進撃の巨人 The end -ゲームの主人公が生きていました- -誰が為の翼-   作:キラトマト

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第1作で凄すぎることしちゃってそれ以降が見劣ることってあるよね。牙狼とか


#54 覚悟

「え? 俺にお客さんが?」

 

 翌日の放課後、教師がカミナガとユージを呼んだ。そこにいたのは黒髪を短く纏めた男性と金髪を刈り上げ、センターで分けた女性だった。部屋に入ってきた2人を見ると男の方が笑顔で手を振る。

 

「やぁ! 待っていたよ、サンナギ・カミナガ君だっけ!」

 

「そういえば久しぶりに聞いたよ。カミナガの苗字」

 

「……思ったより普通の子達だねグリュック」

 

「……別にそんな異常な事件でもないでしょナナバさん」

 

 2人は耳打ちしあっているも直ぐに本題へと移る。

 

「単刀直入に聞く。君たちは最近、変な夢を見た事はないかい?」

 

「「変な夢??」」

 

「例えば……」

 

 グリュックが迷っているとナナバが彼に耳打ちをする。

 

「そう! 巨人が出たりとか!」

 

「ありますあります!!!」

 

 元気いっぱいにそう返事したカミナガ。

 

「ふふっ、昔の君を思い出すね」

 

 そう言ってグリュックに微笑みかけるナナバ。彼は満更でもないような笑顔を浮かべる。

 

「それで、話って一体なんなんですか?」

 

 ユージが逸れかけた話題を戻す。

 

「最近頻発しているあの事件……公には病気ってことになってるけど、あれは人為的に引き起こされた事件なんだ。何か知ってることはないかなって」

 

「いや……俺は偶然巻き込まれただけだし……なぁユージ」

 

「いや、僕は見てないから分かんない」

 

「んー……そっかぁ……分かった。時間とったね。それじゃあ────」

 

「待ってください!」

 

 2人が帰ろうとしたところをカミナガが引き止める。

 

「俺達も協力させてください! 俺は……師匠を救いたいんです!」

 

「え……?」

 

「俺の行ってる道場の師匠……あの病気になっちゃって……あなたたちが追ってる事件追えば、その手立ても見つかるんじゃないかって……だから!!」

 

「まぁまぁ落ち着いて。君のその師匠を助けたい気持ちはよぉ〜く分かった。でも命の危険もあるかもしれない。それにそこの友達はどうする。そんなのに巻き込んでもいいのか? 1日よく考えて、それでも気持ちが変わらないのなら、ここに来て」

 

 そう言って地図を渡したグリュック。

 

「分かりました……!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ###

 

「と、いうわけだけど、どうしようか」

 

「僕はカミナガに従うよ」

 

「それじゃあダメだ。今回ばかりはな。自分の命がかかってんだぞ。それくらい自分の意思で決めようぜ」

 

「そんなこと言っても……」

 

「それよりも────」

 

「あれ、もしかしてこれが例の夢?」

 

「この景色……あんときと全く一緒だ」

 

「ん……おい一体どこだここはァ……」

グリュックに魅力は感じますか?

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