立てよ、ライナー   作:エヌラス

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作者沈没()



そして気がついたらもうUA9000突破の赤評価2段階まで来てましたよ!!お気に入りも160超えてました!
ありがとうございます、これからもライナーをよろしくお願いしてやってください

そしてめちゃくちゃ私情ですが…ぼっちざろっく面白いですねw


第一章
13.”A”とは


実戦のための試験が終わり2日の休憩が与えられた、31Aの各々はそれぞれ休みを満喫し(なおほぼ全員で動いていた模様)精神的にも肉体的にも癒せていた。その間ライナーもその休みに付き合い打ち解けて言っていた

 

___もちろん、己の罪は打ち解けられてはいない

 

 

 

そして休み明けの早朝、手塚司令官から呼び出されたライナーと31Aのメンバー。

 

31Aには斬り込み隊という使命を命じられ、大いに期待されていることを知らされた

 

 

そしてライナーには…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

______異動を命じられた

 

 

「俺が…司令部直属ですか?」

 

「ええ、その通りよ」

 

「な、なんでまたいきなり…」

 

「そ、そうだよ!ライナーはやっと仲良くなろうとしてたんだよ!?」

 

ライナーより部隊長である月歌がやはり引き留めようとする。だが司令官はそんな月歌を無視し話を続けた

 

「貴方のその力は絶大、それを31Aだけに留めておくのは余りにも勿体ないと判断しただけよ」

 

「ライナーは道具じゃないんだよ…!?」

 

「落ち着け月歌…!____でも確かに司令官の言ってることは真っ当だ…あたし達だけじゃあ宝の持ち腐れってやつだ」

 

「でも…」

 

「月歌、いいんだ」

 

「もちろん言いたいことはわかるわ、この2日間貴方は自分なりに打ち解けていった…だけど今はそんな呑気なことを言ってられる状況でもないの、理解して」

 

「司令官…」

 

司令官の言っていることは至極真っ当である、それに自分は31Aにそれ程思い入れがあるほど仲良くなった訳でもない…はずなのに素直に了承できるほど自分も厳しい人間ではなかったようだ

 

「いいんだ月歌」

 

再びライナーが月歌を止める、月歌の顔にはどうしてと書かれているかのように分かりやすかった

 

「でも…!やっと仲良くなれたのに…」

 

「ああ、確かにそれはある…けれどもこれが最後って訳じゃない…また再びAに命じられたら会えるだろ?」

 

「…」

 

「それに俺の力が役に立つんだったら本望だ、争いしか生まないこの力が…人の役に立つんだったら」

 

「でもライナーの力は!」

 

あるだけで争いに使われ、新たな争いを生み出し…人々に混乱と恐怖、憎しみを産み続けた”この巨人の力”が、今必要とされ人の役に立とうとしている、力に誇りを持てようとしている

 

「…望まない力?」

 

少しばかり不穏なワードにつかさが反応した、こういう時に限って即座に聞き分けてくる…

 

「いや、忘れてくれ」

 

「…行ってしまわれるのですか?」

 

タマがライナーに近寄り再び問いかけた。静かにそれに頷く

 

「ライナーの力は書類仕事に役に立たないのに…」

 

月歌のその一言が司令官室を沈黙させた

 

「待て月歌…お前まさか」

 

それにいち早く言葉を発したのはユキだった。

 

「え…?だって司令部に入って後方活躍じゃないの?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ちがう…そうじゃない」

 

ライナーは静かに月歌にツッコミを入れた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「一生会えないかと思ったぁ…」

 

「いやなんでそうなるんだよ、ちゃんと話聞けよ」

 

 

月歌の誤解を司令官達を含めてで必死に言い聞かせた、そしてライナーは司令部直属の人物となった。その意味は任務に応じて様々な部隊に入りその力を発揮し他の部隊にもその力の頼もしさを知ってもらおうという理由もあった

 

そしてAに与えられたその意味も教えられた、戦場で1番手に突撃し味方を有利に導く。それに各々が改めて覚悟を決めさせるということになった

 

「それじゃ解散、各々休憩に入りなさい」

 

「ライナーさんにはお渡ししたい物があるのでここで待機してください、それではお疲れ様………」

 

七海がそこまで言い、終わらせようとした時だった。司令官室の扉が勢いよく開きある人物が入ってきた

 

 

 

 

 

 

「ちょっと待ったぁ!!!!!」

 

突如としてぞろぞろと現れた6人が司令官室の入り口を塞ぐようにして立つ。

 

 

「「…!?」」

 

驚く31Aとライナー、だが司令官だけは冷静に返していた

 

「あら、揃いも揃ってどうしたの?」

 

その人物はもう一歩歩みを進めて言葉を発した

 

「改めて31Aに自己紹介したいのだけれど、いい?」

 

白い髪に片目の眼帯の少女が前に出て言う。

 

「どうぞ」

 

(…冷たい反応されてないか?)

 

ライナーは内心でそう思うがそんなことを気にもせず白い髪の少女は続ける

 

「いくわよ…私は天才科学者の山脇・ボン・イヴァール、いずれこの世界を滅ぼす女よ…」

 

「なんでそんな奴がセラフ部隊にいるんだよ…」

 

「セラフ部隊は世界を守るんじゃなかったのか…」

 

そんなユキとライナーを他所に山脇の横に現れた左手がカニの小さな少女が口を開く

 

「山脇様の手に掛かれば3日と持たないでゲスよ!けっひっひっ!」

 

どちらかと言えばこの子はかわいい、言ってることは絵に書いたようなしもべキャラなんだけど…見た目のせいか??なんだか愛くるしく見える…マスコットみたいだ

 

「ほら、あんたらも例の自己紹介してやんなさい!」

 

 

 

そこからライナー達は長々と自己紹介を聞かされた…ただその内容はあのタマが「ぐだぐだじゃないですか!?」というくらいめちゃくちゃだった、実験の続きがしたいやの、面白そうだから着いてきただけやの…

 

だが月歌が挨拶をすると山脇と豊後が即座に牙を剥く

 

「え、なんで?」

 

月歌が至極真っ当なことを言っている気がする。山脇と豊後はどうやら31Aをライバル視しているらしい

 

(帰ろう…ややこしそうだから…)

 

ライナーはそっと身を出して帰ろうとするが……

 

「渡したい物があるので残ってください」

 

そういえばそんなことを言われていた…圧に押されてかライナーは元に戻る

 

「なんであたし達をライバル視してるんだ?」

 

ユキが聞く。するとまるで当たり前かのように山脇が答えた

 

「決まってるでしょ、”31期のA”に相応しいのはあなた達では無いってことよ」

 

どういう事だ…?ABCには何かしらの意味が込められているということなのだろうか…

 

「え、Aには何か意味があるの?」

 

可憐が不思議そうな顔をして聞く、月歌達も同じだった。そこで司令官が口を開いた

 

「説明してなかったわね」

 

そこで説明されたのはアルファベットについてだった、6人1組に振られるアルファベットには特に意味はないらしい…

 

 

だがAだけは別…Aはその期で最も優秀な部隊にのみつけられるアルファベットだそう。それを聞いた瞬間に月歌は喜んでいた

 

たが山脇はそれがどうやら気に食わないらしく、司令官に反論していた。冷たくも正論で返していく司令官、どんとんと山脇の口調が荒くなり始める。

 

「私たちのプライドが許さないのよ!」

 

直後即座にチームの1人から私ひとりでいい、巻き込むなと言われていたが…彼女____山脇には突き動かすプライドがあるとのこと。

 

そして彼女は驚くべき発言をする

 

「31Aと31Cで公平に競わせて欲しいの!私たちには彼女たちに勝つ自信がある!!」

 

「勝ったらどうするの?」

 

「私達がAを頂くわ!」

 

何故そこまでAに拘るのだろうか、だが理由はなんであれただの競いでアルファベットが変わるなんてなかなかにありえない…

 

「そうね、いいかもしれないわ…お互いいい刺激になるでしょう」

 

 

「やるの!?」

 

流石のユキも司令官にツッコんだ。ライナーも内心ツッコミを入れてしまう。

 

「でも今日は休みなさい、勝負内容は後日通達するわ」

 

 

そうして本当に解散になった。最後の去り際…ショップの店員であり31Cの隊員である佐月マリがいった

 

「理由はまだ言えませんが私達の方が出世する気持ちは高いと思います。決して生半可な気持ちじゃない」

 

それが無性に印象に残る…覚悟の他に何か悲しい気持ちが乗っていた…そんな気がしたから…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「やっと渡せるわね」

 

31A、31Cが居なくなり3人きりになった司令官室でライナーはあるものを出せと言われた

 

「攻撃と移動を兼ね備えたセラフです、かつて使っていた人達のセラフを掛け合わせ改造を重ね貴方専用のものを作り出しました」

 

「既に電子軍事手帳にインストールをしてあるわ、セラフィムコードを確認して出してちょうだい」

 

「ああ、わかった」

 

案外気が利くと思った、実質巨人の力だけでは限界が来る…巨人が使えない場所ではただの荷物になること…そしてキャンサーのデフレクタが割れないということ…

 

「セラフィムコードは_____戦士としての、使命を果たす…?」

 

なんか…こう悪意がありかねないセラフィムコードだと思いつつ再び口に出す

 

「戦士としての、使命を果たす…!」

 

すると両腕に銃がついたセラフが現れ直後にその重さが伝わってくる、月歌達のように派手さは無いが形状的に使えそうな形だ…

 

「…え?」

 

だがその形をよく見ると

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

どこからどう見ても対人立体機動装置だった

 




ここまで読んでくださりありがとうございます!!
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