カンザキ食堂を後にし、タバサと扇舟は銃兵衛に連れられる形で彼のオフィスがあるというカジノへと移動していた。
あまりに衝撃的な自己紹介だったため困惑こそしたものの、一応タバサと扇舟も軽く自己紹介を済ませている。紹介を受け、タバサに対しては異世界人ということに、そして扇舟に対しては名前そのものに彼は興味を示したようだった。が、そこではそれ以上は突っ込まず、詳しくは彼のオフィスに着いてから、ということになった。
賑やかなカジノを抜けてバックヤードへ。その中でも特にセキュリティの厳しい、黒服たちが立っている部屋へと彼は先導していく。
「お疲れ様でございます」
銃兵衛よりも屈強そうに見える男たちが丁寧に頭を下げた。それに対して主は右手を軽く上げて労いつつ口を開く。
「おう。あいつらはもう来てるか?」
「はい。ご指示通りにお部屋の方へお通ししてあります」
「了解。ご苦労さん」
彼が連れていた女性2人をチラリと見た様子の黒服だったが、主の客人だろうと何も口を挟もうとはしなかった。恭しい様子で扉を開ける。
部屋の中には先客がいた。女性が3人、ソファに腰掛けている。金髪ツインテールの少女、青緑色のウェーブがかかった髪の大人の女性、そして体の半分が妖魔化しているような不気味な少女。
「遅いぞ銃兵衛! 呼んでおいて自分から遅刻というのは……。後ろの2人は誰だ?」
その中の1人。金髪ツインテールの少女が立ち上がりながら銃兵衛を責めようとし、客を連れていたことに気づいてそれをやめた。
「悪いな、紅。ちょっと面白そうな連中が来てたから俺自身の目で確かめたくてよ」
「……とかなんとか言って。どうせお前のことだ、そっちの大人の女性に惹かれて会いに行っただけじゃないのか?」
「ケケケ。否定はしねえよ。でもまあ……俺が相手をするにはちょっとばっかり危険過ぎる相手な気はしないでもないがな」
「危険……?」
紅、と呼ばれた少女はそう言って怪訝そうな表情を浮かべていた。それを無視して銃兵衛は自分用のデスクの椅子にドカッと腰を下ろし、紅に説明を始めた。
「2人とも座ってくれ。……で、この2人はヨミハラの味龍から来たそうだ。品物が届かなくてどうなってるんだ、ってな」
「それは……。確かにこちらの……というか、銃兵衛、お前の落ち度だろう」
「否定はできねえな」
「……どういうことなの? 詳しく説明して」
カンザキ食堂でもそこからここに来るまでの道中でも説明をしてもらってはいない。先客の3人と向かい合うようにソファに腰を下ろしつつ、思わず扇舟はそう尋ねずにはいられなかった。
「まあ待ちなって。後でちゃんと話す。とりあえずあんたらがどこから来たかがわかったところで……。おい、紅。自己紹介だ。まずはお前から」
「ハァ!? ……あ、いや、自己紹介は必要か。……とはいえ、お前は話の順番がめちゃくちゃだぞ、全く……」
文句を言って咳払いをしてから、紅と呼ばれた少女は自己紹介を始めた。
「心願寺紅だ」
「心願寺……?」
その名字に対し、思わず扇舟が反応する。その言い方が気になったようだが、紅は隣の2人の紹介を優先した。
「それから従者の槇島あやめと、
「ん? んー……」
今度は反応したのはタバサだった。何やら唸って首を傾げている。
「どうかしたの?」
「そっちの2人、どこかで会ったことがあるような……。店の客……じゃないな……。そのインパクトがある見た目なら忘れるはずがない」
「ということは直接会ったわけじゃない、ということになりそうだけど……。篝、記憶にある?」
「えーっと……。あるようなないような……。なんか私も引っかかってるんですよね……」
あやめに聞かれて、篝も篝でタバサ同様に何かが気になっている様子だ。
「じゃあ名前とか聞けば思い出すかもしれないか。私はタバサ。……これで何か思い出さない?」
「タバサ……タバサ……。あーどこかで聞いたことあるような、ないような……」
「これじゃ篝は当てにならないか。……それじゃあ最後。そちらの、私の名字を聞いて反応したあなただ」
やはり先程の反応が気になっていたらしい。少し眼光も鋭く、紅は最後の1人へと紹介を促した。
「……井河扇舟よ」
「何……?」
紅が剣呑な気配を纏うのがわかった。反射的にタバサが立ち上がって2人の間に割って入ろうとし、銃兵衛も紅を止めようと声をかける。
「待て待て! 紅、落ち着け!」
「落ち着いていられるか! ……今、目の前の女は井河扇舟と名乗った。ふうま一族にとっての仇敵、あの井河扇舟に間違いないのか?」
「ええ……。心願寺、と聞いてもしかしたらと思ったけど……。やっぱり『ふうま八将』の一角ね。おそらく
「そこまで知っているとなるとやはり本物か」
「……え? この人たちふうまの一族なの?」
と、紅を睨みつけていたタバサが不意に敵意を和らげながらそう言った。
「銃兵衛だっけ、あなたも?」
「ああ。そっち3人はふうま八将である心願寺の一族。俺は同じく八将の二車の遠縁に当たって……」
「二車? ……あのクズの頭領の仲間ってこと?」
途端にタバサの敵意が銃兵衛へと向く。
「ちょ、ちょっと待て! クズの頭領って骸佐のことを言ってんのか!? 確かに二車の遠縁とは言ったが、俺と骸佐はもう何の関係も……」
「あああああー! 思い出した! 思い出しました!」
そのやり取りを聞いていたからか。急に篝が大声を上げた。
「……篝、既に情報が渋滞気味だ。できれば少し待って……」
「あいつ! タバサ! そうだ、その名前ですよ! 若様が関係したフュルストの一件の時に暴れまくって、右腕を斬り飛ばされたのにくっつけて、協力し終えた瞬間に骸佐を背中から刺そうとしたヤバすぎる奴! そいつの名前がタバサ!」
本来なら何よりも優先する紅の言葉を遮って、篝は叫んでいた。
「あ、私も思い出した。あの時、館の中にひとつだけ正体不明な気配があった。あくまで監視目的で敵対する意思はなさそうだからって放っておいたけど、そういえばその気配と似てる」
「ひ、ひいいーっ!? 気づかれてた!?」
「もしかして……。ねえ篝、それって私達があなたに確認を取った相手よね? 確か仮面をつけた……」
「ん。そうか、そっちは館から出た時に遠くから私を監視して、攻撃してくるかもしれなかった相手か。こうすればわかる?」
あやめの言葉にそう答え、タバサはどこからともなく
「……ッ!? 間違いない……! あの時、数百メートルは離れて、忍法で気配を殺して音も遮断していたはずなのに、こっちを見上げてきたあの仮面の相手……!」
スコープ越しに見えた不気味な仮面が目の前に現れ、思わずあやめもたじろぐ。
「ストップ! そこまでだ! 頼むから全員落ち着け! ……まずはタバサ、席に座れ。それから紅は身構えるのをやめて、あやめさんと篝も警戒を解いてくれ。……ってか結果的に最初に槍玉に上がったはずの扇舟さんが一番落ち着いてるおかしいことになってるじゃねえかよ。なんだこれ」
銃兵衛がどうにかまとめようと、最後は呆れ気味になりつつもこの場を収めようとする。心願寺の3人はそれに従い、タバサも扇舟になだめられて結果的に従う形となった。
「話をまとめるぞ。まず扇舟さんから。……わかってて驚かせようと敢えて黙ってた俺も悪いとは思うが、この人はあの井河扇舟、本人に間違いない」
「……気づいていたのね」
「ケケケ。対魔忍、それもふうまの一族で井河扇舟って名を聞いて反応しなかったらモグリもいいところだ。そうじゃなくても俺にとっては情報は命だからな。あんたが何をしてどうなったか。若があんたに対してどうしたか。そのぐらいは知ってるぜ」
「何? ……ふうまはお前に父親の命を奪われているはずだ。にも関わらず今こうしてここにいるということは……。お前はあいつに許されたとでもいうのか?」
紅からの問いかけに扇舟が小さく頷く。
「……彼は『あのクソ親父でもそうすると思う』と言った上で、変わろうとしている私を信じてくれて、贖罪のために生きる道を見届けたいと言ってくれたわ。だから、そんな彼をがっかりさせるわけにはいかない。そうやって生きることが、彼に対する贖罪じゃないかと思っている……」
「噂に聞いていた井河扇舟と雰囲気がまるで違うと思っていたが……。そういうことか。だがふうまも甘い。父親の仇に対してそんなこと……」
「器がでかいとも言えるぜ。それでこそ俺が知ってる若だ。やっぱ将来大物になる。……お前も若のそういうところが気に入ってるんだろ?」
「そうかもな……って、何を言わせるんだ銃兵衛!」
銃兵衛が紅を茶化したことで空気が和らいだ。真面目に話していたのに、と呆れかけた扇舟だったが、もしかしたら彼は道化を演じてわざと自分から矛先を逸してくれたのかもしれない、とも思い当たる。
(だとしたら……。彼も大物ね。さすがはギャングスターといったところかしら)
もっとも、その予想が当たっているかどうかはわからない。聞いたところではぐらかされる可能性もある。扇舟は自分の心に留めておくことにした。
「……まあいい。ふうま本人が許すと言ってるのなら、私がどうこう口を挟む問題ではない。ただ、ふうまに仇なすようなら容赦はしない」
「そんなつもりは全く無いけれど、肝に銘じておくわ。……でもあなた個人としてはそれでいいの? 心願寺家は確か弾正の反乱にはほぼ参加していなかったはず。にも関わらず、完全に割を食う形で失脚させられた。原因には遠からず私が関係していると言えなくもないけれど……」
「確かに、傍から見れば理不尽な要求を押し付けられたと見えるかもしれない。だが、祖父はふうま一族を受け入れてくれたアサギに感謝し、これ以上の混乱は避けるべきだと、アサギは反対しようとしていたその要求を飲んで自ら五車を去る決意をした。義を持った行為だと私もそれを支持するし、口を出すことでもない」
武人のような考え方だ、と扇舟は感心していた。この年でそれだけの達観した考え方はそうそうできるものではない。
「でも五車への立ち入りを禁じられたのはお前としてはきつかったんじゃないか? 若に会えなくなるからな」
「それはそうだが……。って、おい銃兵衛!」
やっぱり年相応かもしれない、と扇舟は思い直した。小太郎が絡むと途端にダメになってしまうようだ。これだけわかりやすい反応をしているならさっさと自分の思いを伝えるなり何なりすればいいのに、と思ってしまう。
(若いっていいわね……)
結局、そんな感想で締めくくられてしまった。
「さて、と。いつまでも漫才やってないで、次、問題のタバサの方にいくか」
そこで銃兵衛が仕切り直した。
「個人的に言わせてもらえば、扇舟さんよりこっちのほうがヤバいからな。……ああ、改めて言っておくが、確かに俺は二車の遠縁の家柄ではあるが骸佐とは関係ない。五車も勝手に出奔してる。それにあいつは俺に配下に入れとか言ってきやがったが、全部蹴ってる」
「なるほど。嘘をついてる感じはないから一応信用する」
「これで一安心だ。じゃあ改めて。……さっきもちらっと聞いたが、俺の元に入ってきてる情報では少し前にヨミハラに現れた異世界人。本当か?」
異世界人、という単語に反射的に心願寺の3人に動揺の色が走ったのがわかった。
「ん。合ってる」
「ああ、そういえばそうだった……! 若様やフュルストの奴が異世界人とか言ってたような気もします。ヤバい行動と能力のせいでその報告をすっかり忘れてたかもしれません。申し訳ありません、紅様……」
「いや、いい。あの時はフュルストの術に巻き込まれてお前にしては珍しく泣き言を漏らすぐらいの事態だったみたいだからな」
従者と主のやり取りが落ち着いたとわかると、「続けるがいいか?」と銃兵衛が口にしていた。
「で、さっき篝が言ってた斬り飛ばされた右腕をくっつけただの、さっきどこからともなく取り出して今はもういつの間にか消えてる仮面も、異世界人の力か?」
「んー……。どうなんだろう。別にケアンの人間が誰でもできるわけじゃない気もするし。私が“乗っ取られ”だからかな」
「“乗っ取られ”? ……まあ要は特殊な人間ってことか? それにしてもそのさっきの仮面、どこから出したんだ?」
「どこ、って、インベントリから」
さも当然のようにタバサは宙空から再び
「えっと、タバサちゃんしかアクセスできない魔法の収納空間みたいなものがあるらしいの。武器とかもそこから取り出してるみたいで……」
慌てて扇舟が説明を入れるが、銃兵衛は呆れてため息をこぼしていた。
「対魔忍も大概ファンタジーなことやってるとは思うが、それに輪をかけてとんでもねえぞこれ……」
「私からもいいか? さっき銃兵衛に対して『嘘をついている感じはしない』と言ったり、以前に数百メートル離れていたあやめの気配を察知したり……。それもお前が特殊が人間だから、ということになるのか?」
紅が割って入ってきた。タバサは少し唸りながら答える。
「うーん……。多分そうなのかな。気配とか内面を見通す力が優れてるらしいよ。元の世界で敵意に対して敏感すぎるぐらいに反応してたから、その影響もあるかも」
「敵意に対して敏感……。それなら納得できるかも。あの距離でこちらを補足してくるのははっきり言って異常だと感じたもの」
あやめが納得したような声を上げた。
それをきっかけとしてか、場が一瞬静まる。その機会を待っていたように、銃兵衛が切り出した。
「……さて。じゃあこの2人の素性がわかったところで、そろそろ話を進めようと思うがいいか?」
「私個人としては少し気になるところがあるのだが……。まあいい。2人は物流が滞っていることに対してわざわざヨミハラから来たんだ。ちゃんとした説明をすべきだろう」
紅からの了承を受け、銃兵衛は改めて表情が堅いまま説明を始めた。
「実のところ、おたくらの荷物も含めて、それを運搬してるはずの貨物船が港内に入ってきていない」
「輸送の遅れがある、とは聞いたわ。それってこと? でもそうだとするとこちらからは手の出しようが……」
扇舟がそう指摘しようとしたが、銃兵衛が手でそれを止めた。
「確かに輸送自体は1週間程度遅れていた。それでも昨日には到着する予定だった。……ところが、その昨日から輸送船は沖合に停泊。積み荷を交渉材料に輸送費用のつり上げと、契約の更改を突きつけて来やがった」
「脅迫と捉えられかねない交渉は反感を買ってメンツを潰されたと逆効果になることもある。……最近知った教えだけど、銃兵衛としては相手の要求を飲むつもりはないわけだ」
少し前にアサギに苦言を呈されたタバサがそう言った。「当たり前だろ」と銃兵衛は不機嫌そうに答える。
「こちとらセンザキを取り仕切ってるギャングだぞ。そんな脅迫に屈するようじゃ最悪も最悪、他からも足元を見られる。それでも相手はこっちとビジネスで付き合ってきた相手だ。何かあるんじゃないかと思って交渉を続けながら背景を探ろうとしたんだが……。今日になったらもう通信も受け付けない。こうなったら今夜にでも直接俺が乗り込もうかと考えて紅たちを呼んでたんだが、そこであんたらがこの街に来てるって聞いたんだ。味龍はここ最近、店員が強すぎて店内で暴れるのは自殺行為になってるという噂は耳にしている。だから、場合によっては協力を仰ごうと思ったってわけさ」
要するに荒事に付き合え、ということだと扇舟は理解してため息をこぼした。結局こうなるのか、という思いがないわけではない。荷物のために協力する心づもりがあったから、戦闘用の義手を持ってきたのだから。
「じゃあ私達もあなたが乗り込むとなったら同伴しろ、ってこと?」
「実際に迷惑を被ってる連中がいる、ってことのアピールになる。それを抜きにしても2人とも腕は立つと見た。戦力としても申し分ない。勿論その分謝礼は出すぜ」
扇舟が唸る。確かに荒事も覚悟してきた。が、巻き込まれないならそれに越したことはない。とはいえ、センザキの顔役でもある男から直々の申し出である以上断りにくい。それに協力すればかなり大きな貸しをひとつ作れることにもなる。
現実的な考えと、打算的な考え。両方がせめぎ合う。どうしたものか、と扇舟はタバサの方へ視線を移した。
「私はどっちでもいい。こういうことは扇舟に判断を任せたほうがよさそうだし」
そんな彼女の考えを汲み取ったらしいタバサだったが、返ってきたのはやはり扇舟に丸投げの答えだった。仕方がない、と扇舟が腕を組んで考えだした、その時。
「……あ、ちょっとごめん」
不意にタバサがそう言いつつスマホを取り出した。着信しているらしい。
「あれ? 味龍からだ。こっちがどうなってるか聞きたいのかな」
「出ていいぞ。……なんなら俺らに協力するかどうか、そっちの店長に伺いを立ててもいい」
銃兵衛がそう言い終わらないうちに、スマホの使い方に慣れてきているタバサは通話を始めていた。
「何? ……うん、今話してるところ。なんか荷物を乗せた船がゴネてて積み荷が下ろせないんだって。……え? 話したい人がいる? 私に?」
タバサがそう言った直後。
「え……? 今の声……」
彼女にしては珍しく、明らかに驚いているとわかる。特徴的な大きめの目が、そのことを証明するように見開かれた。
対魔忍RPGが5周年だそうです。すごいなあ……。まだまだ続いてほしいです。
それに合わせて期間限定ガチャの五車祭も開催中。リーナ&イングとゆきかぜ&凜子を狙ってガチャ回したら運良く60連ほどで両方出てくれました。あまりに引きが良すぎたから交通事故とか気をつけないと……。
それと同時期に更新された今回のメインチャプターもなかなか面白い内容になっています。
米連との合同演習の模擬戦の際、小娘だと舐め腐ってる相手を完膚なきまでに叩きのめすゆきかぜと凜子とサポート役の孤路の活躍は心地よい爽快感がありました。いい意味でなろうものっぽい展開だなあとも思ったり。
本来のPCゲームの対魔忍とは少しベクトルが違うかもしれませんが、えっちぃシーンのためにピンチに陥ったり捕まったりしないといけないみたいな枷を外せたおかげで暴れまくれて、真っ当に近未来サイバーパンクくノ一アクションをしてるRPGのストーリーは個人的にとても気に入っています。
カンザキ食堂
対魔忍RPGのマップイベント、その名の通りの「カンザキ食堂」で初登場。
味龍に近い大衆食堂系の中華料理店であり、治安の悪いセンザキにも関わらず、この店の食事の際には争いをやめる、と言われるほどの味を誇る。
ライブラリーが佐郷文庫時代にセンザキでの行きつけの店だったために、休暇をもらったので久しぶりに訪問してみるが……という、ストーリー自体はよくある感じのお話。
実はライブラリーとしての登場はこのわずか1ヶ月前。にも関わらずいきなりメインクラスの出番をもらい、さらに差分でエプロン姿まで存在して優遇されまくりであった。
また、銃兵衛はこのシナリオで2回目の登場。初登場時から結構なインパクトを放ち、キャラが立っていたこともあって、話を締める役割としていい仕事をしている。その辺軽薄そうに見えてながらも、実はちゃんとの筋が通ってるところとかが骸佐と違ってとても好感が持てる。
マップイベでストーリーが2つしか無いために登場人物が少なめではあるが、短いながらも人情話を綺麗にまとめた個人的に好きなストーリー。
ハルト
対魔忍RPGのメインチャプター24の「センザキ・アンダーグラウンド」で初登場。終盤で名前が明らかになるセンザキのストリートチルドレン。立ち絵はない。
当チャプターでセンザキで起きていたストリートチルドレンの誘拐事件に巻き込まれるが、上の「カンザキ食堂」で初登場していたセンザキを根城にする女傭兵のエリカ・ブラックモア(とその相棒のヤス)と紅、さらにはどう見ても怪しい少女のミランダ・クローゼットによって助け出された。
その際、同じく捕まっていた他の子供達の避難を誘導するなど、まだ子供にも関わらず優秀な働き振りを見せている。
後にセンザキを舞台にしたストーリーイベントの「ハロウィンデビル」でも立ち絵なしではあるが再登場。銃兵衛の行きつけの中華料理店で働いている姿が描かれている。
その料理店はカンザキ食堂とは明記されていないものの、街の密かな名物であることや、大衆食堂系の中華料理店であることから十中八九ここだろうということで設定している。