赤き鬼武者、現実的な現代の殺人世界での幻魔達との戦い。 作:サトシゲッコウガ
コナン一行と共に園子一家と真との交流を済ませると、小五郎の自宅兼事務所へとやって来た左馬介と阿児。
小五郎「米花町も少し立て直してきたようだが、幻魔達はまた断続的に現れるか分かりませんな。」
蘭「左馬介さん、阿児さん 私の手料理食べていきますか?」
左馬介「蘭は料理がうまいのか?」
コナン「うん。英理おばさんが別居中だから、家事はほとんど蘭姉ちゃんがやってるもんで。」
阿児「蘭も大変だね。学校も行って家事もやってるって・・・」
蘭「いえ。それほどでもありませんよ・・・」
小五郎「幻魔達は夜を迎えてから寝静まる深夜まで現れるって事はないでしょうな?」
阿児「どうだろう・・。」
小五郎「どうだろうって・・・。」
コナン「左馬介さん 阿児さん」
コナンは手招きし、耳打ちする。
コナン「後で赤井さんを含むFBIの皆さんにお二人の事を紹介するからね。連絡すれば僕の実家に来てくれるだろうし。」
左馬介「ああ。」
すると、左馬介のスマホに着信がかかってきた。
蘭「何?」
コナン「左馬介さんが左腕に装着しているスマホだよ!」
小五郎「だとすると、例の女神様とやらか。」
阿児「おそらくね。とにかく出るから。」
阿児はスマホを操作し、スピーカーオンにする。
女神「左馬介 あなたに飛行形態も与えます。」
コナン「飛行形態?」
蘭「つまり空を飛べるってワケね!?」
左馬介「それは背中から羽でも生やすのか?」
女神「はい。鬼の篭手による新能力です。鬼の翼を生やす事になり、今後は空での戦闘の可能性もあるんです。それと日本中の各地方の各県のあらゆる場所にワープ移動できる装置を毛利探偵の事務所付近や向かい側に一台ずつ含めて配置していきます。ギルデンスタンがノートルダム寺院の地下で開発したあの装置のように・・・。」
左馬介「そうか・・・。」
蘭「左馬介さん 少しお風呂入った方がいいのでは?家のお風呂使ってください。先ほどの幻魔達との戦闘での疲れも取れると思います。」
小五郎「だな。左馬介殿 遠慮は無用ですぞ!!」
左馬介「わかった・・・済まないな。」
コナン「阿児さんもね!!」
阿児「ありがとね!!」
左馬介と阿児は小五郎の自宅兼探偵事務所へお邪魔する事になった。
一方でジンとウォッカとは別の場所にいたキャンティやコルンも、米花町で突然異常発生した幻魔軍襲撃と戦国の侍チームの戦いをPCのネット中継で観た事、緊急ニュースも観た。
キャンティ「しかしさぁ あの幻魔って化け物共 一部戦国の甲冑身に着けてたけど、別の戦国時代から来てるなんてこんなバカな事あんのかい!?」
コルン「緊急ニュース観た限りじゃ 疑問だが突然の霧上から付近に現れるなら俺らの狙撃は幻魔達には通用しないのかどうかだ・・・。今後収束が収まるまでこの日本中の北海道から沖縄までの47都道府県のあらゆる場所、これは車の走る道路にもって事だな、断続的に黒い霧状から突然の異常発生する可能性があるって・・・。あらゆる施設にもだろうな。」
キャンティ「まずいよ・・・。明智光秀の甥っ子 明智左馬介秀満 ネットの人物情報じゃヒットしてるよ。天文5年の1537年生まれの実在の戦国武将さ!!」
コルン「実在の戦国武将とはな・・・別の日本の戦国時代からタイムスリップとは・・・。それも女神の絶大能力によるタイムマシンの力とかあまりにも非現実的な事ばかりだ・・・。」
キャンティ「右腕の鬼の篭手って奴だってそうさ!鬼の一族だって!?」
コルン「キャンティ お前 鬼って信じる方か?」
キャンティ「あたしは今まで鬼だとかそういう非現実な存在は信じてなかったよ!!あたしもガキじゃないんだからさ!!」
コルン「まァ 俺もだ・・・。警視庁付近でのあの侍の青白いオーラを纏った白髪状態 ビックリだった・・・。武器も変わってた。」
キャンティ「あたしもだよ・・・。本物の戦国武者、それも明智光秀の甥なら狙撃で殺しちゃマズイだろうね。現代人のあたしらからすれば明智左馬介は生まれも育ちも数百年も昔の戦国時代で病気による死亡か寿命死した侍だ!!」
コルン「ああ・・・その瞬間から組織の俺たちの存在が消滅どころか現代までの歴史自体が変わる恐れがあるだろうな・・・。それに、警視庁付近での戦い 柳生十兵衛、お市 風魔小太郎 十兵衛の孫娘の茜。日本の戦国での有名な人物ばかりだぞ。」
キャンテイ「ああ・・・特にお市ならあたしも知ってるよ。織田信長の妹さ!十兵衛の孫娘は分かんないけどさ・・・。」
ベルモット「ネットでも検索したけど、明智左馬介秀満 有名な戦国武将・明智光秀の甥っ子・・・か。実在のお侍さんだったとはね。今を生きる現代人の私からすれば、生まれも育ちも戦国時代である彼は数百年も前に死んでる、多分病死か寿命死なんだろうね。あの時代は信長が人生50年と言ってたくらいに寿命が短かったらしいし。」
左馬介と阿児は、毛利探偵事務所へ案内された。まず事務所内に入った二人。
阿児「ここは家じゃなく事務所内か。へェ 中は整理されてるんだね。」
左馬介「綺麗なもんだ・・・。」
蘭「自宅は今のドアを出て、また上への階段のトコにあるドアの先なんです。」
阿児「そうなんだ・・・・。」
小五郎「おれはここで依頼人からの依頼を受け、そして探偵の仕事をしている訳ですな。」
左馬介「探偵というのは迷い子探しが普通だとな。」
小五郎「ええ。私は事件の謎を解くのが多いほうですので・・・。」
阿児「机の上の板 見せてもらっていい?」
小五郎「いいっすよ!!」
阿児は机の上に降り立つと、小五郎はノートPCを立ち上げる。
左馬介もPCに興味を持ったか、小五郎のそばまで来た。
コナン「左馬介さんに阿児さん ノートPCに興味持ったのかな?」
蘭「戦国時代の人間だし、仕組みは分かってないだろうけど。」
左馬介「これもからくりが進んでるって事なんだな。」
阿児「だろうね・・・。」
小五郎「機械文明である「科学」って言い方がありますな。」
左馬介「「かがく」・・・か。」
また左馬介の左腕装着中のスマホに着信音が。
コナン「女神様からだね。」
阿児「うん。」
阿児はスピーカー音にして、応対する。
女神「左馬介 断続的ですが、日本中の47都道府県のあらゆる場所での幻魔達の異常発生の時間帯は、朝8時から夜の12時くらいまでの間のようです。」
蘭「朝の8時から深夜の12時くらいまでの間・・・か。」
コナン「と、なるとこの事務所内にも現れる可能性も高いよね?」
蘭「でも、私の空手通じないんだよ!?」
小五郎「心配すんな!!そん時は共に事務所からバックレるんだ!!」
蘭「ば、バックレるの?」
女神「私からの情報は今の所以上です。」
左馬介「ああ。」
通話は切れた。
小五郎「そうだ。英理に連絡入れなきゃいかんな。」
小五郎はスマホで別居中で法律事務所経営の英理に電話を入れる。
英理は電話に出た。
蘭「左馬介さん お風呂に行きましょうか。現代のお風呂の使い方分からないと思うので、私が付き添いで、背中くらいなら流せますよ?」
小五郎(何! 蘭 お前!?)
コナン「蘭姉ちゃん!?」
蘭「裸の上にバスタオル着用じゃないよ。この私服着たままでやるの。」
左馬介「綺麗で若い
蘭「はい!それに幻魔達と戦う貴重なお方ですし。」
阿児「あたいも行くよ!?」
蘭「阿児さんもお願いします!!さぁ 行きましょう!!」
蘭は左馬介を自宅のお風呂場へ連れていく。阿児は飛んでついて行った。
コナン「蘭姉ちゃん・・・。」
小五郎「蘭 あいつ・・・。あっ 英理 また後で連絡する・・・。」
英理《ちょっと!?》
小五郎は通話を切る。
コナン「いつもの蘭姉ちゃんとは思えないよ・・・。前は「一緒に僕とお風呂とか教育上良くない。」っとか言ってたのに・・・。」
小五郎「まさか あいつ 左馬介殿に恋心抱くようになってきたって言うんじゃねぇだろうな!?」
コナン「それはちょっと違うんじゃ・・・。それに蘭姉ちゃんは空手部の主将だけどね、前に園子姉ちゃんの山奥の別荘で起こった包帯男の事件の時にオバケとか怪物系はホントに苦手って言ってたんだ。鬼武者っていう青白いオーラ纏った白髪状態を見た時は蘭姉ちゃん そこまで怖がってなかった。」
小五郎「左馬介殿は戦国武将・明智光秀の甥っ子さんだ。人間の侍だし、篭手の鬼の力で変身していたってだけの事だ、それを分かってるから左馬介殿やカラス天狗の阿児さんは別なんだろうよ。」
コナン「それって、警視庁の大通りでの幻魔軍との戦いで戦国の協力者と共に戦って倒していく姿がかっこよく見えていた?」
小五郎「ああ そうなんだろうな・・・。」
コナン「でも蘭姉ちゃんは左馬介さんを尊敬の対象として見てると思うよ。恋心じゃなくて、召喚した戦国の協力者達と一緒に勇ましく向かって、鬼の武器を使って幻魔達を倒していく姿が自分にとって憧れなんだよ きっと。」
小五郎「おめェみたいなガキに分かんのかよ?」
コナン「僕なりの推理だよ・・・。それに日本での幻魔達の異常発生が収束したら、二人は別の戦国時代に帰るんだし。」
小五郎「そうなんだろうが、そんなのが推理になんのかよ・・・。」
コナン「蘭姉ちゃんに後で直接来てみようよ。恋心か、勇ましさに感動しての尊敬か。」
小五郎「まぁな・・・。」