移住してから、カイジン達のお陰で衣食住の問題は解決した。家に関しては先に水路を設置したためまだあまり建っていないが……。
ああ、もう一つ、<
さて、これから考えるのはどうこの平穏を維持しつつ、この町を大きくしていくかだが、平穏に関しては近寄る火の粉を払えば良い、だが、大きくするとなると話は別だ。
暫くは大きくなり続けると思うが、いつしか他の国等に目をつけられる可能性も無いとは言えぬ。その時、ドワルゴンを追放されたリムル達がいるのはかなり印象として悪い気がするな、優先的にドワルゴンと友好関係を結べれば良いのだが、そうも行かぬだろうしな、ならば確実に信用を得る方法として、実際に人間を招くことができれば1番だが……この森に人間が来ること自体珍しいのだ、そう簡単には行かぬだろう。
ユレム「さて、どうしたものか……」
リムル「そうだな、偶然この近くに人間の冒険者が来て野生の魔物に襲われているところを助けられれば1番なんだけどなぁ……」
そう美味いはない話があるわけがないだろう……。
ユレム「今考えることでもあるまい、今はこの町を発展させることが最優先だ」
今の状態では町として欠陥だらけだ、先のことを考えるのはある程度発展してからで良いと現実逃避を行った。
リグルド「おお、このような場所に居られましたか! 捜しましたぞ!」
リグルドだ、確かに森の中でこんな会話をしてるとは思わぬだろう。
リムル「どうかしたのか?」
…………
リグルド曰く、リグルが森で不審な者を発見したそう。
さて、来てみたが、ジャイアントアントか。ひとり、仮面の女性が襲われそうだな。
ユレム「<
起源魔法、<
ユレム「ふむ、やはり勇者自体、情報が少ないからか、魔力が暴走寸前だな、起源魔法はあまり使わぬ方が良いか」
リムルが、襲われていた女性の仮面を拾い、仮面を渡す。
ユレム「すまぬな、怪我はないか?」
仮面の女性「ええ、大丈夫」
リムル「…………」
ユレム「リムル、どうかしたか?」
リムル「いや? なんでもない、村に案内するぞ」
ふむ、見た事でもあったのか? そうして、4人を連れて村へ案内した。
…………
村に案内したあと、しばらくして、様子が気になったので4人のいる家(天幕と言った方が正確だな)に向かった。
「ちょ、お前! それは俺が狙ってた!」
「酷くないですか!? それ、私が育てておいたお肉なんですけどぉ!?」
「旦那方、こと、食事に関しては、譲れないんですよ!」
賑やかな話し声である。
リグルド「すみません。どうやら、ここ最近食事をしていないと言う物ですから、用意してやった物で……」
ユレム「構わぬ」
リムル「人に優しくする事は良い事だ、これからも続けろよ!」
リグルド「ありがとうございます!」
そう言って俺たちは天幕に入った。ふむ、よくよく見ると洞窟ですれ違った3人組が、あの時は仮面の女性は居なかったが……。
ユレム「良い食いっぷりだな」
冒険者「あ、助けてくれた旦那」
ユレム「ああ、ユレム=テンペストだ、この村の主だ。 我が配下になれば、この世界の半分をやろう」
リムル「リムル=テンペスト、俺もこの村の主をやっている。 悪いスライムじゃないよ!」
2人してとある王道RPGの台詞を吐くと、仮面の女性が「ぶっ!」と、飲み物を吹き出した。ふむ、これが伝わったのか? 正座もしている、もしや……。
その後、食事が終わった頃、また天幕に来た。
ユレム「さて、改めて自己紹介しよう、俺はユレムだ。そしてこのスライムが……」
リムル「リムルだ。俺たちは2人ともここの主をやっている。それで、ここには何をしに来たこられたのかな?」
カバル「初めまして、俺はカバル、一応、このパーティーのリーダーをやっている。こいつがエレン、こっちがギドだ。俺たちはBランクの冒険者だ」
ふむ、Bランク冒険者、そこそこか? どれくらいが基準なのか分からぬがな。
カバル「で、この人は道が一緒って事で臨時メンバーになった、シズさんだ」
シズ「シズです」
ふむ、このシズと言う者、日本人なのではないか?
カバル「それで、俺たちは……」
話を聞いたところ、ギルドに依頼を受けて、この近くで怪しいことが起きていないか調べていたそうだ。そして、怪しそうな大岩に空いた穴に剣を刺したらジャイアントアントの巣穴だったらしい。どうりで出会った時にジャイアントアントに追われていたわけだ……。やれやれである。
ヴェルドラの事は人間の国ではかなりの大事になっているようだな。
また、彼らは洞窟も調査したらしく、異常なほど魔素濃度が低下していたそう。中の鉱石も何もなく、なんの得もなかったようだ。犯人はリムルだろうな。
ユレム「もう一つ聞きたい、俺たちはここに町を作っているのだが、ギルドとしてはそれは問題ないのか?」
カバル「いや、大丈夫だろ?」
エレン「そうねぇ……ギルドが口を出す問題じゃないし、国はどうなんだろう?」
ギド「うーん、あっしにはわかりやせん」
ふむ……まぁ、当然といえば当然か。国が動けば、同時にギルドも動かされる可能性はあるやもしれぬな。
…………
それから暫く経ち、一つ話がしたかったのでシズの元へ向かった。
ユレム「シズ、少し良いか?」
シズ「えぇ、どうしたの?」
ユレム「聞きたいことがあってな、お前は異世界人か?」
シズ「……えぇ、貴方もでしょ? さっきの言葉、あれはゲームの台詞、違う?」
あちらも分かっていたか。
ユレム「ああ、そうだ。リムルが先程ここからカイジンに連れて行かれていたが、リムルとも話したのか?」
シズ「えぇ……貴方は、どうしてこの世界に来たの?」
ユレム「なに、少々雪山に登って遭難、そして凍死しただけだぞ」
シズ「雪山……?」
ユレム「ああ、海外のな。シズは何故この世界に来た?」
シズ「私は……召喚者なの」
召喚者……確か魂に服従の呪いをかけられ、兵器として利用されると言ったか。
ユレム「この世界にはいつ呼ばれたのだ?」
シズ「ずっと昔、街が炎に包まれて、空から爆弾が降ってきて……」
戦争に空襲か……。
ユレム「辛いことを思い出させたな。だが、日本は平和になったぞ。シズが生きていた時よりもずっと」
シズ「……えぇ」
ユレム「悔しいか? 平和な時代に生まれることが出来ないで……」
シズ「いいえ、そんな事はない、もしかしたら、あの時代に生まれたから、この世界に来て、あの子たちにも会えて……」
ユレム「あの子達?」
シズ「……何でもない。私は、この世界に来たことは後悔してないし、恨んでない」
ユレム「そうか、深くは聞かぬ。それではな」
シズ「えぇ……」
オリジナル魔法<
また、ヒロインなんですが、2人にしたいんですよね、1人はもう決まってるんです、ただ、もう1人は最悪誰でも良いや状態ですと。
ちなみに、1人目のあの人のヒントは、アノス様と貫禄のある喋る方が少し違うベクトルだけど似ているあの人です!
流石に分かったかな? え? 少なくともアンケートの選択肢にない人であるというヒントが既にあるって? そんな! 気づかなかったよ!
2人目のヒロイン、誰が良い? その他は活動報告へGO! あ、この中の誰かの印象が変わっても変えれないので、後悔しないように。
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シズ
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ヒナタ
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シュナ
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シオン
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ミリム
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その他