怪傑! ガンド天狗!!!【一回完結】【アディショナルタイム】 作:PureFighter00
「……な……何よ、これ……」
養殖プラントにいきなり水が入っているのにも驚いたが、昨日ここを武装勢力に調べさせた時にはこんなものはなかった……プロスペラは我が目を疑った。
「どこから湧いたのよ、これ……」
「これが君の誓いが生み出したものだよ! エレイン!」
「キャリバーン君? え? 嘘どっから出したの?!」
「エレインが作る予定のものだって、先生」
「予定のものが何で今ここにあるのよ!」
「キャリバーンのやることだからサッパリだよ」
「待って、そんなもの出したら……」
「あ、消えた」
「良かったね、先生。消えてくれたよラッキー」
「テレポーテーションかな?」しろめ
「何っ! MSだと!」
「水星人ども、やっぱり隠してやがったな!」
「敵は一騎だ! 囲んで拿捕する!」
第四インターナショナルは、暴力革命が必要だと考える組織である。よって平和的な革命はあり得ないと考えているし、むしろ暴力を振るえば革命的だと考えてる節がある(諸説あります)
エクスカリバーの登場は彼らの革命魂を燃え上がらせたのだが……この機体から見ると、彼らのMSは20年前以上昔の機体で……
「バカな! パンチ一発だと!」
「なんて機動性だ!」
ただでさえガンドアーム機と通常MSの間には埋められ無いほどの運動性能差があるのに、更に年代の違いまで加わると……ゼロ戦でF-15に挑むが如しだ。
「近接させるな! 弾幕張れ!」
弾は装甲表面にすら届かない。エクスカリバーにはエアリアルのエスカッシャンに似たアクティブディフェンス機能が機体そのものに埋め込まれている。そして……
「来たれ!
ガンヴォルヴァみたいな無人ガンダムを13体召喚して白兵戦を仕掛けることができる。いや。ほんと召喚術。DOCベースみたいなものがあるのだろう。ターンAの。
「ガラハード、プラント防御! 【白い盾】最大出力で展開!
ガレスとランスロットは敵母艦を叩け! 推進系だけ潰せばいい! ライオネルはホワイトドワーフに向かえ! パーシヴァルは動けなくなった敵MSをまとめとけ!」
「ははは! こちらにも意地がある! 一騎ぐらい貰ったらぁ!」
しかしビームサーベルを振り下ろした先に機体はない。殺気を感じて振り返ると裏拳一発でMSの右肩と頭部が吹き飛ぶ。そもそもこの機体群は敵も空間転移することを前提としているので、飛べないMSなど的でしかないのだ。
15分ほどで一方的な虐殺の宴は終了した。一応敵も人質を取って交渉を試みるなど健気な抵抗をしてみせるのだが、銃を持てば引き金を引く人差し指や中指がポロリと落ち、殴りかかろうとすると手首から先が落ちる。
エクスカリバーに随伴する情報収集機「マーリン」の【幻術】だ。パーメットを通してその場にいる全てのものの五感を掌握。それは解除されなければ現実と見分けが付かない。むぅ、色即是空 空即是色。
こうして……水星共和国樹立事件は収束した。
関係者は口々にどこからともなくMSが現れて、破壊の限りを尽くしてから消えたと証言するし、現場に残された4トロの機体からは証拠画像が山ほど出た。だがそれらの機体は何処ともなく現れて淡雪の様に消えたのだ。もはや本当に魔法をかけられたというしかない。
──そして、アドステラの時代においても科学的な因果関係が立証できない魔法や呪いを用いた犯罪は処罰出来ない。藁人形で丑の刻参りしても、丑の刻参りで何らかの害悪が及んだことを立証できないからだ(不能犯という)
これで「水星の魔女」の知名度は一気に上がった。皆が心奪われたのは「やりたい放題暴れても証拠が残らないからノーカン」という部分だ。
これにより水星出身者は(物凄く恐ろしいから)差別や酷い扱いされる事は【全く】無くなり、水星は世界中のオカルティストの聖地となった。ベルメリアとプロスペラは必死にウィッチクラフトの理論確立に励むのだが、この分野はガンドロイド達の高速演算機能が無ければ解析が進まず、ガンドロイドを秘匿したせいで実験の一部を公開できなくなってしまったのであったー……
水星を出す。
スペアシ対立構造の改善を書く。
魔女とは何かを定義する。
キャリバーンをエクスカリバーにする。
エクスカリバーだから持ち主はダメージ受けない。
ガンド天狗だから密教とか仏教絡める。
ペイル社って一体なんなん?に回答する。
水星に学校作る。
まぁ、大体カバーできたかな? 力技だけど。