とある鎮守府の風景(未完)   作:隣のAG/凍る天然水

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索敵機、着艦始め!

とかタイトルにしようと思った。
駄文です。きっと完成することはないでしょう。
さらに中途半端という…。

文才すら無いと思いますが、それでもいいと思ったらどうぞ。



とある鎮守府の風景(未完)

 部屋で一人書類を整理する少女は、しばしその手を止め、窓から見える景色を見た。

 

「そろそろ遠征艦隊が帰ってくる時間ね。みんな無事かな」

 

 この鎮守府にも梅雨が訪れようとしていた。

 6月のある日、秘書艦である瑞鳳は1人書類を整理していた。

 

「今日の任務はあと…」

 

 ちょうど手にしている書類(リスト)を確認すると、定められた今日の任務は、既に終わりを告げようとしていたことがわかる。連絡は既に届いているので報告を待つばかりである。

 昼時の執務室、他の艦娘達はみな食堂へと向かい、すっかり静まり返った部屋に、廊下からにぎやかな声が聞こえてくる。どうやら遠征に出ていた第3艦隊、第4艦隊が帰ってきたようだ。

 阿武隈を旗艦とする第3艦隊、電を旗艦とする第4艦隊の全員が部屋へと入ってきて横一列に整列する。

 

「第3艦隊、帰投しました!」

 

 第3艦隊は阿武隈の他、阿武隈と仲のいい潮、暁型の姉妹である暁、雷での4隻での艦隊だ。6艦に増えることも多々あるがこの4隻はほぼ固定である。

 

「第4艦隊、帰投なのです!」

 

 一方、電が率いる第4艦隊は常に6隻固定で、睦月型姉妹の睦月、弥生、卯月に巻雲、軽巡である長良、で編成されている。提督(いわ)く、6隻固定ということで、新人艦娘を古参の艦娘に教育してもらう、という名目も含めている…とのこと。

 

「みんな、お疲れ様」

 

「これが、今回の成果なのです」

 

 阿武隈と電それぞれから報告書を渡される。

 

「はい、受け取りました。昼食をとって、ゆっくり休んでね」

 

 お腹へった…という呟きも聞こえてきたので、くすりとしながらも終了の旨を告げる。

 

「皆さんは私たちに気にせず、先に昼食をとっていてください」

 

「私たちは瑞鳳さんと後から行くので」

 

 私の言葉に続けて言われた、電の一言に私は「えっ」と声がもれそうになった。

 

「き、気にしなくても大丈夫ですから」

 

「遠慮はいらないのです。手伝うのです!」

 

 目を輝かせにじり寄ってくる電に軽く引いてしまう。

 無理やり取られる前に、早く終わらせなければ…!

 

「そう?雷、行くわよ。ハンバーグが待っているわ!」

 

 言うと即座に振り向き、走り去る暁。

 

「はあ、暁ねぇは……電、先行っているわよ」

 

 雷はため息を吐きながらも暁の後を追って行った。

 

「お疲れ様!さあ、卯月、弥生、潮ちゃん、行くよ!」

 

「お疲れぴょん!」

 

 睦月、卯月も後を追うかのように、駆け足で執務室を後にする。

 

「…お疲れ様…です」

 

「阿武隈さん、お疲れ様です」

 

「弥生さんに、潮ちゃんもお疲れ様」

 

 阿武隈と二、三言会話した潮は、弥生と共に部屋を後にしていった。

 

 ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇

 

 3人だけとなった執務室で作業を続けること数分、突然阿武隈が話をきりだしてきた。

 

「この鎮守府もずいぶん賑やかになったよね、電ちゃん」

 

「そうかな?」

 

 私は書類を整理する手を止めずに聞き返した。

 

「はい、最初は私と阿武隈さんの2人だったのですよ」

 

 電は懐かしむように窓の外へ目を向けた。

 

「およそ二週間にわたって行われた、ちょうど一ヶ月前に終わった大規模作戦が始まる直前に、提督さんが着任したのです」

 

「え!?この鎮守府はまだ、一ヶ月ちょっとしか機能していないのですか!?」

 

 衝撃の事実に、手に持っている書類を落としそうになるが、何とか堪えた。

 そのときの提督さんは既に少尉の位をもっていた気がする……随分と早い出世だ。

 

「そうだよね~。瑞鳳さんが来たときには、第3艦隊まであったから……言われてもそうとはわからないよね」

 

 続けて言われた阿武隈の話を聞いて、そういえば、と思い出す。

 私は大型建造によって生まれた、ということを。

 

「提督さんが空母が足りない!って建造した矢先のことでした」

 

 電の言葉に提督との出会いが思い起こされる。

 

「…そういえば、あの時…」

 

 今だから思うが、提督の顔は、少し残念そうでもあったように感じたのは気のせいだったのだろうか。

 

 ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇

 

 それから数分で書類整理は終わってしまい、今は3人で食堂へ向かっている。

 

「おかげさまで早く終わりました。でもわざわざ手伝っていただかなくても、いいのに」

 

 自分のせいで2人の昼食が遅くなるというのは申し訳なく思う。

 

「いえ、むしろもっとやってしまうつもりだったのですが…」

 

 電に、もっとと言わずに、全部やります!と言われたので、内心少し引いてしまったとは言えない。

 

「電ちゃんは最初の秘書艦だったから、手際の良さは艦隊随一だからね。それに比べて私なんて…」

 

 明後日の方向を向いて言った阿武隈は、遠い目をしていた。

 …トラウマでも刺激してしまったのではないかと、心配になった。

 

「あら、瑞鳳さん。皆さんが待ちわびていましたよ?」

 

 食堂に入り、聞いた第一声は、翔鶴さんのその一言だった。

 

「…え?」

 

 周りを見渡すと、もう昼食をとるのは遅い時間だというのに、この鎮守府全ての艦娘がいて、ほとんどの視線が自分に向いている。

 

「おっそーい!」

 

「まあまあ、島風ちゃん。瑞鳳さんは秘書官として頑張っているのだから、そんなこと言わない」

 

 島風が催促するのを、隣で夕張が宥めている。

 

「秘書官である貴女(あなた)がいなければ始まりませんので」

 

 加賀さんの言葉に、周りの皆もうんうんと、頷いている。

 

 どういうことなのか、加賀さん聞いてみると、

 

「一ヶ月前に、南西海域で大規模作戦が行われた、ということは当事者なのでわかりますね?」

 

 と返ってきた。

 

「はい、しかし着任したときには、既に一週間経っていたようですが…」

 

「作戦が終わった後に建造、着任した艦娘が多いので、そのあたりのお話を伊勢さんが中心となってしてもらう、ということになったのですが…」

 

 加賀さんの言葉に、伊勢さんはニコリと顔をこちらに向けた。

 

「やっぱりみんなが揃っていないとね」

 

 伊勢が胸を張って言う。

 

「…ということです」

 

「初代秘書官様もきたことだし……昼食がまだの人もいるから、もっと詳しい話は後で電ちゃんや阿武隈に聞いてね」

 

 そして伊勢は一ヶ月前の話を始めた。

 

続く?

 




艦これ二次書きたい、とか思ってやってみた。
瑞鳳さえ秘書艦にできれば…とか、春イベ後のひととき、とかみたいな…

イベントの描写とかやりたいと思いましたが、そこまでの描写を思い浮かびませんでした。

すいません。

きっと続き書くにしても、まず構成見直しかな……なんて。


最後まで読んでくれたあなたに精一杯の感謝を。
ありがとうございました。


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