偶に愛が重くなるまぞくと、愛されてる男のまちカド物語   作:名無しのモンスター

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原作一巻でのお話が終わるので初投稿です。

ついにシャミ子が原作通りにある役割を一緒に担わされることに……‼︎ そして白哉も……? 詳しくは本編にて‼︎


優子は町を守るまぞくにもなった。けど何故俺も? 仕方ないので優子がヤンデらない程度に頑張る。

 

 うーむ、桃って今熱とか出てるっけか? 熱が出てるのならロキ○ニンSかな。いや、パ○ロン○ースもあるな。イ○Aも効果良さそうだし、新ル○Aとかもあるし、あとはジキ○ンとかも……

 

 魔法少女が飲んだらヤバい薬ってどれだ? それだけは選ばないでおこう。

 

 ……ん? あ、どうも皆さんおはようございます。白哉です。

 

 俺は今、風邪を引いてる桃の為に、看病を優子に任せて風邪薬を買いに薬局にいます。優子が桃の小さい頃の時っぽい夢に介入したせいだからなのか、起きてから調子が悪いそうです。

 

 で、桃を運ぶ上に安静にさせるために優子と二人で桃を彼女の家に連れていき、そこで桃の看病することに。オートロックの暗唱番号が可愛かったな。56562(ごろごろにゃーちゃん)って……あいつホントに猫好きなんだな(それを原作で知るのは後になるけど)。

 

 そして優子がハートフルピーチ……何だっけ? あっ、モーフィングステッキ。ハートフルピーチモーフィングステッキを見つけたり、メタ子の生『時は来た』を聞けたりする場面を見ることができました。正直桃がハートフルピーチマフィ……じゃねーや、モーフィングステッキとスラッと言った時は内心で爆笑したっけ。

 

 後、俺に神様との繋がりがある、転生特典の事を教えてくれた白龍様の貴重なのかもしれない……つーか貴重な初召喚を、メタ子の遊び相手になってもらうために使ってしまいました。うん、ホントすいません白龍様。もうちょっとバトル展開の場面とかで出すべきだったと思いました。それなのにただ知人のペットの遊び相手のためにって……

 

 そしてこの後は原作にとって大事なメインイベントに繋がるサブ?イベントがあったので、俺が介入して変な展開にならないようにと、桃の家に無理矢理置かせるための薬箱を買いに行って今に至ります。桃曰く薬を使ったの十年前らしく期限や効能などが切れてたから、桃に対する予測できない事態に対応するための処置ってヤツだな。

 

 で、結局風邪薬はどれにするべきかなー……。よし、やっぱり前世同様にネットでのアクセス数の一番多いロキ○ニンSにしとくか。風邪以外に対する効果・効能、副作用の軽さを考えれば最適かもな。よし、薬箱と一緒に購入してさっさと帰るか。そろそろ原作のサブ?イベント終わったところだろうし、帰ろう。そうしよう。

 

 

 

 

 

 

 さて、ロキ○ニンSと薬箱を買って桃の家に帰って来たぜ。サブ?イベントが終わった後は、うどんを取りに行くために一旦家に帰っていった優子とメタ子の『時は来た』によって大事な事に気づいて優子を追いかける事になった桃、この二人が優子の家に向かうことになるのだが、敢えて俺はそこに向かわない。

 

 だって俺、買った薬を持ってるままだぞ? その状態で優子の家に向かっていったら、二人に『桃の家に戻っていったのでは?』などと疑われて、俺が転生者である事がバレる可能性だってあるんだぜ? 最低限の最悪の事態をも回避しないと、原作に影響が及ぶ可能性だってある。だから最善で安全な事はしておくべきってわけだ。

 

 えっと、暗証番号は……56562(ごろごろにゃーちゃん)、と……よし、開いた。早速知らんぷりして帰ってきたよコールでもするか。

 

 

「ただいまー。優子ー、桃ー、風邪薬と薬箱を買って戻ってきたぞー」

 

 

 ……うん。我ながら白々しい感じがして、なんか罪悪感が……

 

 で、予想が的中したのか優子や桃の返事は来ない。反応もしてくれない。うん、これはアレだ。原作通り二人とも外に出てるな。ちゃんと原作(シナリオ)通りに物語が進んでるな。

 

 

『時は来た』

 

「おっ、ただいまメタ子……【白哉、遅いぞー】うおっ⁉︎ ビックリしたっ⁉︎」

 

 

 おま、白龍様⁉︎ 気配を消して俺の顔近くにまで来ないでもらえないですかね⁉︎ ヌウッて貞子か何かみたいに出てこないでくれませんかね⁉︎ 俺ホラー嫌いなんですよ‼︎

 

 

【いやー、俺は誰かを驚かせるのも好きなんだよな。まぁそれよりもだな】

 

「ん? 何ですか?」

 

『時は来た。時だぞ』

 

「メタ子まで結構焦って……どうしたというのさ?」

 

【シャミ子がご飯取りに出掛けて、桃もなんか生き血が取られたとか言って後を追いかけて行ったぞ】

 

「………………えっ?」

 

 

 おい、なんでわざと『何……だと……⁉︎』みたいな雰囲気出してるの俺。白龍様だってこの世界がどんな世界なのか、この世界で行われる物語がどんなものなのかを知ってるんだからさ、そんな大袈裟なことしなくてもよかったじゃん……

 

 あっ。いや、よく考えたら近くにメタ子いたやん。もしメタ子に俺が転生者である事を勘付かれたら原作に影響が出るかもしれないじゃん。前言撤回、やっぱりここは無知なフリしとこ。

 

 

【一応ここに桃が念のためにと置いといたメモもあるぞ。《シャミ子が忘れ物していたから彼女の家に向かうね。そしたらそこで少し休んでから戻ってくる》ってな】

 

 

 そう言って白龍様は一枚のメモ帳を俺に渡してきた。これもメタ子の目の前で演技をさせるために、実際に桃が書き置きしたヤツを渡したのだろうな。ここも知らんぷりしてよく見ておくか。うん、今さっき白龍様が言ってたのと同じ内容が書かれてあったわ。忘れ物を届けるって、桃も嘘ついてるけどあながち間違ってはない……のかな。

 

 

【思ったよりも驚いてないなー(棒)】

 

「なんで(棒)って書くんですか……。というか、白龍様は止めなかったんですか?」

 

【この姿の俺はパタパタ飛んで鱗をキラキラさせるだけの無害モードだからな。止めようとしても力で呆気なくやられるから無意味なんだよ】

 

 

 え ゙っ。デフォルメ姿だとただ飛ぶことしか出来ないってこと……? ヤダ……俺が召喚師覚醒フォームになるかならないかで白龍様も本領発揮できないってこと……?

 

 

「……えっと、それって、俺が召喚師覚醒フォーム……あ、今言ったのは本来の姿の白龍様を呼べる時の姿の事です。それになってないから本来の力が解放されなくて、桃を止める手段がない……と? ……それはなんか、すみませんでした……」

 

【いや、教えるのを忘れた俺にも非がある。気にしないでくれ】

 

 

 いやいや、白龍様が力を発揮できるところとかを初対面の時に聞かなかった俺にも非が……

 

 って、そんなこと言ってる場合じゃねーな。そろそろ優子と桃のところに行かなければ。ちょうど桃が優子の家に着いた時間帯になった気がするし。……いや、分からんけど。

 

 えっ? なんで二人の元に行く必要があるかって? いや、その……俺のせいでヤンデレってしまった優子が、今後何かしらのヘマをして原作崩壊しそうな時のための、念入りの協力をするために……? 嘘です原作イベントを間近で見たいだけです。

 

 

「……白龍様。俺、急いで優子と桃のところに行ってきます。優子がご飯を取りに行ったからきっと彼女の家にいるでしょうし、何より桃の体調が心配なので」

 

【おう、それもそうだな 嘘ついてるの俺だけは丸わかりだけど、もちろんちゃんと黙っておくからな

 

 

 あの、白龍様? 了承してくれるのはありがたいですけど……いや小文字とはいえ、そして動物キャラとはいえ、原作キャラがいる前でそんなこと書いたらバレなくても察されて怪しまれますよ……

 

 

【よし、なら早く召喚師覚醒フォームとかいうヤツになれ。そうすりゃ俺が覚醒して、お前を乗せて超スピードで魔族の自宅に着くから】

 

「えっ? いやでも、急がなかくても多分問題が無さそうだと思いますよ? それに、現世で初めて本来の姿になる貴重な機会を闘い以外で使うのも──」

 

【早くならないと勝手に出された件はちょっとだけだけど許さんぞー。お前が○○者であること本気でバラすぞー】

 

「おま、それちょっとってレベルじゃないですよね⁉︎ 本気で怒ってますよね⁉︎ やめて⁉︎ 俺の正体バラそうとしないで⁉︎」

 

 

 ってかやっぱり許してないじゃん⁉︎ 勝手に呼ばれた上に役割がペットのお守りなの不服に思ってるじゃん⁉︎ 冗談じゃなくても困るから‼︎ 俺を転生者扱いするのマジでやめて⁉︎

 

 ぬうっ……もし白龍様のこの頼みを断ったら、次原作キャラ達の目の前で白龍様が呼ばれた時、すぐさま俺が転生者であることをバラされちゃうな……

 

 けど、ここはあくまでも住宅地だぞ? 魔族や魔法少女も住まうとはいえ、そんな場所に一軒家並のデカさを誇る生物がいきなりドーンと出てみろ? さすがに騒動が起こり得るぞ? それもドラゴンのような創作物なら尚更騒動がデカくなるぞ? あまりにも軍事沙汰になり得る……

 

 

【どうせこの世界はご都合展開でなんとかなるものだから、細かいことを気にしたら負けだぞー】

 

「そうですけど身も蓋もないことですよそれ⁉︎ 言わないでもらえます⁉︎」

 

『時は来た』

 

「いいからはよ行けってか⁉︎ 飼い主とその友達が心配だからはよ行けってか⁉︎ はよ白龍様に乗って行けってか⁉︎ メタ子、君も大概だぞそれは⁉︎」

 

 

 白龍様の頼み事……というよりは命令をなんとか断ろうと思ったけど、メタ子が早くしろと言ってるかのようにバシバシと俺の左足を肉球でポカポカと殴ってきた。最初は柔らかいのだけど、さすがに同じところを何度も叩かれてはそこがムズムズしたり痛くなったりして、正直耐えるに耐えられません……(汗)

 

 ぬぅっ……。白龍様の脅しとメタ子の意外とある圧が、今にも俺の胃を押し潰してきそうだ……。ヤバイ、耐えられねぇ……

 

 

「……分かりました。本当にいいんですね? 現世で初めて本来の姿になる貴重な機会を、今日起こるバトルじゃない方のイベントのために使って」

 

【いいから早くしなさいな】

 

「軽いな……」

 

 

 なんなんだ、このマイペースなドラゴン様は……怒ってないよと言ったり、本当は怒ってるんだよねーと言って脅したり、大袈裟な感じになったり、面倒臭がったりとで、コロコロと変わってなんか気が狂いそうだな……

 

 って、そんなこんな言ってる間に原作イベント結構進んでそうだし、そろそろ出る準備でもするか。これ以上長引けば白龍様の機嫌を取れ損ねなさそう……下手すると殺されるよ、俺……

 

 

「はぁ……分かりました。早速召喚師覚醒フォームになっておきますのでよろしくお願いしますね」

 

【おけまる】

 

 

 どこで覚えたんですかそんな言葉。

 

 

「それじゃあ行ってくるね、メタ子」

 

『時は来た』

 

「……その『時は来た』は、どんな意味で言ってるんだ……?」

 

 

 今なんか気掛かりなことがあったんだけど、いい加減優子と桃のところに行かないといけないから一旦保留ってことにしておこう。

 

 メタ子にさよならを言って白龍様と一緒に桃の家を出た俺氏。で、後は召喚師覚醒フォームになって俺の体内の魔力を増幅し、白龍様を本来の姿に変える……のだが、その前に念のため周りに人がいないか左右を確認する。

 

 召喚師覚醒フォームの時の姿は、別に優子の危機管理フォームみたいに肌を色々曝け出してるわけではない。露出してるのは腕だけ……なんだが、人前で突然コスプレよろしくな姿を見せてみろ? 場合云々によっては危機管理フォーム同様に不審者扱いされて回覧板デビューだぞ? 優子もそれで危機管理フォームを嫌がってるように、俺も人がいる前では絶対に変身しないようにしたい。念のためだぞ? 念のため。

 

 今のところ、人はいないし来る気配もないな……よし。さっさとなるか。今白龍様出てる中でなってもその場で本来の姿になるのかどうか分からんけど、やってみるか。

 

 

「我が名は召喚師・白哉───‼︎」

 

 

 その言葉と共に俺の体は白い光に包まれ、一瞬にしてディ○ニー関連のイケメン勢揃いのゲームよろしくなインド民族っぽい衣装の色違いっぽいヤツ──召喚師覚醒フォーム──になった。

 

 うーん……やっぱりオリジナリティのあるヤツにしてもらわないと、なんか俺が他のキャラの衣装のパクリをしてるようで気が進まないような……

 

 まぁいいや、衣装に関するクレームは後にしないとな。

 

 

「白龍様、準備出来まし……た……」

 

 

 白龍様の方に視線を向けた瞬間、俺は言葉を失った。何故って? いつの間にか白龍様は全長は六メートル、顔や体躯などが本格派ファンタジーゲームのドラゴンらしいカッコいい姿へと変わっていたからだ。

 

 へ、へぇ……。既に召喚されたままでも、俺が召喚師覚醒フォームになれば本来の姿に自動的に変化するのか。けど自動的にってことは、白龍様に絶対小さいままでいてほしいって時には、俺はこの姿になってはいけないってことか。状況次第では不便な性能だな、自動的な姿の変化ってのは。

 

 

【よし、準備出来たぞ。乗れ】

 

 

 あ、けどやっぱり喋れずスケッチブック頼りか。

 

 ってかスケッチブックもペンもデカくなってね⁉︎ もしかして、白龍様が何かを持ったまま本来の姿に戻ると、その白龍様が持ってるものまでもが一緒にデカくなるってのか⁉︎ どーゆーシステム⁉︎

 

 ……いや、今はそこは知らぬがかな。とりま乗りますか。うおっ⁉︎ 肌はサラサラで鱗のある部分はゴツゴツって、二つの触り心地が色々と複雑な感じにするんですがこれは……

 

 

【全速前進DA☆】

 

「えっそれどっかのカードゲームアニメで聞いたことあ──ギャアアアアアアッ⁉︎」

 

 

 この後僅か五秒……? 十秒……? 途中から記憶飛んだから数えてないけど、光速の速さでぱんだ荘に到着致しました。アレ? 光速の速さってことは、肉眼では走行中の白龍様を見れないってこと? 一部の心配して損した……?

 

 ま、まあいいや。とりあえず降りて召喚師覚醒フォームを解除しよう。優子や桃、それと住民の方々にバレないためにも。

 

 で、『解除』と言ったら俺の服装は制服に戻り、白龍様もデフォルメの姿に戻りました。とりあえず、インターホンを押して部屋の中にいる優子に鍵を開けてもらうように言って……

 

 

「あっー⁉︎」

 

 

 ふぉぉぉ⁉︎ イテッ‼︎ ビ、ビックリして右膝をドアにぶつけた……めっちゃ痛ぇ……

 

 

 

 

 

 

 迂闊というか、まさかほんのちょっとした出来事によって、私の運命が大きく変わるとは思ってもみませんでした。

 

 それは私が桃の看病のためにとうどんを取りに家に戻ってきた時の事でした。昼間だから誰もいないなと呟いていたら、何か悲しくも情けないオーラが漂ってるのを感じ、そこでご先祖が捨てるチラシの上でいい塩梅で重しになってるところを見つけました。

 

 まぞくの先祖様なのに像となってからはすっかり玄関小物として馴染んでしまわれて……私が忘れ物として置いていってしまったせいで、ご先祖にはこんな惨めな思いを味わせてしまって大変申し訳なかったです……。やっぱり明日からは学校に連れて行くようにしなければ。

 

 と思いながらご先祖像を鞄の中に入れておいて、うどんと氷枕を探そうとしていたら、突然鞄が……というかご先祖像が一瞬だけだけど光りました。一瞬だけだったけど結構眩しかった。えっ、何事? って思いましたねホント。

 

 まさかアレだけで色々なものが変わっていくなんて、その時の私はまだ知りもしませんでした。

 

 光が収まった時には、寝てたはずの桃がいつの間にか来ていました。何故ここに? 薬買いに行って戻ってきた白哉さんに看病されてるはずでは? 戻ってくる前に家を出た? まだフラフラしてるのになんでそんな無茶を? しかも結界があったけどようやく私の家を補足できたって、それは一体どういう……

 

 ん? 結界? そんなもの私の家にありましたっけ?

 

 えっと、何? 桃が結界を突破するには私の許可が必要? 別に遊びに来るぐらいなら許可なんてそれほど難しいものでは……えっ? 私のドアに貼られているもの? デザイナーズドアでは? あっ、よく見たら破られてる感じが。

 

 桃が何やら結界についてを語り始めたんですけど、その場に立って大丈夫なんですか? ……やっぱりダメじゃないですか。やっぱりまだ熱があります。というか上がってる気がします。せめて座って話をしましょう‼︎ うどん用意するので座っていてください‼︎

 

 とりあえず冷たいうどんかあったかいうどんのどっちがいいのかを聞き、選ばれた冷やうどんを作った食べさせてあげることに。とは言っても、冷凍うどんをゆでて生姜とめんつゆをかけただけですけど……

 

 えっ……めんつゆを知らないんですか? めんつゆはしょうゆと出汁と甘みなんかを入れた……って、出汁も知らない⁉︎ そこもつまづきますか⁉︎ 何その冷凍食品を普通に加熱することすらも難しいと言っているかのような反応は⁉︎

 

 そして料理『は』できるんだねって何ですか⁉︎ また馬鹿にしたな⁉︎ けんこう魔族になってからは積極的に料理が出来るようになろうと頑張っているんです‼︎ それを馬鹿に……えっ? 何故健康になってから上手くなろうとしているのか、ですか? ……それは、その、聞かないでください。恥ずかしいので……

 

 で、桃がうどんを食べ終わったことで早速本題に戻ることになった。ところでさっき何の話をしてましたっけ? えっと、確か光の一族との関わりを避けるための保険結界がどうのこうのって言ってましたけど……

 

 

「さっき……封印解いたよね?」

 

「へ?」

 

「ん? ……あれ? 寝てる時、生き血取ったよね?」

 

 

 えっ? 私桃の生き血取ってました? いや取った覚えなんてないと思いますよ? 白哉さんと一緒に桃の看病をしてましたから、生き血どころではありませんでしたし……

 

 あっ。血といえばうどんを取りに行く前、桃の左手の傷口から血が出てたのに気づいて、それをハンカチで止血して拭き取ってましたね。そこは覚えて……

 

 ん? 止血して拭き取って……? ん……?

 

 ………………あっ。

 

 

 

「あっー⁉︎」

 

 

 

「ふぉぉぉ⁉ ……イテッ⁉︎」

 

「今気づいたの⁉︎ ……って、ん? 今玄関ら辺から変な声しなかった?」

 

「へっ? ……あっ、白哉さんの声だ」

 

 

 いつの間にか大義みたいなことを成し遂げてたことに驚いた私の叫びに反応したのか、何故か白哉さんの声が玄関ら辺で聞こえてきました。まさか白哉さん、戻ってきた時に桃があの家からいなくなった事を心配して……?

 

 桃に『ここで待ってて』と伝え、即座に玄関のドアを開けに行った私。そしたらドアの前にて白哉さんが……何故か右膝を押さえ悶えながらゴロゴロと右往左往していました。ついでにそんな白哉さんを白龍様がフヨフヨ飛びながら見下ろしてました。えっ、何事?

 

 

「膝が……痛ぇ……‼︎」

 

「びゃ、白哉さん? 一体どうかしました……? 後、何故ここに……?」

 

「へっ? あっ、べ、別に大したことないぜ? つーかそんなことよりも、ここに桃来てなかったか? 薬買ってきたから桃の家に戻ったら、いつの間にかいなくなってたから……」

 

「は、はぁ……。桃なら来てましたよ。その……なんか私がいつの間にか、桃の生き血を取って何かしらの封印を解いてしまったみたいなので、それを伝えに来たみたいです……」

 

「は? お前が? 魔法少女の血を?」

 

 

 いやそんなポカーンとした顔しなくても……。私だってね、自分でも気づかなかったんですよ? 採取するのが困難とも言える血を、ほんのちょっととはいえあっさりと手に入れていたんだなんて、未だに信じられないでいるんですから。

 

 

「……とりあえず、中に入れてくれね? そこで桃の話も聞きたいからさ」

 

「えっ……あ、はい。そうですね。私も桃に色々と聞きたいと思ってたところですから」

 

 

 何はともあれ白哉さんも部屋に入れ、改めて桃と話し合うことに。その前になんか白哉さんが桃に『勝手にどっか行くな。ただでさえ病気になってるってのに』と叱り、桃も調子が悪いからかバツが悪いように『ごめん』と何回か言ってましたけど。この光景、なんだか珍しいかも。

 

 そこで桃が、何故か知らないはずの、私達の一族が長い歴史の中で色んな力を封印されたことを口にしてました。なんでウチの事を知ってるのか問いかけたら、杏里ちゃんが教えてくれたとのこと……いや杏里ちゃん⁉︎ 何勝手に親友のプライバシーをバラした⁉︎ さては魔法少女の刺客だったのか⁉︎

 

 

「あちゃあ、やっぱりアイツが勝手にカミングアウトしてたのかー。俺も自分が召喚師である事を、とあるクラスメイトにバラされたんだよなー最近」

 

「白哉さんも杏里ちゃんの情報拡散の被害に⁉︎ やはりあいつ刺客だったのか⁉︎」

 

「あぁ……二人揃ってご愁傷様」

 

 

 貴様は同情するのやめろ⁉︎ 逆に傷つく‼︎

 

 

「とにかく、どういう風に力が戻ったか調べた方がいいかもね」

 

【ワイトもそう思います】

 

『余もそう思うぞ』

 

「「「⁉︎」」」

 

 

 えっ⁉︎ 今、どっかで聞き覚えのある声が近くで聞こえてきたような……

 

 

「今何か聞こえた?」

 

「聞こえました」

 

「俺の耳にもちゃんと響いたけど」

 

【ワイトも聞こえました】

 

 

 桃や白哉さんもちゃんと聞き取れてる……一体どこから……? というか白龍様、今ネタっぽいのを使い回してませんでした?

 

 

 

『………………ククク……でかしたぞシャドウミストレス‼︎ 魔法少女の凝縮された甘美な魔力とすりきれたタオルの味、しかと受け取った‼︎』

 

「ご先祖⁉︎」

 

 

 

 えっ⁉︎ ご先祖、夢の中じゃないのにごせん像のままで喋れるように⁉︎ どうして急にそんなことが出来るように⁉︎

 

 

『手始めに……世界が逆さまだと酔いそうになるので、正しい向きで置いてほしいな……』

 

「あっすみません」

 

 

 しまった、ごせん像を逆さにして鞄に入れてたんだった。早く取り出して負担を減らしてあげないと。

 

 ご先祖の話によれば、魔法少女の生き血にある魔力によって現世に口を出せるようになったらしい。さっきからすごい頑張ってたけど、手と足は出せず口しか出せなかったそう。

 

 ん? えっ? 桃の大量の魔力を吸ってそれだけ? えっと……得られた結果が意外すぎる……

 

 いや桃、ショックとドン引きのダブル重ねしてるような顔しないでくれます? ご先祖に失礼だと思いますよ?

 

 

「おかげで私の魔力はガッポリ減った………………シャミ子、私の血液……魔力を借りた分だけ町を守るのを手伝って。白哉くんも悪いけど、シャミ子のサポートをお願いしたい」

 

 

 えっ⁉︎ 桃って町を守ってたんですか⁉︎ 私達の知らないところでそんな責任重大なことを……。ワールドワイド程ではないけど、結構すごいことしてたんですね……

 

 というか、それをまぞくが手伝うっておかしくないですか⁉︎ あ、いや、確かにまぞくがうどんを振る舞うよりはおかしくないですけど……

 

 でもっ……魔力を借りたっていっても、アレは本来桃に勝負を挑んで勝ち取ることで得られるもので……

 

 えっ? 借りのある病人の寝込みを襲うのは卑怯? ずるまぞく? いやそれは……わざとじゃ無くて手当のつもりで……まあ確かに減るものは減ってしまいましたが……

 

 んぐっ……さらに追撃するかのように制服やパソコンを借りてたことも追求してくるとは……‼︎ ず、ずるい‼︎ やはり桃色魔法少女ずるい‼︎

 

 

「………………ん? いやちょっと待て。今頃気づいたけど桃、お前今さらっと俺にも町を守る優子の手伝いをしろと言ってきたよな? なんで? 俺は別に優子に魔力奪い取れとかの指示は出してなかったよな? な?」

 

 

 えっ? 白哉さんも頼まれたんでしたっけ? ……あっ、そういや言われてた。桃が私に手伝ってと言ってきた時に続けて白哉さんにもそう言ってきたんだっけ? ぬぅ、白哉さんが他の女の子に頼まれごとされるのはやっぱり妬みますけど……何故?

 

 

「白哉くん、シャミ子の魔力修行の時に言ってたよね? まぞくの友達も、まぞくと過激派な魔法少女の闘いに巻き込まれる可能性があるって。だから自分も強くなって、シャミ子を守れる程に強くなるって」

 

「……あっ、言ってたわ」

 

 

 あぁ、そういえばあの時白哉さんはそんなことを言ってましたっけ。その時は私も守られるばかりではない無双魔族になるって宣言してましたね。

 

 

「私がシャミ子に町を守る手伝いをするように頼んだことで、シャミ子はまた一段と鍛え強くならないといけなくなった。そして結界も消えて、魔法少女と対峙する可能性も増えた……これがどういう意味を指すかわかる?」

 

「優子の負担が増えることは、彼女を守ることになってる俺にも負担がまた一段とかかる……ってことか?」

 

「そ。白哉くんもシャミ子が魔法少女に狩られていなくなるなんて嫌でしょ? だからこそ、いざという時にシャミ子守れるようになるために、白哉くんも強くなってシャミ子と一緒に闘えるようにならないと」

 

「……まぁ、一理あるな。優子にはいつまでもこの世界に……つーか、この町にいてほしいし」

 

 

 わ、私の事を想って白哉さんにも手伝ってもらおうということですか……。そして白哉さん本人も私がいなくなるのを嫌がってる……なんか、こそばゆいけど嬉しいです。

 

 まぞくである私が町を守るというのにはまだ戸惑いがありますが、それによって白哉さんも私と一緒に強くなって、肩を並べてくれて、そしていずれは……

 

 ハッ⁉︎ な、何飛躍した事を考えているのですか私⁉︎ そしていずれはって何⁉︎ 白哉さんと一緒に町を守るその先に何があるというの⁉︎

 

 

「それに……シャミ子の純潔の一部を奪ってしまった責任はまだまだ取っていかないといけないよ?」

 

「「はがっ⁉︎」」

 

 

 ま、ま、ま、まだ……白哉さんが、私のむ、胸を揉んでしまった、時のことを、お、覚えていたのですか……⁉︎ そ、その話題で逃げ道を作らせなくするなんて……これだから桃色魔法少女は……‼︎

 

 

「というわけで、三人一緒に町を守っていきながら、イチャイチャしてるところを私に見せてね?」

 

「「貴様/テメーそれが本音か⁉︎」」

 

 

 やっぱりまだ人の恋路で遊ぼうとしていた‼︎ イ、イチャイチャって……ま、まだ付き合っていないんですから、余計なこと言わないでくださいよ‼︎ あーもうすごく恥ずかしい‼︎ 白哉さんも真っ赤な顔にしてるのを見たらさらに恥ずかしく思えちゃう‼︎

 

 

「……それに、町を守るっていうのは、シャミ子と白哉くんにとっても悪い話じゃないよ」

 

 

 突然、桃がこの町を守ることに対する話をしてきた。

 

 なんでも元々この町は微妙なバランスで平和を保っており、血液一滴でもかなりの量の魔力が変換されるから、私の気配が揺らいだことは町の外にも伝わってるとのこと。

 

 そしてゆらぎを察知してこの町に変な人が来て、最悪私や白哉さん、私の家族……この町のまぞくが狩られる可能性があるため自衛してほしいとのこと。

 

 ってえっ⁉︎ 私や白哉さんに飽き足らず、家族にまで被害が及ぶ⁉︎ そんなのは絶対に嫌です‼︎ 私鍛えます‼︎ なんでもします‼︎ 鉄のバットも振ります‼︎ ゴロゴロしたものも引っ張ります‼︎ ……えっ? 修行のイメージが古い? じゃあどんな修行をすれば良いと……

 

 桃の話が続くには、最近はまぞくも魔法少女も穏やかな人が多いので、滅多に騒動的なことは起こらないらしいですが……

 

 けど、何故か桃はこの町だけは守りたいとも呟きました。この町に、何か思い当たることとかあるのかな……?

 

 

『ところで桃よ。お主は体調不良なのか? そんな時に魔力にデカいダメージを受けて大丈夫なのか?』

 

【そんな中でも立っていられるってことは、問題ないんだな? スゲー】

 

「………………はっきり言って大丈夫じゃない」

 

「いやじゃあ寝とけよ⁉︎ 体からスゲェ蒸気が湧き出てるんだけど⁉︎」

 

 

 も、桃ー‼︎ 顔がドドメ色です‼︎ 健康ランドの熱めのお湯のコーナーより熱くなってる‼︎ それに斜め四十五度ピッタリに体が傾いてる‼︎ ちょっ、これはガチの緊急事態です‼︎ 早く桃の家で寝かせてあげないと‼︎

 

 この後私達は桃を彼女の家まで運び、布団とかベッドとかがなかったのでソファに寝かしつけてから、メタ子にご飯をあげたり家の掃除をしてあげたりしました。しばらく掃除出来なさそうですから、これくらいはしてあげないと。

 

 そういえば掃除してる時、桃が何か呟いていたような気がしたけど、なんて言っていたのかな……? 掃除機かけてたからその音で聞こえなかったような気が……

 

 そして桃は一週間くらい学校を休むことになりました。

 

 

 

 

 

 

 ほとんどが原作通り……と言ってもいいのだろうか? 桃色生き血というか大量の魔力のおかげでリリスさんがごせん像を通して喋れるようになったし、優子も多摩町を守る役目を担うようになったし……

 

 けど、転生者である俺も介入したからなのか、追加された要素(?)もあった。それは俺までもが多摩町を守るという役目を担わされたことだ。正確に言えば、その責務を担うことになった優子を全力でサポートしろという意味だけれども。

 

 何故俺も優子と一緒に多摩町を守ることになったのか? それは俺が優子の魔力修行の時に口にした言葉のせいだ。もしも原作とは違った展開で優子が魔法少女と闘う羽目になったら、彼女を守らないといけない。そういった事態を予想しての発言なのだが……

 

 半分はアレ、軽はずみで言っただけなんです。優子のやる気をなるべく上げるために軽はずみで言おうと思ったんです。俺も強くならないといけないとも言ったけど、そういった展開とかにはならないんじゃね? と思いながら言ったものなので、本気で俺がそう思っていたのかと捉えてほしくなかったんです。

 

 だがそれは結果論として、桃に有言実行するようにと言われました。しかも……しかもだぞ⁉︎ 初対面の時にトラブルで出来てしまった優子の乳揉みラッキースケベイベントの事をダシに使って、俺の拒否権をダストシュートしやがったんだぞ⁉︎ やっとのことで気にしなくなったあの罪悪感を思い出させやがって……‼︎

 

 そしてこの話の最後には本音を吐きやがったんだぞ⁉︎ 俺と優子を本人達の許可無くイチャイチャさせたいとかほざきやがったんだぞ⁉︎ ヤンデレ相手に人前でイチャイチャとかどんな公開処刑だよ⁉︎ この揶揄い上手な頭も桃色な魔法少女が……後で覚えてろよ……‼︎

 

 と思ったけど、この後の原作通りとなる、桃の町を一緒に守ってほしいという理由や彼女自身の覚悟を感じさせる一言で、彼女へのくだらない憎しみは萎えた。

 

 原作を知っている俺からしたら、桃のその覚悟は誇らしくも、切実で何処か悲しげな思いを感じさせられてしまうようなものだったから……。桃の頼み事、少しぐらいは本気で考えないといけないかもな……

 

 って、そんな事思ってたらもう桃のライフがゼロになってきた⁉︎ おでこからめっちゃ蒸気出てるんだけど⁉︎ おま、そろそろ彼女の家に行って寝かしつけとかないとアカンやん⁉︎ 優子、ちょっと桃の肩を片方担いで⁉︎

 

 

 

 

 

 

 桃を彼女の家まで優子と二人で連れて行き、部屋の掃除をしてあげた帰り道。すっかり授業時間も終わって夕方になってしまったので、結局そのまま帰宅することになって現在に至るってわけです。

 

 

「これから私の周辺、色々変わっていくのかな……。白哉さん、ご先祖、どうすればいいんでしょう?」

 

 

 ここで優子が不安の声も漏らしてきたか。ま、無理もないよな。突然ヤンデレってしまった事に気づいた時と言い、唐突な先祖返りと言い、いつも通りの日常とはかけ離れた事が起きると誰だって先の未来に不安を抱くよな。

 

 俺だってそうだ。前世でいつの間にか轢かれて死んだ事や、突然転生した事、あとは優子がヤンデレってしまったのを知った時とか、遅れて転生特典が送られてきた時とかも、俺はこの先どんな日々を送ることになるんだっていう不安を抱いていたからな。

 

 

『……シャミ子のやり方で焦らず詰めていけばいい。今、余が喋れるのは結構な快挙だ……礼を言う』

 

「………………リリスさんの言う通りだ。優子、お前はお前の思った通りに、自分がこうしておくべきだってことをやっていけ。そうしておけばきっと、お前が思う明るい未来だって生まれてくるさ」

 

『……何故良い事をシャミ子に伝えながら余を睨むのだ?』

 

 

 睨んでる件はすみませんリリスさん。貴方のセリフ、本当は俺が先に言おうとしていたんです。俺が先に言っておいた方が、優子の不安をリリスさんが言う時よりも減るんじゃないかなーって思っちゃって……謂わばただの逆恨みです、すみません。

 

 まぁ結果論として、ふと思いついたそこそこ良い言葉を掛けれましたけども。

 

 

「白哉さん……ご先祖……はい。私がやれること、考えてみます。とりあえず……封印のことをおかーさんと良に報告しないと‼︎」

 

 

 ……フッ。優子、良い笑顔になってきたな。

 

 

「うん、それでいいんだよ優子は」

 

『気長に成長していくのだ、シャミ子よ』

 

「……ところで、私のあだ名ってシャミ子で決定なんですか?」

 

『何か合ってる気がするぞ? そうだ、この際白哉もシャミ子呼びを始めたらどうだ?』

 

 

 なんかいきなりリリスさんにシャミ子呼びを勧められたんですが。まぁあだ名呼びってのは仲の良さを表しているのだろうけど……

 

 

「あぁ……俺、やっぱりいつも通り優子と呼ばせていただきます」

 

「………………えっ」

 

『なんだ……結構仲が良いし、せっかくシャミ子のまぞく活動が本格的になりそうな機会だというのに、勿体ないではないか?』

 

 

 もったいない……のか? 後、なんで優子ガッカリした表情してんの? もしかして期待してたの?

 

 

「小学生の頃からのいつもの呼び名が定着してるからってのもあるんですけど、仲が良いからこそなんですよ。まぞく活動が本格的に進み始めるのに続いて、いつかは家族以外が誰も優子の事を名前で呼んでくれる人がいなくなるかもしれない。友人もきっと一人残らず……。だからこそ、俺は優子の事をこれからも変わらず優子と呼んであげて、優子にとっての足りない何かを補える特別な存在になりたいんです。……なんか、自分で言っておいて恥ずかしいんですけどね」

 

 

 ………………うん、恥ずい。今恥ずかしい言葉を出してしまった。優子にとっての特別な存在って何よ? まるで優子を占領してるようなものでしょ。今の俺の言葉も、優子に負けじと愛が重たいやんけ……。穴があったら入ってもいいですか?

 

 

『……なんか後半、プロポーズっぽくなっておらんか?』

 

「そんな気ないんですけど、自分でもそう思ってます……」

 

 

 つーかリリスさん、せめて気づいてないフリしていただけると幸いなんですが。優子の方は……ダメだ、やっぱり顔赤くしとる。またヤンデレ度が高くなりそうだよマジで……

 

 

「いや、あの……本気、ではないからな? 変な期待とかしないでお願いします……」

 

「えっ。あ、は、はい。わかってます……わかってますよ? 白哉さんの考えてることは、その、な、なんとなくはわかりますから……」

 

 

 本当だよな? 本当に俺がプロポーズで言ってるわけじゃないってのわかってるよな? 本当にわかっててくれ。でないと俺、色んな方向性でヤバいことになるから……

 

 

 

「………………唐突にその気にさせそうなことを言って、やっぱり白哉さんもずるいです。これで勝ったと思うなよ……いざという時は責任取ってください……

 

『……平地白哉よ、強く生きろ』

 

 




はい、今回で原作一巻までのお話は終了となります‼︎ まさかシャミ子だけじゃなくて白哉くんまで町を守る手伝いをする羽目になるとは……シャミ子のヤンデレ回避ルートも練るに練らないといけないのに、白哉くんの胃は果たして大丈夫なのか⁉︎

次回は原作二巻編に突入します‼︎ 果たして白哉くんは、これから先の展開でも無事にシャミ子のヤンデレを加速しないようにすることは出来るのか⁉︎ ってかヤンデレってどうすれば良いのさ⁉︎(知らんわ)

あ、何か本編で質問したいことあれば気軽にこちらまで。
https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=289431&uid=379192
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