急募・重い感情に対する対処法   作:狼黒

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本編
え?恋人?どういうこと?


「う…」

 

目を覚ませばコンクリートか何かに横たわっている私

体を起こしてみれば髪の毛から水滴が垂れる、どうやら濡れているらしい

その事を認識しながら体を見下ろせば、そこら辺の学生が着ているであろう制服を身に着けていた

何故か所々破れていて、しかも血が滲んではいたが

辺りを見渡せばどうやら海の近くらしい、遠くに明かりが見えるから多分港の近くなのだろう

一体なぜこんなことになっているのか、なぜこんなところにいるのかと記憶を辿ろうとする、が

 

「何で…こうなってんだっけ…?」

 

全く思い出せない、自分が何者なのか、何をしていたのか、そしてなぜこんな姿になっているのか

全く思い出せずに混乱していると、ふと手に何かが当たる感触があった

その方向を見れば、コンバットナイフと拳銃、恐らく私の物なのだろう

となると私は殺し屋か傭兵仕事でもしていたのだろう、あくまで予想だが

少なくとも民間人ではなかったのだろう、第一民間人がこんな物騒なものを持っていたらそれこそ驚きだ

というより見た感じ平和そうに見える町で何故記憶を失う前の私はこんなものを持っていたのだろうか

 

「…取り敢えず…動くか…」

 

ここに居ても何も始まらないとわかった以上、移動するほかない

そう考えた私は、とりあえず自分の物であろうコンバットナイフと拳銃をもって立ち上がった

 

 

 

■月〇日

 

今日から日記をつけることにした

道端で拾った日記に書いているがまぁ問題ないだろう

目が覚めてから数日たったわけだけど、相変わらず自分の事について思い出す気配はない

まぁそれは地道に思い出していくことにする

 

□月■日

 

面倒なことが発覚した

この姿、目立つ

まぁ血が滲んでたりあちこち破れたりしてる制服を着てるから当然と言えば当然なのかもしれないが

早急に対策を考えなければならない

 

¥月◇日

 

私の体についていくつか分かったことがある

まず、どういうわけか傷の治りが速い

チンピラにナイフで刺されたんだけど瞬時に塞がったし、そう言う体質なのだろうか

次、痛みを感じない

どうやら痛覚が死んでいるらしい、記憶を失う前の私は一体何をやっていたのか

因みにそのチンピラは両腕と両足の筋を斬っておいた、コンバットナイフなんて初めて使うのになぜか手に馴染んだ、凄いね

 

△月□日

 

おなかすいた

 

●月▽日

 

昨日は空腹が凄すぎて書けなかったから昨日の分まで書こうと思う

あまりの空腹でふらふらしてた時になんか良い匂いがしたからその方向へ向かえば、ホームレスの人たちがやってた炊き出しに遭遇した

その時貰ったおにぎりとみそ汁の味はこれがまぁ美味かった

何でも定期的にここで炊き出しをしているんだとか

で、事情を説明したらしばらくここで暮らしていいと言われた、貴方が神様か

だけどお嬢ちゃん扱いはやめてほしい、まぁあのおじさんたちから見たらお嬢ちゃんなんだろうけど

 

▽月●日

 

今日は町を散策した

服に関してはホームレスの人から貰った服があるから目立つことはないと思う

あちこち探索したけどやはり思い出せなかった

そう言えばなんか視線を感じた気がしたけど…気のせいかな

因みにその日発電機が壊れた

修理したら何でできるのか不思議がられた、私の方が知りたい

 

〇月□日

 

今日も進展なし

なんかボブカットに切り分けられた黄色ががった髪で赤色の制服を着た女の子と黒髪ロングの黒い制服を着た女の子が信じられないかのような目でこちらを見てたけど…私の後ろに何かいるのだろうか

今日はホームレスの人たちの服を縫った、将来いいお嫁さんになるよと言われた

そもそも相手がいないことには触れないでおこう

 

▼月◎日

 

進展なし

けどなんか最近何時ぞやに見た二人を見かけることが多くなったような気がする

なんか瞳が濁っていたような気がしなくもないけど

それと何か最近あの二人と同じ年齢くらいの男子高校生が多くなったきがす(筆跡が乱れている)

 

◎月□日

 

昨日は日記が途中で終わってしまった

何があったのかというといきなり襲われた、サプレッサー付きの拳銃を持った男子高校生に

咄嗟に足を腕に絡ませて折ったけど、残った片腕でナイフ突き出してきたからコンバットナイフで両腕斬り飛ばした後に、何故か腕に仕込まれていたマチェットで足も斬り飛ばした

で、外に出てみたらアサルトライフルを持った男子高校生たちがこちらに撃ってきた

ホームレスのおじさんたちに当てないのは流石というべきなのか、少なくとも高校生じゃないということだけは分かった

取り敢えず何とか逃げ出しては来れたもののあそこにはもう帰れない

ごめんね、おじさんたち

 

△月◎日

 

取り敢えず廃ビルに潜伏

訳が分からないけどひとまず誰かに狙われているということだけは分かった

この町から離れるべきなのかもしれない

 

◎月〇日

 

この町を離れることにした

取り敢えず西に向かおうと思う、理由は廃ビルにあった棒を倒したら西に倒れたから

さらばこの町、こんにちは新しいま(日記が紙媒体なのにローマ字で書きかけは無い)

 

 

 

 

知らない部屋にいた

何が起きたんだと思うが私も分かっていない

分かっているのは、日記を書いてる途中に後ろから衝撃が走って気絶させられたこと、ここが何処なのかわからない事、そして完全に武装が解除されている事だけだ

拳銃とコンバットナイフ、更にはマチェットまで取り上げられていて、目を覚ましたらベットに寝かされている

少なくとも地下なのだろう、その証拠に窓などが見当たらないし

一体ここは何処なのだろうか、そんなことを考えていると扉が開く音がした

その方向を向けば何時ぞやの黄色ががった髪色をしている女の子と、黒髪ロングの女の子がいた

ひょっとしてあの男子高校生もどきの仲間なのだろうか

 

「あ、起きてるね、大丈夫?」

 

そんなことを考えていると話しかけてくるボブカットの女の子

ずいぶん親し気だなと思うな…何で?

 

「ちょっと千束、いきなりすぎて混乱してますよ」

 

そう言いながら衝撃が走ったところをさすりながら「大丈夫ですか?」と聞いてくる黒髪ロングの女の子

その言葉に頷くと、「良かったです」と言ってくるが、さするのをやめない…というか撫でてない?

 

「あーたきなズルい!私も撫でるー!」

 

そう言って千束と呼ばれた少女も頭を撫でてくる…

 

「…誰?というか何が目的?」

 

少なくともあの男子高校生モドキ連中の仲間だったらぶっちゃけ詰んでる気がするけど

さっきから隙を窺ってるけど一向に隙という隙がない、何者だこの二人

 

「ひょっとして…覚えてない?」

 

千束と呼ばれていた女の子がそう聞いてきたから頷く

するとショックを受けたような顔をしたのも束の間、たきなと呼ばれていた女の子が引っ張って何かを話し合っている

何を話しているのかは聞こえない、耳を澄ましてみたが断片的にすら聞こえない

と、そうしているうちに話し終わったのか近づいてくる二人、一体何を話していたのだろうか

 

「じゃあ改めて自己紹介しよう!この私の名前は!錦木千束様だ!」

 

やけに元気だなこの女の子、いつもこうなのだろうか

 

「私が井ノ上たきなです…今の貴女にとっては初めましてですね、京見病百合さん」

 

「…それ私の名前?」

 

「そうです、全く貴女と来たら…」

 

そう言って首を横に振るたきな…さん?

というか私京見病百合って名前なのか…誰だこんな名前つけた奴

何なんだ病百合って…どうやったらそんな名前になるんだ

まぁ名前が分かったのはいいんだけど…じゃあ目の前の二人とどういう関係な

 

「恋人である私たちを放って勝手に街を散策してるんですから」

 

「そうだよねー、あんなことがあったにせよねー」

 

は?恋人?二人と?私が?

困惑しながら二人の顔を見てみれば、二人の赤い瞳と黒い瞳は…底が見えないくらい黒かった




好評だったら続き書く
オリ主の詳しい設定は出せたら出す

これから

  • 真島に拾われたルート
  • 原作を見たい
  • さっさとこの駄作小説を消せ
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