怪傑! ガンド天狗!!!【一回完結】【アディショナルタイム】 作:PureFighter00
いきなり1/1サイズで試作するはずないでしょ?
「……どういう事?」
「18mクラスの巨人の機能実証試験を1/1サイズでやる奴はいない訳ですよ。金も場所もアホほど掛かりますから!」
「新型スラスター、ガンビット、ビームサーベル……全部1/10サイズで?」
「ビームサーベルは「今のままなら」テスト不要ですけどね……」
「と、いう事は何か新機能足すの?」
「それは企業秘密です」
「私上長なんですが」
ガンダムサイズの1/10はちょうど人間サイズなんだよね。試験後不要になった資材は僕のガンド天狗計画で活用させて貰う予定だが、ぶっちゃけ業務上横領だからいえないの。分かって欲しい、このキモチ。
【ガンビット】
「……なんで画一的な形に?」
「最終的に11基コントロールする次世代群体遠隔操作兵器のテストなんで、ビットオンフォームや盾形状への合体試験はまだ先です。てか、運動機能しか見ないんで、ビーム出ませんし、BB弾飛ばすだけです」
「で、誰にテストさせるの? 私時間無いわよ?」
「逸材を用意しました!」
「スレッタちゃんでーす☆」
わーわー!(ドンドンパフパフ♪)
「新作のディズニーの映画円盤でご協力頂ける話になりました」
「どれ打てば良いの?」
「最初は7つからねー。このわるーいバイキン○ンを倒すんだ!」
「あーい☆」
時間が無い無い言いながら結局プロスペラ母さんもこのテストプログラムにハマり、娘とハイスコア競争始めたのはちょっと先の出来事である。また、ビームは撃てないが実は先端が刃物に換装できて、後々天狗必殺技「鎌鼬」を繰り出せる様に細工済み。人間はガンダムみたいに装甲で覆われて無いからこれでえー
【新型スラスター】
「ルブリスタイプじゃだめなの?」
「推力偏向出来る方が小回り効くみたいなんですよ。これシミュレーション結果ですが……」
「え?最大速度は落ちる?」
「どちにしろ速度稼ぎたい時はビットオンしちゃいますし、ドッグファイト時の最小旋回半径狭めた方が有用性が増すって結果が出てますね。社外品になりますが、最新型の高出力ロケットを調達してます」
「良く小型化出来たわね?」
「お目が高い! そう、機能の割に単純な構造なんですよこれ! だから小型化し易いし、ウチみたいなノウハウが足りない企業でも扱い易い!」
「あー、ウチの弱点よね……」
「ここだけの話、昨年から大型案件失注してるんで、余裕があったら買っちゃいましょう……企業ごと」
「で、これ誰がテストするの? 人間サイズだけと……」
「ガンさんですよ? 僕ぼく!」
「えー、大丈夫? 怪我しない?」
「(本体シェルユニットの演算能力使うから)大丈夫です。安全の為ロープや安全帯など、保持器具使って安全な範囲でテストします!」
【ビームサーベル】
「何する気なの?」
「ガンビットをビームライフルに付けると威力増せるじゃないですか?」
「うん」
「ビームサーベルもガンビット付けて長い刃作れないかなって」
「……それだけ?」
「割と、それだけ」
プロスペラ部長、頭を抱える。
「ちゃいますて、研究ってのは自由な発想と自由な開発費で初めて独創的になるんですよ。マジで!」
「これ開発経費申請するのやだなぁー」
「無駄を廃して有用そうな技術を低予算でやろうとするから失敗こくんですよ! 無駄に金と時間掛けるからひょんなところから新しいアイデア出るんですって!」
正直な話、天狗ボディでガンダムサイズの機動兵器を攻撃する事考えたら、槍の一つも欲しいところなんですよ。スレッタねぇちゃんの敵が人間サイズだとは限らないし、必ずガンダムエアリアルで介入できるとも限らない。ガンダムエアリアルでも、倍や3倍サイズの機動兵器や戦艦相手にする事あるかもしれない。
どの様な事態になっても必ずお姉ちゃんは救う。絶対にだ。
ガンビットで手軽に相手をダルマに出来るなら、それに越した事は無いんだけどね……
ちゃくちゃくとガンダムエアリアル開発計画の裏でガンド天狗計画が進む。