ダンジョンにビルダーがいるのは間違っているだろうか 作:サンバガラス
次の日
「さて今日は中層の18階層まで行きたいと思います!!」
「おーー!!」
「「「キュウ!!!」」」
ベルの言葉に元気よく返事したリリ達は早速18階層へと向かった。道中、ヘルハウンドやミノタウロス、アルミラージ等に襲われたが、仲間が増えた事により難なく倒す事が出来、6時間弱で18階層に着いたのだ。
「ここが18階層!!明るいし、広い・・・ん?あそこに町がある」
「あそこはリヴィラの町ですね。確か、この安全地帯に冒険者達が作った町だったはずです」
「へぇそうなんだ。早速行こうか。その前にレッド達に変幻の杖で小ちゃい兎にさせて・・・よし」
小さな兎に変化したレッド達はベルの頭に乗り、リヴィラの町に向かった。リヴィラの町はほんとんどが木材で出来ている建物でかなりボロボロになっている。そんな建物を見ながらベル達は道具屋に立ち寄った。
「この小さな研ぎ石が1万3000ヴァリス・・・高」
「このボロいバックが2万!?この町の物価は高いと聞いていましたが、法外もいいところです!?」
「嫌なら買わなくていいんだぜ」
この町の物価に驚きつつ、町をぶらぶらとしていると
「ベル様。あそこに人が集まってますよ」
「本当だ。何があったんだろ?」
ベル達は人が集まっている方に向かい、そこは宿であり何があったのか話を聞いている。
「すみません。何かあったんですか?」
「何だ?新人の冒険者か?こんな時に来るなんて・・・・殺しが起きたんだよ」
「殺し?殺人か・・・ん?この声?」
ベルはリリにレッド達を預けて人混みを分けて宿に入って行った。
「お、おい!!」
止める声を無視して宿の中を進んで行くと、
「あっ、やっぱりアイズさん達か」
「ベル!?」
『『『!?』』』
そこにはアイズとその仲間達がおり、ベルが来た事に驚いてた。
「どうもお久しぶりです・・・でそこの人が殺されたんですね。ちょっと失礼」
ベルは死体に近づき布を取った。
「顔の皮膚が剥がされている・・・でも死体の状態は良い・・・因みになんですけどこの人が死んだのはいつからですか?」
その言葉にこの町の元締であるボールスが答えた。
「・・・昨夜だ。だがそれを聞いて何の意味がある?」
そしてボールスが言うとベルは
「昨夜か・・・なら行ける。確か・・・何処だっけ・・・あった!!」
ベルは袋からとある1枚の葉っぱを取り出した。
「取り敢えず、生き返らせますね」
『『『・・・は?』』』
そう言ってベルは葉っぱを死体の上に置いた。すると葉っぱは死体の中に入っていき、死体は光り輝いた。そして
「・・・う・・・あ、あれ?俺は死んだんじゃ無いのか?」
『『『し、喋ったァァァ!!!??』』』
死体が蘇ったのだ。ベルが使ったのは死んだ人間を生き返らせる事が出来る道具【世界樹の葉】である。だが生き返らせる事が出来るだけであって、皮膚の再生は出来ないので取り敢えず何かを被せる事になった。
「今持ってるのが・・・パンプキンヘッドと荒くれ者のマスク後はとうぞくの覆面ですね。どれが良いですか?」
「・・・一応聞いておくが選択肢はこれしか無いのか?」
「そうですよ」
「・・・」
悩んだ末、とうぞくのマスクを被る事になった。
「似合ってますよ!!服を着たとうぞくみたいですけど」
「・・・それは褒めているのか?」
ベルは誉めていたが、アイズ達は笑いを堪えるのに必死だった。