怪傑! ガンド天狗!!!【一回完結】【アディショナルタイム】   作:PureFighter00

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エリーゼの好みのタイプの男性は、冴羽獠やケンシロウやベルセルクのガッツです。


寝る子は育った

【ナス高】

「おーっすガキども! 元気かー!」ガラッと引き戸を開いて元気に進入。おはようございますエリーゼです!(身長175cm)

「誰だよねーちゃん?」

「部外者入ったらダメっしょ」

「関係者だよ、トルケル……」

「知っているのかキャリバーン!」

「エリーゼだよ」

「面影すら……いや、そうかな?」身長は前のボディから15cmマシだからね! 胸もデカくなったし!

「背ぇ伸びたねー、お姉ちゃん……」

「水星人だしね、寝る子は育ちました。で、とりあえず生徒も増えて先生が足りないってんで、次の新入生の担任やることになった! ヨロシクね!」

「教員免許持ってるの?」

「そんなものはお母さんも持ってません」

「え……闇教師?!」

「だってキャリバーンだって講師たまにしてるでしょ?」

「うん、1番教えるの上手かも……」エレインは思いっきりデレている。が、周りが全然茶化さない。あれ?

「キャリバーンは仕方ないよね、トルケル?」

「奴は俺が見込んだだけある」

「光体生成実技の実習、俺も手伝ったじゃん」

「アンタは私を手伝いなさいよ」

ほほぅ?

「……みんな、カップルに……」みんなそっち方面でも随分成長したんだねぇ。先生嬉しいよ!

「何だよ、悪いかよ。一日中一緒なんだから気の合う奴は付き合うだろ」

「シングルはエリーゼだけー」

「甘いわ、僕既婚で子持ちだぞ!」(ででーん)

「こっ……子持ち?!」

「ダリッツの事か……」

「まさか、キャリバーンくんエリーゼのお子さんの事知ってるの?」

「旦那さんも知ってるよ。背がデカくて逞しいんだ」

「ほうほう、エリーゼさんはマッチョ好きか」

「で、凄く硬いんだ」

「真面目が1番よねー、ミハイルなんてさー……」

 

 

かなり噛み合って居ないが、まぁよし。僕の旦那さんダリルバルデって言うんだけど……軍人って事にしておこう。9割ぐらいは間違いじゃないし。

「さぁって、雑談終わり。授業やるよ。算数今どの辺やってんの?」

「へ? 今もうベクトル攻略中だけど?」

「……へ? だって君らまだ12歳……」

「ジュニアハイの単元はもう去年済ませたよ」

「案外、勉強って簡単だったのね」

「魔女術の基礎理論教えるのに高校数学ぐらいは抑えとかないといけないからね、校長指示でガッツリ教えた」

……アス高より、レベル高くない?

 

とは言え僕もアス高では成績最優の文武両道完璧超人、流石に子供には負けて居られない。ただ……

 

「で、みんな数Bは何選んだの?」

「選ぶって、何を?」(念の為書いておくが、今の数Bってのは4項目から2つ選択して学ぶ)

「エリーゼ先生、結局魔女術やるのに全部必要だから私たち全部履修してるよ!」

「まさか、科学とかは……」

「化学、生物、物理に地学。全部やってるけど?」

「待って、ここ高校扱いだよね? 新入生って中学卒業した子たちだよね?!」

「一期生として紹介されたエリーゼが数学科のドクタークラス行けるぐらいだったから、みどももみんなを18歳までにそのレベルにするべく頑張りました」

(具体的には何したのよキャリバーンくん!)

(ガンドだよ。ガンドで逆に彼らの思考をトレースしたらいい。みどもも最初わからなかったんだけど、人間は自分は何が分からないか分からないって部分で躓く。でもみどもたちはみんなが何を理解していないか調べる事が出来る……簡単なデバッグみたいなものだよ)

「エリーゼ先生ちょっといいー? ここわかんないんだけどー」

(式の分解の仕方と計算ミスだね。後者だけ指摘して)

「ここ、aさんが行方不明になってるよ」

「あ、ミスってたのか! ならこうなって……」

(ね、分からない部分を見つけて自力で解に辿り着ける所まで導く、自力で解くと楽しくなる……)

(これは有能)

(悩む時間を極小にしたら授業はどんどん進むよ)

 

 

「正直、年齢なりの賢さだと思ってた、すまん」

「キャリバーンは特別だけど、俺らはそんなに……」

「キャサリンなんて酷いもんだよ、『ちょっと分からない』連発するし……」

僕は素直に感心した。しかし妙に自己肯定感が……

「分からない事、分からない部分が判るって……秀才の部類だよ……」

みんな、他の子供知らないから自分たちがすごいって理解してないのか! 自分がフィジカル強めだと気付いていないスレッタねえさんと同じ事になってる?!

「……水星の呪いだなぁ……」

「どゆこと、エリーゼ先生?」

「比較対象が無さすぎて、常識はずれになりやすい。はっきり言うと今でも君たちアスティカシア高等専門学園入試クリア出来るし、15になる頃には奨学金付きでスカウトされるよ……」

「ミハイルが成績トップクラスの学校って行く価値あるかな?」

「頭悪いからって他人(ひと)を見下したりしたらダメだよ?」

「俺たち全員キャリバーンには手も足も出ないんだから、威張るわけないじゃん」

 

【威張る訳ない】

これはマジでそう。中学時代塾で特進クラスにぶっ込まれたんだけど、なんぼ偏差値70以上あっても周りが同レベルで偏差値70台だと天狗にはなれない。更にここに全国模試ランカークラスがいると「俺たちはバカや」とマジに凹む。解法の見当すら付かない数学の証明問題スラスラ解かれると妬みや羨望より絶望が来る。

なおランカー氏は東大現役合格して「なんで東大受けなかったの? あんなん論文書けたら誰でも受かるじゃん」と高校生活3年で偏差値20以上落としたワイを愕然とさせた(実話)




前書きからの続き

よって、新作グレンダイザーに関してはデュークフリードが細身になった事に腹立ててます。「マリアはギリギリオッケー」


まぁ、それはそうとして「特定の学生の誤答をAIにディープラーニングさせて『分かっていない部分の特定』する」ってのは結構面白いアイデアかなと。読者の皆様の中にAI関係の研究開発してる方はいらっしゃいませんかーっ!
テクノロジーの問題よりテクノロジーの活用考えようぜ?
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