生徒会の一存~もう一人の優良枠~   作:ふゆい

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 更新遅れました! 一か月半! 遅れすぎだ俺!

※注意! 今回は蓮が異常にぶっ壊れております。お気をつけて読み進めてください。

 次回はもっと早めに更新します。

 それでは、どうぞ~♪


放送する生徒会②

桜野「桜野くりむの、オールナイト全時空!」

 

杉崎「放送範囲でけぇ!」

 

 

♪ オープニングBGM ♪

 

 

蓮「さぁ始まりました、桜野くりむのオールナイト全時空。司会は我らが会長、桜野くりむ。そして罵られ役は不肖この紅葉蓮が務めさせていただきます。ウッス」

 

桜野「なんかナチュラルに主導権握られた! 私のラジオなのに!」

 

知弦「蓮にこのテの企画をやらせた時点で手遅れよアカちゃん。この子こういうの大好きなんだから」

 

桜野「だからって司会強奪するのはどうなのよ!」

 

蓮「違うぞ桜野。俺は【罵られ役】だ」

 

桜野「そんな気色悪い役職要らないよ!」

 

杉崎「すげぇ……蓮さんが最初っからフルパワーだ」

 

深夏「このラジオで蓮さんがボケに走ったら誰が止めるんだよ……」

 

真冬「紅葉弟先輩の真冬内評価がどんどん下がっていってます……」

 

蓮「ぐふふ、いいぞ……どんどん蔑め、罵れ、虐げろ。俺のボルテージはマックスだぁーっ!」

 

杉崎「……会長、変態は放っておいて先進めましょう」

 

蓮「先輩を平気で変態扱いするとは大物だな杉崎」

 

桜野「それもそうね、こんな馬鹿変態の相手する時間なんてないし」

 

蓮「ぐふぅっ! 露骨な嫌悪の視線……だが、それがまたいい!」

 

深夏「身体の芯まで変態だなアンタは」

 

桜野「それじゃあ一通目のお便り。ラジオネーム【あなたの奴隷】さんから頂きました」

 

知弦「こんなところにも蓮の手が回っているなんて……」

 

真冬「この学園は大丈夫なのでしょうか……」

 

桜野「『生徒会の皆さん……いえ、僕の高貴な女王様方、ご機嫌麗しゅう』」

 

蓮以外『……こ、こんばっぱー……』

 

蓮「お前達恐怖のあまり挨拶がおかしなことになってるぞ」

 

杉崎「いやいやいや! 最初からリスナーが末期すぎるでしょう! なんですかこのド腐れ学園は!」

 

蓮「そんなこと言われてもな。お前もこの学園の一生徒なわけだし」

 

杉崎「どういう意味だそれは!」

 

桜野「『僕は最近悩んでいます。というのも、最近ご主人様……紅葉知弦様の御顔を拝見できていないからです。あのお方にお会いするためだけに僕は存在するというのに……残念でなりません』」

 

知弦「……ごめんなさい、ちょっとエチケット袋使うわね」

 

杉崎「どう考えてもアンタの仕業なのに自分で気持ち悪がらないでください!」

 

知弦「ち、違うわキー君! 私はあそこまで人を貶めたりはしない女よ!」

 

杉崎「すでにアンタの弟が人類史上最大の変態に成り下がっているでしょうが!」

 

蓮「おいおい杉崎、そんなに褒めるなよ。……濡れるだろ?」

 

真冬「ひぃっ!」

 

深夏「少し黙ってろこのマゾ!」

 

蓮「はぁはぁ。もっと言ってくれ深夏」

 

深夏「嫌だこの人マジで怖えよぉおおおおお!!」

 

杉崎「バイオハザ〇ドですか貴方は! 話す人全員の精神を汚染しないでください!」

 

知弦「……キー君ごめんなさい。これからはホントに気を付けるわ」

 

杉崎「あまりのカオスっぷりにあの知弦さんが改心した!?」

 

桜野「え、えーと。ちょっとみんなテンパっちゃってるみたいだから、ここらで軽くコーナーいっとこうか。うん、それがいいよ!」

 

杉崎「会長、目がすっげぇ泳いでます」

 

桜野「う、うるさーい! コーナー! 【紅葉蓮の、殴るなら俺を殴――」

 

蓮「ドンと来い!」

 

桜野「――と思ったけど、波乱を呼びそうだから変更! やめ! 取り消し!」

 

真冬「今会長さんは人類史上最も賢い選択をしたと真冬は心から思います」

 

桜野「それじゃあ改めまして。コーナー! 【椎名姉妹の、姉妹でユリユリ♪】」

 

深夏「飛び火したぁ――――――――っ!」

 

桜野「このコーナーは、リスナーから送られてきた台本を元に、椎名姉妹にユリユリな演技をしてもらうという至極斬新で男子のハートをキャッチするであろう間違いなしのコーナーです」

 

杉崎「よし、男子生徒諸君よ。録音の準備をするんだ早く!」

 

知弦「なんでキー君はこういうときだけ行動が早いのかしらねぇ」

 

真冬「というか! なんで真冬達が被害を受けるんですかおかしいですよ!」

 

桜野「大丈夫。どうせ全員受けるんだから。私以外」

 

真冬「これが会長さんのラジオだということを忘れてました!」

 

蓮「そして俺は蔑まれ役だ。覚えておけよ?」

 

真冬「弟先輩は黙っててくださいです!」

 

桜野「あぁもー文句言わないの! ほら、台本――」

 

蓮「よりディープなものに変えておきました、閣下」

 

桜野「うん、ありがと――って、この生徒会を潰す気かこの馬鹿!」

 

蓮「は? いや、より十八禁の方が男子生徒が喜ぶと思ってだな」

 

桜野「女子生徒は戦慄するけどね!」

 

杉崎「やべぇ……この変態留まるところを知らねぇぞ……!」

 

知弦「これはもう椎名姉妹の無事を祈るしかないわね」

 

椎名姉妹『あたし(真冬)達いったい何をやらされるんだ(ですか)!?』

 

蓮「ほら、つべこべ言わずに台本だ。ちゃんとやれよ? 生徒の望みを叶えてこそ、生徒会なんだからな」

 

深夏「言ってることは凄く正論なのに、やらされる内容が内容だから素直に聞けねぇ……」

 

真冬「人生の理不尽さを感じます……」

 

桜野「とにかくちゃっちゃといってみよー!」

 

 

♪ 耽美なBGM ♪

 

 

『真冬……』

 

『お姉ちゃん……』

 

『あたし、もう我慢できないっ。お前と姉妹なままでいるなんて、耐えられない!』

 

『真冬も……真冬も、もう限界だよ!』

 

『あぁ、あたしの可愛い真冬……。……ほら、脚を開いて』

 

『ふぁっ……おねぇ、ちゃん……んっ』

 

『ほらほら、もっと可愛い声で鳴いてごらん?』

 

『んあぁ……ふっ、あぁんっ!』

 

 

 

 

蓮「……オゥケイ」

 

知弦「なにボイスレコーダー片手に満面の笑みを浮かべているのよ」

 

蓮「いやぁ、美少女同士の絡みは最高だね快感だねエクスタシーだね! おそらく今の数分間でおよそ六割の生徒がティッシュペーパーに手を伸ばしたと推測でき」

 

深夏「下ネタぁっ! そして、天誅!」

 

蓮「俺達の業界ではご褒美です!」

 

杉崎「……なんか、いろいろとどうしようもないですね」

 

桜野「うん……椎名姉妹の百合疑惑がさらに深まった上に、蓮の変態度も限界を知らないことが分かっちゃったからね……」

 

真冬「真冬達はそんな無駄なことの為に身体を張ったのですか……?」

 

杉崎「いや、身体は張ってないけどね。声は張ったけど」

 

知弦「……とりあえず、拘束はしたわよ。手錠と猿轡。どうせ二分もしたら脱出してくるでしょうけど」

 

杉崎「あの人はどこまで人外なんですか……」

 

桜野「気を取り直して、次のコーナー行こうか」

 

杉崎「そうですね。次こそはマトモなコーナーができることを信じて――」

 

桜野「フリートークしようか!」

 

杉崎「コーナーですらなかった!」

 

知弦「アカちゃん。フリートークっていうのはその名の如く、ただ喋るだけのものなんだけど」

 

桜野「わかってるよ。でも、もう時間がそんなにないんだもん。どっかの変態が突っ走ったせいで」

 

深夏「蓮さん……直接的にも間接的にも傍迷惑なんだな」

 

桜野「そういうことだからフリートークするよ! 誰か話題振って、話題!」

 

真冬「話題って強制されて出すものではないと思うのですが……」

 

蓮「だったら今日のマゾヒストの社会的立場について熱く語ろうじゃないか」

 

杉崎「本当に二分ちょっとで抜け出してきたぞこの人!」

 

知弦「まさかここまで成長していたなんて……嫌な意味で恐ろしい子っ……!」

 

真冬「亀甲縛りでもしておくべきではないでしょうか」

 

深夏「全身の関節粉砕してでも出てきそうだからやめておこうぜ」

 

桜野「じゃあここは無難に恋バナでもする? 定番でしょ?」

 

杉崎「蓮先輩以外の生徒会メンバーが大好きです。結婚してください」

 

女性陣『断る』

 

杉崎「わかっていたけど辛いなチクショー!」

 

蓮「そんじゃあ次は俺の番か。真冬ちゃん、好きなんだ。俺と付き合ってくんね?」

 

真冬「は、はいぃっ!? 唐突過ぎてついていけないです!」

 

蓮「いやさ、ほら、一目惚れってあんじゃん? それだよ。キミが生徒会室に来た時から、恋に落ちていたんだ」

 

真冬「……何故でしょう。すっごくロマンチックな台詞を言われているはずなのに、弟先輩が言うことによってその魅力を台無しにしてしまっているように感じるのは。……と、とにかく! そういうのはもうちょっと仲を深めてから……」

 

蓮「ん? なに真に受けてんだよ真冬ちゃん。冗談だって冗談。イッツアカナディアンジョーク」

 

真冬「…………」

 

深夏「落ち着け真冬。気持ちはわかるがとりあえずその知弦先輩から借りたチェーンソーを置け。さすがに死人が出るとマズイ」

 

真冬「よくも、人の純情を……恋心を弄んでくれましたね弟先輩っ……!」

 

蓮「? 何を言っているのかよく分からないけど、お茶でも飲むか?」

 

真冬「いらないですよ、うわぁあああああんっ!!」

 

蓮「情緒不安定だなぁ」

 

杉崎「……とりあえず一発殴らせてください、蓮さん」

 

蓮「言う前に殴ってるってげぶぅっ!」

 

桜野「……さすがに今のは酷すぎたわね」

 

知弦「本人いたって無意識だから質悪いのよねぇ」

 

深夏「あたし、絶対この人には真冬はやらない。地球が滅亡しても絶対に」

 

桜野「……あ、もうそろそろ時間だね。エンディングに行こうか」

 

杉崎「思いのほか短かったですけど……同じくらい思いのほかディープな番組でしたね」

 

知弦「蓮以外が全員ツッコミに回るという奇跡的なラジオになったことが一番の驚きよ。なにこの子、残念な方向にスペック高すぎでしょう」

 

深夏「その蓮さんを作り出したのはほかでもない知弦さんだけどな」

 

真冬「うぅ、弟先輩の馬鹿ぁっ……」

 

蓮「なんだかよく分からないけど、ごめんなさい?」

 

知弦「……あっちはあっちでなんかよく分からない関係になりそうね」

 

桜野「じゃあ最後は【今日の知弦占い】でお別れです。それではみなさん、また次回」

 

 

♪ 神秘的なBGM ♪

 

 

知弦「それでは今日の知弦占いを。

   当校のさそり座のあなた。今週中に学校中の女子から暴力を受けるでしょう。総スカンをくらうかもしれません。休学することをお勧めします。ホモサピエンスとしての最後の砦、人権を守るために、一週間は休むことを心がけましょう。

   ラッキーカラーは白。周囲を白に囲まれた部屋で休学中を過ごすと尚良し。誰とも合わずに心を改めましょう。

   ラッキーアイテムは聖書。新約・旧約どちらも読破するように。きっと心が洗われて、聖人君子になれるはずです。

   最後に一言アドバイス。

 

 

            『ごめんなさい』

 

   以上、知弦占いでした♪」

 

杉崎「いやいやいや、それって完全に蓮さんに向けての占いですよね!? 注意とかそういうのじゃなくて、完璧に言い聞かせてましたよね!?」

 

蓮「ちなみに11月22日生まれの俺はいて座でありさそり座であるのだよ」

 

杉崎「いりませんよそんな豆知識! というか知弦さん、一言アドバイスに謝罪コメントぶっこむのやめてもらえませんか!? 生徒達首を捻りますよ! 意味分かりませんよ!」

 

知弦「……ホント、ウチの弟がごめんなさい」

 

杉崎「殊勝な知弦さんキタァ――――――――ッ! でもこういう形は望みたくなかった!」

 

蓮「じゃあまた次回、あでゅ~♪」

 

杉崎「アンタが締めるなぁあああああああああああああああああ!!」

 

 

♪ エンディング【弟はマゾヒストになっていた】 ♪

 

 




 次回もお楽しみに♪
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