はてさて、前回から引き続きCHEATちゃん大活躍戦線のお知らせです。
「ヒャーハハハワガヨノハルガキターッ!!」
「ある意味死亡フラグじゃねぇかなそれ」
あまりにも高いテンションに思わず苦言を呈してしまうが、それすらあんまり効果がない感じ。
ひたすら襲撃者を
なお、さっきまでちょっとCHEATちゃんを舐めてる空気のあった同人ちゃんは、すっかり部屋の隅っこでがたがた震えてしまっていたり。
「き、キャラ変わりすぎだし強すぎだし、色々おかしくないっすか……!?」
「それがコード達の特徴。スペックの特異性もさることながら、何より継戦能力がとても高い」
「……さっきから気になってたんだけど、『コード』って何?」
そんな彼女にしたり顔で解説している読書家ちゃんだが……どうしても気になることがあったため、その辺りを尋ねてみることに。
対象は勿論、さっきからちょくちょく会話に上がっている『コード』とやらについて。
ニュアンスとその対象からして、どうもTASさん達のことを指しているようだが……?
「そこまでわかってるなら、もう全部理解できてるようなもの。──世界を他人とは違う形で解釈している者達。彼らは私たちとはその原理が違う」
「……そういえば、前も似たようなこと言ってたような?」
TASさん達の能力は大分特殊、みたいな話だったか。
こちらとしてはTASさん達の方が基本だったので、寧ろ読書家ちゃん達の方が別に見えるのだが……世界観的には反対というのが正解、ということになると?
まぁ詳しい話はともかく、互いの能力の原理が違うことは確かな話。
その差を指して、向こうの人達はTASさん達のようなタイプの存在のことを『コード』と呼ぶのだとかなんとか。
(……そういえば、なんで
ふと脳裏に過った疑問だが、何故だか口に出すのは憚られたため思うだけに留める俺。
そうこうしているうちに第四波が終わり、第五波──最終的戦のお時間である。
襲撃者の数は先程よりも遥かに多くなり、第一波と比べればその差は歴然。
単純な数にして倍どころか三倍近くとなっており、どこにこの人数を隠してたんだと首を捻らざるを得まい。
「ハハハテラウケル!ホントウニサンバイモッテクルトカドンダケマケタノキニシテンノサウケルー!!♡」
「もはや出来の悪いメスガキみたいになっとる……」
「とてもじゃないっすけど、わからせられる気がしないんですがそれは」
「……とても同人ちゃんらしい思考だね」
「は?……あっあっあっ、いやいやそういういみじゃなくってっすね!?」
これだから同人家は……いわゆるエッチなのはアカーンやぞ。
……読書家ちゃんが首を傾げてるからこれ以上追及するのは勘弁してやる、彼女に感謝するんだな!
なんで俺まで火傷しかねなければならんのか、ってな感じに額の汗を拭いつつ、改めて最終戦の軍団に向かい合う俺達である。
先程まで青息吐息だった読書家ちゃんも、流石に最後の戦闘となれば張り切らざるを得ない……とばかりに手持ちの武器を構え始める。
俺もそれに倣ってアサルトライフルを腰だめに構え、それを見た同人ちゃんもまた渋々という風に槍を構え始める。
対する敵陣、その数数百。
明らかに一人の人間目的に集まるには多すぎるその軍団は、しかしてその殺気を隠そうともせず。
「TASを討ち取れー!!」
「「「「うぉぉぉぉぉおっ!!!」」」」
「ジョウトウダー!!コッチコソムコウヲゼンメツダー!!」
「「「「おー!」」」」
「「「……おお?」」」
互いに閧の声を上げ、今まさにぶつかり合わんとしたその時。
俺達は気付いてしまったのです。
──あれ、なんか一人多くなかった?……と。
「……点呼ー!!いちー!」
「にっすー!!」
「さんー」
「ヨ,ヨンー……」
「ん、五」
「「「「…………」」」」
さて、では改めて数えてみよう。
上から順に俺、同人ちゃん、読書家ちゃん、CHEATちゃん。
……何故か五人目がいますね???
ばっ、と皆が視線を背後に向ければ、そこにいたのは。
「ん。私完全復活。ところで目の前のそれは
「……アッハイ」
「ん。じゃあ纏めてどーん」
「「「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁあっ!!?」」」
完全復調、すっかり元気になったTASさんで。
思わず固まる俺達を他所に、準備運動とばかりに襲撃者達を一瞬で星にすると、そのままCHEATちゃんの方に向き直って。
「──ん、ここから
「……ジ,ジョウトウダオラー!!」
(──あ、これ私死んだっす)
今のじゃ全然もの足りない、とばかりに喧嘩を売ってきたのだった。
……その後の話?察せよバーロー(白目)