はい、一晩が明けました。
いや、思いの外寝心地が良くてびっくりしちゃったよ。
俺ってば今まで布団でしか寝たことなかったからベッドなんて初めてだったけど、結構いいもんだね。
あ、ちなみにしっかり悪夢見ました。
まぁそりゃあね。一日で二柱も邪神に会っちゃったらね。
夢の内容としてはあの……ニャル様ドーン! ヨグ様ズバーン! 世界ドカーン! って感じ。
うん。はい。見事に爆発四散しました。世界が。
でも目覚めは超穏やか&スッキリ。
流石【クトゥルフ神話不感症】。夢の中の対策もバッチリ。
え? ドリームランド?
いや、無理無理。行けないでしょ。
俺、階段すら一回も見たことないんだから。
さて、じゃあ食堂に向かうとしますかね。
もちろん途中であの邪神二人に合わないようにしながら────
「ご禁制です!!」
何が?
え? 俺の存在が?
…………あ、違う人だったみ……た……
「んなっ、アンタいつもいつも突っかかってくるけど、アタシのどこがいけないって言うのよ!」
「何度も言っているでしょう! その隠す機能をほとんど放棄した水着とすらも言えないようなモノ! 疾く着替えなさい!!」
…………ち、痴女だ……
なんか、うん。どうしようもないくらいの痴女だ……
痴女二人が廊下のど真ん中で口論してる……
片方は、まだ……まだって言っていいのか? アレは……
なんか……黒いセーラー服……なんだけど……
ヤバ過ぎる胸で布が全然足りなくてもう腹が見えてるし……
スカート……は、長いんだけど……なんか、前が空いてる。
超しっかり脚が見えてる。
片方は、うん。完全にアウト。
なんかねぇ……所謂……ビキニアーマーってやつ?
あの、同人誌に出てくる女騎士がつけてるタイプの水着みたいな鎧。
それ着てるんだけどさ……うん、はい。
被覆範囲が雀の涙で御座います。
結論。アウト。
圧倒的にアウト。
今まで見てきたいかなるヤバい女性もあそこまでじゃあなかった。
「今度こそは見逃しません! この源頼光、カルデアの風紀委員として貴女を取り締まります!!」
「くっ、タイプ相性的には有利だけど相手が悪過ぎるわね……ここは逃げの一手よ!!」
お前そのナリで風紀委員だったのか!?
絶対に違う! 絶っっっっ対に違う!!!
取り締まられる側だろお前さんもよぉ!
確実におかしい! 絶対におかしい! クトゥルフ神話でもそこまではならない……ハズ!
ってこっちに来た!?
やめろやめろやめろ馬鹿こっち来んなって速ッ!!?
「回避ぃ!」
『【回避】20≧21……失敗』
一足りない先輩こんにちゃっス! 帰れ!
アッアッヤバ、動けなくなってグボアハァッッ!!!!
『【ダメージ】3000d2……4272。相性効果により2倍。体力の半分以上のダメージを受け、なおかつ戦闘中では無いためショックロールが行われます。【CON】×5=80≧81……失敗』
二連続先輩だとぉ!? 居座るんじゃねぇボケが!
いやこれは最早運が良いと言っても過言ではってあー……意識がー……
「おい大丈夫かアンタ!」
「ハッ!!」
くっ……全身が痛い……
【応急手当】……【応急手当】を振らなければ……
『【応急手当】30≧01……クリティカル。【回復】2d3×1000……5000』
ふぅ……まぁ、こんなもんか。
ってか俺のHP何気に8000よりデケェのか?
後で確かめねェとな……
「ありがとうございます。助かりました」
「おう、大丈夫だったら良かった。スマンな……頼光サンああなると周りのこと見えねぇから……」
ライコウって……え、あの人が源頼光…………マジ?
「あ〜、そうだった。後世には男って伝わってるんだったか……」
おおう、スッゴイ金ピカピン……の、おかっぱ。
頼光サン……金ピカ……おかっぱ……まさか。
「貴方……は、もしかして坂田金時さん?」
「お、知ってるか! そう、俺こそが足柄山のゴールデン! 坂田金時だ!!」
おおおおおおおおおおおおお!!!!
すげえ! マジのガチの金太郎だぁ!!
なんでそうなっちゃったんですかぁ!!?
「い、一栗雄太と申します! 『金太郎』と『酒呑童子』読んでました! 握手してください!」
「マジか!! なかなかにゴールデンだ! いいぜ! これからよろしくな!!」
「ありがとうございます!!!!!」
力つっっっっっっっよい!!!
流石! 流石金太郎! 最強!!
カルデアに来て良かった!!
「よし! お前も飯だよな!?」
「はい!!」
「じゃあゴールデンに飯と行こうぜ!! 着いて来な!!」
「はい!!!!!!!」
っしゃあ!!
英雄様と飯ダァ!!
最高かよ!!!
□□□□
「そうだよな……そうだよな……ここの女ってどいつもコイツも刺激強ぇよな……」
「はい……」
「上にもう一枚、着て欲しいよな……」
「はい……」
「頼光サンも、完全にアレ、アウトだよな……」
「はい……」
なんてことだ……まさか、日本の誇る大英雄様の一角がこの俺と同じ悩みを抱えておられたとは……
なんとおいたわしや……自分の上司がアレなのに女性耐性が有られないなんて……
さぞ生きにくかったことでしょう……
「俺……本当にマジで……俺……このグラサンがもう手放せねぇんだよ……目が向いちまうんだよ……アレに……」
「そう……ですよね……俺も……たった一日でどれだけ……」
「…………俺とお前は今から同じ悩みと同じ生まれの
「そう……ですね…………そうですね」
「……よし! 改めてよろしくな!! 心友!!」
「はい!!」
おお……なんたる……なんたることだ……
まさか……まさか、この俺風情が、かの坂田金時様に心友としていただけるとは……!!
もうここで死んでもいい……
「せっかくだ! 多分まだ強化室とシミュ室だけだろ? 俺が此処をゴールデンに案内してやるぜ!!」
「ありがとうございます!! お願いします!!」
よっしゃあ!! 行くぜオラァ!!
□□□□
「ここが管制室だ! カルデアの色んなことを管理してるゴールデンな場所だぜ!」
「成程!」
□□□□
「こいつが所長だ! なかなかにゴールデンなやつだぜ!!」
「あ、一栗雄太と申します。よろしくお願いします」
「うむ、なかなかに礼節の整ったジャパニーズだ。よろしく頼むぞ」
□□□□
「こいつがホームズだ! なかなかにゴールデンなやつだぜ!」
「一栗雄太と申します。一番好きなエピソードは青い紅玉です」
「あぁ、アレはなかなかに面白い事件だった……これからよろしく。ところで君もコカ
□□□□
「ここが工房だ! 色々なものが揃ってるゴールデンな場所だぜ!」
「それと私もね〜!」
「スゲェ、伝記で見たやつだ……」
□□□□
「ここがボイラー室だ! 隣に日本の連中が揃ってるぜ!」
「そこは後で見ますね」
□□□□
「ここが図書室だ! ありとあらゆる本が揃うゴールデンだぜ!」
「すげぇ……地元の図書館よりすげぇ……」
「オススメはこの『ゴールデン太郎』だぜ! 是非とも読んで
□□□□
「ここが書斎だ! 作家どもがここでゴールデンだぜ!」
「うるさいぞ戯けが! 音量を下げろ!」
「おおう、渋声ショタ……」
□□□□
「ここが体育館だぜ! 後で相撲しような!」
「はい!!」
□□□□
「ここが厩舎だぜ! ライダーの奴らがここに馬を入れてるぜ!」
「一部明らかにヤバいのがあるんですが」
『SANチェックです』
□□□□
「ここが購買だぜ! 色んなところの菓子が揃い踏みなゴールデンな場所だぜ!」
「なんだこの……ぷっ○ょ梅茶漬け味」
□□□□
「こいつがマシュだぜ! 今の所マスターが正式に契約してる唯一のサーヴァントだぜ!」
「貴方が一栗さんですね。私はマシュ・キリエライトと申します。これからよろしくお願いしますね!」
「あ、これはご丁寧に……こちらこそよろしくお願いします」
□□□□
「ここがレクリエーションルームだ! 古今東西のゲームが揃ってるゴールデンな場所だぜ!」
「ってことは……あった! 大乱闘スマ
□□□□
「ここが大浴場だぜ! 後で入ろうな!」
「風呂は日本人の魂」
□□□□
「ここが格納庫だぜ! 色々なモンが入ってるゴールデンな場所だぜ!」
「すげぇ、超広ぇ……俺の母校丸々入るんじゃ……」
□□□□
「ここがマスターの部屋だぜ! この辺で清姫か静謐のハサンか頼光サンを見かけたら追い払うことが義務付けられてるぜ!」
「……無理じゃないっすかね……」
「俺もそう思う!!!」
□□□□
「こんなモンだな! じゃあ体育館に行こうぜ!!」
「お手柔らかにお願いします!」
すげぇ、金時さんすげぇ良い人だ!
やっぱりカルデアの男性陣は良い人ばっかりだな!
女性陣にも見習ってほしいよ本当に。
ふぅ……さて、ボコボコにされてくるか。
え? 勝つ? え? 子供の時でも熊に勝てる人に?
それムーンビーストにタイマンで勝てって言ってるようなモンだからな? マジで。
主ステ
STR:8
CON:15
POW:16
DEX:10
APP:13
SIZ:13
INT:11
EDU:18
SAN:99/45
TNB(種火):90/90
SIR(再臨):4/4
KZN(絆):3/10
HOG(宝具):1/5
SEH(聖杯):0/5
HP:11176/14720
FOW(フォウ)【HP】:0/1000
ATK:11955
FOW【ATK】:0/1000
COST:16
SKLL1:9/10
SKLL2:9/10
SKLL3:9/10
COM(コマンドカード)
B:0/500
B:0/500
A:0/500
A:0/500
Q:0/500
感想と評価、くれ(懇願)