(まあ……こうなるような気はしてたんだよな)
五車町の中にある憩いの場、稲毛屋。佇まいは古き良き駄菓子屋というその軒先で名物のソフトアイスを口に運びつつ、小太郎はそんな事を考えていた。
タバサと沙耶の模擬戦が終わって2人がブースから出た後、アサギに呼ばれた時点で既に嫌な予感はしていた。
報告書の中に書いた、タバサは感情を読み取ることに対して敏感なのではないかという仮説。それについてアサギも同じ見解を示した上で、話を切り出した。
「あの子はどこか危ういわ。この世界のことを知ってもらうという意味で、可能なら学園に通わせることも考えたけど……今の段階では少し難しいと思う。かといって沙耶のように基本的に鳥かごの中、というほど危険とも言い難い。要するに戦闘のスイッチが入りさえしなければ年相応の女の子と言えなくもない。そこで、また押し付けるようなことになるけど、ふうまくん、彼女は最初に保護したあなたに任せたいと思うの。責任者とか後見人ってわけじゃないけど、しばらく様子を見てあげてくれないかしら。その上で、あなたが彼女を学園に通わせても問題ないと判断して、彼女もそれを望むなら、こちらも彼女を受け入れるから」
校長であるアサギにこう言われては断ることなど出来ない。どうもいいように使われてるだけな気もしたが、まあ対魔忍総指揮官殿の信頼を得ているからなのだろうと前向きに考えることにした。
アサギはさらにこう付け加えた。
「あなたの
ここまでわかってるならアサギ本人にやってもらいたいとも少し思った小太郎だったが、アサギは総指揮官として年がら年中何かと忙しくしているであろうこともまた事実だ。ここはひとつ、先に思った通り信頼されているからだと自分に言い聞かせて納得することにした。
……いや、それよりも。
「ふうま、もう1本食べていい?」
隣から聞こえてきたタバサの言葉に、彼は一気に現実へと引き戻されていた。
「もうアイス2本目食べ終わったのかよ!? 悪いがダメだ、俺の小遣いがもうもたん!」
こっちはまだ1本目の半分ぐらいまでしか食べていないのに、と思いつつ、小太郎は自分のアイスを口へ運ぶ。
稲毛屋のアイスは絶品だ。対魔忍の間では当然のこととして広まっている。
そのため、タバサに自由行動が許されたらまずここに連れてきたいというのは、小太郎だけでなく鹿之助や蛇子も同じ考えだったらしい。
最初の一口を食べた途端、無表情ばかりだったタバサが明らかに驚いたという光景を見られたのはなかなかいいものだったとは思う。
とはいえ、そのまままるで貪るように食べる様を見せつけられ、今度は見ていた側が驚くことになってしまっていた。
「……信じられない。冷たくて甘い、こんなものがあるなんて」
食事に塩すら使えない終末世界から来た少女と考えれば、感慨深くそう呟いたのも納得ではある。甘味など存在すらしないかもしれない。
ねだられるままにもう1本は奢った小太郎だったが、さすがにさらにもう1本となると懐事情的に厳しいところがあるのが事実だったりする。
「ふうま家の当主なのに相変わらずお小遣い少ないのね。……仕方ない。お近づきの印ってことで今度は私が奢ってあげる。その代わり、溶けない程度にちゃんとゆっくり味わいながら食べなさいよ」
そう言って小太郎の代わりにお金を出してくれたのは
非常に慎ましい胸にコンプレックスを持つ、外で遊ぶのが好きで年中日焼けをしている美少女……のはずなのだが、シューティングゲームが得意という一面もあり、FPS界では凄腕シューターとして有名な「Y-KazeX」だったりもする。なんで外で遊ぶのとゲームが両立できているんだと思わなくもないのだが、インドアもアウトドアもどちらも楽しめるという、ある意味才能なのかもしれない。
とにかく鹿之助と蛇子と共に稲毛屋へ向かう途中でたまたま会って、そのままの流れでタバサのことを紹介しつつ一緒に店に行くことになったのだ。
ゆきかぜは小太郎と同じクラスの対魔忍で
クラスが一緒という他にも小太郎が指揮する独立遊撃隊の作戦にも多く参加しており、小太郎、鹿之助、蛇子とは仲がいい。
事実、あのヨミハラでの一件の際、荒事向きの忍法が必要だと小太郎が感じた時に真っ先に顔が浮かんだのは彼女だった。あの“呪い”にゆきかぜの雷撃が届いたかはわからないが、いくら最小限のメンバー選出だったとはいえ、彼女にも声をかけるべきだったかもしれないとは今でも思っている。
「ありがとう。えっと……ゆきかぜ」
「そう、水城ゆきかぜよ。改めてこれからよろしくね」
「ん、よろしく」
そう言うとタバサは3本目のアイスを買いに店の中へ入っていく。
「それにしても異世界人かぁ……。異世界に召喚されてー、とかって興味無いわけじゃ無かったけど、タバサには悪いけど話聞く限りケアンって世界はちょっと……」
「だよなあ……。俺も最初すげえワクワクしたけど、この世界もそこまで良いとは言い切れないとはいえ、比べたらだいぶマシなんだなって思っちゃったよ」
ヨミハラから帰ってくる時に段々目が死んでいったことを思い出したのか、鹿之助がゆきかぜに同意する。
「タバサはものすごく強いって話だけど、そんな過酷な世界にいたからなのかな?」
「それはあんまり関係ないかも」
そこでアイスを買って戻ってきたタバサがゆきかぜに答えつつ、元の席に腰を下ろした。最初はバニラ、次はチョコ、今度はソーダのようだ。
「この世界にだって強い人はたくさんいる。アサギは私より強いと思うし、多分ゆきかぜも強い。あと今日戦った沙耶も強かった」
「褒められるのは悪い気がしないわね。……って、沙耶と戦った!?」
「うん。……あれ? これ、おいしいけどなんか舌がチクチクする」
「ああ、それはソーダ味だから。そっか、もしかして炭酸も知らないのか。……じゃなくて!」
完全にタバサのペースに乗せられたのか、2回連続で同じノリの会話を続けてしまうゆきかぜ。
「沙耶ってあの沙耶NEOでしょ!? あんなのと戦うとかヤバくない!?」
興奮気味のゆきかぜに反してタバサは落ち着いたままだった。ソーダ味も気に入ったらしく、アイスを舐めるように食べながら答える。
「うん、多分その沙耶。私の戦闘能力を見たいから模擬戦してくれてアサギに言われた」
「アサギ先生も何考えてんのよ……。あんな危ないのとやらせるなんて……」
「でも天界の力……だったか、なんか魔法みたいなやつ制限した状態だったんだろ? あと召喚獣も出してなかったし。それでも勝ってたじゃないか」
「あーちょっと待った! ストップ!」
小太郎が口を挟んだ時、ついに耐えきれなくなったゆきかぜは声を荒らげながら立ち上がった。
「ふうま! あんたこの子が沙耶と戦ったの知ってたの!?」
「あ、ああ……。報告書出したらその流れで見ることになって……」
「ずるーい! なんでふうまちゃんだけ! 蛇子も見たかったのに!」
「そうだそうだ! またサボってるけど授業大丈夫かなーとか思った俺の心配を返せ!」
蛇子と鹿之助にも追撃をかけられ、思わず小太郎はたじろぐ。……もっとも、鹿之助のは知ったことじゃないとも思ったが。
「あの段階ではタバサの存在を大っぴらにするのはあんまりよろしくないってアサギ先生の判断だったんだから仕方ないだろ。まあ今は俺が責任者扱いである程度自由にしていいから、もう無理に隠す必要もないみたいな感じになってこうやって稲毛屋にも来てるわけだけど。ってか、俺だって報告書提出に行ったらそのまま模擬戦やるって流れになると思わなかったし、ましてや相手が沙耶だなんてマジかよって感じだったし」
「……まあいいわ。その証言を信じてあげる。で、タバサは力をセーブした状態であの沙耶に勝った、と」
自分に話が回ってくるまではアイスに集中していたタバサだったが、話を振られたと気づいてようやくアイスから視線を移した。
「うん。大体全力の半分ぐらい。でも沙耶もあの感じだとまだ余力残してた」
「あれで半分かよ……。召喚獣だなんだを使ってない状態で……」
「えっと、さっきから言ってる召喚獣って、これのこと?」
不意にタバサが空いている左手をかざした。その瞬間、四足の獅子のような獣がその場に現れる。タバサ以外の4人が「うわあっ!?」と悲鳴を上げて思わず立ち上がった。
「これはネメシスっていって、装備品の効果で使えるようになってる力。私が敵と判断したら勝手に動いて攻撃してくれる。あと、召喚っていうならこれもそう」
次に生み出したのは刃が渦巻いた球体のようなものだ。
「こっちはブレイドスピリット。近づくものを切り裂く精霊。ネメシス同様に私の意志を汲んで勝手に攻撃してくれる。それから、広い意味で言えばこれも召喚」
さらには地面から火を吹く地雷を生み出した。
「テルミットマイン。見ての通り地面から炎を吹き上げる地雷を作り出す」
説明が終わると何事もなかったかのようにそれら全てを消滅させ、またアイスを食べ始めた。
「……ヤバいの見ちゃったわ」
「完全にファンタジー小説のキャラがやってることだぞこれ……」
「対魔忍の忍法も人間離れしてるけど……これと比べたら……」
ゆきかぜ、鹿之助、蛇子の順にもっともな感想が続く。一方で小太郎は驚きつつも、内心で冷静にそれらを考察していた。
(最初の2つはヨミハラで戦ってるときにも見た。最後のは……地面からの火柱だと思ったのがこれだったのか。それにしても地雷……いや、火炎放射の時点で地雷と呼んでいいか怪しいところではあるが、近代ヨーロッパ初頭程度の文化レベルだと思ったのに参考にならないかもな……)
4人の驚きは全く気にしていないでアイスを食べ続けていたタバサだったが「なんで立ってるの?」という視線を送ってきたこともあって改めて全員が腰を下ろす。
「タバサ、さっき炎を吹き上げる地雷、って言ったよな?」
「うん。……あっ、正確には炎だけど炎じゃない」
「は?」
聞きたい部分に辿り着く前だったというのに、より気になることを言われて小太郎の話の腰が折られた。
「このメダル……“ゲイルスライシズマーク”と、私が戦闘時に頭に装備してる“ナマディアズホーン”の影響で、火炎は冷気に変換されてる。だから見た目は炎だけど冷たい」
「え……? な、なに言ってるんだ……?」
「説明はできない。そういうもの、として理解してるから。……実際体感してもらうほうが早いか」
タバサは残っていたアイスを一気に口の中へ放り込むと、頭にいつもの仮面つきの頭巾を装備して再びテルミットマインを召喚した。
「触れない程度に手を近づけてみるとわかる。多分冷たいはず」
恐る恐る手を伸ばす4人。本来ならその熱を感じられる付近まで手が伸びたところで――。
「つめたっ!」
「何だこれ! 脳がバグる!」
「やだ気持ち悪い!」
小太郎以外の三者三様の反射的な感想が口からこぼれていた。
「……なあ、これって物を燃やせるのか?」
そんな中、小太郎だけはまだその炎を見つめながら静かに尋ねる。
「多分燃えるんじゃないかな」
「燃えるのに冷たいんだろ?」
「冷たい」
「……よし、わかった。やっぱり俺たちの世界の常識は通じないってことだ」
大きくため息をこぼしつつ、小太郎はそう言うのが精一杯だった。
「“呪い”との戦いの時に頭上から炎の塊が無数に降り注ぐのを見た。あれは多分天界の力ってやつなんだろうけど、この炎が冷たいってことは、あの火球も冷たいってことか」
「うん。あれは天界の力のメテオシャワー。火炎は全部冷気化されてる」
「……この世界では使えないとはいえ一瞬でワープが可能なリフト、どこからともなく装備品を出し入れしてるインベントリ、あの沙耶さえも圧倒した剣技、燃えてるはずなのに冷気化されてる炎、その他召喚獣やら天界の力やら……。これを俺たちの世界の尺度に当てはめようという方が無理だ。もうそういうものだとして受け入れるしか無い」
本来なら近代ヨーロッパ初頭程度の文化レベルで地雷が存在するのか、といったことを尋ねるつもりだった小太郎だが、そんなことはもう些事となってしまっていた。これはもう鹿之助が好きそうなファンタジー小説から飛び出してきた相手、ぐらいの感覚で丁度いい塩梅なのかもしれない。
「それ、今更だと思うけど」
が、今さっきタバサに会ったばかりなはずのゆきかぜはあっさりとそう言ったのだった。
「さっき驚いた私が言うのも説得力無いかもしれないけど、異世界から来たっていうなら私たちじゃ理解できない力を持ってても不思議じゃないだろうし。かく言う私たちだって忍法があるわけなんだから」
確かにそう言われてみればそうかもしれないと小太郎は思った。
少し前の校長室で、リノアは「人間というカテゴリで見たら対魔忍と一般人の差など些末なもの」と言ってのけた。タバサは“乗っ取られた”ことがあるとはいえ人間であることに変わりはないと思える。
「それに、どうあろうとタバサはタバサじゃない? まあ私は戦ってるところ見てないからこんな呑気なこと言えるだけかもしれないけどさ」
小太郎の考えを後押しするかのように、ゆきかぜはさらにそう付け加えた。
「ゆきかぜちゃんのこういうことをパッと言えちゃうところ、蛇子は好きだなー」
「な、何よ急に……」
じゃれ合う蛇子とゆきかぜを見て小太郎は心の中で小さく笑う。
だが蛇子は茶化し気味だったが、ゆきかぜが言ったことはもっともだと思った。
そして、何よりも。
(タバサが扇舟さんの命を救ってくれたことに変わりはないもんな)
あの場にタバサがいなかったら、きっと自分は後悔してもしきれないほどの思いをしていたことだろうということは痛いほどよくわかっている。
「……感謝してるよ、タバサ」
なんともなしに、小太郎はそう呟いていた。
「うん? よくわからないけど……ありがとう?」
誰にも聞こえないぐらいの声量だったのに、タバサの聴力はそれを聞き取っていたらしい。だがもう驚くまい。彼女は普通の尺度では測れないのだから。
とはいえ、年相応な女子というのもまた事実らしい。
「じゃあ感謝に対するお礼ということでお願いがあるんだけど。アイスもう1本……」
「お腹壊す……かどうかは異世界人だからわからないけど、3本も食べたんだから今日はもうダメだ!」
そういえばこの子をこれからしばらくふうま家で預かることになっていたんだっけと小太郎は思い出す。
アサギに言われたときから薄々気づいていたことだが、改めてこれはなかなか大変そうなことになるのではないかと思わずにはいられなかった。
稲毛屋回ですが、稲毛屋の婆こと稲毛夏がRPGでまさかの登場だったので出すか迷った結果、今後濃すぎるキャラ設定が追加されてきそうな予感がしたので今回は見送りました。
というかまさかの婆の姿のままプレイアブルらしいんすけど、GOGOといい4周年記念レイドのくせに祝う気ゼロのクソ堅くて強いフュルストといい対魔忍はどこに向かおうとしてるんですかね……。
レリック
武器にも防具にも分類されない特殊な装備。
各マスタリーの得意属性を伸ばしつつ、スキルを+1してくれるものが多い。
さらに特有のレリックスキルを使用できるようになる。
例えば本編中でタバサが使役している「四足の獅子のような獣」であるネメシスは、同名のネメシスというレリックのスキル「サモンネメシス」で召喚されたもの。
通常こういったペットは「ペットボーナス」というプレイヤーの能力と別のペット用の数値を参照にするのだが、ネメシスはプレイヤーの能力を参照にするタイプな上に不死属性を持っているため、ペットボーナスを稼がなくていいのが特徴。
そのため適当に召喚しておくだけで死なずにそこそこの手数で敵を攻撃してくれるので、攻撃時に発動するタイプの星座スキルの発射台としてもってこい。
ちなみにレリックのネメシス自体の性能は冷気ダメージの実数と割合強化、刺突ダメージの割合強化、狡猾性ボーナス、総合速度(移動速度、攻撃速度、詠唱速度をまとめたもの)強化、ナイトブレイド全スキル+1。
ペットのネメシスは刺突と冷気ダメージがメインで、攻撃時に敵のDAを低下させる効果がついているのでクリティカルを出しやすくしてくれる。
ブレイドスピリット
マスタリーレベル50で解放されるナイトブレイドのスキルで、自動で敵を捕捉し、刺突・冷気・出血属性で攻撃してくれる刃の精霊を召喚する。
ペットだが不死属性のプレイヤーボーナス扱いのためにペット用のステータスを上げる必要はなく、1振りでも2体召喚可能な上に一度召喚するとそのゲーム中は出たままになるため、とりあえず召喚しておいて星座スキルの発射台としてかなり便利。
敵が近づいただけでシャリシャリと切り刻んでダメージを与えてくれて、たまに貫通する弾を60度間隔で360度に発射してくれる。
特化するとなかなかいい威力になり、このスキルを全面的に強化する装備もあるので、それを利用してメインに据えたビルドも考案されている。
一方で必要なマスタリーレベルが50と最大なことと、バージョンアップの度に微妙に威力を落とされていったりして、現時点ではちょっと威力が控えめに感じる点が弱点。
とはいえ、以前は時限召喚型で再召喚が忙しいという欠点があったのだが、常駐してくれるようになったので使い勝手は大幅に向上している。
テルミットマイン
マスタリーレベル32で解放されるデモリッショニストのスキルで、3個1セット、最大6個の火炎放射地雷を18秒間地面に設置する。
地雷はいわゆるプレイヤーボーナス型のペットとして扱われる。
火炎・燃焼ダメージもそこそこだが、1番の特徴はヒット中に敵のエレメンタル耐性(火炎、冷気、雷耐性)を下げるという点。
さらにマスタリーレベル50で解放される後続のヘルファイアマインを取得するとカオスダメージと火炎・燃焼の割合ダメージが追加され、イーサーとカオス耐性も下げられるようになる。
これだけを見ると非常に便利なデバフスキルと思われがちだが、耐性デバフは火炎放射のヒット中のみであるため、敵を地雷の上にとどまらせる工夫が必要。
近接ビルドの場合はまだいいのだが、デモリッショニスト自体が割りと遠距離戦が得意ということもあって、ビルドによってはイマイチ使いにくく感じることもあるかもしれない。
とはいえそれでもだいぶ使いやすくなったのは事実で、昔は火炎と雷耐性しか下げられなかったり(ヘルファイアマインもカオス耐性だけの時期があった)、投げる→3つに展開→火炎放射開始という数秒かかる3ステップが必要だったり、敵が地雷を踏んでくれるかペットの攻撃で指定しないと火炎放射し始めなかったり、ヘルスが設定されていたので敵の範囲攻撃に巻き込まれるとぶっ壊されたりと、現在の比ではないほどに使い勝手が劣悪であった。
現在は不死ペット扱いとなり、場所を指定した瞬間に3個1セットで即設置後火炎放射が開始される挙動に改善されたので、エレメンタル耐性を下げられるようになったことと合わせてサバターの強化に貢献しているといえる。
なお、本編中で述べている通り火炎・燃焼ダメージは全て冷気・凍傷に変換されている。このスキルのみに働く変換(通称ローカル変換)の場合はエフェクトも青色の冷気放射に変わるのだが、全ての火炎・燃焼属性に対して働く変換(通称グローバル変換)の場合はエフェクトは元のままになる。