怪傑! ガンド天狗!!!【一回完結】【アディショナルタイム】 作:PureFighter00
エアリアル vs ファラクト編だが、戦闘シーンを小説形式で描写しなおすのは割とダルいのでみんなVTRや配信を見よう!
ビリビリチャレーンジっ!
僕は身を揺らしてファラクトの麻痺ビットの罠をすり抜ける。やはり演算能力が足りずにガンビット6女ちゃんが麻痺に捕まり狙われてしまうが……
「みんな!」
スレッタ姉さんの声に10体の「僕の中の僕」が力強く応える。(1体麻痺中)
はっはっは、かわせないとは言ったが「手が無い」とは言ってない。特殊合金装甲に覆われたガンビットは単価が高いし、シン・セー開発公社の商品サンプルである! 楽にやられては弊社のご商売に差し障るし、修理代金も高いのだ!
地球寮のみんなの為にも、我が社の専務の胃のためにも!
麻痺自体は敵の手段であり目的ではない。一機ずつでも数を減らすのが真の目的──ならば麻痺攻撃食らっても個別撃破させなければ良かろう! そんなものは水星時代に親子タヌキ対策として組み込んであるわ!(27話「水星におけるガラパゴス的進化」にて記載済み)
パーメットリンク4で逃げるファラクト、追う僕。ブースターユニット搭載により悠々追えてしまうのだが、「距離を稼ぐ為に」敢えて嬲るかの様にじわじわ距離を詰める。
「船長、あれに寄せて」
「いいんですか? ドローン追尾されてますから近付き過ぎるとこっちの存在バレますわよ?」
「ちゃんとシン・セーの表の金使ってシン・セー社員の僕が自社機体バックアップの為に船借りたんだよ? 行かない方が不自然だよ。皆さんはお金次第でどこにでも就くそのままの君でいて(笑)」
「回収を他人任せに出来ない理由がある──いや、理由があると思わせたい?」
「と、思わせて……ファラクト回収……と見せかけて、実はあの機体のパイロットが欲しい」
「何故です? お聞きしても?」
「総監督曰く、人体実験の被験者だそうだ。ペイル社を揺すり探してる連中を炙り出すネタになる……あ、ごめんスラスター停止、あらしが来る!」
こっちも忙しい(本音) 正直ファラクト君の麻痺ビットやら砲撃やらをかわしながらガンさんボディは操るわガンビッツ制御するわでてんてこ舞いだ!
……てんてこ、とは……(現実逃避)
げ。足裏からビーム? まぁいいか。追加スラスターに被弾しておこう──いやぁ、危ない危ない(棒) かわしきれなかったよ(棒) ようやくフロント管理宙域越えたし本気で行こう。
僕を囲むようにガンビッツが配置に着く。喰らえ、
【
データストームをパーメットと共に周辺投射する技。リンク4の通信装置に対するパーメット共鳴などを基にガンさんが論理構築して実装した。パーメットを利用している電子機器へ過負荷を引き起こすデータの
無指向性で放つ為仲間やサポートが近くにいると使用できず、ガンド義肢やガンダムには特に効く。
世界は音楽に満ちている。この真っ暗な宇宙空間にも太陽風の爽やかな風の音、遠く宇宙の果てから囁きかける中性子星の音色、赤色巨星の人には聞けぬ雄大な重低音、白色矮星の可憐なソプラノ……それが光となり、波となり、電磁波として響き渡る。宇宙は決して無音では無い。ただ、人には聴けないオーケストラであるだけなのだ。
その演奏に載せて。僕の歌、
(筆者注 スタングレネードみたいなもんです。残念ながら)
僕の歌に聞き惚れたか感動したか、ファラクト君が停止する(個人?の感想です)。さぁフィナーレだ…… ガンビットの皆さぁん! 狩りの時間だ!
(ようもウチらのタヌねぇ泣かしおったな!)
(刻む刻む刻む刻み刻む刻め刻もう……)
(キタ━(゚∀゚)━!)
(ここか、ここがええのんか?)
(柔いな。ジャコ食えジャコ)
(ダリルバルデ君に比べたら柔いね)
(ちょっとちょっと! ツノツノ!)←コクピットハッチ削りながら
(あわわわわ、えーい!)
手の内晒し過ぎたね。まぁ、グエル先生相手に手の内隠したままってのはかなり難しくはあるのだけど。
「決闘の回収に来た。エアリアルのパイロットは回収を手伝ってくれ、今ハッチを開ける」
「エランさんをお願いします」
「大丈夫? 生きてる、彼……」
「……さ……さっきまでちゃんとはなせせまひたぁ!」
あれだけファラクトボコっておいて、パイロット無事とはガンビット優秀だな。一機にお一つエスカッシャン
ここからが、僕らのお仕事だ。
そろそろパラレル化するかしないかの分岐点かもしれませんなぁ。