怪傑! ガンド天狗!!!【一回完結】【アディショナルタイム】   作:PureFighter00

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5号君の性格変わるかと思ったら、あまり変わらなかったでござる。

「女の子口説くのは趣味と実益兼ねた任務だもの」

変わりようが無かった……


アスティカシア争乱編(第二クール)
エラン ・ケレス・ゴローくん


「ここを駐屯地とする!」

アスティカシア高等専門学校地球寮隣の空き地に、急ピッチでVB社アスティカシア駐屯地の建築が進む。まぁテント4つに食堂と風呂場だから然程人数は要らないのだが……

「何で俺たちまでやらされんだよ……」ギャベル君は不満げだ。

「バイト代出すんだから無駄口やめれー」

「シバ、ローブの角度が合ってない、直せ」

「あいあい、さー」

「立ってりゃいーだろそんなもん……」ヌーノ君もダルそうにしている。

「ダメだ、そーゆーとこで舐められるんだ。俺たちが精強に見えた方が余計な面倒起きないぞ」

「テントじゃ舐められるの当たり前じゃん……」

「そこでコイツよ!」

「イカした守護神! M2重機関銃様だーっ!」

「なんだよその骨董品、スミソニアンからパクって来たのかよ」

「最近の重機は破壊力高過ぎて持ち込めなかったんだよ!(怒)」

「マジでスミソニアンから大枚叩いて借りて来た(真顔)」

「ちょーどいーのがねーんだよな。これぐらい無いと不安だってテングの兄貴が……」

「「テング?!」」

「ゲン・グーだよ、ゲン・グー大佐(すっとぼけ)」

「12.7mmもあればモビルクラフトぐらいは抜ける(力説)」

「……でも、何で機関銃にスコープ付けてるんだ?」

「オシャレだよ、お・しゃ・れ!(焦)」

 

 

【M2機関銃】

脅威の100年現役機関銃。陸海空の3軍で使われ、アンチマテリアルライフル登場前には狙撃にも用いられていた。

 

 

「さぁ、ミネラル麦茶でも飲むかー。休憩ー」

「なんかさぁ、もうちょっとシュワシュワしたもんねーの?」

「炭酸ばっか飲んでると骨が溶けるぞ」

「とけねーよ!」

「おーいエラン 、お前も手伝えよー」

「ごめんだね」エラン (5号)は爽やかな笑顔で断りました。

最近の5号は何故か積極的に地球寮家畜さんズの世話をしています。一説によれば、プラントクエタに連れて行ってもらえたチコ達はエランより格上であり、先輩の世話するのは当たり前だろって話であるとか。

しかも手慣れている。ペイル寮筆頭なのに。

「つれないなぁ、5号は……」

「美味い塩大福もあるのに……」

「(?!)……誰だよ、それ?」珍しく5号が不快感を顕にする。

「え? お前エラン ・ゴローじゃなかったっけ?(すっとぼけ)」

「仲良くしようぜゴロー」

「エラン ・ケレスだよ」

「エラン ・ケレス・ゴローか」ニヤニヤ

「何を突然……」

「シローから(ことづ)け預かってるぜ! 無茶するなよって」

「だ……誰だシローって……」

「「亡霊」」(真顔)

「まー、なんだ。これだけは教えとくわ。スレッタ嬢には手を出すな。死んだ方がマシな地獄に落とされる」

「アレは堪らんわ。俺も耐える自信がない」

「別料金になるが、亡命や逃亡も弊社サービスであるからお気軽にー」

 

 

「不味いな、シャディク」

「シン・セーがそんなトッププロ知ってるかなぁ?」

「M2で遊んでる時、潜んでたイリーシャを3回標準に捉えられた」

「あのおじさん手強いよ。若い方がまだ……」

「……そうでもない。役割が違うんだ」

「エナオ、何が?」

「地球寮の監視カメラ、全部パスワード変えて弾き出された。無理に突破しようと暗号解読仕掛けたらツールが全損……」

「ウィザード級?」

「そんな生優しいもんじゃない。悪魔よ」

「まさか……いや」

「サビーナ、心当たりがあるのかい?」

「4人組のPMCが……」

「彼らコンビじゃん」

「あと2人、こちらの網を掻い潜って潜伏しているとしたら?」

「そんなバカな」

 

 

「そんなバカなも何もあるかいっ!」ちゃんと海も空さんも別の形でこちらの任務に就いている。大けりゃ疑え、少なきゃ用心。基本がダメだなこりゃ。

「所詮は学生か」

「盗聴とは趣味が悪いね、おじさん達」

「お前も興味あるだろ? 死にたくないよなぁ?」

「だから何のことさ?」

「強化人士5号のことさ」リック3は顔も上げずアナログな通信機の周波数を弄っている。パーメットを使う機器だと「業務」に影響が出るからだ。

「誰から?」

「4号から。身柄預かったから」

「奴は何処に?」

「近い内に学校に戻るよ、別人として。おかしいな、お前のとこのCEOには挨拶しに行った筈だぜ?」

「まぁまぁ、ほうじ茶でもどうだ。シバ、頼む」

「アイ・サー!」

 

「何をしたい?」

「護衛任務なんだ。攻めちまった方が早いと思うんだがね」

「誰から?」

「シャディク・ゼネリとその配下……だろうなぁ。大規模な学園でのテロ画策してるみたいだ」

「どうして欲しい?」

「死なない程度に地球寮の正規戦力として働いて欲しい」

「報酬は?」

「ペイル社に手を引かせる。水星ので良ければ戸籍やナンバーは用意出来る。好きにしたらいい」

「僕が断ったら? 敵対するとは考えないのか?」

「我等Voltex Blastersは取引に際して出し惜しみはしない。今出せる条件はこれで精一杯だ。次に我々は可能な限り仲間を増やすようにしている。切り捨てはトリガー引くその時までやらないんだ。敵を増やすと自分の世界は小さくなる。世界は広い方がいい」

「陸さん、あともう雷おこししかない。明日補充頼まないと」

「みんな結構菓子食うな? おっとっとでも箱で仕入れるか」

「スレッタ・マーキュリー口説くのはやめないからな」

口説くのは、辞めない。その他は辞めてくれるのだろう。リック3はそれを受諾と見做した。

「どうしてよ?」シバがおこし齧りながら尋ねる。

「楽しいからだよ。あの子は面白い……楽しまなきゃ、人生を」ボリボリ。

「それは否定しないが……」

「……それだきゃーやめといた方がいいと思うよ?」




【おっとっと】
かつて自衛隊がモザンビークPKOに参加した時、お駄賃や近隣住民慰撫の為におっとっとを配りまくったら、当地で疑似通貨「オトト」となり、インパラの子供をおっとっと10個で引き取ったりするなどしたらしい。
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