時は少し遡る。タバサと扇舟が銃兵衛に連れられてカンザキ食堂を後にしていた頃。
ヨミハラには一組の男女が到着していた。
黒のボディースーツに抜群のプロポーションを包み、鞘に納めた刀・金剛夜叉を手にする美女、アンネローゼ。そして、ところどころに黄色い装飾が目立つコートのような防具を着込み、背中から二振りの剣を覗かせている異世界からの来訪者、ウルグリム。
見ようによっては親子にも、あるいは街の特性から「売った」側と「買った」側などにも見えなくもないこのコンビである。しかし実際は「お嬢さん呼びはやめて」とアンネローゼが言ったことをきっかけとしてか、以降ウルグリムは横柄な態度をとることもなく、対等に接していた。
(おばあちゃんにヨミハラに連れて行け、って言われた時はどうなるかと思ったけど……。このオッサンが思ったより物分りがいい人で助かったかな)
異世界から来たということで初めて目にするものが多かったのだろう。さすがにそう言った質問は多かったが、特に神経を逆なでするような事は言わなかった。
「地下にこれほどの街……。それに……電気というものか? まばゆいほどの光を放っているというのは、いささか興味深い」
そしてここまでもそうだったが、目に入るもの全てが新鮮だという感想を彼はよく口にしていた。電気すらないとなると文明レベルで全く異なる。当然の反応ともいえた。
「この街はかなり特殊よ。街の奥には異界……魔界への門がある。実はアミダハラにもあるけれど、あっちはここほど近くはないし、ノイおばあちゃんが重鎮として居座る魔術師協会が管理しているからね」
「つまりその言い方だと、この街はその異界への門が近いために影響を受けやすい、ということか。……人ではないものが多くいるように見受けられるのはそのためかな」
鋭い眼光は街並みだけでなく、そこを歩く者たちにも注がれていたらしい。こういった隙の無さもまた、アンネローゼが感心するところであった。
「それで、どうする? おそらくこの街全体が君がいた街……アミダハラといったか、そこの治安が最悪な場所と同等に危険とみた。実際私は気づかない間に無法者たちのテリトリーに足を踏み入れてしまったらしく、
「おっしゃる通り、ここもそういう闇の街だよ。でも私とあんたほどの腕なら必要以上にビビる必要もないと思うけど。……実際、そいつらを締め上げておばあちゃんの店の場所を吐かせたんでしょうし」
「降りかかった火の粉を払っただけだ。聞いたのはそのついでだよ。無用な争いは無いに越したことはない。……君だったか、ご老人の魔女仲間がこの街にいるんじゃなかったのか?」
ウルグリムにそう言われ、「まあ、それはそうなんだけど……」とどこか気まずそうにアンネローゼが答える。
「そいつがどこにいるかもわかってなくて、探すところからスタートなのよね……。で、どっちにしろ聞き込みをしないといけないわけだけど、探してる相手が異世界人っていうならもしかしたら噂になってる可能性もある。だから、とりあえずそこら辺の人に少し聞いてみてから考えようかなって。……と、いうわけで、今私達の後ろを素通りしようとしてるそこのオークのオッサン」
言いつつ、アンネローゼが振り返る。そこには、確かに両手に美女を侍らせつつこっそりと2人の背後を通り過ぎようとする、顔に傷跡が残るオークの姿があった。
「うおっ!? ……クソッ、美人だと思ってチラッと見たはいいが、絶対ヤバい相手だと気づいて関わらないようにしようと思ったってのに」
「そこで見てしまったのが運の尽きだね。別に取って食おうっていうんじゃないから安心していいよ。一緒にいる女の子を怖がらせるのも悪いし。……ただ、私の質問に素直に答えてくれるなら、だけど」
「……やれやれ。方向性こそ別だが、我が友と同様で凶暴な聞き方だ」
妖艶であると同時に凄みのある笑みをアンネローゼは浮かべ、それを見たウルグリムは思わずぼやいていた。
「聞きたいこと? 俺に答えられる範囲でなら喜んで答えてやるよ。その代わりこの後お楽しみなんだ、できれば答えたらさっさと見逃してくれると助かるんだけどな」
「それはそちら次第。……人を探してるの。この街にいるらしいんだけど。なんだっけ、えーっと……」
「まだ若い少女だ。身長は低め、髪型は肩にかからない程度の短く黒い髪。顔の特徴は目が大きめで大体の場合は無表情。戦闘の際は不気味な仮面を身につけ、二刀流で戦う」
アンネローゼの代わりにウルグリムが探し人の特徴を口にする。オークは少し考えた様子を見せてから口を開いた。
「……それもしかして、タバサのことを言ってるのか?」
ヨミハラに来て1人目でいきなり有力情報を得られたことに、思わず2人は顔を見合わせていた。
「あんたが探してた人ってその名前で合ってるの? ……あ、名前がないとか言ってたっけ」
「ああ。もし名前があるとすれば、こちらの世界に来てからつけてもらったか何かだろう」
「こちらの世界? じゃあなんだ、あんたも異世界人か何かか? ならおそらく間違いないぜ。タバサは異世界人だ。少し前にこの街に正体不明の化け物が現れた時があったんだが、そいつがタバサの世界の敵だって聞いたことがある。なんて言ったかな、死体をゾンビ化させて使役する緑の不気味なやつ。えっと……。なあ、聞いたことないか?」
両側に抱えるようにして肩に手を回している美女2人にオークが尋ねる。が、2人とも「えー、知らなーい」とこの会話自体に興味がない様子だ。
「……死者をゾンビ化させる緑色の化け物? まさか……イセリアルか?」
「ああ、そうそう、そんな感じの名前だったはずだ」
「驚いた。この世界ではイーサーが薄いように感じられたし、アンネローゼも知らないと言ったからイセリアルの侵攻は無いと思ったのだが……」
「いや、侵攻ってほどじゃない。この街に1回だけ現れただけだ。他のところはどうか知らないが。丁度飲んでたときに遭遇したから、俺も避難誘導に当たったっけな」
そこまで話してから、「……というわけで」とオークはまとめに入った。
「あんたらが探してるのがタバサだって前提で話すが、あいつはメインストリートの先にある味龍って中華料理店でバイトしてる」
「ば、バイト……? 異世界人がバイトしてるの?」
驚くアンネローゼに対し、オークはさも当然のように答える。
「ああ。店長代理の春桃の話じゃ、飯のウマさに感動して働きたいって言ってきたらしい」
「……確かにケアンの食事事情は絶望的だ。だが食事に全く興味を示したことのなかったあの友が……?」
「まあとにかく行ってみて損はないと思う。なんなら俺の名前を出したほうがスムーズかもしれないな。アルフォンスってオークが紹介したって言うといい」
アンネローゼとウルグリムが顔を見合わせ頷く。目的地は決まった。
「ありがとう。これ以上はお邪魔になるでしょうから私達はもう行くわ」
「おう。ならお礼ってことでそのうち一緒に一杯……いや、やめておこう。折角繋がった命を捨てることもねえしな」
「オークだと思って見下してたけど、あなたなかなか物分りがいいわね。きっと長生きできるわよ」
「そりゃどうも。じゃあな、美人の姉ちゃんと異世界人のオッサン」
アルフォンスと名乗ったオークはそう言うと、美女を侍らせたままネオンが輝くホテル街の方へと歩いていった。
「今のがこの世界流の挨拶かい?」
「この街流、よ。でも今のオーク……アルフォンスって言ったっけ、あいつは解ってるね。闇の街じゃ相手の実力を見定められなければ命に直結する。即座にこちら2人との力の差を把握して、余計な小競り合いすら避けた。しかも肝も据わってたし、この街の古株って感じだね。……ま、それが解らないですぐ絡んでくるような馬鹿もたくさんいるんだけどさ」
「なるほど……。そういうものだと覚えておこう。……時に、今の獣人はオークというのか?」
「ええ。両手に女を侍らせていた通り、性欲は旺盛。今の相手は知能が高いみたいだったからいいけど、低いやつになると本当に
「ああ。私がいた世界には『グローブル』という獣人がいたのだが、全くの別物だな。一方で共通する生物もいる……。なかなか興味深い」
異世界人の興味については軽く聞き流しつつ、アンネローゼは「それより行くよ」と、探し人が働いているという味龍へ向けて先導し始めた。
「しかし食べ物につられてバイトねえ……。あんたの友人はそんなに食にこだわりがあったの?」
「いや、無いはずだ。私の密かな趣味が料理なために彼女に振る舞ったこともあるが、特にめぼしい反応はなかった。……まあ、塩もまともに使えないあの世界では味付けも何もあったものではなかったが」
「うへえ、それはきつい。……そうなると、その時の反動でおいしいものを食べたから、って可能性があるか」
「そうかもしれない。いずれにしろ、この世界の料理に興味はあった。友を探すのは勿論だが、二重の意味で今楽しみではある」
チラリとアンネローゼが振り返ると、言葉の割にウルグリムの顔は険しいままだった。本当にそんなことを思っているのか疑わしく思いつつも、人魔が混ざって歩いているメインストリートを進んでいく。
目的の店はメインストリートの先で見つかった。
「ここね。中華料理店『味龍』。……大衆食堂ね」
「ふむ……。なんとも食欲をそそられる匂いだ。確かにあの世界出身の人間にとっては、この胃袋に響く匂いだけでもかなり刺激的といえる」
少しばかり大げさすぎないか、と思いつつ、アンネローゼは店内を覗く。時刻的にはまだ夕食に少し早いとも言えるが、既にそれなりに客が入っているようだ。
「じゃあ、入って探し人を聞くってことでいい?」
「勿論だ。……ついでにこの世界の食事もしてみたいところだがね」
「はいはい。早いけど夕飯ってことでいいか」
扉を開けて2人が中に入る。それを出迎えたのは料理を運んでいた、チャイナドレスを着たトラのちびっ子獣人だった。
「いらっしゃいませ、お好きな席へどうぞ、なのだ」
そう声をかけてきたが、既に次の料理を運びにかかっている。声をかけるにかけにくい状況だ。
邪魔をするようで躊躇われるが、話を聞かないことには始まらない。アンネローゼは先程席を案内しようとした獣人の虎娘に声をかける。
「ねえ店員さん。忙しそうなところ悪いんだけど、聞きたいことがあるの。人を探してるんだけど……」
「なんなのだ? うちは人探しの店じゃないのだ! ただでさえ今日はバイトが少ないせいで忙しいのだから、食べないなら帰るのだ!」
いきなり取り付く島もない。これはどうしたものかとアンネローゼが困っていると。
「何だトラジロー、トラブルか?」
厨房の方からいかにも中華娘、といった様子の少女が顔を出してきた。
「あの客が人を探してるとか言ってるのだ! うちは出前はやっても人探しはやってないのだ!」
「いえ、そうじゃなくて。探し人はおそらくここで働いているらしくて。アルフォンスってオークがこの店の店員だろう、って教えてくれたんだけど……」
「あー、あのオークのオッサンか。それなら悪い目的で探してるわけでもなさそうだな。ちょっと待ってくれ、今そっちに行く」
出ていた顔が引っ込み、しばらくするとその少女が厨房から店内へとやってきた。
「ほいほい。で、なんだって?」
「あなたが店長さん?」
「店長代理だが……まあ店長みたいなものだな。陳春桃だ。それで、人を探してるって? あのオークのオッサンが言うにはここで働いてる店員だ、とかって話だったか?」
春桃、と名乗った店長代理の言葉を聞いて、アンネローゼは背後のウルグリムを見た。それを受けて彼が先程アルフォンスに尋ねた内容と同じ特徴を述べる。
「女の子を探している。身長は低め、髪型は肩にかからない程度の短く黒い髪。顔の特徴は目が大きめで大体の場合は無表情。戦闘の際は不気味な仮面を身につけ、二刀流で戦う。本来なら名前は無いが、さっき聞いた相手は……確か、タバサと名乗っている、とか言っていたかな」
「ああ、その特徴なら間違いなくうちで働いてるタバサだ。ちょっと今はここにいないんだが、写真ならあるから確認するか?」
ついてくるように春桃が促す。そこで思わずアンネローゼがボソッと呟いていた。
「……ウソでしょ。こんな簡単に見つかるとは思ってなかった。ミリアムの同居人が知ってる、って話は聞いてたから、そっちが本命だったのに」
「ははは。あのオークのオッサンは時々うちに来るからな。そうじゃなくてもこの街で暮らして長いって噂だ。いい相手に話を聞いたな。あと、ミリアムも時々だがうちに来るぞ。……まあ居候してる探偵事務所は万年金欠らしいから、ここ最近は見てないけど」
「何やってんのよ、あいつは……」
呆れ気味なアンネローゼをさておき、春桃は厨房の中へと2人を案内した。そこにあった業務用の冷蔵庫。材料に関するメモなどが書かれた付箋に混じり、1枚の写真がマグネットで貼り付けてある。
「うちの従業員がレクリエーションのときに撮った写真だ。で、この右側に写ってるのがタバサ。探してるのはこの子じゃないか?」
それを覗き込み、「おぉ……」とウルグリムが声を漏らしたのがわかった。
「確かに我が友だ。そうか、やはりこの世界だったか。……しかし随分と精巧な絵だな」
「あー、そういうことか。その言い方だと、あんたもタバサと一緒で異世界人か。……え、じゃあなんだ、もしかしてタバサのことを連れて帰っちゃうのか!?」
目的の少女は無表情だが、写真の中の他の店員たちの表情は皆穏やかだ。それだけアットホームな職場ということになる。そこを引き裂かれかねないというのは、店を預かっている店長代理としては避けたいのだろう。
「彼女は世界を救った英雄だ。出来れば戻ってきてほしいところだが……」
「え!? タバサってそんなすごい奴だったのか!?」
「……おそらく当人にその自覚はないだろう。とにかく敵対してきた相手を斬った結果に過ぎない、とか思っているかもしれない。しかし私の世界では英雄であり、私にとっては大切な友であることに違いはない」
「うーん……。タバサがいなくなっちゃうのはものすごく嫌だけど、こればっかりは本人の意志もあるだろうし……。あ、まずい……。タバサがいなくなるかもって考えたらなんか悲しくなってきた……」
以前、春桃はタバサが一時的にヨミハラを離れることになった際、大泣きしてしまったことがある。それを思い出しているというのもあるのだろう。
「春桃さんのモットーは『店で働く奴は皆家族!』ですものね。……なので、その家族であるはずのボクが困ってるので、そろそろ戻ってきてください! 春桃さんが仕上げてくれないと料理が出せないし、ボク1人じゃそろそろ限界ですよ!」
そこで厨房で鍋を振るっていた犬のような獣人が補足をしつつ、悲痛な叫び声を上げていた。
「そうだヨー。大切なお話かもしれないけど、あんまり長引くとトラトラに怒られるネー」
ホールを担当している、額に御札を貼られたキョンシーのような鬼族の少女もそう付け加える。
「わかってるよ。でももうちょっと待ってくれ。……とりあえずタバサが元の世界に戻る戻らないは当人次第だから今はなんとも言えないとして。さっき言った通り、今タバサはここにはいないんだ。野暮用でセンザキまで出てもらってて」
「センザキですって? なんだってそんなところに?」
「とっくに届いてるはずの調味料がまだ来ないんだ。先方に連絡しても明確な返事がもらえなくてさ。この後クリスマスだ年末だってなって流通が滞る前に何とかしておきたかったから、タバサの保護者役でもあるセンシューと一緒に直接行ってもらったんだ」
「つまり行き違いになった、ってことか。……この街で待ってれば会えるんだろうけど、あんたとしては早めに直接顔を合わせたいところでしょ?」
アンネローゼが腕を組んだまま難しい表情をしているウルグリムへと問いかけた。
「まあ……可能であるならば。しかし下手に動いてまた行き違いになったりしては……」
「じゃあちょっと連絡してみるか。長引きそうなら2人がセンザキに行く、もう帰り道だっていうならこの街で待つ。それでいいんじゃないか? えーっと、タバサのスマホの番号は……」
そう言うと春桃は店の電話の子機を手に、業務用冷蔵庫に張ってある付箋の中からタバサのスマホの番号を探し出していた。
「え……。異世界人がスマホ持ってるの!?」
「ああ。この街ではセンシューが面倒を見てるが、あいつの本来の保護者は対魔忍らしい。それで連絡用に持たせてる、って」
「やっぱり対魔忍が目をつけてたか。……まあ異世界の英雄だとか、高い戦闘力を持ってるってなったら野放しにしておくわけは無いと思ったのよ」
「スマホ……? 対魔忍……?」
ウルグリムが説明を求めるようにアンネローゼへと視線を送ったが、それより先に電話越しに何かを話していた春桃から子機を手渡された。
「何かな?」
「何、って電話……。あ、そうか、わからないのか。ここを耳に当てて話しかけてみてくれ」
「ここを? ……これでいいのか?」
そう言って受け取った子機をウルグリムが耳に当てると同時。
『え……? 今の声……。もしかして、ウルグリム?』
聞こえてきた声に思わず彼は目を見開いた。それから表情を崩して口を開く。
「すごいな、遠くにいると聞いたはずなのに声が聞こえるのか。……ああ、私だ。久しぶりだな、友よ」
現在開催中の対魔忍RPGのイベがぶっ飛びすぎてて理解の範疇を超えてきて困ってる。
全員腹ボテガチャってなんだよ……。なんで一般版これ通ったんだよ……。
サイバーパンクやってると思ったら時々思い出したように「これ対魔忍だぞ」ってアピールしてこられるとビビりますわ。
ところでこの話に味龍も出てくるんですけど、もし書き続けてここに追いつくようなことになったらどうしたらいいんだろうと頭を抱えております。
あと味龍ってメインストリートの先にあるって設定のはずだから治安はマシな方だと思ってたけど、別にそんなことなかったかもしれないですね……。
アルフォンス
顔に大きな傷を持つオーク傭兵。
立ち絵はモブのオークの差分であるにも関わらず非常に優遇されており、初登場はなんとサービス開始後わずか2ヶ月後のメインチャプター7「さくらのお小遣い大作戦」まで遡る。
このころはまだキャラの名前は決まっておらず、「オーク傭兵」や「歴戦の傭兵」といったネーミングだった。
性格も面倒見はいいが粗野な部分が目立ち、言葉遣いもオークらしく乱暴と言った感じだったが、いつの間にか悪い部分はマイルドになっていき、「面倒見がいい」という長所が残る形となっていった。
サービス開始後初となった、ゴブスレパロのエイプリルフールイベでは「タコスレさん」というサポートキャラとしても登場している。
そんな具合でプッシュされ続け、気づけばアルフォンスという名前がつけられ、ストーリーに度々顔を出すようになり、さらには本編24話で登場しているルイスの兄という設定にもなった。
それにしてもアルフォンスとルイス……後者に濁点をひとつつけると同じ声優さんが演じたキャラになるネーミングなのは気のせいだろうか。
ライブラリー同様、決戦クエストのキャラにもなっているため、シーンはないがボイスがついており、味方として使えるキャラでもある。しかも実装当時から普通に強い上にラック100が現実的であるため、今も十分使える性能だったりする。
それほど人気も存在感もあるキャラとも言えるわけで、対魔忍においては所詮「雑魚」「モブ」「悪役」「やられ役」「竿役」程度に過ぎなかったオークの中で異彩を放ちまくる1人と言っても過言ではないだろう。
グローブル
ケアンに存在する獣人で敵モンスター。ビースト族に分類される。
他作品でいうとゴブリンのような小型種から、オーガのような大型種まで多種存在している。中にはイセリアルに乗っ取られたのか、イセリアル化してビーストであると同時にイーサーコラプションに分類される敵もいる。
ジャーナルによれば放置してあるスクラップを盗んで野営地に溜め込むらしい。
小型のグローブルの中には味方の体力を回復するタイプもおり、ヒーロータイプやボスの体力を削って後少しと思ったら回復されたなんてこともあったりする。
獣人系ということで、大抵ファンタジー系だとスポットが当たりやすい種族のはずなのだが、如何せんGrim Dawnはイセリアルとクトーニアンが幅を利かせまくっていることもあって今ひとつ目立たない。
ただ、MI装備は多数存在し、特に詠唱用オフハンド(盾ではない左手用装備)はグローブルの名がついたものが7つも存在している。