うちの同居人はTASさんである。   作:アークフィア

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TASサン!オニイサン!TASサン!オニイサン!TASサ(ry

「扉を開けるとそこはすっかり様変わりした玄関口でした」

「うーんメイドさんとかサキュバスっぽいのとか、はたまたミイラとか狼男とか色々闊歩してる……」

 

 

 お、マイノリティに配慮してるな(適当)

 ……いつからうちは化物達のテーマパークになったのか。コレガワカラナイ

 ともあれこいつら全部こっちに敵対的な存在なのも間違いないので、サクサク殴り倒していく俺達である。

 

 

「ゥチの拳は神の右手じゃん?」

「軽くギャル子さんが小突いただけで遥か地平線の彼方まで相手が吹っ飛んでったんですがそれは」

「というかあれ、出てくるアイテム回収できるんです?」

「お二方、それよりも部屋の中で地平線が見えるということを問題視するべきかと」

 

 

 例えばギャル子さん。

 不良みたいな格好の彼女の右手は光り輝いており、まさに『私の拳は神の腕』みたいなノリを発している。

 ……意味がわからんって?なんか軽快な音楽と漫画みたいな光景が闊歩する状況、って思っておけばいいよ(適当)

 

 

「敵対者マルチロック、お受けなさい──ホォォミングミサァァイル!!!

「色々と怪しい掛け声!?」

「というか色々混じりすぎじゃないかな……」

 

 

 例えばDMさん。

 彼女の服装はいつもとほとんど変わらないメイド服姿なんだけど、その下の装備がいつもと違っていた。

 いや、スカートの下からガトリングを取り出して来たかと思えばそれが二丁、かつ片手で一つずつ持って斉射するとは思わなかったというか。

 そもそもそのガトリングもよく見ると小型ミサイルを連射する中々にトチ狂った武器で、尚且つターゲットをマルチロックして必ずぶち当てるとかいう変態兵器だったし。

 

 極めつけには特徴的なイントネーションの発射宣言である。

 ……そのうち誰かと一緒になって壊滅的な威力の飛び蹴りとかし始めそうだな?

 

 

「私はそこまで変じゃない。えっへん」

「いや、本のページを巨大化して折り紙にして武器にする、とか変な攻撃の見本みたいなものでは?」

「!?」

「いやそんなにショック受けるような話じゃないと思うよこれ?」

 

 

 そんでもって最後は読書家ちゃん。

 服装は至って普通、一応年齢というか見た目にそぐわないちょっと背伸びしたような雰囲気であることはツッコミポイントだけど、他の面々を見たあとだとそんなの些細な問題にしか思えないため大丈夫そうに思えてくる。

 

 無論、大丈夫そうに見えるのはあくまでも見かけだけで、内容としては他と大差ないレベルのものなのも間違いないのだけど。

 というのも、彼女自分の異名?に忠実な能力を選んでしまったため、微妙におかしなことになってしまっているのだ。

 普段は物語のような不思議なことを起こすのが能力の主体だが、今回は本そのもので殴りに行くタイプというか。

 

 まずは本のページをバラバラに浮かせて突撃させ、相手をバラバラに切り裂く『ページカッター』に始まり。

 一枚のページを引き伸ばしたのちそれを折り畳んで特定の形に変化、それの背に乗って戦場を縦横無尽に踏破する『ページライド』。

 さらにはどっからか取り出した書籍版『Wi○ip○dia』(一冊濃縮版)による直接攻撃などなど、なんというか『お前は読書家という言葉を勘違いしている』としか思えないような多彩な攻撃方法で相手を撹乱し続けていたのである。

 そりゃまぁ、思わず唖然とするのも宜なるかな。

 流石はTASさんアナザー、全力ですな……なんて乾いた笑いが浮かぶのも仕方のないこと、というか?

 

 

「まぁそれを言うとやっぱりTASさん達がおかしいんだけど」

「うわぁスタイリッシュ」

「コンボが命、れっつだんす」

「四丁も拳銃を扱うのは骨が折れますが……鍛練には丁度良いですわね」

「おりゃー!パワーアッープ!極太ビームと拡散ビームの雨あられをくらいやがれー!!」

 

 

 うーん、端的に言って地獄かな?

 

 まずTASさん、デビルハンターの格好でヴァンパイアハンターしている彼女は、どこから取り出したのか不明である多彩なアイテムで相手を巻き込みまくっている。

 地面に投げ付けると炎が相手に迫っていく聖水のビンや、十字架型のブーメランにトゲのついた鉄球が先についたモーニングスターを振り回し、敵を近くに寄せ付けない。

 仮にそれを掻い潜ったとしても、即座に持ち変えたエアガン二丁が火を吹き相手をバラバラにし、火力が足りないのなら背中のクレイモアでバッサリ……と、なんだこのチートキャラと叫びたくなることうけあいの動き。

 

 かたやAUTOさん、見た目に忠実なエロスさえ感じさせる舞いと合わさった銃撃の雨あられで敵を薙ぎ払っていく。

 時にジャンプして相手を飛び越えながら射撃する姿も見えたりするが……気のせいかな、なんか滞空時間長くね?

 明らかに重力を無視した挙動をしている気がするんだけど……まぁうん、AUTOさんならそういうことできてもおかしくないかぁ、と脳死でスルーする俺であった。

 

 ……え?CHEATちゃん?

 横スクロールのシューティングゲーでよく見る挙動ですね。

 時々煽りみたいに自機代わりのゲーム機を相手に擦るのはどうかと思います。

 たまに被弾して『あびゃー!?』とか言ってるし。

 

 まぁそんな感じで、各々好き勝手にやりつつ奥への道を進んでいる、という話でした。……感想文か何か?

 

 

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