“乗っ取られ”の少女、対魔忍世界に迷い込む   作:天木武

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Act60 一緒に五車に来てほしいんだ

 タバサが美琴に右腕を治療してもらった翌日。

 言われたとおりにタバサは扇舟と共にラボへと向かい、右腕の包帯を取ってもらっていた。既に手術痕は見当たらず、事情を知らなければどこを怪我してどこにメスを入れたのかもわからないだろう。

 

「……まあそりゃあの再生力なら1日でこうなるわよね。で、肝心の腕の方はどう?」

「今のところはなんとも。昨日もあの後痛みは出なかった。ただ……」

「何?」

「片腕が使えないのは日常生活で不便だと思った。戦闘を考えたらなおさら大問題。今後はちょっと気をつける」

 

 当たり前のことを何を今更、と言った具合で美琴と扇舟のため息が重なった。

 

「……ええ、気をつけなさい。昨日話した通り、あなたの回復力とイーサーは関連があると思ってる。この世界で元の世界みたいな、度を越したような無茶な戦い方はしないほうがあなたのためよ」

「私からも。“呪い”のときはそんな無茶のお陰で私が助かったから少し言いにくいけれど、それでもやっぱり無理はダメよ」

「ん、まあ……。努力はする」

 

 明瞭な答えをもらえず、曖昧に返されたことに再び扇舟の口からため息がこぼれる。

 

「とにかく、腕はもう大丈夫だと思うから」

「じゃあこのまま味龍で仕事してもいいの?」

「ええ。今まで通り生活してもらって構わない」

「そう。ありがとう」

「お礼を言うのはこっち。……やっぱり血液だけじゃなくて細胞もあると研究が捗るわ。イーサー……実に興味深い」

 

 いかにもマッドサイエンティストと言わんばかりである。そんな様子に、思わずタバサの目が細められた。

 

「あんまりよくない気がするんだけどな……。言っても無駄かもしれないけど一応警告しておくよ。ケアン……私がいた世界でイーサーを研究していた“アルカニスト”たちもその未知の力に魅せられて没頭した。ところが、管理が杜撰だったためにイセリアルを呼び出す引き金となった。……同じミスはしないでほしい」

「大丈夫よ。この世界には発展した科学がある。それに、ここはあなたがいた世界と違って元々イーサーが存在してないんでしょう? なら、私が細々と研究しているうちはイーサーが世界に満ちる、なんてことも思うし」

「それはそうかもしれない。でも、警戒するに越したことはない」

「肝に銘じておくわ。いくら私がマッドサイエンティストでも、世界崩壊のきっかけを作ることにはなりたくないもの」

 

 いくら言っても美琴に対しては効果が薄いようだ。タバサもこれ以上は無駄だと判断し、踵を返す。

 

「……行こう、扇舟。多分やめろって言っても聞かないだろうし、私も腕を治してもらった恩義があるからこれ以上強くは言えない」

「ええ、わかったわ。……美琴。義手の件だけど……」

「昨日今日じゃどうしようもないのはわかってる。予算、機能、その他求めるものがはっきりしたらまた来なさい」

 

 扇舟が希望した戦闘用の義手、その製作を美琴は了承した。が、昨日の段階で決まったのはそこまで。今美琴が述べた通り、具体的なところまでは考えられずにいた。

 

 その件について考えていた扇舟だったが、ふと顔を上げると「早く味龍に行こう」と言いたげな様子で振り返っているタバサの顔が目に入る。

 今はそれが正解だと、考えを頭から消し、扇舟はタバサと共に味龍へと向かうのだった。

 

 

 

---

 

 美琴の治療は完璧だったらしい。

 とりあえず様子を見たいという春桃の考えから、昼の書き入れ時まではホールを担当していたタバサだったが、昨日のようなミスはなく、また、痛みもないということだった。

 それならばおそらくは大丈夫だろうと、その後のタバサは普段どおり出前を任されている。

 

 とりあえず心配事がひとつ消えた、と扇舟は晩酌する客が増えてきたホールで仕事をしながら安堵していた。

 さすがは性格の難を除けば凄腕の魔科医ということだろう。そんな相手なら、自分の戦闘用義手も満足行く仕上がりにしてくれる可能性が高い。

 しかも聞けば、あのアサギのクローンである探偵の義手のメンテナンスも定期的に行っているらしい。米連の特殊部隊ともいえる特務機関Gで作られた複雑、かつ調整が大変と思われる義手に通じる知識があるのならばなおさらだろう。

 

 そんなことを考えつつ、自分の戦闘用義手について考えを巡らせようとしたが、まずは予算が決まらないとどうしようもないか、と扇舟が頭の中をまとめたところで。

 

「やっほー、扇舟ちゃん」

「あら、フェルマ。いらっしゃい」

 

 この店の常連、かつ扇舟にとって大切な友人の1人でもあるサキュバスのフェルマが店へと入ってきた。おそらくひと仕事終えたところなのだろう。

 

「仕事上がり?」

 

 お冷を出しつつ尋ねる扇舟。

 

「ええ」

「注文はいつもので?」

「お願いね」

 

 それだけで何を注文したいのか扇舟には伝わった。フェルマは扇舟と仕事仲間だった頃から、仕事後は味龍によって餃子をつまみつつ酒を飲むのが習慣だった。その後、扇舟がここで働くようになってセンシュースペシャルが追加されてからはそれも食べるようになっている。

 

「そういえば昨日タバサちゃんが腕おかしくしたんだって? 今日の客がたまたま昨日この店にいたらしくて、なんか皿割っちゃってたとか聞いたけど」

「まあ……ちょっと、ね。でももう大丈夫みたい。美琴に診てもらったから」

「美琴、って桐生美琴? ……あいつに関わるとあんまりいいこと無いような気もするけどな」

 

 確かに美琴はヨミハラで1番の腕を持つが、代わりに「性格さえ置いておくなら」という注意点付きだ。普通なら警戒してしまうだろう。

 それでも腕は確かだった。扇舟自身、その相手に義手の製作を頼み込もうとしている。

 

 そして、その義手製作に当って直面する予算の問題。それをどうにかするために、酒をフェルマのところへ持っていきつつ、扇舟は切り出した。

 

「先にお酒よ。……ねえ、フェルマ。話があるの」

「そういう真面目な顔で話ってことは……お金のこと? あの件でのお金は私が勝手にやったことだから、なんなら返さなくてもいいって言ったと思うけど……」

 

 そう言ったフェルマの目の前へ、扇舟が端末を差し出した。そこに表示されていた金額を見て、思わずフェルマが「わお……」と声を上げる。

 並んでいた数字は、フェルマが以前扇舟を娼館から自由にする際に肩代わりした金額よりも多くなっていたのだ。

 

「あなたに返すべきお金が、今ここにあるわ。もし社交辞令で返さなくていいって言ったんだったら、受け取って。でも、厚かましいようだけれど、もう少し待ってもいいと言ってくれるのなら……。できることならその言葉に甘えたいの」

「……今現在、そのお金でやりたいことが見つかった、ってわけね?」

 

 フェルマの問に扇舟が無言で頷く。

 

「だったら使いなさい。私は扇舟ちゃんの夢を応援してるんだから♪それに趣味と実益を兼ねてお仕事しててお金には困っていないし、いずれ返す気になったらその時でいいわ」

「……本当にいいのね?」

「もちろん」

「ありがとう、フェルマ……。こんな私のワガママを聞いてくれて。ごめんなさい、お金はいつか必ず……」

「お礼の言葉なら受け取るけど、謝罪はいらないわよ。私が好きでやってることだからね♪」

 

 そう言うと、フェルマはお酒を軽く呷った。

 

「センシュー! 料理上がってるぞー!」

 

 と、そこでキッチンから春桃の声が響いてきた。

 

「さあ、私とのお金の話はもうおしまい。お仕事頑張ってね、扇舟ちゃん♪」

 

 どこか楽しげにそう言ったフェルマへ苦笑を返す。

 いささか狡い手段を使ったということは自覚している。ともあれ、フェルマはそれを快く受け入れてくれた。

 心の中で感謝をしつつ、扇舟はまた仕事に戻っていった。

 

 

 

---

 

 それからさらに1ヶ月半程度が経過した。

 

 タバサがヨミハラに戻ってきた時は夏だった地上はすっかり秋になり、早くも冬の足音が聞こえ始めている。ハロウィンで盛り上がった地域も多くあったようだが、季節感無しの地下都市ヨミハラでは基本的に無縁な話だ。

 

 そんなわけで、タバサは変わらず黙々とバイトを続け、賄いに舌鼓を打つ日々を過ごしていた。味龍のメニュー全制覇はとっくに達成し、最近は「この独特の食感がクセになってきた」とレバニラ炒めがお気に入りのようだ。

 懸念された右腕の痛みはその後全く起きず、当人はもうそのことを忘れている節さえある。定休日に行われる、店員同士のレクリエーションである鍛錬の会に参加しても全く違和感もないようなので、なおさらだろう。

 

 タバサには変化らしい変化が無い一方、扇舟はそのレクリエーションを時々休むようになっていた。隠しておく必要もないために「義手を新調しようと思っているから、その調整のため」とはっきり言っている。

 予算が決まったことでようやく話が進み出し、望むコンセプトを美琴に伝えて何度かの打ち合わせと調整を経て、次第に完成に近づいているようである。

 

 こうして、タバサがケアンに戻る手がかりこそ見つからないものの、平穏な日々を送っていたある日のことだった。

 

「ごめーん、タバサちゃんいるー?」

 

 店に入ってきたのは以前イセリアルと戦った後、探偵の事務所に行った際に顔を合わせたふうま亜希だった。隣にはその時に事務所に行く原因になった異世界生物のナーサラがちょこんと立っている。

 

 ……が、1番の問題は亜希の肩付近にいる生物だった。

 間違いなくナーサラである。手乗りサイズの小さなナーサラがふわふわと浮遊していたのだ。

 

「あ、亜希とナーサラ。……え、何その亜希の肩付近にいるやつ。ナーサラの小さな人形かと思ったけど、なんか浮いてるっぽいし自分の意思で動いてもいるみたいだし……」

「いいでしょ! ミニナーサラちゃんだよ! ナーサラちゃんが私にくれたんだ!」

「……ナーサラの分身?」

「ミニナーサラ、ナーサラと繋がってる。どっちも私」

 

 普通に考えれば常識の範疇を超えた事象であるが、ナーサラは規格外の存在であるとタバサは薄々勘付いてもいる。もはやそういうものだと諦めて席へと案内することにした。

 

「……まあとにかくいらっしゃい。空いてる席に座って」

「そうしたいところなんだけど……。ごめんね、うちの事務所万年金欠だから客としてきたわけじゃないんだけど、ちょっと話があって……」

「クンクン……。おいしそうな匂い、食べたい……。でもお金がない……。お腹グー……」

「んー……。ツケは店長代理の許可が必要だし、1回やってズルズルいくのもあまりよくない。と、いうわけで私に対する話だけ聞くことにする」

 

 物欲しそうなナーサラが少しかわいそうだとは思いつつも、お金がないのならば仕方ないと、タバサは話を進めることにした。

 

「えっと、味龍って明日定休日だよね? タバサちゃん、明日1日都合ついたりしないかな? もしかしたらもう1日ぐらい伸びるかもしれないけど……」

「……その話は私だけだと決めかねるな。ねえ春桃、ちょっといい?」

 

 自分の休みの話となると一存ではどうにもできない。特に、以前のフュルスト絡み件の後、外せない用事がある時は伝えるように、と春桃に言われていたこともあり、タバサは店長代理を呼ぶことにした。

 

「何だタバサ、どうした? ……お、亜希とナーサラ……うわあ!? 亜希の肩に小さなナーサラがいる!?」

「ミニナーサラちゃんだよ! かわいいでしょ!」

「あ、ああ……。まあ、かわいいけど……」

 

 春桃が大声を上げたために店内にいた者たちの視線が集まる。それでも亜希は気にした様子もなく、「ミニナーサラちゃんはかわいいだろう!」と言いたげに肩付近の小さな生物を見せびらかしているようだった。

 だがそこはさすが味龍の客、ヨミハラ住人といったところだろう。「まあそういうこともあるよな」ぐらいのリアクションで皆特に気にした様子もなく食事に戻っている。

 

「……とりあえず話を戻すか。食べに来た、って雰囲気じゃないな」

「ごめんね、うち万年金欠だから……。タバサちゃんに用事があってさ。定休日の明日1日、場合によってはもう1日都合つけられないかな、って」

「亜希がこう言うから。休む可能性ある時は声をかけろ、って言われてたから呼んだ」

「おお、よく覚えてたな。うん、こういう風に事前に言われるとこちらとしても対処がしやすい。……まあ1日ぐらいならいいか。で、どこに何しに行くんだ? あんまり根掘り葉掘り聞くべきことじゃないかもしれないが、一応タバサの身も心配だし」

「そんな危なくはない……と、思う。一緒に五車に来てほしいんだ」

 

 五車。その単語にタバサの大きな目がわずかに細められる。

 

「……ふうまに謝りに行け、とか?」

「いやいや、全然。確かにこの連絡は小太郎から受けたけど、あいつは怒ってはいないよ。ただ、タバサちゃんとちょっとケンカっぽくなっちゃったからしっかり仲直りしたい、みたいな雰囲気は出してたけど。でも本当の目的はそれと別にあって……。ごめん、一応秘密なことが多いから、後は移動中にでも。とにかく、あいつが私とナーサラちゃんの他にタバサちゃんも連れてきてほしい、って」

「んー……。私は別にいいんだけど……」

 

 言いつつ、タバサは背後で仕事をしていた扇舟の方を振り返った。

 話が聞こえていたのだろう。テーブルを拭いていた手を止め、彼女も4人の方へ視線を向けている。

 

「盗み聞くつもりはなかったんだけど、ミニナーサラちゃんが気になりすぎて思わずそのまま話を聞いちゃったわ。……五車なら私が行くことはできない。それに準備の方もまだだし、肩を並べる機会はまた今度ね」

 

 それきり、また扇舟は自分の仕事に戻ったようだった。

 

「肩を並べるって?」

「あー……。それも後で移動中に話す。……って、なんか呼んでおきながら春桃を仲間外れにしてるみたいになってきちゃった」

「いや、別にいいぞ。言いにくいことを無理に聞くつもりはないからな。……しかし明日はタバサがいない、ってわけか。確かトラジローも明日は里帰りじゃないけどちょっと顔出しに帰りたいみたいなこと言ってたっけ。なあセンシュー、最近色々忙しそうだが、お前も明日は……」

「ええ、ごめんなさい。私もちょっと」

「じゃあ鍛錬は久しぶりに私1人でやるか。まあ元々強制の会じゃないしな。とりあえず忘れないうちに葉月とシャオレイに言ってこないと」

 

 春桃がキッチンへと戻っていく。一応言いづらい話題も話せる状況にはなったが、あくまで亜希は明日詳しく話すつもりらしい。

 

「とにかくそういうことだから。明日朝一で迎えに行くから準備しておいて」

「ん、わかった」

 

 そう言って店を後にする2人を見つつ、タバサは色んなことを考えていた。

 

 これからは扇舟と肩を並べて戦うと約束したのにそれを守れないこと。また扇舟を置いて五車に戻ること。そして、関係に溝が入ったままの小太郎に顔を合わせなければならないこと。

 正直少し気が重い。だが「何かあったら連絡して」と言った手前、小太郎から直々に指名が入ったとあれば断るわけにもいかない。

 

 それに――。

 

(稲毛屋のアイスが久しぶりに食べられるって考えるなら、まあいいか。……あ、扇舟へのお土産にもしたいからクーラーボックス持っていかないと)

 

 とりあえず明日の呼び出しがあまり面倒なことにならないといい。そんなことを考えつつ、タバサは味龍での仕事へと戻っていくのであった。




アルカニスト

マスタリーのひとつで、エレメンタル(火炎・冷気・雷)とイーサー属性による魔法攻撃を得意とする純キャスター。
ケアンにおいてイーサーを管理していたのはアルカニストだったため、苦言を呈す際にタバサが引き合いに出している。
そのせいか、“乗っ取られた”人型の敵には元がアルカニストと思われるものも多い。
キャスターということで最大ヘルス量は低く打たれ弱い印象を受けがちだが、ブレイドバリアの項目で触れた3秒間無敵になりつつ行動可能な「エレオクテスの鏡」や、常時展開可能であるにも関わらず割合でダメージ軽減できるシールドの「メイヴェンのスフィアプロテクション」、さらにその後続スキルで状態異常耐性を引き上げる「コンバージョン」など、優秀な防御スキルが揃っており補うことも可能。
また、攻撃面では割合でOAと精神力を上昇させるパッシブスキルの「イナーフォーカス」がTier1にあるのがおかしいレベルで優秀。クリティカルダメージを増加させるスキルの「エレメンタルバランス」と組み合わせることでクリティカルによる火力を確保できる。
グリドンのスキルにはそのマスタリーが得意とする属性に関わる神や、マスタリーを開拓したマスターの名前がついていることがあるのだが(例:ウルズインの選民、アマラスタのクイックカット等)、アルカニストはマスターの名前がついたスキルが多いように思える。
特に攻撃スキルで顕著であり、敵に命中すると分裂するマジックミサイルを放つ「パネッティの複製ミサイル」、隕石を落下させる「トロザンのスカイシャード」、貫通レーザーで薙ぎ払うチャネリングスキル(キーを押し続けている間発動し続けるスキル)の「アルブレヒトのイーサーレイ」などがある。
強力なメインスキルとなりうるが、キャスターの宿命でもある大きな弱点として、スキル変化を利用しないと武器参照ダメージが乗らないものが多く、ヘルス変換の恩恵が受けにくいという欠点がある。
また、本ゲームは耐性減少=与ダメージ増加に直結するため重要度が非常に高いのだが、マスタリー内に耐性減少の方法が実質無いに等しい(厳密には一応あるのだが、敵凍結時のみという条件付き。雑魚はともかく、ボスクラスは凍結耐性が非常に高いため、特殊な装備をしてようやく凍結するかどうかという具合である)。
耐性低下ができない攻撃面はクリティカルで、ヘルスが低い防御面は防御スキルで補うというやや特殊なアプローチを取るため、慣れないと使いにくいと思うかもしれないが、システムを理解すると強力なものへと変貌する玄人向けなマスタリーのように感じる。
デモリッショニストと組み合わせたクラスは「ソーサラー(女性の場合はソーサレス、全クラス中唯一性別でクラス名が変わる)」、ナイトブレイドと組み合わせたクラスは「スペルブレイカー」となる。
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