15連勤など仕事が忙しくて投稿するのが遅くなって申し訳ないです…
許してください
「やぁフキっち、元気かい?」
「フキっちって呼ぶな」
「あぁそう?じゃあこの前バストアップの方法を試してた春川フキさん、お元気かしら?」
「気持ち悪いからやめろ!あとなんでそのこと知ってる!?」
知られていないと思ってたのか、顔を真っ赤にしながら驚いているフキ
私も知らなかったんだけどねぇ…この前バストアップの方法試てたの見たから
「ま、安心しなってフキノトウよ」
「誰が野菜だ!」
そんなツッコミを受けながらもフキの肩に手を置く
そして
「多分無意味だろうしこれ以上育つことないだろうけど希望はあるって!」
パァン!
次の瞬間、フキっちが見たことを無い速さで拳銃を取り出して私の頭に狙いをつけて発砲してきた
「うおっ!危なっ!何すんだよ!死んじゃうでしょうが!」
「うるせぇ!とっとと死にやがれ!」
そう叫びながら私に銃を向けてくるフキっち
因みに実弾入りだ…あー楽し
そんなことを考えながら実弾をぶっ放してくるフキっちから逃げ出した
因みに他のセカンドやサードの子はいつもの事かとスルーしてた
さぁ、鬼ごっこだ
「この馬鹿者!」
「へぶしっ!」
楠木のげんこつが私の頭にめり込んだせいで変な声が出る
あの後、鬼ごっこを楽しんでたら呼び出しがあって、名残惜しくもフキっちと別れて指令室に来たら拳骨を落とされたってわけだ
因みにフキっちはタキナエル…じゃなかった、たきなが連れてった
凄く暴れてたけど大丈夫かな
「いてて…これパワハラですぞ、労基に訴えてやろうかな」
「馬鹿なことを言ってないで反省しろ」
痛みはしてない頭をさすりながらそう溢すと冷たく返す楠木、酷いなぁ
「それで?まさか説教だけで呼び出したわけじゃないでしょ?」
「その通りでございます、病百合様」
その声がした方向に声を向けると、全身コートに包んでいる不審者
帽子を目深にかぶっている為、顔も分からず、声からして初老の男性と判断するしかない
まぁその声も恐らく機械か何かで変声してるんだろうけど
だけど、私や楠木にとっては顔見知りだ
「あら来てたんだ、久しぶりだね」
「病百合様もお変わりないようで何より」
そう言うと恭しく一礼する
この人物の正体は、私専属の武器商人、名前はWらしい、偽名だろうけど
私が愛用している十四年式拳銃やドッペルグロック、AFやキャリコM100を調達、弾の調達、そして整備などをやってくれるありがたい存在だ
十四年式の弾は自作しているらしい…凄いなおい
まぁ専属とは言ったけど、他にも何人かのファーストの銃を作ったり調達してる
あくまで私の頻度が多いってだけで
「というよりまた侵入しただろう、いつも言っているが無断侵入してくるな」
「おっとそれは失礼、何分見られたら見られたで面倒ですからな」
「…この前渡したIDカードはどうした」
「燃えるごみと一緒に間違えて処分しました、ハイ」
その言葉に頭を抱える楠木
というかこれで何回目だっけな…軽く二桁はいってる気がする
「まぁそれはそれとして、病百合様、例の物、仕上がっております」
「…へぇ?」
その言葉と共にWが持っていたスーツケース二個を机の上に置いて、まず片方を開く
中にあったのは、白銀の輝きを放つ銃
「まずはこちらから
『454カスールカスタムオートマチックアイン』、全長33.5㎝、重量4.8kg、装弾数9発
使用弾は454カスール改造、13㎜爆裂徹甲弾
ゴム弾頭、拡張弾頭、散弾頭、焼夷弾頭、タングステン、エクスプローダー、R.I.P 、劣化ウラン弾
それに最新の追尾弾頭もご用意しております」
そんな説明を聞きながら試しに持ってみる
ふむ、ちょうどいい、流石いい仕事をするもんだ
しかし一カ月前に仕事を振ったというのにもう完成するとは驚きだねぇ
「ん、なかなかいい仕事するね…それとこっちに入ってるのは?」
「今から説明しようと思っていたところですが…」
そう聞きながらスーツケースを開けてみれば、中にあったのは黒光りする銃
正直に言おう、滅茶苦茶かっこいい
「へぇ…これは…」
「『対テロリスト及びリリベル戦闘用13㎜拳銃「フォルネウス」』
先程の454カスール改造弾ではなく、こちらは専用弾使用銃です
全長39㎝、重量17㎏、装弾数7発 DA内でも恐らく扱えるのは貴女だけでしょう」
そんな事を聞きながらも銃を持ったり構えたりしながら、疑問に思ったことを聞いていく
「専用弾は?」
「13㎜炸裂徹鋼弾」
「弾殻」
「純銀製 マケドニウム加工弾殻」
「弾頭は?まさか一つだけじゃないでしょ?」
「通常弾頭の他にゴム弾頭、拡張弾頭、散弾頭、タングステン、エクスプローダー、R.I.P.、劣化ウラン弾をご用意しております」
私の疑問にすらすらと答えていくW
こいつさては疑問に思うであろうこと全て予想してたな…
まぁそれはいいとして
「パーフェクトだW、最高の仕事だよ」
「感謝の極み」
私の言葉に恭しく一礼するW
そのやり取りを黙ってみていた楠木に振り向く
「ありがとね司令殿、お陰様で最高の銃が手に入ったわ」
「全くだ、あんな無茶苦茶なお願いをされたせいでとんでもない請求されたんだからな」
「武器商人としては当然の事です故に」
苦々しく見る楠木におどけるように言うW
相変わらず人を馬鹿にするような性格してるな…
「お前が言うな」
「心を読むな」
怖いんだよ
「まぁ取り敢えずなくした銃の変わりくれてありがと」
「…『ナンバーズ』に取られたからな」
『ナンバーズ』
■■■■■社とかいう会社が育てている、少年兵の中の際立つエリート
化け物レベルの強さを誇り、リリベルの部隊が文字通り全滅させられたとも
一人一人がファーストかそれ以上ともいわれる実力者
その中でもこれを作らせた理由なのが、『13番』
何時ぞやの事だったか、人が護衛している相手に襲撃をかけてきたメンバーの中にいた
因みに護衛対象はフキに任して、無事だったみたいだけど
まぁ他の連中はそこまで強くなかったから舐めプしてたけど、奴さんは私の銃取り上げてくれただけじゃなくて、マチェットを刺した隙をついて心臓に銀の燭台叩き込んでくれやがった
そのせいかどうかわかんないけど回復が遅くなって、5時間ぐらいかかった
因みに筋肉の隙間を縫うように刺したから多分無事ではないと思う
フキっちが見舞いに来てくれた、優しかったね
まぁぶっちゃけ近接だけでも良かったけど、どうせならオーダーメイドの銃持ちたいなって思い立ったわけ
前の銃結構気に入ってたんだけど、こっちもかっこいいわ
近々制圧作戦やるみたいだから間に合ってよかった
「じゃ、これからちょっと撃ってくるよ」
「あぁ…後始末書も書けよ」
「…はぁい」
フキっちとの鬼ごっこで割れた電灯などの始末書を書かせるなんて…やっぱ鬼畜だわ!
「自業自得だ」
心を読むんじゃない
「派手にやってくれたもんだ…ねぇ?」
「ふんっ…さっさと殺せ」
「あ、じゃあ遠慮なく」
サプッ!
そんな音とともに首を掻っ捌くと、目の光が失われて床に倒れこむ
確か資料には『23番』とか書いてあったな…ナンバーズの一人だ
他のリコリス達が苦戦してるところを私が見つけて、両腕両足吹き飛ばしたって感じ
相変わらず13㎜は凄いね、通常弾頭なんだけども
情報いただこうと思って軽く尋問してみたけど無駄だった、口が堅いねぇ
因みにこの作戦での私の役割は『遊撃』、あちこち走り回って苦戦しているところに救援に行くという感じだ
それにしてもまぁ凄いもんだ、一人を相手にファーストは腕の骨を折られ、セカンドやサードの子達に至っては複数個所から出血してたり骨折してたりする
「大丈夫?かなり派手にやられてたけど」
「は、はい、何とか…ありがとうございます、貴女が来てなかったらどうなっていたか…」
同じファーストなんだから敬語なんて使わなくてもいいと思うけどねぇ
それはそうと、なんか変な音がするな…嫌な予感がする
「とりあえずここから離れるよ、嫌な予感しかしない」
そう言いながらファーストの子に肩を貸す
セカンドやサードたちも比較的怪我が軽い子たちがそれぞれ肩を貸して離れていく
と、次の瞬間
ドォォォン!
「っ!」
咄嗟にファーストの子を庇うも、死体の骨が体に突き刺さる
他の子達はと見れば、奇跡というべきかなんというべきか、巻き込まれた子はいなかった
しかしまさか体の中に爆弾を仕込んでいるとは…正直予想外だった
「大丈夫?」
「は、はい…でも貴女が…」
「ん?あぁ問題ないよ」
そう言いながら背中に突き刺さった骨か何かを抜く
たちまちのうちに傷口が塞がっていって、数秒後には完治
ファーストの子がびっくりしてるけど、私も原理分からないから安心して
と、その時無線に通信が入る
『病百合、聞こえるか』
「感度良好で明瞭ばっちり、でどうしたの?」
『今すぐビル五階に向かえ、お前でしか対処できん案件だ』
「そんなやばいの?確かファーストが何人か向かってなかった?」
『「ナンバース」の殆どが集結しているせいで太刀打ちできん』
「…了解、すぐに向かいまーす…あぁそれとここに医療班お願いね」
『わかった』
その言葉と共に通信が切れる
さて、まぁ取り敢えず…
「降りるか」
そう言って近くにあった窓を割って飛び降りる
階段いちいち探すよりこっちの方が早い
そして落下していく途中で懐からとっておき二丁とワイヤーショットを取り出して、外壁に撃つ
当たったワイヤーフックが揺れる勢いのまま、窓を突き破った
「口に入った!ぺっ!」
破片を口から吐き出しつつ立ち上がると、視界にとらえたのは敵味方唖然としている光景
まぁそりゃそうか、いきなり窓突き破ってきたら誰だってそうなるわ
と、あれは…ファーストの子…
道理でなんかセカンドやサードの子達が動揺してるわけか
けど…私がもっと早く来てたら助かってたのかな…
そんな考えがよぎったのも一瞬、すぐに切り替える
「やぁナンバーズとやら諸君こんにちは、見た感じほとんどいる感じ?」
「は、はい、少なくとも確認されているメンバーは全員…」
私の言葉にそう返すセカンドの子
成程ねぇ…ばらばらに逃げられたら面倒くさいからある意味では助かったかな
と、そんなことを思っていると何やら言い合っているような声がした
「ファーストか…俺がやる」
「ま、待て!」
その方向を向けば視界に映ったのは何人かで襲い掛かってくる姿
ファーストをやれば指揮系統に混乱が生じるとでも考えたんだろうね
だけど
ドガァン!ドガァン!
ドガァン!ドガァン!
ドガァン!ドガァン!
ドガァン!ドガァン!
ベチャッ!
グチャッ!
ドチャッ!
ベチョッ!
「はい外れ、残念でした」
その言葉を言い終わると同時に壁に激突していた死体が床に落ちる
どれも体が原形をとどめていない、まぁ13㎜の、それもR.I.P、エクスプローダーをそれぞれ二発ずつ喰らえば当然か
「対テロリスト及びリリベル戦闘用13㎜拳銃『ファルネウス』、『454カスールカスタムオートマチックアイン』、13㎜R.I.P、13㎜エクスプローダー弾装填だ、まともに食らったらそうなるさ」
そして驚愕している『ナンバーズ』に向けて十字に構える
「さぁ選べ、ここで死ぬか、それとも大人しく捕まるか」
仮に後者をとっても無力化するのに撃つのは変わらないけども
そしてどうやら、彼らが取ったのは前者らしい
分散して逃げていくナンバーズのメンバー
取り敢えず『13番』以外は殺してもOKだったよな
じゃ
「鬼ごっこか、全員捕まえるぞー」
「ば、化け物が…!」
ドガァン!
「っと、これで何人目だっけな…」
周りを見渡しながらそう呟く
少し離れたところには『ナンバーズ』の死体が転がっている
もっと全部顔がつぶれてるから誰が誰か分からないけど
五人は潰したけど後の連中には逃げられたかなぁ…まぁ別にいいや
あ、でも『13番』は逃がしたらいかんな
「まぁ何処に行ったのやら…うん?」
リロードしながらそんなことを考えていると発砲音がした
何事かと思って音がした方向へ歩みを進めると…
…案外すぐ近くにいるもんだね、こういう時って
ま、取り敢えず
ドガァン!ドガァン!
「っ!?」
いきなりの事で驚いたのか、驚愕の表情を浮かべる『13番』
それでも近くにあったリコリス達の死体で防ぐ辺りは流石というべきなのか
だけどいくら通常弾とはいえ勢いが殺しきれてなくて後ずさりするその隙をついてリロードする
何せあのリコリスの前じゃあまり人は殺したくないからね
そして盾にしていたリコリスの死体を放り投げると銃口をこちらに向けようとする13番
だがもう遅い
ドガァン!ドガァン!
「がっ!」
その銃と消防斧を手から弾き飛ばしてそのまま急接近する
ゴム弾とはいえ13㎜をまともに食らってなお蹴りを入れようとしてくるのには敬意を表するが、遅い
ドガァン!ドガァン!
蹴ろうとしていた足と一緒にもう片方の足を撃つと、途端に体勢が崩れる
そして一瞬空中に浮かんだ隙をついて、全弾叩き込む
ドガァン!
ドガァン!
ドガァン!
ドガァン!
ドガァン!
ドガァン!
ドガァン!
ドガァン!
ドガァン!
ドガァン!
ドガァン!
「か…は…っ」
合計14発、それをまともに食らった13番は壁に吹き飛んでそのまま激突する
ゴム弾とはいえ13㎜を食らっては堪らなかったのか、そのまま床に落ちると起き上がらなかった
「久しぶりだね千束、かなり派手にやられてたけど」
「う、うん…というかその銃何?」
「あぁ、そう言えばお前さんに見せるのは初めてだったか」
そもそも千束と会うこと自体久しぶりだからなぁ
まぁその説明はさておいて
「ま、それはいいとして…久しぶりだねぇ、『13番』?」
「え、知り合い?」
「まぁそれはそれは、お互い殺しあった仲ですとも…そうだよね?」
「…」
あれ?なんか返答がない
不思議に思いながら近づいて顔に手を近づけると
呼吸をしていなかった
「え、ちょ、マズイ!呼吸止まってる!」
「ちょ、噓でしょ!?」
「まじでやばい!楠木にどやされる!千束手伝って!」
「う、うん!」
この後急いできてくれた医療班のおかげもあって何とか生き返った
「あれからもう数年たつのか…」
そう言いながら手元にある銃の確認をする
あれから『13番』には会っていない、噂によるとなんか扱き使われてるとは聞いたけど
今日のお仕事は麻薬の密売の制圧、一人も生かすなって言われてる
なんか協力者と一緒に仕事するって聞いたけど…誰なんだろ
そんなことを考えていると集合地点に誰かが来る
時間的にも多分協力者だろう、そうじゃなかったら頭切り飛ばすけど
「おー、あんたが協力者さん?」
「あぁ、そうだけ…ど…」
何で途中で声が小さくなったのかと思って改めて協力者を見る
…成程
「楠木司令、わざと教えなかったな…!何でこいつと一緒なんだよ…!」
なんかぶつぶつ言ってるけど取り敢えずあいさつしとくか
「宜しくねー、『13番』さん?」
「…その呼び方やめてくれ」
「えー、じゃあどう呼べばいいのよ」
「天だ、藤宮天、好きな方で呼べ」
「んー、じゃあ天ぷらって呼ぶ!」
「揚げ物じゃねえんだよ俺は!」
あのころと違ってずいぶんと人間味が増してるなぁ…扱き使われてるおかげか?
そんなことを考えながら揶揄ったり世間話をしていると、開始時間となった
「ま、取り敢えず行こうか、天?」
「…へいへい、りょーかい」
世の中には偶然が重なるもんだということだねぇ
これでよろしかったでしょうか
布団は友達さんが記憶を失った後の話を書いてくださったので、天くんがDAに捕縛された時と、病百合と再会する場面を書かせていただきました
文句などがありましたら遠慮なく言っていただいて構いません
あと執筆予定の原作ルートの病百合はこういうキャラで行くのでご了承ください
改めまして布団は友達さん、コラボしていただきありがとうございました
期待通りの出来になっているかどうかわかりませんが楽しんでいただけると幸いです
また機会があったらコラボしてくださると幸いです
これから
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