怪傑! ガンド天狗!!!【一回完結】【アディショナルタイム】 作:PureFighter00
つまりこのシステム開発者はガンドフォーマット(及びドローンコントロールシステム)を毒と見做しているわけで……
太古の昔、嫌気性生物を酸素という猛毒でほぼ殲滅した好気性生物がそれ言うかぁ?(エアリアル談)
登場人物紹介
【
公式いい加減にしろ(真顔)
仕方ないので当作品では
アンチドート。
パーメットを利用した通信テクノロジーの阻害を行う装置である。ぶっちゃけ妨害電波みたいなものだが、戦場で交わされているある程度の波長範囲を検出して波長分析&逆位相の信号生成する中々の優れものだ──
──なんて褒めてる場合かっ!
「エアリアル……みんなどうしたの?」
……スレッタ姉さん、まさか……プロスペラ母さんからアンチドートの話聴いてないの?! 話聞いてる最中にまた上の空で……(たぬっ娘姉さんには良くある事である)
シミュレーターで暫く出してなかったから忘れたぁっ?!(最新版では難易度の関係で敵にエスカッシャン
プロスペラ母さんから聞かされていた通りの効果だ。ガンビッツは沈黙して地に落ち、僕はというと機能停止した。ガンドフォーマットで機体を操る僕の操作が無効化されたに等しい。このままでは一切のアシスト無しのMSをスレッタ姉さんが操作する事になり……
「あ、私一人でやるの?」
ちょい待ち、今再起動するから!(しかしスレッタには聞こえていない模様)
「ダメだよ、一人じゃ……あっ!」
戦わなくていい。アンテナ守って時間稼いでー! と普段ならモニタの点灯やら何やらで知らせるんだけど……45秒程度何も出来ないんだこれが! ──フルマニュアルで結構避けるね、姉さん? ひょっとしてシャディク氏、接近戦仕掛けてきたけど接近戦得意ではない?
姉さんはしかもなんか考え事して僕に囁き掛けながらなんだけど……内容がいまいちトンチキなのは置いといて(困惑)
「──リストにはないけど、わがままかな?」
ええんやで? 再起動間に合ったー!
(親愛なるガンビッツ
(((((あいっ!)))))
サブコントロール0〜10再起動、各部信号順次変換。
破損状況自己診断! 右胸部シェルユニット破損及び各部破損によりガンビット7子ちゃん以降はコントロールが雑になるので上空待機で
(((((あいっ!)))))
「よかった……」
(タヌねぇ頑張れ!)
(見てろよおまいら……4!)
(水星舐めんなよ……3!)
(ふたつ
(ひとつ人より力持ちー、1!)
(【オーロラ】発動!)
「いたんだ」
僕のシェルユニットが青く輝く。それ自体はただの通信回線周波数の変更だが、オーロラの変調可能範囲はシン・セーの特許技術によりめちゃくちゃ広くなっており、ライセンス料が馬鹿みたいに高いので他社は一切採用していないのだ! 事実上この機能はシン・セーのエアリアルにしか搭載しておらずメタ張れる機体は存在しないし、実は特許をワザと取ってない上位技術もある。
(ガンビッツ再起動すますた!)
(では教育の時間だ。スフィアを構成してアンチドートにオーバーライドを仕掛ける。沈黙させるぞ!)
(((((アイ、サー!)))))
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輪唱のような波状攻撃。僕たちの歌が互いに引き立て合い「波」をより強くよりパワフルにして行く。文字数稼ぎではない(本当は12行繰り返したかった所だ!)
【オーロラ】
(北欧系言語は調べるのめんどくさいな)
光の色の違いは周波数の違いなので、高周波である青色の方がエネルギー量が高い。また、データ転送量の帳尻を合わせるために高周波になればなるほどパラレル転送時のビット数を減らして妨害しにくくなる。
正直、早くオーロラ解放して使いたかったのだけど、敵がアンチドート出して来てそいつにカウンター当てる目的で秘匿してました。それまでは僕は旧来のガンドフォーマットを用いた古臭い機体のフリをしていた訳だ。見られてるの分かってるんだから、見せて問題ない範囲しか
技術革新舐めんな(真顔)
逆に言うと、21年前のまま──多少の変化はあったが大枠としては21年前のままアンチドート出してきたグラスレーはポンコツ過ぎる。
ウィルスみたいな生物未満ですら進化する。何故君たちはシーラカンスやガラパゴスになるのか。
水星の民ですら更なる世界を求めると言うのに!
さぁ、反撃だ。行くよ姉さん!
「一緒に? いいの?」
サボる気か(苦笑) 疲れちゃった?
「ううん、大丈夫。今度はちゃんとできる」
今度は……? 再起動中になんか姉さん変なこと呟いてたが……いや、僕怒ってないし、別にへそ曲げたりは……(困惑)
やっぱり会話は大切だってはっきりわかんだね。アンチドートで
「私たちでミオリネさん助けるよ!」
僕との会話が繋がってるよーな、繋がってないよーな……ま、いいんだけども。(水星では良く有る事)
(((ガンビッツアルファ、攻撃しまーす!)))
はい、ダルマ。指差し確認、ヨシ!
(ガンビットレイブン1よりねーちゃんへ。斜面から一機来ます!)
「次は……こっち?」
(レイブン3。座標渡しまーす!)
(レイブン4。補正しまーす)
はい、ライフル・ドン! ガンビッツベータカモン!
(((あーい! バッチ処理しまーす!)))
……1発多くね? 6子ちゃん?
(バレた? おまけおまけ!)
(レイブン2より僕ちゃんへ、タックル来るよ!)
姉さん!
(僕ちゃん! 砲撃来る!)
ガンビッツアルファ、アクティブディフェンス!
(((あいっ!)))
(独眼竜か、お前は)
(たぬねぇ狙いおったな?)
ガンビッツベータ、
(((あいっ!!!)))
さて、そろそろか。レイブン1、チュチュ先輩はどうか? ガンビッツアルファはお客さまの誘導開始。6子ちゃんはうっかり当てないように(確認)
(リンク好調。準備ヨシの模様)
(1発ぐらいなら誤射だよう……)
(レイブン2より僕ちゃんへ、下方より2機接近中)
「邪魔しないでください!」
(お客さま屋上階到着ー)
ガンビッツアルファとベータは牽制に回れ。ミオリネ氏の読みだとここはシャディク君が来る。脚一本くれてやるぞ。そこで更に油断させる必要有るかなぁ……?
「ここまでだ、スレッタ・マーキュリー。ミオリネの隣に立つのは俺だ!」
そこで勝ち誇っちゃうのよね、シャディクって」
ミオリネGTさん、あんたほんと凄いよ。マジで一字一句間違わず、
(レイブン5 座標転送完了)
「今っ!」
勝ち名乗りは勝ってからするもんだよねぇ……ザウォートの残骸とチュチュ先輩の機体で作られた奇妙な機体から発射された狙撃弾は、見事にシャディク機の頭を射抜いた。
まぁ、戦場でMS応急処置して狙撃するとは思わんわな。流石の僕でもこれは読めんわ。
9話戦闘シーンを細かくチェックしながら書きました。
ガンビットとエアリアルが会話しながら戦ってるシーンは、実際書いてみると凄く大変。ビデオ確認しながらだから、移動中にはアウトライン構成しかできないしね!(書き上げるのに2日かかった)
(正確にはガンドフォーマットによる思考制御なのだが、エアリアルはスレッタにも状況が判るようグループチャットみたいにした上で会話を概念伝達でふわっと翻訳して見せている)