怪傑! ガンド天狗!!!【一回完結】【アディショナルタイム】 作:PureFighter00
【ミオリネGT】
アニメ本編8話まで見て、ミオリネ・レンブランが「経営戦略科の優秀な学生なのに」起業周りで余りにトンチキが過ぎる為、もう少しマシな描写をする為ミオリネのキャラクター設計を変更します。はっきり申し上げると公式が自分達で決めたミオリネの設定を無視してるだけであり、筆者的には「その設定ならミオリネはこう動くだろ!」と思うであります。本来スペックのミオリネは脚本や筋書きの都合でデチューンされてますが、本作ではグラン・ツーリスモモデルのままのミオリネGTで行かせていただきます(パラレルに向かうよ宣言)
【スレッタとミオリネにシャディクが寄って来ました】
「ご興味がおありで?」
「……無いわよ、そんなもの。会社のお仕事は順調そうね、シャディク?」
「ははっ、お陰様でね」
「で、決闘委員会の方は? 私たち、エランを探してるんだけど?」
「学校にも来て無いんだ……」曇るシャディクと、すごーく曇るスレッタ。
「……貴方、それでいいと思ってるの?」
「え?」
「魂だリーブラだとご大層な事を言わせる割に、ウチのスレッタが賭けた『エランのことを教えてもらう』が履行されてないんだけど? 貴方、決闘委員会としてこれが許されると思ってるの?」
「無茶を言わないでくれよ、ミオリネ……学園外の事にまでは決闘委員会も関与できないよ」
「あら、そうなの? いい事聞いちゃった──ではエアリアルがスレッタが貸与されてるシン・セー開発公社の動産だって主張したら、エアリアルは奪えないのね?(ニッコリ)」
「いや、それは……」明らかに動揺するシャディク。
「いい? くだらない言い訳考えずにエラン連れて来なさい。こちらは決闘して勝ったのだからその権利がある──その権利を履行できないなら、決闘委員会は決闘を承認するべきでは無い──違う?」
「全くだ、大変済まない……スレッタ・マーキュリーさん、暫しの猶予を」(深くお辞儀)
「そっそそソんなシャディ「期日は? 納期を決めなさい」
「ミッみみミオリネさんっ!」
「堂々とするっ! 貴方、エアリアル奪われる所だったのよ? こいつら私たちが負けたら即日エアリアル持って行く癖に、こっちの要求は棚上げとか舐めてると思わないの? 少しはチュチュのアグレッシブさを見習いなさい──チュチュならその日の夕方には釘バットで決闘委員会にカチコミかけてるわよ?」
「……それは困るな」
「次回から決闘の時には書面で要求条項書くわよ。チンタラこんな茶番に参加せずに決闘委員会の仕事しなさい。ほら、早く手下に指示しなさいよ」(手下って……ミオリネさんっ!)
「分かった、分かった。すぐやるからミオリネと水星ちゃんはこのパーティを……」
「今日中に出来なかったらチュチュと決闘委員会にお邪魔するからね」
【シャディクが先にエラン(本物)見つけました】
ミオリネより背が高く、ガチで詰められたシャディクはエランを先に見つけました。
「……え? どうしてここに?」
「(決闘委員会のシャディクか……面倒な奴に見つかったな……)
いや、ウチの演目でホルダー紹介があるから仕方なく(一応、氷の君風に喋っている)」
「困るんだよ(ボソ)」
「──何が?(素)」
「決闘委員会に所属してるのに、君決闘の対価支払って無いよね?」
「社の仕事で仕方なく……」
「言い訳はやめてくれ。それが通るなら決闘委員会は成立しない。ちょっと待てよ(スマホポチポチ)……ああ、ミオリネ。エラン捕まえた。うん、うん、今入り口の方に連れて行く」
「え? ちょっと……(困惑)」
「ん?(違和感) エラン、君らしくも無い。決闘の対価は速やかに支払う。基本だろ? 以前の君なら……」
「(4号め! 余計な仕事を……っ!) ……分かった」
「君も変わったな。水星ちゃんと絡むとみんなそうだ……」
「僕は変わらないよ(棒)」
「──本当に変わったな、エラン?」
【会場を見下ろせるラウンジスペース】
そのテーブルは大変空気が悪かった。エランを半ば敵視する様なミオリネとミオリネ側に立つシャディク。本当はデートっぽい雰囲気を楽しみたかったスレッタ。出来ればスレッタ以外には会いたくも無かったエラン(本物)
──尋問が、始まる。
「会社の都合で休学しててね、出先のフ「話にならないわね。貴方別にペイルの重鎮でも社員でもないでしょ? 何でスレッタとの約束すっぽかしたの? 先ずはその謝罪でしょう?」
「いやぁぁあああ違います違います、ご用事があったなら仕方ないですエランさん気にしないでください、ほんとごめ「確かに、ミオリネの言い分は正しい。治療を受けてたって聞いたがピンピンしてるじゃないか。約束の迅速な履行は決闘委員会なら守らなければならない……君、ペイルの筆頭だろ?」
「その点に関しては謝罪する。申し訳ない」
「いや、そんな、エランさんは悪くないですっ! 本当に、本当にウチのミオリネさんがすいませんっ!」
「で、水星ちゃんはエランの何を知りたいの? 女の好みとか?(微笑)」
「いやっ、いやいやいやいや……好きな食べ物とか……あのっ……そのっ……(照れ)」
「あんた花嫁の前でそれ聞いちゃう?(微怒)」
「(好きな食べ物だぁ? そんなん4号から聞いてないぞぉぃいっ!) イ……イタリアンとか、ジェラート、うん、そう! ジェラートとか!(演技はどっかに消えた)」
「──意外だな、食事を楽しむエランなんて想像もしなかった……(疑惑)」
強化人士4号は、入れ替わりを悟られぬ様に極力個人の嗜好を悟られぬ様に振る舞っていた。無論仲間と一緒にランチとかは避けまくっていたのだ。
「ジェラート……?(またしても何も知らないスレッタさん(17)」
「今度奢ってあげる。なんならエランも一緒に来る?」
「(何でお前が挟まる前提なんだよ!) もし、良かったら二人で今度ディナーでも……」
「わっわわわわ(幸)」
「そこ、私を無視しないっ! 私の花婿よ?」
「エランが水星ちゃんをデートに誘う? 太陽の黒点が大発生しちゃうぞ……(驚愕)」
「(え? それもダメなの?) じゃあ、遅れたお詫びにみんなで……」
「君、エランじゃなく無いか?(疑惑)」
冗談に過ぎないシャディクの一言。エラン(本物)は背中に汗が伝わる感覚を感じた。
次回、労働安全衛生法を完全無視したお立ち台で無慈悲なミオリネによるオーバーキルが炸裂する。