プロセカの世界に転生したので皆を救いたいと思います(制限時間付き)   作:蛮族さん

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コメディ感ありますけど...普通にシリアスになる予定です...(震え声)


第一章 有り余るような時間
第一話 【転生】


「あなたにはとあるゲームの世界に転生してもらいます」

全身が光に包まれていて、顔がよく見えない女性に言われた。

 

「え?いやどゆこと?」

目が覚めたら、知らない天井が広がっていた...

というのは冗談で、普通に知らない空間が広がっていた。

そして、目覚めてすぐに変なことを言われた。

転生?...小説とかでよくあるやつか?...

 

「そうです、神様転生的なアレです」

 

あ、思考読めるんですね...

 

「もちろんです、神ですから」

顔はよく見えないが。誇らしげな表情をしていることは伺えた。

しかし状況は依然と不明なままである。

 

「えっと...転生ということは僕は死んだんですか?」

この神が言った転生というのは、別の世界にもう一度生を受けることである。

そして、その多くは前の世界で死亡していることが多かった。

 

「はい、死んでますよ?」

神と名乗った女性らしき人は、首を傾げながら言った。

 

「えぇ...死んでるんですか...」

これには普通にがっかり...というか何故疑問形?...

前の世界?ではまだまだやりたいことなどいくらでもあった。

 

例えば、【プロセカ】のイベランとか、推しのガチャとかヴァーチャルライブとか...

あ、あとはグッズを買ったり、友達とプロセカで自慢し合ったりとか....

 

あれ?プロセカ関連でしか未練なくね?...

 

ちょっと待てよ、まさか俺の死因って...

 

「もちろん不眠関連ですよ」

 

「ですよねぇ~」

 

俺が今の所、覚えている中で最後の記憶は、周年イベントでイベランをしているものだった。

イベラン自体は毎回上位に食い込むぐらにはやりこんではいたが、

周年イベントとなっては話が違ってくる。

 

記念すべきプロセカの周年イベント...当然のようにプレイヤー数はめちゃくちゃ増えるし、それと同時に称号の貴重性も高くなっていく。

だからこそ、俺は燃えた。

どんなに苦しくても、どんなに眠たくなっても、エンヴィーをやり続けた。

 

そして、少しカップラーメンを取りに行こうと階段を降りていた時に、視界がぐらついた記憶はある。

 

「正解です、私でもあそこまで間抜けな死に方をする人は久しぶりに見ましたよ...っぷぷ...」

 

「隠せてませんよ...というか神様なのに哀れんだりとかしないんですか?」

 

「だからしてるじゃないですか?」

神は、さっきまでのニヤけていた表情とは打って変わり、

まじめな雰囲気で俺に言った。

 

「その哀れみが転生ですか?」

 

「ええ、あなたには、あなたが死ぬ寸前までやり続けていた世界に転生してもらいます、どうです?少しは私に対する感謝が生まれたのではありませんか?」

 

「ということは...プロセカの世界に転生するんですかっ!?」

俺があのゲームを好きになった理由は、音ゲーをする以前に、

ゲーム内に存在するキャラに惹かれたからだ。

 

どんなキャラにも葛藤や苦しみがあり、

それらを乗り越えながら生きていく。

 

まぁ一部、暗いままの状態の人がいるけど...

 

「うれしいでしょう?あ、ちなみに転生先は神山学校周辺の一般家庭ですよ~、あなたの推しに出会えるかもしてませんよ?」

 

「おぉ...それはうれしいです...」

なんたる行幸...神に感謝!

俺の推しは25時、ナイトコードで。略してニーゴの全員である。

え?全員が推しは度し難いって?

うるせぇ!俺は全員が大好きなんだよ!(不思議なイントネーション)

 

「それではいってらっしゃ~い、あ、そうそう、あなたは存在しているだけで【因果】が大きく変わるので、気づいたら推しがいなくなっちゃったりするのでお気をつけて~。制限時間も心臓が教えてくれますので~」

そう言って、神は手を振りながらめちゃくちゃ大事そうなことを言った。

 

「えっ!?ちょっと待って因果!?制限時間って!?」

全身が沼にハマっていくように沈んでいく。

 

因果!?制限時間!?どゆこと!?

もしかして俺結構早くに死ぬ感じ!?

 

こうして、俺はプロセカの世界に転生することになった。

 

 

 

 

---

 

 

 

 

 

「まずいまずい...どうしよう...」

俺が転生してから数年後、俺はとんでもなくテンパっていた。

その原因は、女神が言った因果と制限時間とやらだった。

 

制限時間の方は、既にどのようなものかはわかっている。

病院に行ったところ、世界初の心臓に関わる奇病を患っているそうだ。

 

心臓の心拍が時間の経過ごとに遅くなっていき、

やがては完全に止まるらしい。

 

これだけなら、まだ普通だろうが、問題はここからだ。

心拍が遅くなっていくペースが速く、今では全身に血液を送ることができず、死んでいてもおかしくない状況のはずが、俺はピンピンしている。

 

 

恐らく、この心臓の心拍が俺の制限時間なんだろう。

何故生きているのか?という点については、神様パワーでどうにかしたんだろう(白目)

 

そして、俺はテンパっている最大の要因が【因果】だった。

 

この因果とやらは、神の発言から考察すると、

俺がいることによって、プロセカに存在している...いやこの世界に存在している様々な人物が死亡してしまう可能性があるということになる。

 

 

あの俺が死んでいるか確認したときの反応を見るに、人間と神の死の価値観は大分違うんだろう。

だからこそ、いなくなってしまう=死と考えることができる。

 

そして、何よりも自殺してしまいそうな人物が多いグループが俺の推しであり、神は推しがいなくなってしまうといった。

 

そして、ここで最悪なことが頭に浮かんだ。

 

ニーゴの誰かが死んでしまうのでは?と。

 

それだけは絶対に避けなくてはならない!

 

俺のせいでニーゴの誰かが死ぬ?

 

 

そんなことになったら俺は制限時間関係なく己の死を選ぶだろう。

 

だからこそ、最初の頃はニーゴのメンバーとの交流を続け、自殺するような要因はできるだけ取り除いてきた。

しかし、ニーゴのメンバーと遊んでいる時に、ふと、俺は思った。

 

そもそも、死んでしまうグループメンバーは必ずしもニーゴじゃないのでは?と。

 

俺には因果があり、その因果にこの世界の人は振り回される。

 

俺は推しのことを生かすためだけに生きてきて、最初に考えていた、

【様々な人物】が死んでしまう、ということを完全に忘れていた。

 

自分でも最低だと思っている。

ゲームの中ではキャラクターだとしても、

この世界では、俺と同じように感情があって、意思があって、夢がある。

 

この世界での彼、彼女たちは一人の人間なのだと。

 

推している人物、推していない人物関係なく、全員俺が見守ることが俺の義務だと思った。

 

 

そこから俺はLeo/needやワンダショなどのニーゴ以外のグループの人間との交流を図りまくった。

 

 

...しかし、ここでまた問題が発生した。

それは死因が必ずしも自殺ではない可能性があるということだ。

 

どこから突拍子に暴走トラックが現れる?

殺人鬼にめった刺しにされる?

 

...そして、彼、彼女たちは何十人といる。

 

さて、ここで冒頭に戻るが...

 

シンプルに言うと見守るもなにも、

事故とかそういうものから守るというのは至難の業だからである。

 

そして、神はこうなることを分かっていて、最近この能力を授けたのかは知らないが、

 

俺は彼、彼女たちがいつ危険にさらされるかがわかる能力があり...

 

今、まさに、危険にさらされている人数が半分だった。

 

 

 

 

 

「いやどうすりゃいいんだよ!!クソ!!!」

 

 

 

 

俺のこれからの生活は、死ぬ程忙しくなるだろう。

幼少期の頃にこのキャラをもう少し深堀してほしいなぁ~という風に思っている人がいると思うので、 アンケートを取りたいと思います!ちなみに、現在公開されている話と書き溜めを合わせると、全キャラが登場済みです。 名前の右は登場回数です、書き溜めも含めています(男性キャラは除外させていただきます。正直男性キャラをメインにすると、私の文章力が一気に低下してしまいますので。すみません)

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  • 望月 穂波(1)
  • 日野森 志歩(1)
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  • 桐谷 遥(1)
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  • 白石 杏(1)
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  • 朝比奈 まふゆ(2)
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