対人立体起動……セラフの見せ場を作りたいだけです許して(弱腰)(今回で出るとは言ってない)
「そこまで」
司令官からの言葉でキャンサーたちの動きが止まる。手前にいたキャンサーから順に止まっていき______全てのキャンサーが停止したのを確認した瞬間に…
「うはぁ〜!!疲れたぁ〜!!」
「流石に…キツイな…」
ライナー以外のメンバーがそれぞれが倒れ込むように伏せた。
「ライナーさんすごい…あんなに戦ってしんどくないの?」
「いや…俺は元々体力があるからそんなに気にならなかったな…」
「にしてもそのセラフ、初めて見るタイプやな…移動も攻撃も出来る、最強やないんか?」
大剣にもたれかかっためぐみが指をさしながら言う。ライナーはそれに首を横に振って否定した
言われた通り攻撃力がなく傷は着いたものの撃破とまでは行かなかった、移動性能に関してはもとある立体機動装置より確実に上だった
アンカーの射出速度や射出する際のスイッチの硬さ、後ろから放たれるエネルギーの奔流もちょうど良かった
「飛んでるライナーさん、かっこよかったです…!___おうぇ…」
今にも吐きそうな顔をしたタマが口を開いた、ちなみにそのあと吐いた
「大丈夫か…?」
ライナーがタマの手を取り立ち上がらさせる。
「なにせライナーさんがすごく使いこなしていたもの、まるで過去に使っていたみたいな!」
「そ、そうみえたか…?」
決意を固めたのはいいものの今までにない形のセラフをこんなに器用に使うのは彼女たちにとっては不思議以外の何者でもないだろう
(対人立体機動装置…使い心地は立体機動と特に違いは感じられない…、だが性能は格段だ。これがセラフの技術のおかげなのかはわからないが使える)
腰に巻き付いてる重さといいガチャガチャとしたこの音といい、まるで今ここがパラディ島の時に思える。ともに切磋琢磨し汗を流し…訓練が終われば笑いあったりして、本当にいい時だった
「ライナーさーん!」
「はっ…?」
「また一人の世界入ってたよ?」
「あ、ああ…すまない」
何がいい時だこの大馬鹿野郎…
そうして一日が終わった、全員が帰った後もライナーはただ一人アリーナに残り続けてただひたすらにセラフと向き合い続けた、それをある者は練習熱心といい、ある者は何かを忘れたいように感じるという様子に見えたという。そうしてやってきた31Aと31CのAをかけた戦いが今幕を上げた
「ここがダンジョンか…」
ユキが電子軍事手帳を持ちながら入り口を見る、周りは一応安全らしいのだがそこにあるダンジョンから発せられている異様な空気で消し飛びそうになっていた
「やべえ…空気がひりついてる…」
これにはさすがの月歌も額に汗を浮かべていた、だがそのなかでもライナーの顔はいつもと変わらなかった
(当たり前だ…この年で本来こんな場所に戦いに来ることなんてない、何回こんなことを思わされないといけないんだ…)
思ってるだけじゃだめだ、彼女達を少しでも前向きにさせなければ…
ライナーは全員より数歩先に歩く、そして月歌たちに向けてこう言った
「行こう、自分たちの誇りを守るためにも…」
話の区切りへたくそか俺は
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