走り続ける限りお前のガチャは止まらねぇぞ、な冥界紀行続きがはっじまっるよー!
……はい、のっけから変なテンションですが、私めがこんな感じの時は一体どういう状況になるのか、懸命な皆様なら既にご理解のことかと存じ上げます。
ええそうですね、最早こんなテンションじゃないとやってられないような状態だからですねクソァッ!!
ってなわけで、引き続き現れた謎生物達の進撃をお楽しみ下さい。行くぞー(デッデッデデデデ,カーン)
「ん、ちゃんと鐘の音がある。プラス百点」
「喧しいわ!」
はてさて、行動再開後颯爽と登場した一番目の
「……はっ!この気配は」
「なんだいTAS君、気になるようなことをいきなり口走り始めたけど」
「おめでとう、星5だよ」
「なんと?」
唐突に気配……予兆?に従って何やらそわそわし始めたTASさん。
代表して聞き返したMODさんの言葉に対し、彼女が返したのは『これから現れるのは最高レアリティの相手である』という意味合いの言葉であった。
……まぁ、正直なところ今まで出現した最高レアが件の猫もどきしかいないので、あんまり期待感とかはないのだけれども。
え?そもそも遭遇確率の低さがレアリティと紐付いているモノだから、別にこちらに有用であることが保証されてるわけじゃない?
それ最早TASさんしか喜ぶ人いなくない???
……なんて言葉を投げ合っていると、唐突に光り始めたのは進行方向の空間。
流石にこれは進めねぇ、ってんで立ち止まった俺達の目の前では、その輝きの色が銀色から金色・更には虹色へと変化していく様子が確認できる。
「……まさに確定ガチャ、って感じの様子だな」
「そういえば、なんで最高レアってガチャで出てくる時虹色演出が多いんだろうね?」
「知らんが?」
単に派手な演出、ってなると色を複数使うものって感じになるんじゃないか、と若干塩な反応を返してくるROUTEさん。
心底目の前の相手に興味無さげ、って感じの彼女だったのだけれど……。
「──地球の平和を守るため、彼方の国からデリバリー!珍妙不可思議なその眼差しで、貴方の未来を確定しちゃうぞ♡魔法少女、プリティ・ルー……ただいま見参!!」
「ぶふーっ!!?」
虹色の光が晴れた先に佇んでいた人物の姿に、思わずとばかりに吹き出していたのだった。
青色主体のふりふりの付いた甘ロリ系とでも言うのが近そうなそのコスチュームは、されどそれを着こなす人間の可愛さ(?)ゆえに決して違和感を引き起こさない。
敢えて言うなら本人の述べた通り『魔法少女なんだなー』という毒にも薬にもならないような感想が真っ先に浮かんでくるタイプと言うべきか。
とはいえ、それだけならROUTEさんが吹き出すなんてことにはならなかっただろう。
見た目自体にはおかしな──違和感を抱くような要素はないのだから、そんな反応を示すのは相手に失礼だということになる。
……その、失礼な反応をそれでも彼女が取ってしまった理由。
それは──、
「……ええと、アレってROUTE君」
「違うが?」
「いやどう見ても徹頭徹尾君」
「違いますが??」
「往生際が悪」
「徹頭徹尾正真正銘誰が見ても俺ではないが!???」
「……?どして怒ってるのこの人?」
「さ、さぁ……?」
誰の目から見ても、アレがROUTEさん以外の誰かに見えるのなら眼科に行った方がいい……ってレベルで断言できるような見た目だったから、なのであった。
つまるところ、魔法少女ROUTEさんである。
……アレかな、コラボキャラとかかな?だったらそりゃ星5だわ、期間限定的な意味で。
というか、同一人物だと
「ん、名称が違うから同じデッキに入れられる」
「そういう問題なのこれ?」
そんな俺の疑問は、隣で魔法少女ROUTEさんを舐め回すように確認しているTASさんからの返答により氷解したのであった。
……いやまぁ、氷解したと同時に別の疑問が生えてきた感もあるけど。
とはいえまぁ、この時はみんな笑って済ませるくらいの余裕はあったのだ。
被害(?)を受けている当人はともかく、事前に予想された『同一人物が出てくるとヤバい』的な話は意外と回避できそうだなー、なんて呑気な考えが出てくるくらいには平和だった、というか。
……早々にそんなことを言ってられなくなるような状況に陥ったわけだが。
「ねぇ!?本当に何もしてないんだよね!?確率弄ったりしてないんだよねえ!?」
「のー、あいむのっとぎるてぃー。これは極々稀にある運の確変状態というやつ。スクショをネットに挙げたら袋叩き間違いなし、純粋な運の結果」
「こんなところでそんな豪運使いたくないんだが!?」
紹介しよう、右から水着AUTOさん・秋コスMODさん・新春
なお全員『服装説明含めて名前』扱いなので別人判定だぞ、