【悲報】ワイが転生した世界、ワイの特典で滅びそう   作:アリス・オラクル

3 / 7
ヤベェよヤベェよ。インスピレーションが沸きまくって止まらないよ…‼︎

という訳で遂に原作介入です‼︎


第一巻 The Beginning of Alatreon
ヒガンとさくらと幽冥の星


 

「うーむ…」

 

学校からの帰り道にて悩んでいる少年の名は木之本彼岸。

つい先日、彼は自分の特典と特典が暴走する問題についてスレ民に相談して『原作介入して特典をある程度制御出来るようにするべき』とのアドバイスを貰ったのだが…

 

そもそもどうやって原作に介入したらいいんだ…?

 

という根本的な問題にぶち当たっていた。

 

『いきなり「実はさくらがクロウカードを集めているのを知っている」とか「カード集めを手伝いたい」とか言ってもさくらを困惑させるだけだし、「ねぇ…」かといって偶然を装ってカードの捕獲現場に突撃するには原作知識が足りないし…どうしたものか…「ねぇ!」こうなったらスレ民に原作の流れを聞k「ねぇってば‼︎」…ッ⁉︎』

 

「あ、ああどうした?さくら」

 

「やっと気づいた…どうしたの?朝からずっとこ〜んな厳しい顔してるけど?はっ!もしかして調子悪いの⁉︎」

 

「いや、そういうワケじゃねぇから安心しろ。ただちょっとした悩みがあるだけだ」

 

「そうなの⁉︎だったら私や知世ちゃんに相談してよ!」

 

「本当に大丈夫だから‼︎そんなに心配するなって!」

 

「…でも」

 

「まあまあ、落ち着いてくださいな、さくらちゃん。ヒガン君も本当に困った時には私達を頼ってくれますから」

 

「…そうだね。ごめんねヒガン、無理矢理聞き出そうとして」

「別にいいよ。それと知世もさくらを落ち着かせてくれてサンキュな」

 

「それぐらいお安い御用ですわ。では私はこれで失礼します。また夜に(後で)、さくらちゃん

 

「うん!またね!」

 

「また明日な〜…ん?

 

「じゃあ私達も帰ろっか!」

 

「…そうだな、早く帰ろう」

 

______________________________________________

 

582:エスカトンジャッジメント

…という会話があったんだがこれってもしかしてそういう事?

 

583:以下、名無しの転生者でお送りします

せやな。十中八九クロウカード絡みやな

 

584:以下、名無しの転生者でお送りします

良かったじゃんイッチ。悩み事爆速で解決して

 

585:エスカトンジャッジメント

いやそれはいいんだけどさ…なんだかなぁ

 

586:以下、名無しの転生者でお送りします

まあまあ、得したと考えればイージャン!

 

587:以下、名無しの転生者でお送りします

あのクソコラ思い出して紅茶(貰い物)吹いちまったじゃねぇか‼︎586ニキぜってぇ《黒き闇》に堕としてやる‼︎

 

588:以下、名無しの転生者でお送りします

>>587

いや草。てか587ニキは厨二病かよ

 

589:漆黒のショコラティエ

違うわ!《黒き闇》ってのはワイの能力じゃ!

 

590:以下、名無しの転生者でお送りします

ショコラティエ…《黒き闇》…もしかして漆黒ニキの世界って《ショコラの魔法》?ちゃお作品に転生とは珍しいな

 

591:漆黒のショコラティエ

そうだよ‼︎イッチの世界と違ってクソ思考の人物が多すぎて困るわ…数少ない癒しはワイの妹(本来の主人公)と悪友(カカオ達)とごく稀にワイの店(ショコラ・ノワール)に来る善人だけやわ…

 

592:以下、名無しの転生者でお送りします

まあそういう作品やからな、強く生きろ

 

593:以下、名無しの転生者でお送りします

話を逸らすな…それで?イッチはここから原作に参加すんの?

 

594:エスカトンジャッジメント

せやな。このチャンスは逃したらダメやと思う

 

595:以下、名無しの転生者でお送りします

まあそれがええわ。しかしどのカードが出てくるんやろな

 

596:以下、名無しの転生者でお送りします

攻撃用カードならイッチも積極的に捕獲に参加出来るけど優しいカードならイッチは参加できないからな…

 

597:エスカトンジャッジメント

待って?カードに感情があるの?

 

598:以下、名無しの転生者でお送りします

おう、それどころかカードは全て一応の知性を持っとる。カードによって知性レベルに差はあるけどな

 

599:以下、名無しの転生者でお送りします

攻撃用カードは気性が荒いものが多くて逆に拘束用カードや非戦闘用カードは心優しいものが多いんや。実際はかなり細かい性格の違いがあるが

 

600:エスカトンジャッジメント

ほーん…じゃあ気性が荒いカードだったらカード集めに直接参加してそうでなければ偶然通りがかってしまったという事にすればいいか

 

601:以下、名無しの転生者でお送りします

それがええわ。じゃあ方針も決まったことだし行ってこい!健闘を祈る!

 

602:以下、名無しの転生者でお送りします

( ̄^ ̄)ゞビシッ

 

603:以下、名無しの転生者でお送りします

( ̄^ ̄)ゞビシッ

 

604:以下、名無しの転生者でお送りします

( ̄^ ̄)ゞビシッ

 

605:漆黒のショコラティエ

( ̄^ ̄)ゞビシッ

 

606:エスカトンジャッジメント

ありがとう!行ってくる!

 

____________________________________

 

その日の夜、木之本桜は大道寺知世と共に東京タワー付近の某所にいた。

 

「はう〜、本当にこの服で捕まえに行くのぉ…?」

 

「ええ!とても可愛いですわ、さくらちゃん!」

 

「せや!とっても似合っとるでぇ〜!」

 

いや、もう一匹いた。その存在の名は《封印の獣 ケルベロス》。さくらが集めているカードの守護をしている見た目ぬいぐるみライクな生命体である。

 

「でもこの服を着てこんな所にいたらご近所さんに変な噂立てられちゃうよ〜!」

 

そう言うさくらの今の格好は控えめに言っても《魔法少女》と言っても過言ではない程の可愛らしい服装であった。

 

「大丈夫ですわ!皆さんドラマの撮影か何かだと思ってくれます!」

 

「ほえ〜!」

 

「まあまあ、ええやないかさくら。今回のカードは最初の2枚と違って少し好戦的なカードやから気合入れてかんと!」

 

「うう、分かったよ…それにしてもどこにいるんだろう?」

 

「…あら?」

 

「?どうしたの知世ちゃん」

 

「いえ…あんな所にうさぎさんのぬいぐるみが」

 

そう知世が指差す方は至って普通の歩道だったがそこにはピンク色のうさぎのぬいぐるみらしきものがあった。

 

「ホントだ。誰かが落としちゃったのかな?」

 

「…!いやあれは!」

 

(ジャンプ)》のカードや!

 

______________________________________________

 

673:エスカトンジャッジメント

到着‼︎ヨシ‼︎(現場猫)

 

674:以下、名無しの転生者でお送りします

乙。それにしても今回のカードはジャンプか

 

675:以下、名無しの転生者でお送りします

程々に好戦的なカードやな。イッチの今の実力を見るには丁度ええと思うわ

 

676:以下、名無しの転生者でお送りします

しかもケロちゃんの発言からイッチの世界は漫画版だと分かったな。でもこれはイッチ的にはどうなんだろうか

 

677:エスカトンジャッジメント

どういうこと?

 

678:以下、名無しの転生者でお送りします

CCさくらって媒体によってカードの枚数が違うんや。漫画版では合計19枚やな

 

679:以下、名無しの転生者でお送りします

ちなみにアニメ版は52枚プラスアルファや

 

680:エスカトンジャッジメント

結構差があるんやな

 

681:漆黒のショコラティエ

ああ。イッチ、今の流れで分かっていると思うが一回一回の経験を大事にしろよ?ただでさえカード枚数少ないのにそこに非戦闘系カードも考慮するとイッチがガッツリ参加できる数はかなり限られるぞ

 

682:エスカトンジャッジメント

分かった、気をつける!

 

683:以下、名無しの転生者でお送りします

お、そんな話をしてたらジャンプが巨大化したぞ

 

684:以下、名無しの転生者でお送りします

よし今だ!ゆけっ!イッチ!(ポ○モン並感)

 

685:エスカトンジャッジメント

Yes,sir!YAHAAAAAAAAAAAAAA‼︎

 

686:以下、名無しの転生者でお送りします

いやどこのハウ○ア族よwwwあ、あと《実況モード》オンにしといてな!

 

 

_______________________________________________

 

「やっと追いついたわ!」

 

そう言うさくらの目線の先にはうさぎのぬいぐるみ…もとい《(ジャンプ)》がいた。《(ジャンプ)》はさくらを認識すると共にその体を巨大化させた。

 

「さくら!」

 

「うん!闇の力を秘めし《鍵》よ!真の姿を我の前に示せ!契約のもとさくらが命じる…

 

 

封印解除(レリーズ)

 

 

その呪文と共にさくらの手に現れたのはさくらを《カードキャプター》たらしめる魔法具の一つ…《封印の杖》である。

 

「さくら!カードを!」

 

「分かってる!《クロウ》の創りしカードよ…我が《鍵》に力を貸せ…カードに宿りし魔力をこの《鍵》に移し我に力を!

 

 

(ウィンディ)》!

 

 

そうさくらが言うとさくらを中心にして暴風が発生した。

 

「風よ!戒めの鎖となれ!」

 

そしてその暴風は《(ジャンプ)》の元に指向性を持って吹き荒れ、《(ジャンプ)》を拘束してしまった。これこそがさくらが使う魔術、《(ウィンディ)》の本質である。

 

「汝のあるべき姿に戻れ!」

 

そう言いさくらは《(ジャンプ)》を捕獲するための呪文を、口にする。そこにいる誰もがそれで終わる、そう思ったが…

 

クロウカー…きゃあっ⁉︎」

 

(ジャンプ)》が拘束を振り解いた…振り解いて、しまったのだ。

 

「「さくら(ちゃん)⁉︎」」

 

「捕まえ、られない…?あ、ああ…」

 

その現実を直視してしまったさくらは恐怖でそこから動けなくなってしまう。そして《(ジャンプ)》は鋭い爪を携えた右腕を振りかぶって…

 

「さくらちゃん!逃げてえええっ‼︎」

 

「さくらぁぁぁっ‼︎」

 

振り下ろした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「人の姉に何しとんじゃボケカスがぁぁぁぁっ‼︎」

 

バキィッ‼︎

 

 

 

しかし、その凶爪がさくらに振るわれることはなかった。

 

「「「…え?」」」

 

二人と一匹は眼前で起きた事が理解出来なかった。その凶爪をさくらに振るおうとした《(ジャンプ)》の方が吹き飛ばされたのだ。無理もないだろう。

 

時間が経って正気を取り戻した二人と一匹は《(ジャンプ)》を吹き飛ばした存在を見て驚愕する。

 

「ひ……彼岸(ヒガン)⁉︎」

 

「ヒガン君⁉︎」

 

「ヒガン⁉︎さくらの弟かいな⁉︎」

 

そう、我らがイッチこと木之本彼岸である。しかし、その風貌はさくら達が知るものとはいささか違うものだった。

まず目につくのはとても長い尻尾、更に空を覆う程大きい漆黒の翼、加えて天を貫く程集合した数多の角、そして何よりも特徴的なのが…

 

「「「(さか)さまの…鱗⁉︎」」」

 

そう、手先から肘、爪先から膝にかけて生えていた無数の鱗、否…逆鱗(げきりん)であった。

 

「さくら!大丈夫か⁉︎怪我は⁉︎」

 

「う、ううん。怪我はないよ…ない…けど…」

 

「?ああ、この姿か…これは話すと少し長くなるからさ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

…説明はアイツボコボコにしてからでいいか?

 

少年(ヒガン)は自らの内で荒れ狂う怒りを眼前のクロウカード()に向けて発しながらそう言った。




はい、第2話でした。ヒロイン予定なのに知世ちゃんのセリフ少ねぇ…!

ちなみにジャンプ君は主人公君にボコされた後きちんと捕獲されました。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。