「ケッキョクハキモチシダイナンダロォ!?ジャアコウダ,ワタシニシニンゾクセイフヨ!!サラニソッカラブースト!ンデモッテアレシテコレシテコウシテコウナッテ……オマエヲコエルイッセンマンパワーCHEATサマノオトオリダァァァァァ!!!」
「これある意味暴走してるくね?」
『そうさせたやつがよく言うわ……』
あらやだ久しぶりに見たわねCHEATちゃんクソガキ()モード。
最近は普通の女の子感の方が強かったけど、こういう姿を見せられると「ああ、これでこそCHEATちゃんだ」って気持ちになるというか。
……え?そんな実感投げ捨ててしまえ?
口の悪くないCHEATちゃんだと特徴が薄れちゃうからね、仕方ないね。
ともあれ、多少の暴走など知るかというか、寧ろ暴走するならその前提で動きゃいいんだよ、というTASさんのやり方に目覚めたというか。
そんな感じで能力行使への自省を取っ払った結果、無双しまくってるのが現在のCHEATちゃんである。
霊的属性をどっからか引っ張ってきた彼女は、それだけだとさっきの『考える人と使う人が同一であることによるオーバーフロー』に引っ掛かることに着目。
結果、左右の浮いてるゲーム機に処理を分担させる方法を思い付き、それを実践しているのであった。
「結果どうなるのかって?左右のゲーム機がビームを吐き散らす愉快な光景が出来上がるんだよ()」
『これを愉快の一言で表すのはどうかと思うがなぁ……』
そんなわけで現在の光景、二条の赤と青のビームが洞窟を照らし、か弱き者共は恐怖に戦く……みたいな感じとなっております。地獄かな?
まぁ、スタート地点で燻り続けてるよりはいいかな、と目を逸らすことに決めたのでこれ以上は何も言わないが。
なお、この光景を見た他の面々はマジかよ、みたいな顔して固まっております。
唯一TASさんだけ「愉快」とか呟いてらっしゃいますけど、もうそれはTASさんだから仕方ないとしか()
「コレガイママデジラサレタワタシノブン!ソシテコレガイラダチヲツノラセテイタワタシノブン!!サイゴノオマケニコレガ,オマエタチヲジュウリンスルワタシノイノリダーッ!!!……きゅう」
「あっ、エネルギー切れたっ」
『言わんこっちゃない……』
いや、原因の一端でもあるスタンドさんがその台詞を吐くのはどうなん?
思わず心の中でツッコミつつ、目を回して倒れ込んだCHEATちゃんの元に慌てて駆け寄る俺なのであった……。
「兄ちゃん……私やったよ……私この世界に……この理不尽な世界に打ち勝ったんだ……っ」
「CHEATぉぉぉぉぉぉぉっ!!?」
「なんですのこの茶番」
「ワァ、AUTOが今まで見たことナイような据わった目をしてマスデース……」
抱き抱えたCHEATちゃんが、俺の腕の中で息絶える……。
そんな悲劇的な光景だというのに、何故そんなに冷たい反応ができるのか、理解に苦しむ俺である。
……え?別に死んでないし、半ば以上に自業自得の自爆だし、単純に切り札の一枚を切っただけの扱いだろうから、そこまで気に病むものでもない?事実でも言っていいことと悪いことがあるんやで()
「ん、予定とは違ったけどよくやった。褒美にセーブポイントをやろう」
「ワーヤッターセーブダーウレシイナー」
「今度は先生の目がゴリっと死んだデース」
「予想通りの展開とはいえ、実際に目の前にすると心が折れる……ということですね」
はっはっはっ、みんな好き勝手言ってらぁ(白目)
……まぁ、ここまではっちゃけといて全体の行程としては一割終わったか、みたいなノリであることを思えばそれも仕方のない話なのだが。
そんなわけで、ようやく一時帰還の許可が降りたわけだけど。
「こっからどうやって家に戻るんで?まさか歩いて帰る、ってわけじゃないでしょ?」
「それは勿論。セーブのためにラストダンジョンから麓の街まで歩かされるのとか、私が一番嫌う行為だから」
「……はっ!?ま、まさか……!?」
「お兄さんが何を考えたのか手に取るようにわかるから先に釘を刺しておくけど。今回
「な、なぁんだよかったぁ……」
この、洞窟の最深部からどうやって地上に戻るのか、その方法に興味津々な俺である。
何せ、やり方如何によっては行きより疲れる羽目になりかねないのでね!
そうでなくとも今しがたTASさんが否定した、『その場で死亡フラグを立てることで
……そこで微妙な顔をしている日本被れさんは無視!
ともかく、本人が明言した以上、リスポーン形式でないことは事実。
そのことに胸を撫で下ろしつつ、じゃあどうやって戻るんだろう、と脳裏に疑問符を浮かべた俺は。
「こうする。速度を貯めろーばりばりー」
「ヤヤヤヤヤフゥゥゥ!!???」
「うわぁ(ドン引き)」
突然の殺人的加速により、遥か後方に(CHEATちゃんを抱えたまま)吹っ飛ばされることになったのであった。
……どこぞの配管工じゃねーんだぞコラー!?