……というか、報告してきたケイリーがあんたのことを『ヤバい』とか『怖い』とかしか言わないんだもの、参考にならないわよ」

「あー……。ケイリーはしょうがない。嫌われていなさそうとはいえ、なんか私と距離置かれてるのは感じてたし。多分凜子が色々言ったのが悪い」

 

 タバサのその言葉に思わず2人が吹き出した、のだが。

 

「おいおい、全く人聞きが悪いことを言うんじゃない」

 

 その凜子当人がケイリーと孤路を連れて話に参加してきた。

 

「あ、いや私たちは別に凜子先輩のことを悪く言ったりはしてないですよ」

 

 慌ててゆきかぜが言い繕う。一方で凜子もそれを問い詰めるつもりはないと言いたげに肩を軽く揺らしただけだった。

 

「わかっているよ。盗み聞きするつもりはなかったが、途中から聞いていたからな」

「途中から?」

「しばらくふうまの話を聞いていたんだが、きららが今回もっとうまく指揮を執れたじゃないかと気にし出したんだ。それでアサギ先生も交えてかなり熱が入った話になっている」

「(結構真面目な子だからね。形の上でリーダーだったみたいだけど、舞華ちゃんを全然活かせなかったことを気にしてるみたい)」

 

 へぇ、と相槌を打ちつつゆきかぜとアスカが様子を窺うと、やはり小太郎を中心に、今は舞華や蛇子、さらには鹿之助まで混じっての講義のような形になっていた。

 

「凜子先輩はいいんですか?」

 

 愚問だ、と言いたげに凜子はゆきかぜの問に鼻を鳴らした。

 

「物事は適材適所。指揮は執れる人間が執ってくれればいい。私はそれに従って斬るだけのこと」

「うわあ……。ある意味でこの人タバサよりヤバいわ……。ケイリーも苦労してるのね……」

「アスカ……わかってくれる? 凜子のトレーニング厳しすぎて……」

「それはお前がまだまだ未熟なことの証明に他ならない。さっきのゆきかぜを見たか? 私との修行を活かし、タバサ相手に接近戦で見事にやりあっていたではないか。お前もあのぐらいやれるようになってくれないとな」

 

 そんな無茶な、と言いたげにケイリーは肩を落とし、一方で褒められたゆきかぜは照れくさそうに頭をかく。が、「でも……」と真面目な顔になりつつ切り出した。

 

「結局は完全にタバサの手のひらの上だったんですよ。タバサは私が本来は距離を取って戦いたがっているのを感じてたらしくて。私が防御したときにわざと大げさによろめいてみせて、私に距離を取らさせたみたいなんです」

「……ほう?」

 

 凜子の目の色が変わった。

 

「それはタバサがそう仕向けた……。つまり、戦闘中の駆け引きまで身につけた、と?」

「そうなんですよ! ふうまから集団戦だけじゃなくて対人戦のこととかも学んだみたいで。これもう手がつけられなくなるんじゃないかって思って……」

「やはり『化けた』か。今日の戦い方は今までとは別人だと思っていたが、これは非常に興味深い。……どうだ、タバサ。以前は私ともう1度やったら間違いなく負けると言っていたが、今も考えは同じか?」

 

 タバサはしばらく無言だった。だが無表情の彼女にしては珍しく、その顔にどこか嫌がるような色が浮かんでいる。

 

「……以前ほど絶望的じゃないような気もしてる」

「よし、だったら……」

「やらないよ。もう凜子とはやり合いたくない」

「なっ……!? なぜだ!? 私にとってもお前にとっても良い経験になるに違いないぞ!?」

「やだ。やりたくない」

 

 まるで駄々っ子のように申し出を拒否し続けるタバサと、どうにかして約束を取り付けようとする凜子。その様子に、思わずその場にいた当人たち以外が吹き出してしまっていた。

 

「お、なんだなんだ。こっちもこっちで盛り上がってたか」

 

 と、きららたちとの話を終えたのだろう。小太郎が声をかけてきた。

 

「ふうま! 私は『化けた』タバサともう一度手合わせしたいだけだというのに全く話を聞いてくれないんだ! お前からもどうにか説得してやってくれ!」

 

 ついには凜子は小太郎まで利用し始めたようだった。が、それに対して小太郎は渋い表情になる。

 

「いやあ……。無理だと思いますよ。嫌なことはとことん嫌がる性格だってのは最近よくわかったんで……。諦めたほうがいいんじゃないですかね」

「ふうまの言う通り。おとなしく諦めて。……というか、さっき言った戦闘狂って凜子みたいな人のことを言うんだと思う」

 

 取り付く島もないと凜子は肩を落とすしか無かった。対魔忍でも指折りの剣士、それも普段はクールな彼女のそんな珍しい様子に思わず場の人たちから笑いが溢れる。

 

 そんな場を見てやはり小さく笑ってから、「さて……」とアサギが切り出した。その空気を一同が読み取り、騒がしかった声がピタッと止む。

 

「いい具合に盛り上がってるみたいだけどそろそろまとめるわよ。皆今回の模擬戦で色々得る部分はあったでしょうし、自分で反省すべきところはしてるでしょうから、私からとやかくは言わないわ。ただ一点だけ。……タバサ、対魔忍として五車に残らない?」

 

 これまではタバサを自由にさせていたアサギから出た思わぬ提案に、意図せず場がざわついた。

 

「アサギ先生、それは……」

「わかってるわ、ふうまくん。勿論強制はしない。タバサの意思を尊重する。でも今日の戦いを見て、こういう言い方はあまりよくないかもしれないけど……はっきり言うと、手放すには惜しい戦力だと思ったのよ。私も驚くような特殊な能力は言うまでもなく、それをふうまくんの指揮で使いこなし、独立遊撃隊との連携も見事。文句のつけようがない戦いぶりだった。……どう? 悪いようにはしないつもりよ」

 

 まさかの対魔忍トップからの直々のスカウトだ。対魔忍ならば大喜びするだろうし、二つ返事で受け入れる者も少なくはないだろう。

 しかし、タバサの姿勢はブレなかった。

 

「そこまで評価してもらえるのは、まあ喜ぶべきなんだろうけど。私はいつまでこの世界にいられるのかもわからないし、正直なところ、正義のために戦うとかっていうこと自体に興味がない。……なんかケアンじゃ私を英雄視する人たちもいたけど、戦ってる間だけ得られる心の平穏を求めて敵対してきた相手を斬りまくってたらそうなっただけ、って話だし」

 

 それはそれである意味特異すぎる、とアサギの顔に苦いものが浮かんだ。

 

「あと、この世界ではケアンにいた頃みたいな苛立ちが無いから、私にとっては戦う意味も薄い気はしてる。それでも、さっきゆきかぜには言ったんだけど自分の『仁義』のために、私の大切な人……友達のことを脅かすような存在が現れたら剣を振るうつもりでいる」

「友達……。そうね……。あなたにとって、あの人は……」

「うん、まあそういうこと。ふうまは確かに恩人だけど、周りにたくさんの仲間がいるから、その人たちに任せておけば大丈夫って思ってる。でも、ヨミハラにいる私の友達は……いつか消えちゃいそうな、そういう不安感がある。それに、こんな私を命の恩人だとか、自分の子供みたいに大切に思ってるだとか、そういう風に言われてなんだか放って置けない、っていうか……」

 

 あぁ、と意図せずアサギが息をこぼした。

 

(扇舟……。あなたはもう独りじゃないのね。命が軽いこの世界、加えて黒幕である母親の星舟に束縛され続けた上で命令されてのこととはいえ、あなたは同胞を手にかけ、この五車へ襲撃もした。その罪は消えないけれど、私は親に縛られ続けたあなたに憐れみを感じて憎み切れなかった。呪縛から解放された生を送って欲しいと思った。……所詮こんなのは私の勝手な偽善かもしれない。だけど……私はあなたにもう一度やり直して欲しいと願ってる。そしてタバサがいてくれるなら、それを叶えることも出来るかもしれない。そんな風に思うのよ……)

 

 実際、タバサがいてくれたから今も扇舟は生きていられる。だからアサギはふと、そう考えてしまっていたのだった。

 

「あ、でも……」

 

 ところが、直後にタバサが発した言葉はアサギのそんな感傷的な気持ちを全て台無しにしていた。

 

「味龍のバイトは楽しいし、あそこの賄いがおいしいからやめたくないってのが1番の理由」

 

 これには「最強の対魔忍」も耐えられなかった。一瞬虚を突かれたような表情を浮かべた後、声を漏らして笑い出す。

 

「あ、アサギ様!? 大丈夫ですか?」

 

 普段は到底見られない、アサギが表情を崩して笑う姿を見てしまったせいで紫が狼狽する。

 

「フフッ……。大丈夫よ。まさかそんな理由が飛び出してくるなんて思ってなかっただけ。……タバサの気持ちは良くわかったわ。そこまで言うなら、あなたの楽しみを奪えないわね」

「お姉ちゃんのスカウトを蹴るほどのバイト……。これってすごいことだよ。ある意味で、最強の対魔忍はバイトに負けたわけだよね?」

「おいさくら! いい加減にしろ!」

 

 調子に乗った教師の方のさくらに紫からの叱責が飛んだ。アサギ本人はまだツボに入っているようだが、見ている生徒たちはどうしたものかと困った表情の者もいる。自身の威厳を示す意味でも、ここは話題を切り替えて仕切り直すことにした。

 

「……さて、タバサへの話はこれでおしまい。あとはふうまくんがヨミハラに行くタイミングとかに合わせて一緒に連れて行ってもらいなさい。あなたは自由よ。……ふうまくん、色々とやっているようだけど、私はあなたのプライベートまでは踏み込まないから」

「う……」

 

 少しやましいところがある小太郎が言葉に詰まる。全てアサギにはお見通し。そういうメッセージと捉えて、どこかバツが悪そうだ。

 

「ん、わかった。……あ、でも私の世界の化け物絡みで何かあった時とか、どうしても困った時とかは静流を通して話をくれれば協力はするつもりだよ。ふうまもヨミハラに来た時でも、そうでない時でも私の力が必要になったら力を貸すから」

「ありがたい話ではあるんだが……。今ヨミハラの話を振るのはやめてくれ。俺に効く……」

「ん?」

 

 タバサ自身に悪気はなかったのだろう。だが如何せんタイミングが悪い。勝手にダメージを受けた様子の小太郎を見て再び小さく笑ってから、アサギは場を締めるために口を開いた。

 

「それじゃあ話を戻して。今度こそ今日のことについて話をまとめて終わりにしましょうか」




シャーマン

マスタリーのひとつで、両手武器による攻撃と雷・出血・生命力属性を得意とする。一応物理もそこそこ。
雷属性といえばこれ、というマスタリーであるために、本編中でゆきかぜの雷撃を見たタバサが引き合いに出している。
武器による近接も遠隔も可能で、キャスターとしても立ち回れて、さらにはペットまで召喚できるというオールラウンダーなマスタリー。
序盤から殲滅力が高く、その方法も雷で薙ぎ払う、イナゴと茨で失血死させる、ペットに任せるなど多種に及んでいる。
特に「雷で薙ぎ払う」スキルである「プライマルストライク」は両手武器が必須なものの、落雷+チェインライトニングと見た目が派手な上に効果範囲が非常に広く、いかにもハクスラという感じで敵を倒せるために「シャーマン入りのクラスを作るなら序盤はこれ使っておけ」と言われるレベルで便利。
両手武器なら遠隔でも発動可能、かつプライマルストライクを強化する両手銃もあるために途中からそれに乗り換えると更にスムーズに。
最終的には装備で尖らせないと威力不足気味になるが、育成でならその力を遺憾なく発揮してくれる。
このように雷が得意だが、デバフ自体はエレメンタル耐性扱いで可能なため火炎や冷気が得意なマスタリーと組み合わせても悪くなく、得意属性が広いことから様々なマスタリーに対して高いシナジーを持つ。
また、全体的にスキルツリーが短めで、ツリー内の一部だけを目的に取得できるなど、スキルポイントに対しても結構優しめ。
他にもプレイヤーボーナス型のペットが多いため、召喚さえすれば一定時間攻撃してくれることを利用しての星座スキルのアサイン先にも優れる。
欠点はパッシブとバフスキルが少ないところ。武器制限、攻撃命中後のチャージ中、ペットが使用、排他といった条件を除いた場合の制限なしで使えるバフスキルは1つしか存在しない。
その1つはヘルスとエナジー再生強化、ヘルス割合増加、刺突イーサー耐性強化、DA強化等を自分の周囲にも与えるという非常に強力なものなのだが、さすがになんでもかんでもはカバーはしきれず穴になる部分がある点は否めない。
また、プレイヤーボーナス型ペットが多いことの弊害として再召喚の手間がかかって操作数が増えがちという点も上げられる。
それも気にならない人はあまり気にならないだろうし、(自分は使ってないけど)外部ツールを使えば解消可能。
つまるところ総じて優秀で扱いやすく、かつ派手な攻撃も可能なため、地味に戦うのは嫌!という初心者にもオススメなマスタリーといえる。
ちなみにデモリッショニストと組み合わせたクラスは「エレメンタリスト」、ナイトブレイドとだと「トリックスター」となる。
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