忘れられた玩具箱《ロスト・パラダイス》   作:禁屍

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今回から戦闘ですが、主に説明回


自分の作品のオリジナルライダー出せよ!という方もご連絡ください。


第2話始まりのベルトは赤い

 

 

意識を失ってどれくらいたっただろうか、目が覚めると布団に寝かされていた。

 

 

 

「知らない天井だ・・・。」

 

 

 

なぜか一度言っておかないといけない気がした。

 

 

「おや、目が覚めたようだね。調子はどうだい?」

 

 

60代くらいの白髪の混じった優しそうなオジサンが襖を開けて入ってくる。そのオジサンにどうにも見覚えがあった。

 

 

「もしかして、立花のおやっさん!?」

 

 

仮面ライダー響鬼に出てくる鬼の支援組織の猛士の支部長で純和風喫茶店立花の店長だ。

 

 

 

 

「君みたいな若い子が僕のこと知ってくれているのはうれしいものだね。みんな大体集まりだしたから君も広場に行っておこうか。」

 

 

 

おやっさんは襖から廊下に顔を出しながら

 

 

 

「だれかいなかったかな・・・。お、威吹鬼(いぶき)君、ちょうどいいところにここに来た子起きたから広場に案内してあげてくれないかな。」

 

 

 

「はい、大丈夫ですよ。僕も今から行くところだったので。はじめまして威吹鬼です。これからよろしくでいいのかな?とりあえず詳しいことが中庭の広場で説明されるから、ついてきて。」

 

 

 

体を起こしても特に違和感がなかったので急いで威吹鬼さんの後をついていく

 

 

 

立花をでるとそこはいくつもの店や建物が立っているがそのほとんどが見知った建物だった。鳴海探偵事務所、骨董品店『面影堂』それぞれ、別のライダーが住んだり力を借りていた場所だ。

 

 

 

「どうかしたの?こっちだよ。」

 

 

威吹鬼さんが先のほうで待ってくれている。どうしても気になったので威吹鬼さんに追いついて質問してみた。

 

 

 

「へぇ、君はわかるんだね。まぁ簡単に説明すれば、ここには殆どすべてのライダーが集まり戦っている。それを支えるためにいろんな世界から持ってきたんだ。」

 

 

 

 

「ディケイドの銀のカーテンでですか?」

 

 

 

「本当によく知っているね。そんなことさ、さて広場についたしいったんお別れだ。この先に君と同じように人たちがいるからそこで待ってたら説明が始まるから。」

 

 

 

「わかりました。ありがとうございました。」

 

 

 

「うん、またね。」

 

 

 

 

威吹鬼さんと別れて言われた通り進むと確かにいろんな人がいた。男性と女性が7対3くらいだろうか、男性の中にも太っていたりまだ小さかったりと様々だ。とりあえず入り口付近に腰をおろす。

 

 

 

しばらく、空を見ながらボーっとしているうちに全員そろったのか前に現れたのは門矢士、仮面ライダーディケイドそして操真晴人(そうま はると)、仮面ライダーウィザードだった。

 

 

 

集まっているみんなはなんでこんなことになったのか知るために耳をすましている。

 

 

 

「俺は、門矢士。こっちが操真晴人、俺たちは仮面ライダーだ。」

 

 

仮面ライダーという聞きなれない単語に少しざわつく。

 

 

 

 

「やれやれ、俺たちを知ってるのはもうほとんどいないってわけだ。まぁいいさ。とりあえず言いたいことがあっても最後にまとめて聞く。」

 

 

 

 

こうして始まった話に仮面ライダーを知っていた俺にも驚愕の内容だった。

 

 

 

仮面ライダーの存在

 

 

世界というものはほぼ無限のように存在していること

 

 

そのなかの世界で仮面ライダーは実在したこと

 

 

ある時期を境に増え続けていた世界が収束をはじめ、残りはこの世界と自分たちが暮らしていた世界のみしかないこと

 

 

人の過大な欲望や悪意などのマイナスのエネルギーが世界を食いつぶすこと

 

 

それとライダーが戦ってきたこと

 

 

 

 

そこまで話すと座っていた人の中から「それならここに呼ばれる意味がない、とっとと元の場所に戻せ」と騒ぎ出した。

 

 

いうとおりだが、まだ話しは終わってない気がする。

 

 

 

 

 

周りが収まるのを見はからい話が再開される。

 

 

 

 

収束し始めたころから相手が悪人や罪人といったマイナスのエネルギーを多くもつ者と混ざり合うことで効かなくなったという。悪人や罪人といってもその世界の『人』には変わらず、守る存在である。

 

 

 

それでも戦わないといけないそのためにこちらは残った世界の人に協力を求め、応じてくれた人がこうして呼ばれたらしい。

 

 

 

「もちろん、戦えないって人のために帰り道も用意する。どうする?」

 

 

 

晴人が腰についてる手の形の何かに手かざすと

 

 

『コネクト、プリーズ 』

 

 

音が流れ、大きな魔法陣が出てくる。

 

すると待っていたのか一人がこんなところにいられるかとばかりに飛びこんでいきそれにつられるように残ったのが男女数人ずつだけだった

 

 

「本当にかまわないね?もう帰れないよ。」

 

 

 

「私にできることが、あるなら、その・・・・・・やります」

 

 

 

オドオドしている女子が言った

 

 

 

 

「私は家を出れるなら何でもいいわ。それで何をさせようっていうのよ」

 

 

 

勝気な感じの女子が言う

 

 

 

「あのやり方は卑怯だと思うが一度決めたならやり通すのが男だろ」

 

 

 

突っ張った感じの男子が言う

 

 

 

それぞれが思いのたけをぶつけていく。最後に回ってきたのが自分の番

 

 

 

 

「俺は皆さんの戦いを見ました。その中で勇気をもらいました、力をもらいました。だから俺も恩返しがしたいです。」

 

 

 

 

 

「みんなの思いは受け取った。それじゃあ、どうやって戦えるようになるのか説明する。実はこちらに来るときにすでに力は備わっている自分の感覚で何のライダーになれるかはわかるはずだ。あとはそれぞれのライダーと一緒に戦ってくれ。」

 

 

 

 

その声で各自散っていく。俺が変身できる可能性があるのは・・・

 

 

 

 

 

・・・・・・・・全てのライダー・・・・・・・・・は?

 

 

 

 

誰かに聞かなければと思ったとき、けたたましい警報が鳴り響いた。偶然通りかかったのは本郷 猛(ほんごう たけし)仮面ライダー1号だ。

 

 

 

「本郷さん。何があったんですか?!」

 

 

 

 

「君は・・・、まぁいい。この警報はさっき話した敵が人を連れてきたときの合図だ。自分の変身できるライダーはわかっているな!」

 

 

 

 

 

「はい。」

 

 

 

 

「ではいくぞ。」

 

 

 

 

通路を通り敷地の外に出る。すでに戦いは始まっていた。

 

 

 

「露払いは俺がしよう。さぁ、いくぞ。」

 

 

 

二人が同じ構えをとる。

 

 

左手は腰に右手は左上に

 

 

 

「「ライダー、変身!!」」

 

 

右手を大きく回し右腰についた瞬間に左手を右上に

 

 

 

すると腰のベルトの中心の風車が回り二人の姿を変えていく

 

 

銀のの腕に赤い目

 

 

全ての始まり仮面ライダー1号

 

 

 

 

「「とうっ」」

 

 

 

それぞれの戦いの火ぶたが切られる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「オラオラどうした、なぶり殺しにしてやるよ。かかってこい。」

 

 

 

暴れまわっていたのはクモ男だった。

 

 

 

「そこまでだ!!」

 

 

 

 

「あん?いつもの奴らと声が違うじゃねえか、だれだてめぇ。」

 

 

「あんたと同じようなものとだけ言っておこう。」

 

 

 

「はん、わけのわからねえことを」

 

 

 

「お前らは、攻撃できないんだよな~~。くらえ!!」

 

 

飛ぶようにして殴りかかってくるのを右前に避けつつ左腕はラリアットの体勢

 

 

ゴスっ

 

 

 

「ぐああぁぁぁ・・・・。いてぇ、いてぇよ。なんだよあいつら敵は攻撃してこねぇからなぶり殺しにして構わねぇって言ってたじゃねぇかと。お、おい助けてくれよ。仮面ライダーってのは悪いやつも人間なら助けてくれるんだろ。なぁ、助けてくれよ。」

 

 

 

「じゃあ、あんたはいままでどんな悪事を働いた?」

 

 

 

 

「なんだ、言えば助けてくれんのか?あぁ懺悔ってやつだろう。俺はガキを10人ばっかり殺しちまってな、そのあとそのガキん・・・」

 

 

 

「もういい」

 

 

 

「お、まだあるがもういいのか。さぁ、たすけてくえ。」

 

 

腰を落とし全体重を両足に集中

 

 

 

「小便はすませたか?神様にお祈りは?部屋のスミでガタガタ震えて命乞いする心の準備はOK?」

 

 

 

「なんだよ、助けてくれるんじゃなかったのかよ。」

 

 

 

「貴様の罪は死ですら軽い」

 

 

 

「や、やめてくれ~~」

 

 

 

背を向けて逃げ始める。

 

 

 

大きく飛び上がり空で一回転。足にかけた全エネルギーをぶつける。

 

 

 

 

「ライダーキック!!」

 

 

 

「ぐああぁぁぁ・・・・」

 

 

その勢いで十数m飛んでいき爆発した。

 

 

 

勝ったのに空しく何とも言えない気持ちになった。

 

 

 

「大丈夫かい。」

 

 

振り向くと本郷さんが立っていた。

 

 

 

「よくやった。」

 

 

 

その一言になんだか救われた気がした。

 

 

 

 

報告なんかもすべて本郷さんが引き受けてくれた。

 

 

 

あてがわれた部屋に行くと戦闘と精神的な疲労からベッドに倒れこみ泥のように眠った。

 

 

 

 

 

こうして五代進と仲間たちの自分たちの世界をかけた戦いが始まった。

 

 




長くなりました。


戦闘描写って難しいですね。


次回は


自分の肉体的にも精神的にも未熟だと思い知らされた進は修行をつけてもらうべくある場所に向かう



第3話鬼と逝く     お楽しみに
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