神の悪魔はめんどくさがり 作:wwwww
俺、神友・ディーサイドが神の悪魔と出会ったのはとある夜のこと。
その時おれは10歳だった。親父は酒乱でいつも母さんに手を上げていたし、お袋はそんな親父に耐えきれず浮気をして家を出て行った。
俺はいつものように夜中に目を覚まし家の外に出たんだ。そしてそのまま近くの山に入っていった。
理由は特にないけど、とにかく一人でいたかった。でもそれが間違いだったんだよな。
暗い森の中で一人ぼっちってのは子供にとってはあまりにも心細すぎた。
だからかな?ふらっと何かに誘われるように山の奥へ足を踏み入れてしまったんだ。
しばらく歩いていると開けた場所に出た。そこには巨大な大樹があり満月がその樹の葉の間から顔を覗かせていた。
そしてそこには神秘的な槍の様なものがあった。それは樹の中に埋まっていて、まるで根っこのようなものだった。
それに見惚れて思わず掴んだ瞬間、激痛が走った。全身の血流が逆流し心臓が爆発したかと思ったよ。
それが一時間にも思えたし一瞬のことだったのか分からない。そして激痛が終わったとき
気付けばおれは家の前に立っていた。
何が起きたか分からず混乱した俺はとりあえず家に入った。するとリビングには親父がいて酒を飲んでいるようだった。
俺の姿を見るとすぐに立ち上がり殴りかかってきた。俺はそれをひらりとかわすと親父の横腹を思いっきり蹴った。
そしたらどうだ、信じられないことに親父の体が一瞬で吹っ飛んだ。いや違うな。正確には俺の方が吹っ飛ばされたんだ。
親父は口から血を流しながらこちらを睨みつけて言った。
「このクソガキ!!ふざけんじゃねえぞ!!」
それからの記憶はない。気づいたときには俺は病院にいた。医者によると俺は親父を殺しかけたらしい。幸い殺しまではしなかったが瀕死の重傷を負わせたらしく、このままでは命の危険があったそうだ。
しかし奇跡的に俺の命は助かり親父も無事だった。だがその代償として俺は親父との縁を切ることになった。
まあ当然だよな。だって自分を殺そうとする奴と一緒に暮らすなんて無理だし、そもそもあの時親父は正気じゃなかったみたいだからな。
こうして俺は施設に預けられることになった。
施設に入ってからの生活は特に語ることもない平凡な日々が続いた。
ある日施設の中で不自然な死因で死ぬ人間が多発した。
原因は不明で皆首を切られたりバラバラになったりして死んでいた。
そんな事件があり俺はある職員が犯人だと疑っていた。だけど証拠がないから誰も告発できなかった。
そんなある日の夜、俺の部屋にその職員が尋ねて来た。
警戒しながら寝たふりをしてると、職員は急に様子がおかしくなった。まるで別人になったかのように叫ぶと突然
体が割れた。中からは鎌を模した気持ち悪い生物が出てきた
そいつは俺を見るとこう話した
「まさか神の悪魔がこんなガキに寄生していたとは驚きだぜ!だがお前の力はもうオレのものさ!」
そう言うとその化け物は俺の首元に触れる前に俺は急いで逃げ出した
「ハハッ逃げろ逃げろ!いくら速くてもオレには勝てねぇよ!」
確かにあいつは速かった。でも不思議と恐怖はなかった。むしろワクワクさえ感じていた。
そして施設の開けた場所にたどり着いたところで追いつかれた。
「ここまでよく頑張ったがここで終わりだぜ坊ちゃん?」
「……まだ終わってない」
「ああ?強がりもいい加減にしな。テメェはここで死ぬんだよぉ!!!」
振り下ろされた鎌は俺の体を切り裂くことなく弾かれていた。
「なんだと!?」
猫、人間、鳥の頭が一つになったような気味の悪い生物が俺を守っていた
そして俺が手を広げると気味の悪い生物から口から槍を吐き出した。
俺はその槍を受け取るとその生物に向かって投げつけた
そしてそれは見事に命中すると爆発を起こし化け物を木っ端微塵にした。
そして俺はそのまま意識を失った。
目が覚めるとそこは病院だった。どうやら助かったらしい。でも何故か記憶を失っていた。
俺のそばには守ってくれた変な生物がいた。どうやらこいつが俺を守ってくれたらしい。
俺が礼を言うとそいつは嬉しそうな声で鳴いた。そして俺の体の中に入っていった。
入院中。公安と呼ばれる人たちが来た。なんでも俺のことを調べているとか。
そして俺は保護という名目で監視されることになると同時に公安対魔特異課というところにスカウトされることになった。正直言って胡散臭くて嫌だったが、生きてくためには仕方なかった。そしてそれから25年たったころ初めての新入りが入ってきた。
クァンシという女で俺より10歳年下らしい。かなり強く彼女に手を出そうとした男どもは
コテンパンにやられてしまっていた。それから岸辺。クァンよりは年下でかなり強いのだが
軽薄な性格で女好きクァンシによく告白するが毎回殴られて拒絶されている。
ほかにもいるが基本この二人と任務を遂行するのが基本だった。
そして37年目、のころにマキマという胡散臭い女が現れた。
25歳くらいの見た目だがどこか怪しい雰囲気を出しているそして正体は支配の悪魔だが大半の人間はそれを知らないちなみに俺は
ラーの鏡と呼ばれる神具を使い正体を暴いた。そして正体がばれた彼女は俺に本性を現していった。だがなぜか映画の趣味が意外に会い
、嫌ってはいるが一緒に映画を見に行くことが時々できるようになった。
そして38年目の現在俺はいつも通りに悪魔を殺し時々神の悪魔の浸食の検査を受けると言った日常を過ごしてる。
.............俺は一体誰に話してるのだろう。
「何してんすか、ディーサイドさん」
「考え事を…だ。それより岸辺 飲みにでも行くか?」「いいっすね!行きましょう!!」
「そういえばお前は最近クァンシに告白しないな.............何か…あったか…?」
「え?あー、いやまあ、なんと言いますかね……」
「どうした?はっきり言え」「いや、実はですね……もう脈がないからあきらめたというか」
「……はぁ、あんなに告白してたのにか…?」
「いや、なんか最近はあんまり……って感じです」(まああんたのせいだけどな)
「まあ、そういうこともあるさ……。」
そんなふうに愚痴を言いながら二人は居酒屋へ向かった。