立てよ、ライナー   作:エヌラス

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1話1話投稿する度にじわじわと伸びていく…()
そしてお気に入りや評価も増えていく…ほんとにありがとうございます〜!

頑張ります!!ストーリー??そんときの俺に任せて書かせておきますねぇ!


5.利用価値

〜司令室〜

 

ライナーはヘリに乗ってユイナ達が言っていた基地に足を運んだ、厳密に言えば運ばれたと言うべきか…?

 

目は隠され両手には枷が嵌められ、彼女達と会話することすら禁止された。ユイナ達の間では少し物議を醸していたがライナーがそれを辞めさせた

 

「仕方の無いことだ」

 

彼女達にそう言い聞かせ、自分にもそう言い聞かせてたのかもしれない…

 

基地に着いてからも目隠しは外されずほぼ捕虜のような扱いを受けていた、微かに聞こえる耳で周りの音を聞きとるとほぼ女性の声しかしないことに気がついた。全員物珍しそうな顔でライナーの事を話しているようだった

 

 

 

窓のカーテンも締め切られ、ライナーともう一人の女性が椅子に腰掛けていた。

 

(なんだ…この感覚、部屋にいるのは2人のはずだが…どこかから監視されているような…)

 

辺りを見渡す、普通の書物だらけの部屋だ…

 

「…」

 

ライナーの反対に腰掛けているのは手塚咲という人物らしくここ日本のセラフ部隊をまとめている司令官という立場にあるそうだ

 

「まずは突如拘束して申し訳ないわね、ライナー・ブラウン」

 

未だ嵌められたままの手枷を見詰めながらそう言う、ライナー自身もこれは仕方ないと思って受け入れている為に特にこれといった反抗心は無い

 

「ああ…それは仕方がないと思ってる…それと名前は長いと思う、好きに呼んでくれ」

 

「そう、じゃあライナーと呼ばせてもうわね…あとはあの子達…30Gを助けてくれてありがとう。貴方の活躍は彼女たちから聞いているわ」

 

頭を下げられ少しばかりたじろぐ、礼を言われるようなことはしていない

 

「ライナー、貴方は巨人になって戦った、彼女たちが言うにはそうなのだけれど…それは事実?」

 

「その通りだ」

 

「そう、じゃあ色々質問していくわね…貴方の身の潔白を証明にもなるから」

 

そこから様々な事を聞いては手に持ったペンで紙に書いて言った、ライナーには読めなかったが多分この国の文字なのだろうなと思いつつ質問に答えていく

 

 

 

故郷、何をしていたか、仲間はいるのか、何故突如森に現れたのか、その腕章はなんなのか、巨人という力についてなど…

 

 

 

「ありえない話ね」

 

 

全てを聞き終わって最初に言われたことはその一言だった、空気が少しだけ詰まるような感覚に陥る。嘘はついてないだろうな?と…そのような圧をかけられているような気がした

 

もし同じ立場なら自分も信じられないだろう、マーレなら拷問にもなりかねない事案でもある

 

(本気で困惑しているのか…?)

 

「アニメや漫画でいう”異世界召喚”や”異世界転生”をしたってことなの?」

 

「い、いせかい…?てんせ…?__なんだそれは…?」

 

突如並べられた意味不明な単語にライナーは困惑を隠しきれずに動揺する、手塚も(知らないの??)という顔でライナーを見ている

 

「…知らないならいいわ、嘘をついているようには見えないもの」

 

眉間に指を置いて考える素振りを見せていた

 

「あ、あぁ…」

 

そこで部屋がノックされる音がする、次に扉の開く音がして一人の女性隊員が手塚に耳打ちをして去っていった

 

「貴方の荷物を見ていたの、どうやら怪しいものは見受けられなかったみたいだわ」

 

「…厳重なんだな」

 

「当たり前よ、ここは軍なの」

 

「…それもそうか 」

 

「私達軍はドーム内の壁の中の人間をキャンサーから守るために戦ってる、貴方も見たはずよ…彼女達が武器を呼び出し戦ったところを」

 

「また壁かよ…」

 

どうしてこうも自分は壁とこんなに縁があるのだろう…

 

「…なにかあるのかしら?」

 

「いや…何でもない、こっちの話だ」

 

「そう、変な隠し事はしない事ね。私達は直ぐに貴方を殺せるわ」

 

「…昔、俺も壁の中の人類を救う為に戦ったことがあってな」

 

「貴方の場所も?」

 

「ああ…そこじゃあキャンサーみたいに巨人が蔓延っててな、そいつらを剣と立体機動装置ってやつで斬り殺していった…」

 

本当は欺いて…始祖を奪還するために大勢を殺して___その壁を破壊したのは自分とベルトルトで……

 

「その言い方、何かあったみたいね……まぁいいわ、今はどうでもいいもの」

 

「随分あっさりなんだな…」

 

正直助かった、うんざりするほど自分に嫌気がさす…

 

「…ところでその力、私たちの為に使ってくれはしないかしら」

 

「…そう来ると思ったよ」

 

「あら、読んでたの?」

 

「お前達にとっては初めて見る力だろ?そんなもん持ってる奴をそこら辺で野放しにするかよ…」

 

いつだってそうだ…力を求めてどれだけ努力して…ようやく上に立てたと思ってもそこにあるのは更に上の奴らから利用されるだけの運命…

 

つかって、使って、使い潰されて…最期はその力を受け継がせる為に死ぬ…

 

神がこの世界にいるなら聞いてみたいものだ、何故…こんな訳の分からない場所に俺を連れていったと…何故、戦う以外の選択肢をくれないのだと…

 

「…断ればどうなる?」

 

「……さぁ、それは私が決めることじゃないわね」

 

大体は予想が着く、こんな野蛮な奴は消すしかない…下手に反逆を起こされでもしたら不利になるのは必然的だ…なら消すしかないだろう

 

「それで?貴方はどうするの?」

 

「俺は…あと任期が2年」

 

「何の任期?」

 

「この鎧の任期だ、巨人の継承者は例外なく13年で死ぬ、これは俺と司令官…2人だけの秘密にしておいてくれ」

 

「…」

 

手塚の纏う雰囲気が少しばかり揺らいだ、驚きを隠せていなかったのだろう

 

「俺には帰らないと行けない理由があるんだ…こんなところでクソみたいにくたばる訳にはいかない…」

 

鎧を継承したいというガビや…どこか似ているファルコ…アイツらを置き去りになんて出来ない、もしここで死ねば鎧がユミルの民に渡り新たな反逆因子を生み出す可能性もある…

 

「タイムリミットは約2年…その間に俺は帰る、その為に今は戦う…それでいいか?」

 

「…ええ」

 

お互いに目を合わせる、ここに少しだけ歪な形の契約が結ばれた…

 

 

 

それは幸せの道となるのか

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

_______

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新たな地獄の始まりか…

 




話がサクサク進んでいくなぁ…濃い内容が書きたいのに…あっさりで進んでいく…

そして感想や評価お願いします!死ぬほど喜びますので…


Twitterフォローもしてくれてもええんやで??
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