偶に愛が重くなるまぞくと、愛されてる男のまちカド物語   作:名無しのモンスター

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安値かつ住み心地の良い物件欲しいので初投稿です。

なんか今回は原作の一話が短かったから二話分繋げたら、結構長くしちゃいました……てへぺろ☆(きめぇ)

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少なっ⁉︎ 一週間経ってそりゃないでしょうよ⁉︎


引っ越しと言ったら普通は引っ越しそばだが、この日は引っ越しすき焼きだ‼︎

 

 はいどうも皆さんこんにちは、昨日スーパーの戦場に挑んでいった白哉です。ボロボロにされましたが、原作未登場or原作には存在しない魔法少女・奈々さんに助けられたこともあって目当ての物を全部買えましたー。

 

 よくよく考えたら、奈々さん結構身長が高かったなー。魔法少女の中では桃よりも高かった気がする。桃と同い年か、はたまた年上なのか、そして魔法少女歴は桃より長いのか……うーむ、原作にいないキャラと出会ったとなると、ついついこんな事考えてしまうな。色々な事を知りたくてしょうがない。

 

 っておっと、いけないいけない。初対面かつ会った時間が短い人の事を深く考える必要はないやろ。うん、その通りだ。また奈々さんと会ったら会ったでその後の事を考えればいい。うん、それがいい。

 

 あっ。ちなみに俺は今、優子と二人で学校からリリスさんを回収して帰宅なうしてます。何故学校にリリスさんが? なんかリリスさんが邪な事を考えていたところを先生が察し、優子から預からせてもらい面談していたんだと。で、桃との決闘……ではなくお出掛けしてた優子はリリスさんの事を忘れていたわけで。そのため二人で今日先生から返してもらったってわけです。

 

 まぁぶっちゃけ、こうなったのは全部リリスさんのせいだけどな。桃が眷属になった後にあんな事やこんな事をさせるつもりだったらしく、それを考えていた時の顔がごせん像にも出てしまった上にテレパシーで優子にもダダ漏れになったわけで……

 

 リリスさん、敢えて心の中で言わせてもらいます。恥を知れ‼︎

 

 

『……余、何やら白哉に心の声で罵倒されてる気がするのだが……』

 

「気のせいじゃないですか? 仮にも貴方は遥か昔に存在していた魔族の先祖でしょう? そんな貴方に多大な無礼を起こしてしまえばどうなるのか分かったものじゃないですから」

 

 

 心の中で『恥を知れ‼︎』と言った時点でアウトだと思うけどな。

 

 

『桃に投げ飛ばされたのに、その後余は何もしなかったのだぞ。というかしようにも出来ぬのだが……』

 

「あっ、それはすみませんでした」

 

「ごせんぞ……落ち込まないでください。私はごせんぞの事を尊敬してますから」

 

『ウゥッ……真意がどうであれ、その言葉を聞くだけで少しは心を安らげるぞシャミ子よ……』

 

 

 うーん、なんだろう。子孫である優子に慰められて嬉し泣きするリリスさんを見ると、なんだかバブみを覚えたダメ大人に見えてしまう。いやこれも失礼か。

 

 

 チクッ

 

 

 ……えっ? また心臓に痛みが……? 昨日のよりはそんなに痛くないけど、何故……?

 

 と、そんな事を思っていたら前方──ばんだ荘前──にて一人の女性が立っていることに気づいた。ミカンだ。陽夏木ミカンがいる。何やらキャリーバッグっぽいのを持って地図らしきものを見てるな。

 

 あっ、そっか。また原作イベントが発生してるな。相変わらず何の異常もなく不定期に発生するなホント。

 

 

「ミカンさん、どうしたんですか?」

 

「ミカンおっはー」

 

「シャミ子に白哉! ちょうどよかったわ。この近くにあるアパートを探してるの」

 

「アパート? あぁ、この『ばんだ荘』の事か?」

 

 

 陽夏木ミカンのばんだ荘へお引越しイベント、ただいま発生中です。そのアパートを探しているらしいので俺が指を指して教えたら、ミカンは『えっ、ここ? 嘘でしょ?』みたいな表情を見せてきました。おい、俺と優子達吉田家が住んでるところを廃墟だと思ってたのか? はっ倒すぞコラ。

 

 

「えっ……あっ、ここだったの? ずっと探してたアパートって、意外とこんな近くにあったのね……」

 

「あの……もしかしてばんだ荘のことを廃墟だと勘違いしてましたか……?」

 

「自分で自分の住まいを廃墟と言うな。同じく住んでるこっちまで虚しく思うから……」

 

「ちょっ、違っ……‼︎ 現代ではなかなか遭遇できない風情のある建物だと思うわ‼︎」

 

 

 この野郎、反応を見るからにやっぱりばんだ荘を廃墟だと思い込んでやがったな……‼︎ まぁでも、見つからないのも無理はないか。何せばんだ荘は優子のような魔族を守るための視認障害結界が働いてるから、魔法少女──光の一族──は見つけられず、住居として認識することが出来ないからね。仕方ないね。

 

 ちなみにこの物件は光や闇の一族絡みの人はあまり難しいことしなくても住める特別物件らしい。しかも光闇割という謎の学割みたいなものもあるらしいため、ミカンはそれで即決してここに引っ越す事に決めたらしい。

 

 しかも家賃は百二十円。俺達のよりめっちゃ安い……いや安いってレベルじゃねェだろそれェ⁉︎ もしかしてあの桃の立派な家も家賃が百単位なのか⁉︎ なんだよその羨ま割引、ヤバすぎだろ……

 

 

「そういえば──シャミ子、先日は桜さんのことで取り乱してごめんなさい。あの時は私の呪いのせいで服をダメにしちゃったわね」

 

「あぁ……そんなこともありました」

 

「それで桃を眷属に勧誘する時の格好が危機管理フォームになってたってわけだな。あの時は『同性相手にセクシーアピールとか正気か?』って思ったな」

 

「なっ⁉︎ そんなことする気は毛頭ないですよ‼︎ そもそも相手は宿敵だぞおらー‼︎ セ、セクシーアピールなら白哉さんにしたいですけど……

 

 

 ごめんなさい、冗談です。だからそんな可愛いおこプンプン丸はやめてください。可愛い。そして出来れば途中で小声になるのやめてくれませんか? 何言ってるのか気になっちゃうから。

 

 

「あぁ……シャミ子も色々と大変ね……で、そのお詫びと言っちゃなんだけど、私の服でよければいるかしら? 引っ越しついでに整理しようと思ってたの」

 

「いいんですか⁉︎」

 

「なら優子、試着してみて欲しいのを選んでった方がいいぜ。俺玄関で待機してるから」

 

 

 にしてもミカンの奴、お詫びとしてそれ相応のものをあげようとするとはやるな。服をダメにしてしまったから服の代わりになるものをプレゼントするとは、相変わらず人が良すぎますなぁ。

 

 と、そんなことを考えながら優子が着替え終わるのを待つことにした俺氏。女の子の着替えが完了するのをその場で待つとか、ガン見する変態と同じでしょうが。女の子に対するデリカシーってものを考えなければアカンで。

 

 とは言ってもまぁ、優子は結局ミカンからもらった服を着て俺に見せるなんてことはしないだろうけどな。原作を知ってる俺だから分かる……ミカンの服は『出る』系のものばかりだ。原作やアニメでは優子は肩が出るヤツ一着しか着なかったとはいえ、体の一部分が露出したのも充分恥じらってしまうもんね。仕方ないね。

 

 

「あ、あの、びゃ、白哉さん……も、もういいですよ……」

 

 

 おっと、そんな事考えてたらもう試着を終えたのか。しかも恥じらいのある感じの喋りだったってことは、やはり『ごめんなさい、やっぱり見せられません』的な感じなんだな──

 

 

「───エッッッッッッ?」

 

 

 やばい、変な反応してしまった。

 

 部屋に戻った俺が目にしたのは、意外にもミカンからもらった服を着ていた優子だった。しかも原作通り着てみた肩が出る方の服ではなく、胸の谷間が強く強調された薄紫色のブラウスである。

 

 ……いや、なんで? なんで見せてくれるの? 顔めっちゃ赤くなってるじゃん。恥ずかしがってるじゃん。無理に俺に着たヤツを見せる必要無くない? しかもそれ、肩が出る方のヤツよりも露出度が高いし。よく見たらそこそこは背中も出てるし。なんか、その……どこがとは言わないけどずり落ちそうだし……

 

 これ、上の部分だけ見たら危機管理フォームよりも服の安定感がヤバい感じじゃね? いや全体的にだろうが上の部分だけだろうが、肌の露出度なら危機管理フォームの方が勝ってるけどさ……いや何言ってるの俺。その発言は正に変態が言いそうなヤツじゃんか。

 

 

「あ、あうぅぅぅ……そ、その、すみません。ミカンさんの服、出る系のばっかりだったんですが……えっと、い、一応、似合ってるか、どうかを……」

 

「シャ、シャミ子……無理しない方がいいわよ。他の人が着たらそんなに恥ずかしがるものだったとは思わなかった私が悪かったから、それに白哉も固まってるから……」

 

 

 ハッ⁉︎ 俺、優子の今の格好を見て思わず固まってたんだな。いけないいけない、正気に戻らないとな。

 

 

「……あ、あぁなんだ、ミカンが無理矢理『見せてあげなさいよ』みたいな感じにさせたわけじゃないんだな。危うくお前を軽蔑するところだったわ」

 

「ちょっ……⁉︎ ち、違うから‼︎ 私無理矢理着せたり白哉に見せることを促したりとかはしてないから‼︎ シャミ子もどれ着ても恥ずかしがってたのにあげたのちゃんと全部着てくれたし、貴方に見せようというのもシャミ子自身が決めてたから‼︎ こうなったのは私のせいじゃないわよ‼︎ ……半分は」

 

 

 『半分は』って何だよ『半分は』って。『これ本当は私のせいじゃね?』みたいな自信のない反応するのやめろよ。優子自身の意思で見せてきたのかお前が促したのか、どっちを信じればいいのか分かんなくなるでしょうが。

 

 ……とにかく、今は絶賛羞恥心真っ最中の優子の対応だな。これ以上彼女に恥ずかしい思いをさせるわけにはいかないし、ここは……

 

 

「あぁ……優子。そ、その、結構似合ってるぞ。なんというか、魅力的だなっていうか、新鮮だなっていうか……」

 

「にあっ⁉︎ みりょっ⁉︎」

 

 

 正直な感想を言ったらこれだよ。謎の奇声を上げてめっちゃビックリしてるよこの子。えっと、これ対応を誤ったのか? なんか女の子にとっては下心に聞こえる言葉とかあったのか……?

 

 

「………………そ、そうですか。似合っていますか……う、嬉しいです。ありがとうございます……えへへっ」

 

「えっ。あぁうん、そっか……」

 

 

 よ、よかった。別に間違ってるわけじゃなかったんだな。なるべく傷つけないように言葉を選んだからってのもあるから、変な空気にならずに済んだぜ。あっぶねぇ〜……

 

 

「えっと……すごくいい雰囲気だけど、私お邪魔だったかしら……?」

 

 

 黙れこの件の元凶候補。余計なこと言わんくていい。

 

 

「あの、お二人とも……そろそろ限界になってきたので、着替えてもいいですか……?」

 

「「あっ、ごめんなさい。どうぞ」」

 

 

 や、やっと着替えてくれるのか。ならさっさともう一度玄関へと待機しないとな。もう、危機管理フォーム程ではないけどさすがに目のやり場に困るわこれ……

 

 

『まぁその……アレだ。少しは一歩を踏み出せたな、シャミ子よ』

 

「なっ、ななな、何の一歩ですか⁉︎ こ、これはその、さすがに着替え終わるのを待ってくれてる白哉さんをガッカリさせたくなかったからというか、もったいなかったからというか……」

 

「えっと……だったら他の服でもよかったじゃないのかしら? どれもさっきの服よりもそんなに出てないと思うし……」

 

「ねぢゃ⁉︎ そ、それは、その……」

 

『というかミカンよ、お主は何故この服を買ったのだ……』

 

「えっ。け、結構可愛かったから……」

 

『可愛ければ露出具合は考えない派なのか……?』

 

「……多分、そう」

 

 

 

 

 

 

 優子がいつもの服に着替え終わったところで、ミカンに何故ばんだ荘の部屋を借りることになったのかの経緯について聞くことに。その経緯は二つ。桃が早朝から中国人みたいな謎修行で騒々しく活動時間帯が合わないからなのと、一人で考える時間が欲しいからだそうだ。うん、夜型と朝型が一緒に暮らしてたらそらそうなるわな。

 

 ついでに桃や桜さんとの関係を教えてくれた。どうやら二人はミカンにとって恩人らしい。ミカンの呪いは小さい頃は今よりももっと深刻だったが、桜さんがそれに干渉して魔力で抑え込み、人付き合いできるくらいにしてくれたようだ。

 

 ふむ……つまりはその恩を返すため、何か桃に出来ることがないかを考えるために一人で考える余裕を作りたかったんだな。なるほど、それなら引っ越す理由も納得がいく。

 

 

「とにかく……格安でいい感じの物件も見つけたことだし、それなりに頑張るわよ。多少古いのが気になるけど、壁紙を補修して……」

 

「あっ、その壁紙が捲られて──ヒエッ」

 

 

 お、お札……大量のお札……壁紙の裏にお札……実際に見たらめっちゃ恐ろしすぎる……思わずビビった声を出しちまったよ……俺が引っ越してきた時は既に補修されてたから見てなかったけど、これはトラウマものだわマジで……

 

 あっヤベッ⁉︎ ミカンが怖がって呪いが発動して紫色の蛇が何処からか出てきおった⁉︎ あっちいけ、しっしっ‼︎ よし、帰ってったな。なんだったんだあの蛇は。

 

 

「……あの、ミカンさん。私ミカンさんの呪いを解く方法も調べてみます。ご近所さんになった記念で! それで、ミカンさんも私の目的を手伝ってくれませんか? ご近所さん記念で!」

 

「目的?」

 

「はい。私の目的は──」

 

 

 ここで優子が達成したい目的の説明タイム。が、その目的が多くてミカンの脳内はガチめのサン○ウィッ○マン状態に。色々とやりたい事を詰め込みすぎだぞ優子。まず最優先にすべきことを考えた方が良くね?

 

 

『その状況だと、最優先すべきは千代田桜の手がかりを探すことだと思うぞ』

 

 

 ここでリリスさんの意見タイム入りましたー。

 

 リリスさん曰く、桜さんはこの町の特殊な環境を守っていた実力者であるため、戻ってきてもらえば町の安全とやらもより強固なものになるだろう、とのこと。

 

 また、戦力がアップする上に、結界や呪いに干渉することに長けている彼女ならば呪いの改善のヒントも貰え、さらにはヨシュアさんが俺の父さんを助ける為に封印されるまでの状況も獲得できる可能性が高い……と、この様に一気にいろんなことが前進するだろうとのことだ。

 

 おぉ、すごい分析力と判断力だな。絶対その説明に裏があるだろうとは思うけど、そこには触れないでおこう。そこを除くとリリスさんマジで優秀だから。マジで。

 

 

「ごせんぞ凄いです‼︎」

 

「すごいわご先祖様‼︎ とってもわかりやすい‼︎」

 

『お、おう……⁉︎』

 

 

 ほら、いっぱい喋って悪い顔もしてないのに酷い目に遭ってない。ららさんだって良いこと言えばこういう風にお供えしてくれて(お茶とみかん饅頭しかないけど)、褒められて、それで自分は役に立っているんだって気付かされるんですよ。よかったですねリリスさん。あっ、俺もココア飴しかないけどお供えしとこ。

 

 

「桃にもちゃんとミカンさんの率直な気持ちを話しましょう」

 

「そうね。大した相談もせずに出てきちゃったからちゃんと話さないと」

 

「まったくもってその通りだな。隠し事せず話し合ってこそ真の友情とも言うしな」

 

 

 それにしても今日のリリスさん凄いな。提案一つ出しただけでミカンの心の凹みを治してくださるとは。そのおかげなのか優子と一緒に一人暮らしを始めたら何しようかと和気藹々に話してる。うん、仲が良い人達を見るのは性別関係なく微笑ましい。優子もミカンもいい笑顔してるし。

 

 

 ズキッ

 

 

 ……ん? アレ? えっ……? 今、また一瞬だけ心臓が痛くなった気がする。しかも昨日のよりも少しだけ痛いし、音も少しだけ大きい気がする。

 

 ……おかしい。最近の俺はなんだか様子が変だ……

 

 

「白哉くん、急に落ち込んでいるような顔になってるけど、大丈夫?」

 

「へっ? あ、あぁ。どうやら気のせいだったみたいだ。心配かけて悪かっ──」

 

 

 ん? アレ? なんで俺の耳の近くから声が? 俺今この場に召喚獣出してないよ? 優子とミカンは俺の目の前にいるよ? なのになんで俺の右側に声が……

 

 あっ、右向けば桃がいた。こんにちはー……って。

 

 

「くぁせdrftgyふじこlp!?」

 

 

 アイエエエエ⁉︎ マホウショウジョ⁉︎ マホウショウジョナンデ⁉︎

 

 なんでこのタイミングでお前来てんねん⁉︎ そして今の俺の表情を盗み見すんなよ⁉︎ それと魔法少女が出してはいけないドス黒オーラ出すなよ怖いから‼︎

 

 

「桃⁉︎ 貴様何故ここに⁉︎」

 

「シャミ子に相談があって……先日シャミ子のお母さんに挨拶もせずに失礼しちゃったから、菓子折りとか持って挨拶しようと思ったんだけど。……でも、お父さんが箱になってるのに箱状のものを渡すのは不謹慎な気がして。何を渡せばいいと思う……?」

 

「そこら辺は気にしなくていいと思います‼︎」

 

 

 えっ、まさかその事を相談する為にわざわざこっちまで来たの? そしてここに来るまでその事でずっと悩んでたの? だから悶々状態? なんじゃそりゃ……いやそんなわけないとは思うけど、うん。

 

 

「気にしなくていいけど頂けるならお米券がいいです‼︎」

 

「おかーさん何故ここに⁉︎」

 

【どうも〜。シャミ子ちゃんに魔法少女のお二人さんはじめまして、メェールだメェ〜。今度僕らの所に来るなら野菜の種でお願いメェ〜】

 

「いや清子さんに紛れてさらっと『はじめまして』の挨拶済ませた上にせびらないでくれる?」

 

 

 ここで清子さんが乱入。そしてどさくさに紛れてメェール君も続けて登場。そしてこれが優子・桃・ミカンとの初対面だという。現界できるようになってから初対面までの時間、長くないですかね?

 

 

「あっ、羊……? もしかして、貴方が白哉さんの言っていたメェール君ですか……?」

 

「本当に羊だ……」

 

【あっ、初対面の挨拶は後にして話続けて続けて。じゃ、お邪魔しましたメェ〜】

 

 

 そう言ってメェール君は、残って話を聞いてくれるらしい清子さんを他所に一匹だけ俺の部屋に戻っていった。いや何しに来たのさ君?

 

 

「ミカンも急に部屋借りるって言うから心配してたんだけど……元気そうで安心したよ」

 

「安心したならいじけた目で言うな」

 

 

 やっぱりさっきのモヤモヤは菓子折りについて悩んでたからじゃないんだな、驚かしやがって……

 

 

『おっ桃よ、もしや寂しいのか? 寂しいのかぁぁん⁉︎ ミカンとシャミ子が急接近でモヤッとしているのだろう⁉︎ それとも何か⁉︎ シャミ子とくっつかせようとかしておいて結局は白哉の事が気になるのかぁぁぁ⁉︎』

 

 

 あら、半分鋭いっすねリリスさん。けど桃が俺の事を気にしてるってことはないと思いますよ。もしそうだとしたら既に俺に対して何かしらのアピールをしでかすはずなので、桃なので。

 

 つーか煽るな。盲点見つけた途端に調子乗って桃を煽るな。貴方無力な状態でしょうが。しかも『フーハハハ』っていう笑い声がうるさいんですが。……しゃーない。

 

 

「白龍様、召喚──お願いします」

 

【OK牧場】

 

 

 古っ。呼ばれてすぐその返事って。

 

 精神世界を通して俺達の会話の一部始終をちゃんと見ていたのか、俺の一言だけで何をすべきなのかを理解していた白龍様は即座に右手でリリスさんの後頭部を掴み、そして───

 

 

【煽る限度ってものを考えなさい】

 

『グゲハッ⁉︎』

 

「ごせんぞぉぉぉぉ‼︎」

 

 

 思いっきり床に顔を叩きつけた‼︎ 効果 は バツグンだ‼︎

 

 いくらデフォルメサイズで無力化中の白龍様でも物を叩きつける程の力ぐらいはありますよ? リリスさん、白龍様を舐めないでくださいね?

 

 この後は桃が優子や俺との連絡を取りやすくする為に夏休み中は俺の隣の部屋に泊まることになった。左から桃・俺・優子・ミカンといった感じに、俺と優子の部屋が二人の魔法少女によってオセロ挟みにされたか……

 

 思ったよりもキツいと感じたのは気のせいか?

 

 

 

 

 

 

 後日。魔法少女の二人がついにばんだ荘に引っ越してきました。

 

 最初に訪れて来たのはミカン。原作では桃が先だけど、ここら辺はアニメ寄りだったらしく、先にミカンが来たってわけだ。

 

 彼女の実家が柑橘類の加工食品を作っているらしく、ウチや吉田家に渡してくれた挨拶の品がゆずドレッシングにみかんサブレとすだちジュース……ホントに柑橘類ばっかりやん。ウチも最近柑橘類系の食べてないから別にいいけどさ。

 

 次に訪れて来たのは桃。挨拶の品として牛肉を渡してくれた。本当はお米券にしようとしたが、たまたま通った杏里の実家の精肉店にて、杏里に『優子に筋肉付けるなら米より肉が効率良い』とか言われたらしい。やっぱりお前筋肉少女やんけ。『筋肉』というワードに弱えなオイ。

 

 しかしここで桃の予想を反した反応が。清子さんがその牛肉を『くれる』のではなく『見せてくれる』と勘違いしたらしく、優子と良子ちゃんを呼んで一緒に拝みだした。そこに桃が『普通に食べてほしくて持ってきた』と言ったら一家揃って『えっ、そうなの?』みたいな反応するという。

 

 そういや俺も最初は飯のお裾分けを『見せてくれるもの』と捉えられてたっけ。懐かしいなー。

 

 そしてここが俺個人の不安点。牛肉が渡されたことで、牛の召喚獣であるポーフがこれを見たらどうしよう……って思ったんだけど。

 

 

【同胞よ、死後も活用させてくれたのだな……生前はよく頑張ったな、お疲れ様……‼︎】

 

 

 あ、あれ? 嫌悪感とか哀愁感とかは一切出してない……? いや同じ(?)牛仲間が肉にされてるんだぞ? 牛肉見て普通堪えられるはずないと思うんだけど……

 

 あっ、そういやオードブル注文した時も朝焼が鳥なのに鶏肉を何の躊躇いもなく食ってたっけ。……召喚獣って、共食いも躊躇いなくやる感じなの? うぅん、分からんし複雑……

 

 

【マスター‼︎ 今日は隣人歓迎会としてこの牛肉を使って何か豪勢なものを作ってくれ‼︎ 同胞へのせめてもの手向けだ‼︎】

 

「その同胞は料理されることを望んでないと思うけどな……」

 

 

 ってなわけで、ポーフの発案により吉田家にて皆で一緒にすき焼きパーティーを開くことになりました。パチパチパチパチー。

 

 すき焼きか……一人暮らしする前は家族で三ヶ月に一度は必ず食ってたって感じだったな。一人暮らししてからは作る余裕とか無さそうだったから全然……だから四・五ヶ月ぶりに食えることになってワクワクしちゃう。

 

 あっ、ヤベッ。清子さんがヨシュアさんが封印されてるダンボールことお父さんBOXでネギを切ろうとしてる。頑丈かつ自動洗浄されるとはいえやめてあげて。中にお父さんがいるものを雑に扱わないで……桃の折り畳み机を使って……

 

 

【マスター。僕達召喚獣一同はすき焼きをより美味しく食べられるように、マスターの部屋の台所で副菜とかを作っておくメェ〜】

 

【この前マスターが作ったマリネもね〜】

 

「あっ、おう。何かあったら俺に知らせといてくれ。せっかくパーティーやるんだから問題を起こさないようにしたいから」

 

【【はーい】】

 

 

 召喚獣組は副菜を中心としたのを作るのか。まあご飯以外も用意した方がパーティーらしくなるし、見映えも良くなるからええな。

 

 

「ではこちらもすき焼きの用意をしましょうか」

 

「準備手伝います」

 

「あっ、私も……」

 

「俺もやりますね。役割あるかな……」

 

 

 早速俺達も俺達ですき焼きの準備することに。清子さんがネギ切ってくれて、優子は人参の皮剥き、桃は卵を割る役割になったから、俺はしめじと椎茸を拵えておくか。よかった、ちゃんと役割あって……

 

 

 デュモーン!!

 

 

 ファッ⁉︎ なんだ今の実際に出ることのない効果音は⁉︎

 

 

「シャミ子……白哉くん……卵割るの失敗した……」

 

「どういう理屈でそうなる⁉︎ 桃動揺してますか⁉︎」

 

「えっと……料理作ることに気合い入れすぎて、魔力が卵に入って逆に魔界とかにいそうな生命体でも生み出してしまったのか?」

 

「多分、そんな感じ……」

 

 

 あぁ……これはアレだな。何としてもすき焼き作りの手伝いを成功させようとしてSAN値が下がってしまったって感じだな。流石にこのまま続けさせるわけにもいかんし、ちょうど下準備ができたところだから三人揃って一度リビングに退却とさせていただきますか。

 

 と、ここで桃がスマホを通して今からミカンがここに来るよとお知らせ。さらにはミカンにも料理をさせる場合も注意してと頼み込んできた。彼女は古今東西全ての料理を柑橘類で酸っぱくしてしまう癖があるから、だそうだ。

 

 いやちょっと待て。料理全てに柑橘類投下って……塩ラーメンにレモンなら合いそうだけどな。魔法少女って、みんな料理スキルヤバイのか? 原作未登場の奈々さんは大丈夫、なのか……?

 

 しばらくしてミカンが登場。早速牛肉にレモンをかけようとしたので桃が制止。良子ちゃんと一緒に買い物に行かせました。ぶっちゃけすき焼きにレモンって合わなくね……? しかも生肉にかけていいものなのか……?

 

 

「優子、三人で食材を盛り付けてください」

 

「はいっ」

 

 

 またしばらくして盛りつけの時間になりました。これぐらいなら手順さえ間違えなければ何の問題もな───

 

 

「盛り付け……盛り付け……」

 

「なんでお前は戦闘しない場面でよく変身するんだよ⁉︎」

 

 

 そうなるとは分かってたけど、シュール過ぎて思わずツッコんじまったよ……

 

 

「卵は変な感じになったけど……盛り付けでは失礼したくないから……‼︎ どんな手を使ってもやり遂げる……‼︎」

 

「桃、落ち着いて‼︎ 食材が光ってる‼︎」

 

「一回置け‼︎ 椎茸がいかにも伝説の超椎茸になりかけてるぞ‼︎」

 

「伝説の超椎茸って何ですか⁉︎」

 

 

 今の輝きを見て即座に連想しました。

 

 で、どうしても良いすき焼きにしたくて緊張気味な桃に対し、ここで優子が肉の御礼にってなわけで桃の弱点を本人に伝えることに。

 

 桃の弱点、それは何でもかんでも一人でいい結果を残そうと頑張りすぎてるところ。根本的なところでもう少し人を信じなければ、いつしか悪知恵の働く悪人に付け入れられる……宿敵だからこそ、宿敵を重んじての忠告って感じか。

 

 しかし優子が見つけた宿敵の弱点を本人に教えてまでして気遣うだなんて……成長したな。こっちはホッとするよ。

 

 

 ズキッ

 

 

 ……またか。またこの痛みか。なんで優子が桃やミカンと仲良く絡んでただけで、俺の心臓ら辺が一瞬だけ痛くなるんだ? 微笑ましいところだってのに、なんで……?

 

 

「白兄? ボォッーと突っ立ってどうしたの?」

 

「ハッ⁉︎ ……いや、なんでもない。気のせいだったよ。心配かけてごめんね」

 

 

 いけないいけない、買い物から帰ってきた良子ちゃんに心配かけさせてしまった。このモヤモヤの事を考えるのはまた今度! 今は楽しいパーティーの準備中なんだ、水を差すような考え事はやめだ‼︎ さーて、次の作業に取り掛かるぞー‼︎

 

 

「……無自覚ってヤツかな? 本で読んだことある」

 

 

 

 

 

 

 そして夜。何事も無くすき焼きパーティーの準備は整った。召喚獣達が作った副菜であるたこと夏野菜のマリネにイカゲソのバター炒め、ゆで卵とブロッコリーとベーコンのガーリックマヨサラダ、鶏ごぼう炊き込みご飯なども揃えて華やかになっ……

 

 いや料理多くね? ぶっちゃけて言うと最悪すき焼きだけでよかったんだけどね? メェール君達、どんだけ張り切って作ったのさ?

 

 何はともあれ、準備できたので皆で乾杯。今日は無礼講で楽しむぞー‼︎ 俺、目上じゃないけど‼︎ すき焼きは……うん、美味い。めっちゃ美味い。父さんと母さんには申し訳ないけど、複数人で食べるすき焼きの方が一段と美味い。だってたくさん会話しながら食えるもん。楽しい。

 

 で……優子は案の定、すき焼きの一口目食った途端に頭の中がキャパオーバー。宇宙のめくれが発生。数秒硬直しました。俺が一人暮らしですき焼き作る余裕もなく、お裾分け出来なかったってのもあるからね。仕方ないね。

 

 もちろんメェール君達が作った料理の数々も皆に大好評。すき焼きに手を付けるスピードもさらに上昇していった。メェール君達、さてはすき焼きに合う料理をあらかじめ調べてたな? 用意周到良いってか?

 

 ハァッー、めっちゃ食った食った。どれぐらいの量を食ったのか全然数えてねーや。こんなに飯食ったのは初めてなのかもな。箸が止まらんかった。

 

 いっぱい食ったので、優子と桃と一緒に夜景を眺めて腹の中を落ち着かせる事に。なんだか、今日の夜景は一段と綺麗に感じる。

 

 

「まさか宿敵とも乾杯する日が来るとは……変な感じです」

 

「私も少し不思議な感じ」

 

「まあ二人とも同盟組んでるし、優子の頑張り次第で何れ桃は眷属になるから気にしなくていいと思うぞ」

 

「頑張り次第で何れって……その言い方だといくら時間が掛かってもなってくれなさそうに聞こえます……」

 

 

 うん、自分でも言っておいて思ったんだよ。他にも言葉があるじゃないのかって……マジゴメン。

 

 

「けどさ、逆にこう考えれば良いんじゃねぇか? 力になりたい人やなってあげたい人、そしてなってもらいたい人が近くにいるってことは、もしどちらかに悩み事ができたらすぐに話し合いできて解決に繋げやすいってさ。宿敵とか関係なくいい事だと思うぞ」

 

 

 物理的に距離が近いだけでも、相談からの解決に繋がりやすいとも個人的に思うんだよな。実際優子と桃が部屋の前で硬直してた時も俺の(半ば吹っ飛んで巻き込まれた形での)乱入でその硬直を解いたわけだし……な?

 

 

「力に……なってあげたい人……」

 

 

 ……えっ? ちょっ、えっ? 優子、なんで俺の方を見て顔を赤くしながら一部分だけ復唱してんの? あの、俺、別にお前を勘違いさせるような事を言ってなんかない……言ってなんかないよね?(不安)

 

 

「で、でしたらそ、その……白哉さんも私の隣の部屋にいるので、わ、私が白哉さんに……い、いろんなことを相談しに来てもいいってこと……ですか……?」

 

「えっ……」

 

 

 いや、ちょっと……えっ? いやあの、俺はただ桃が一人で悩み事を抱える必要が無くなったんだよって事を説明しただけなんだけど、なんで優子が俺に何か相談事があったらって前提なの? 俺、言葉が足りてなかったの?

 

 ……っていうか、おかしいな? なんというか、その……今ので何故か結構ドキドキしてしまうんだけど……それほど大したことないことを優子に言われただけなのに。あっ、上目遣い。きっとこれでドキドキしるんだと思う。多分。

 

 ってかヤバい。今の優子の上目遣いが可愛すぎてヤバい。目ェ合わせられねぇ……。と、とにかく先程の質問に答えよう。そうでもしないと優子はいつまでもじぃっと見つめてきそうだもん。可愛すぎて耐えられん……‼︎

 

 

「あ、あぁ。もちろんオッケーだぞ……あっ。ほ、ほらっ。本当は桃、お前にも言っているんだからな。お、お前も誰かに相談する癖を付けとけよ」

 

「えっ。あぁ、うん。なるべくそうしておくよ……というか二人とも、結局またイチャイチャな場面を私にを見せてくれるんだね」

 

「「違っ……話を逸らすな‼︎」」

 

 

 す、好きで見せてるわけじゃねーし‼︎ べ、別にイチャイチャするつもりなんてなかったし‼︎ ってかお前俺の言っていたこと分かってんのか⁉︎

 

 

「桃、貴方ってホント二人を弄るの好きよね……あっ、これ食べる? 余った牛肉で作った塩レモン焼き」

 

「……いただきます」

 

 

 ここでミカンが助け舟となって来てくれた。これでもう桃に優子と一緒に弄られなくて済むぜ、助かった……あっ、この塩レモン焼き美味い。俺が成人だったらチューハイ飲みながら食いたい気分だぜ。

 

 この後は桃が桜さんの事で謝罪したのをミカンはあっさりと許したり、三人で桃にもうちょっと分かりやすく自分を出してと言ったりして楽しいトークタイムを過ごしました。

 

 

【この状況、正に白哉ハーレムじゃね?(笑)】

 

『セイコよ、若者の会話はこそばゆいの……』

 

「私、ご先祖様や白龍様に比べたらまだまだ若手のつもりです」

 

【千歳越えと比較して自我を保つとか草www】

 

 

 この後、白龍様は清子さんによって梅酒風呂に浸かる羽目になったとは言うまでもない……これは煽った白龍様が悪い。哀れ。

 

 

 

 

 

 

 さてと、哀れと思ってしまったことを心の中でちゃんと謝ったところで、ヨシュアさんにもすき焼きや色んな料理をお供えしておくとしますか。けどさすがに多すぎるからすき焼き以外は全部小鉢サイズにして、と……

 

 

「……あら?」

 

「どうしたんですかミカンさん?」

 

「その箱……うちの実家の工場で使ってる箱とお揃いだわ」

 

 

 あっ、マジっすか(すっとぼけ)。ここに来て案の定の重要な原作設定回収が来ましたー。まぁ俺が原作知らなくても、ミカンが渡してきた挨拶の品とダンボールに書いてあるのを見たら、その言葉を聞いて大体察せるけど……

 

 

「今も私の部屋にいくつかあるわよ。引っ越しする時に持ってきたから。ほら」

 

「おとーさんがいっぱいだーーー‼︎」

 

 

 大量のお父さんBOXじゃない方のみかん箱ダンボールの登場。これよく考えてみたら、まるでヨシュアさんが分身されたみたいで怖く感じる……ん?

 

 

「ってかいつの間に全部ここに持ってきたのかよ⁉︎」

 

「なんか私の部屋にお邪魔しに来たメェール君達がここまで持ってきてたのよ」

 

 

 おま、メェール君いつの間に……というか勝手に人の者を他の人の部屋に持っていかないでくれませんかねぇ? めっちゃビックリしたんですが。

 

 

【だってヨシュアさんを封印したものがまさかの流通用のダンボールメェ〜よ? そんなシュールなものが二つ以上あったら触れたくなるメェ〜】

 

「どんな理由で持ってきたの……そもそもなんで姉はヨシュアさんをダンボールに封印したの……? 意味が分からない……」

 

 

 あ、そこはわかる。他に耐久性の強いヤツとかあると思うのに、何故よりによってダンボールに封印したのやら……よく分からん。

 

 

「まあまあ、今は楽しい歓迎会の場です。あとで考えましょ」

 

【お父さんBOXじゃない方の耐久性を試してもいいか⁉︎ 普通のダンボールよりも硬いか確かめたい‼︎】

 

「お母さんは落ち着きすぎです‼︎ 後ポーフ、だっけ⁉︎ 君まで何しようと考えてるの⁉︎」

 

【じゃあどっちがお父さんBOXかシャッフルクイズしてみたいメェ〜】

 

「ダメ‼︎ 間違えたら色々と大変なことになるから‼︎」

 

「え~。でも私、自信アリアリですよ~」

 

「だとしてもやめましょうお母さん‼︎」

 

 

 そして気がついた時には清子さんだけに飽き足らず、メェール君やポーフまでもがマイペースな感じに下手したら取り返しのつかないことをしようとして、それを桃が止めるという状況下が出来上がっていた。桃……ファイト。

 

 

「シャミ子も白哉くんも見てないでお母さんとメェール君達を止めて‼︎」

 

「「あっはい」」

 

 

 




おまけ:台本形式のほそく話

……は、今回はない‼︎ 今回のネタが思いつかなかった‼︎ そんな自分が許せるッ‼︎(ダーマ風)



白哉君、無自覚にもシャミ子と関わっている桃とミカンに嫉妬してるって部分が多々見えましたね。自分の気持ちにいい加減気づけ白哉君‼︎

今回の話で気になることとかあれば、感想のページにて気軽にコメントしていってください。小説執筆の励みになりますので!!

 
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