眠っている妙花が夢の中でたえ会議をおこなう様子を描いたお話です。
時系列はグランドルート後を想定しています。
★場所:LALEオフィス
【柊一郎】
「――ってことで、妙花の中には小人がたくさんいるんだって」
【ノア】
「なるほど、心を整理する術ですか」
【伊栖未】
「お、面白そう……!」
【妙花】
「いや、面白くはねぇんだが……。ほら、アタシは幼い頃からいろんな思惑が渦巻く場所にいたからな、余計な感情に邪魔されねぇよう自然とそうなったんだよ」
【ノア】
「でも自分を客観的視するにはいいと思いますよ。器用じゃないとできない気もしますけど」
【妙花】
「そりゃ手前らカタギとは立場が違ぇからな。器用がどうこうって世界じゃねぇんだよ」
【柊一郎】
「『よくぼう伊栖未』ってどんな感じだろ」
【伊栖未】
「美味しいご飯食べたい!」
【妙花】
「普段とあんま変わらねぇな」
【ノア】
「まったく……鐘さん、欲望ならなんでもいいってわけじゃないでしょう」
【柊一郎】
「じゃあノアは?」
【ノア】
「お姉ちゃんと――」
【妙花】
「手前もじゃねぇか」
【柊一郎】
「ふたりとも下手くそ」
【ノア】
「これ下手とかあります?」
【伊栖未】
「な」
【妙花】
「くっくっ、手前らにはちと早かったか」
【伊栖未】
「でも、た、妙花が理知的なん、理由がわかった気ぃする」
【ノア】
「頭の中を整理するって意外と難しいですからね。それができるからこそ波多江組組長が務まったとも言えます」
【妙花】
「別にそんな大層なモンじゃねぇけどな……。必要だから仕方なくやってたってだけだ。……それよりさっさと仕事に――」
【柊一郎】
「『よくぼう妙花』とか会ってみたいな。どんな感じなんだろ」
【妙花】
「…………」
【伊栖未】
「ど、どうやったら会えるんだ? 方法教えて」
【ノア】
「頭でも打たせてみますか」
【柊一郎】
「そんなんで出てくるかな」
【妙花】
「……手前らいい加減仕事に戻りやがれ! いつまでしゃべくってるつもりだ! アァ!?」
【怒られトリオ】
「「「すみませんでした……」」」
■時刻:夜
★場所:妙花の部屋
【妙花】
「……ったく、あの馬鹿共ときたら……! しょうもねぇことでいつまでもベラベラと……!」
【妙花】
「…………」
【妙花】
「……よく考えたらそこまで怒るほどのことでもねぇし、別にいいか」
【妙花】
「……さぁて、寝るとするかねぇ」
【妙花】
「…………」
【妙花】
「…………」
≈≈≈≈≈≈
【おやぶん妙花】
「――さてと、久方ぶりの”たえ会議”を開催する」
【よくぼう妙花】
「わーいわーい! 会議だ会議ー!」
【りせい妙花】
「本当に久しぶりですね。1年近くやっていなかったのでは?」
【おやぶん妙花】
「まぁ、そもそもやる必要がなかったからなぁ」
【すの妙花】
「あ、あの……」
【りせい妙花】
「おや、どうしましたか」
【すの妙花】
「今の”これ”って……何?」
【よくぼう妙花】
「え、どういうこと?」
【すの妙花】
「これって、いつもの”整理”じゃないでしょう……? なのになんで会議が開かれてるのかなって」
【おやぶん妙花】
「今本体は眠ってるからな。たしかに本来のとは違うが」
【よくぼう妙花】
「りせい妙花ー! ほら解析して解析!」
【りせい妙花】
「おそらくこれは夢の中と思われます。眠っている間にも記憶の整理がおこなわれること、深層心理が夢に反映されること。この2点が影響しているのでしょう」
【すの妙花】
「深層心理って……?」
【りせい妙花】
「本日、柊一郎たちとの会話のなかでこの”たえ会議”について話題が上がったでしょう。その記憶の印象が強いなど、そういった部分によってこのような現状となっているのかと」
【すの妙花】
「な、なるほど……。じゃあ結構例外的なんだね」
【よくぼう妙花】
「じゃあさ、夢の中ってことはさ、何してもいいってことだよねー?」
【りせい妙花】
「そういうことではないと思いますが……おやぶん妙花さん、その格好は」
【おやぶん妙花】
「……あぁ、これか」
【すの妙花】
「……『げいじゅつ妙花』の格好」
【おやぶん妙花】
「単純な話さ。柊一郎たちとこうしてゲームを作るようになったことで、ある意味”本懐”を遂げたんだ。元々絵を描きたかったアタシにな。その反映ってことだろ」
【よくぼう妙花】
「それはそうだよねー。実際にそれが叶ったわけだし、『げいじゅつ妙花』と一体化しても不思議じゃないっていうかー」
【りせい妙花】
「しかし大元は『おやぶん妙花』さんなんですね」
【おやぶん妙花】
「長年ヤクザの組長をやってきたからな。根っこはそうそう変わらねぇ、ってこったろ」
【りせい妙花】
「なるほど、精神はあくまで”おやぶん”ってことですか」
【すの妙花】
「そ、それで……議題は?」
【おやぶん妙花】
「いや、特にねぇ」
【すの妙花】
「…………」
【おやぶん妙花】
「…………」
【すの妙花】
「え、じゃあこれ何の時間?」
【りせい妙花】
「先程も説明したように、今のこれは夢の中です。むしろ議題が用意されているほうが不自然だと思います」
【よくぼう妙花】
「えー! やーだー! そんなのつまんないよー!」
【せいだく妙花】
「この渡世、何が起こるかわからねぇもんさ。清濁併せ吞む器量がなけりゃやっていけねぇ、だろ?」
【よくぼう妙花】
「うわでた」
【おやぶん妙花】
「煙たがられてんじゃねぇか」
【りせい妙花】
「それしか言いませんからね」
【せいだく妙花】
「そういう清濁も併せ吞む器量がなけりゃ――」
【りせい妙花】
「うるせぇ!! botか手前は!! すっこんでろ!!」
【よくぼう妙花】
「あ、りせい妙花がキレた」
【すの妙花】
「これってどういう深層心理なんでしょう」
【おやぶん妙花】
「さあな。知らねぇほうがいいこともある」
【???】
「――遊んでねぇでこっちにも目を向けやがれ手前ら!! 舐めてんじゃねぇぞコラァ!!」
【???】
「こちとら溜まりに溜まってしゃあねぇってのによ……!」
【???】
「くそ……あいつら冷蔵庫ん中容赦なく食いやがって……」
【すの妙花】
「えっ、な、なに……?」
【おやぶん妙花】
「……だれだあいつらは」
【りせい妙花】
「新たな敵の登場の仕方のテンプレみたいなことしてますけど恥ずかしくないんでしょうか」
【よくぼう妙花】
「まだご立腹?」
【おやぶん妙花】
「とりあえず名乗れ。だれだ手前ら」
【むかむか妙花】
「むかむか妙花だろうが!! んなこともわかんねぇのか手前ら!!」
【むらむら妙花】
「む、むらむら妙花だ……! くっ……!」
【はらぺこ妙花】
「は、はらぺこ妙花……」
【妙花四天王】
「「「「…………」」」」
【おやぶん妙花】
「……いたな、そんなの」
【りせい妙花】
「そういえばあまり出番のないお三方ですね。すっかり忘れていました」
【すの妙花】
「さっき『目を向けやがれ』って言ってなかった……?」
【よくぼう妙花】
「ねぇ、なーにー? 補欠に用はないんだけどー?」
【おやぶん妙花】
「補欠とかあんのかこれ」
【むかむか妙花】
「やかましい!! 手前ら暇なんだろうが!! だったら話があるアタシらにかまえってことだ!!」
【よくぼう妙花】
「言い方かわいいな」
【りせい妙花】
「つまり、あなたたちには議題があるということですか」
【はらぺこ妙花】
「そ、そう言ってんだろうがよ……」
【おやぶん妙花】
「あいわかった。じゃあこっちに来い。話聞いてやるよ」
【むらむら妙花】
「はぁ……はぁ……!」
【よくぼう妙花】
「むかむかとむらむらのテンションなんかうっとおしいね」
【すの妙花】
「だから補欠だったのかな……」
【りせい妙花】
「それではまず、はらぺこ妙花さんから、どうぞ」
【はらぺこ妙花】
「……アタシらよ、手元不如意なせいでここ最近ろくなメシ食えてねぇだろ」
【おやぶん妙花】
「まぁ、そうだな。昨日と今日と、ただの塩おかゆしか口にしてねぇからな」
【よくぼう妙花】
「だれか風邪でも引いてるんだっけ」
【りせい妙花】
「ごく普通の食事です」
【はらぺこ妙花】
「……いい加減、もうちっとマシなモンが食いてぇって話だよ」
【よくぼう妙花】
「でもわかるー。この前柊一郎のお姉さんが持ってきたような美味しいご飯食べたいよねー」
【すの妙花】
「あれは美味しかったね」
【りせい妙花】
「しかし再現するだけの技術もなければ材料もありません。そもそも手元不如意という話なのですから、現状どうあっても不可能でしょう」
【よくぼう妙花】
「えー!? 組にいた頃のようなもっと豪華なものが食べたいよー!」
【はらぺこ妙花】
「アタシよりハードル高ぇこと言うじゃねぇか」
【りせい妙花】
「あれは組長という立場だったからこそありつけたもので、いまのような環境では」
【おやぶん妙花】
「りせい妙花の言う通りだ。アタシは自ら選んでいまの立場にいる。そこに異を唱えるってのは筋が通らねぇ」
【おやぶん妙花】
「組の代紋がねぇ現状、金がねぇってことはいまのアタシはそれだけ未熟ってことさ。本来、人間てのは身の丈に合ったモンを食うんだ。うめぇモンが食いたきゃもっとゲームが売れるよう努力すべきって話だ。違うか?」
【はらぺこ妙花】
「…………」
【せいだく妙花】
「…………」
【すの妙花】
「ねぇ、こういうときこそ清濁云々言うべきなんじゃないの?」
【せいだく妙花】
「せいだ――」
【りせい妙花】
「遅いです」
【よくぼう妙花】
「こいつ肝心な時に使えねぇな」
【おやぶん妙花】
「話はまとまったな。次はむかむか妙花だ」
【むかむか妙花】
「あぁ……やっぱり腹立つな……!」
【よくぼう妙花】
「こいつの相手なんか嫌なんだけど」
【すの妙花】
「まあまあ……」
【おやぶん妙花】
「いったいなににイラついてんだ、手前は」
【むかむか妙花】
「…………女」
【おやぶん妙花】
「あ?」
【むかむか妙花】
「……あの似非修道女が、アタシらの聖域に踏み入ったことに決まってんだろうが!!」
【おやぶん妙花】
「あー……」
【すの妙花】
「柊一郎と伊栖未が……言ってたね」
【よくぼう妙花】
「でもたしかにムカつくよねー。プリズンであれだけのことをしておいてどの面下げてズケズケと入ってきてんだーって感じで」
【むかむか妙花】
「それだけじゃねぇ!! 伊栖未が言うには……あの女、手前の胸を柊一郎に揉ませたらしいじゃねぇか。それはそれは、柊一郎も満足気だったようでなぁ……!」
【よくぼう妙花】
「ただの嫉妬じゃん」
【りせい妙花】
「理性的なつっこみはやめなさい。それは私の仕事です」
【おやぶん妙花】
「言うほどそうか?」
【むかむか妙花】
「男ってのは……男ってのはよ……そんなに巨乳が良いってのか!? アァ!!??」
【りせい妙花】
「それは仕方のないことです。『巨乳と貧乳どちらが好きか』的なアンケートをよく見かけるでしょう? あれらを見る限り、8割以上が『巨乳好き』と答えています。巨乳の前に貧乳はただただ無力なのです」
【せいだく妙花】
「そういう清濁も併せ呑む器量がなけりゃ」
【よくぼう妙花】
「このタイミングでそれ言うのは酷すぎないかな」
【りせい妙花】
「同じ妙花でも仁義に欠けますね」
【おやぶん妙花】
「そうかなぁ……」
【すの妙花】
「で、でも、急に胸を大きくする方法なんてないし……」
【よくぼう妙花】
「ここ夢の中だから、その気になれば大きくできるよ? ほら、巨乳のイメージしてみて?」
【すの妙花】
「……す、すごい! アタシの胸、大きくなった! まるでノアやかんぴょう女並だよ!」
【りせい妙花】
「むなしくなるだけなのでやめなさい」
【おやぶん妙花】
「だいたいよ、その理屈だとアタシや伊栖未には手を出さねぇってことになる。だが実際はどうだ? みんな仲良くセッ〇スしてるじゃねぇか」
【むかむか妙花】
「それはそうだが……!」
【よくぼう妙花】
「さりげなく伊栖未も仲間に入れたね」
【りせい妙花】
「ノーコメントで」
【おやぶん妙花】
「それにだ、まだ若い年頃だ。日々運動して牛乳でも飲んでりゃ可能性はゼロじゃねぇだろ。何事も日々訓練、諦めるにはまだ早えんじゃねぇか?」
【りせい妙花】
「たしかに、周りと比べたら妙花は年下なほうです。数年後にはもっと大きくなっている可能性は十分にあると言っていいでしょう」
【すの妙花】
「そ、そうだよね……! まだ大きくなれるかもしれないよね……!」
【おやぶん妙花】
「今度また柊一郎が巨乳にうつつを抜かすようであれば一発ぶん殴ってやりゃいいじゃねぇか。似非修道女も(また来たら)ついでにな。それでいいだろ?」
【よくぼう妙花】
「そうだよ! ノアや我妻のおっぱいを嬉しそうに揉んでたらキンタマに蹴りでも入れてやれ!」
【りせい妙花】
「これで問題は解決ですね」
【むかむか妙花】
「そうだな」
【すの妙花】
「そうかな……」
【おやぶん妙花】
「で、最後はむらむら妙花か。話はなんだ?」
【むらむら妙花】
「…………っ!」
【よくぼう妙花】
「むらむらがまだムラムラしてる」
【りせい妙花】
「もしかしてさっきの話で少し欲情したのですか?」
【むらむら妙花】
「アタシも年頃だ……。そういう話に敏感になることもある。特に下半身がな。そうだろ?」
【よくぼう妙花】
「なに言ってんだこいつ」
【おやぶん妙花】
「アタシこういうキャラだったか?」
【りせい妙花】
「それで……なぜあなたはそこまでムラムラしているのですか?」
【むらむら妙花】
「…………」
【むらむら妙花】
「…………もっと激しくしてほしい」
【おやぶん妙花】
「…………」
【りせい妙花】
「…………」
【よくぼう妙花】
「…………」
【すの妙花】
「…………」
【たえカルテット】
「「「「…………??」」」」
【むらむら妙花】
「だ、だから……! 柊一郎のセッ〇ス、もっと、激しくして……ほしい、ってこと……」
【すの妙花】
「そ、それって……つまり……!」
【りせい妙花】
「ピストンの刺激が足りないからもっと強く突いてほしいということですか」
【よくぼう妙花】
「全部言うじゃんこいつ」
【むらむら妙花】
「あ、あと……いつも口内射精してくるけど……無理やり飲まそうとしてくるの、たまにはいいけど……ちょっと控えてほしい」
【すの妙花】
「あ、それはたしかに……」
【よくぼう妙花】
「あーそれわかるー! たまにイラっとくるよねあれー!」
【おやぶん妙花】
「あんま美味いモンでもねぇからなあ」
【せいだく妙花】
「清濁併せ吞め」
【りせい妙花】
「違う意味に聞こえるのですが」
【よくぼう妙花】
「こいつ普通に最低だな」
【おやぶん妙花】
「とは言え、気持ちは大いにわかる。口内射精はともかく、アタシもセッ〇スにちと刺激が足りねぇと思ってたところさ」
【むらむら妙花】
「……どうすればいいんだ?」
【りせい妙花】
「柊一郎にセッ〇スの直談判というのはこの波多江妙花の名折れです。あまりにもみっともない行為と言えます」
【おやぶん妙花】
「ついに来たってことじゃねぇのか? ――道具を使った自慰で解消しなきゃいけねぇ日がよ」
【むらむら妙花】
「――――っ!!」
【よくぼう妙花】
「神妙な顔で言うことかな」
【すの妙花】
「え、道具って……バイブとか?」
【おやぶん妙花】
「それに限ったことじゃねぇ。世の中には女性用アダルトグッズってもんがごまんとある。ir〇haとかな。セッ〇スだけで足りねぇってんなら、そういうモンを使ってみてもいいと思うぞ」
【りせい妙花】
「おやぶん妙花が言ってるのでこれは波多江妙花の正真正銘の本音ですね」
【よくぼう妙花】
「そうだね」
【おやぶん妙花】
「性行為にどうこうケチをつける前に、まずは自力で解消する術を身につけんのが筋ってもんだろ。違うか?」
【むらむら妙花】
「な、なるほど!」
【すの妙花】
「え、なにが?」
【りせい妙花】
「違くはないけど正しくもありませんね」
【よくぼう妙花】
「もうこれわかんねぇな」
【おやぶん妙花】
「なんだったらここは夢の中だ。ちっとばかしイメージして出してみたらどうだよ、オナホ」
【むらむら妙花】
「た、たとえば?」
【おやぶん妙花】
「そうだなぁ……ir〇ha RINとかどうよ」
【りせい妙花】
「詳しいですね」
【むらむら妙花】
「……これか! い、いい形してるじゃねぇか……!」
【おやぶん妙花】
「ほれ、さっそくおま〇こに当てて試してみろよ」
【よくぼう妙花】
「これ会議の時間だよね?」
【むらむら妙花】
「…………いや」
【おやぶん妙花】
「……あ? どうした」
【むらむら妙花】
「――おやぶん妙花が……試してみたらどうよ」
【おやぶん妙花】
「…………」
【おやぶん妙花】
「……え、アタシ? なんで?」
【むらむら妙花】
「だっておやぶん妙花がそこまで乗り気ってことは、”妙花”はつまりそういう状態ってことだから」
【おやぶん妙花】
「いやそうかもしんねぇが……って、な、なんだ手前ら!! このっ……離しやがれ!!」
【りせい妙花】
「私たちで押さえつけておきますので」
【よくぼう妙花】
「一丁ヤっちゃってー! イかしてスッキリさせちゃおー!」
【すの妙花】
「は、早くして……!」
【せいだく妙花】
「清濁併せ吞め」
【むらむら妙花】
「……よしっ!」
【おやぶん妙花】
「なんの謀反だ手前ら!! おやぶんであるアタシにどういう了見で――!!」
【むらむら妙花】
「じゃあ……当てるぞ!」
【おやぶん妙花】
「や、やめ…………っ!! んっ……! あっ♡ や、やめっ……!」
【すの妙花】
「こ、この振動は……すぐイけそう、かも」
【りせい妙花】
「これは一溜りもありませんね」
【よくぼう妙花】
「溜まってるからね」
【むらむら妙花】
「イけ! イけ! ……イけーー!!」
【おやぶん妙花】
「くっ……! あっ……ああああぁぁぁーーーー!!」
≈≈≈≈≈≈
【妙花】
「――……はっ!!!」
【妙花】
「…………」
【妙花】
「…………夢か」
【妙花】
「…………会議でもなんでもなかったじゃねぇか、くそっ」
【妙花】
「……ちっ、アタシとしたことが……。とんでもねぇ夢を…………――っ!?」
【妙花】
「(※↑シーツ一面が濡れていることにえらく動揺している)」
【妙花】
「…………」
【妙花】
「こ、これは……まさか……」
●SE:ドアが開く音
【妙花】
「!!!!」
【柊一郎】
「……妙花、大丈夫か。喘ぎ声みたいなすごい声が聞こえたけど」
【妙花】
「なっ……!! 柊一郎!! 勝手に入ってくんじゃ――!!」
【柊一郎】
「…………あっ」
【妙花】
「…………!! こ、これはちが――」
【柊一郎】
「……それってむせ――」
●SE:打撃音
【柊一郎】
「――……ごふっ!!」
【妙花】
「…………っ!!」
【妙花】
「…………出てけ三下がァ!!!!」
【柊一郎】
「…………」
【柊一郎】
「(※↑完全に気を失っている)」
【ノア】
「――……ちょっと! すごい音が聞こえたんですけど、なにかあったんですかー!?」
【伊栖未】
「あ、妙花、おぉ、起きてたんだ。一体何が――」
●SE:ものすごい勢いでドアが閉まる音
【ノア】
「えっ、ちょっ、妙花!? なんで隠れたんですか! 開けてください! 事情を聞きたいんですけど!!」
【伊栖未】
「柊一郎がしぃ、死んでる……! 妙花ぁが、犯人だろ……! おいこら開けろぉ……!!」
●SE:ものすごい勢いでドアが叩かれる音
【妙花】
「…………」
【妙花】
「…………っ!!」
【妙花】
「…………なにやってんだ、アタシはァ……!!」