ううううう……全身が痛ぇ……
マジで強ぇ金時さん……
HPもガッツリ減りまくったし、【応急手当】無かったら五回は死んでたな……
でも風呂入って全快できたのはよかった。HPだけだけど。痛覚そのまんまだけど。
「……む? 止まれ、そこな雑種」
う、ざ……雑種ぅ……?
雑種って……雑種って……
まぁ、一般人と魔術師の混血しまくりだし、否定しないけどさ……
って、おおう、これまた金ピカな人が……ッ!?
……あ、圧が、圧がヤベェ……明らかに格……いや、次元が違う……!
一体、誰なんだ……?
って顔がバカみたいに近いんですが? 離れてくれません?
「ふむ……中々に良いぞ!! 気に入った!!」
「え、あ、有難う……御座います?」
「うむ!! この我の眼鏡に適ったこと、光栄に思え!! ではな!!」
あ、なんかくれ……た……
金塊……だよなぁ。コレ。
え? なんで? え? っていうかまずどちら様?
……とりあえず貰っておくか。
多分どっかの王様とか大富豪とかその辺の人だろうし。
気に入った人にはポンポン渡してるんでしょ。
いや、そもそもなんで気に入られたのかさっぱりわかんないんだけどね?
まぁ、英雄様の考えなんて分かるわけなんざ理解できるわけもないし、仕方ないんだけど……
『一栗くんと蘭陵王くん! それと玉藻ちゃーん! 管制室〜!』
あ、呼び出し。
しかし管制室……何だ? 何かやらかしたりしたか? 俺。
うーん……わからん。とりあえず行くか。
□□□□
「よく来てくれたね! みんな!」
「あ、あの、マスター。今から何を……?」
俺もそれ教えてほしい。
何かやらかしたってわけじゃ無かったのはよかったけど……
俺、場違いじゃないですかね?
いや、顔面偏差値がえげつなすぎる。
傾国の美女な玉藻さんは元より、あっちの子もヤバい。
仮面かぶってるけど美しさが滲み出てる。
APP20くらいあるんじゃねぇの? 人外並みじゃね?
あなたの種族、吸血鬼だったりしない?
「今からちょっと古代ローマに行くから、そこで骨とキメラ狩りするよ!」
「ちょっ、ちょっと待ってください」
「ん? 何?」
何? じゃないが?
古代? 古代ローマって言った?
一体何を仰ってやがりますか貴女?
「いや、過去に行くと?」
「あ、そうだった。説明してなかったね。えっとね、今からするのはレイシフトって言って、まぁ、体を霊子ってやつに変えて、時間座標? ってところに送って、時間旅行をするの!」
「あ、ああ。そうなんですか……まぁ。はい。わかりました。大体わかったんですけど……」
「まだあるの?」
うん。ある。
今その説明を聞いて急に疑問が湧いてきた。
仮面の……蘭陵王? だっけ? くんも同じような顔してるから同じ疑問だと思う。
え? 仮面があるから見えない? 滲み出てるんだよオーラが。
「……何故にアロハシャツ?」
「え、ああ。コレ?」
それだよ。それしか無いよ。
なんでなん? なんで時間旅行するのにアロハなん?
もっとこう……プラグスーツみたいな感じのヤツとかじゃないの?
「コレねぇ、魔術礼装の一つでね……あ、魔術礼装って言ってもいくつか魔術がセットされてるってヤツなんだけど。これに入ってる魔術が優秀なんだ!」
「あ、そ、そうなんですか……」
だとしてもなんでアロハシャツにしたんだ?
本当になんでアロハシャツにしたんだ?
もっとこう……機能性とかあっただろ?
いや、こう見えてこのアロハシャツには何か特殊な機能が……
『【知識】90≧41……成功』
……ダメだ! さっぱりわからん!
どういうことだ? どういうことなんだ……?
「あ、その辺深く考えちゃダメな部分の一つとなっておりますのであんまり気にしちゃダメで御座いますよ?」
「「アッハイ」」
有難う玉藻さん。
また俺ここの深淵を覗こうとしてたよ。
本当に学習してないなマジで。
「じゃあ行こうか! そこのコフィンに入ってね!」
う、うわぁ……開いた……
コレってマジでそういうやつだったんだ……
興味深さ半分怖さ半分……とりあえず入ってみないことには始まらないよな。
『【POW】×5=80≧71……成功』
はい、入りました!
で? コフィンが? 閉まって?
『アンサモンプログラム スタート。霊子変換を開始 します』
うん、霊子変換……説明通りだね。
ここから?
『レイシフト開始まで あと3、2、1……全行程 完了。 グランドオーダー 実証を 開始 します』
お、お、おお!?
おおおおおおおおおおおおおおお!!?
『【幸運】+補正15。80+15≧53……成功』
おい待てなんだ今の幸運判定!
失敗するのか!? もしかしなくても失敗するのか!?
ちょっ、大丈夫だよな!? 今の成功して大丈夫なヤツだよな!!?
大丈夫と言え!!
□□□□
…………お、おお。森だ……
これは……成功……で、良いのか?
「よし!! じゃあ骨とキメラを探しに行くよー!!」
「了解です」
「みこーんとお任せくださいな!」
「あ、りょ、了解です」
成功っぽいな。立香ちゃんも他の人たちもいるし。
うん、まぁそれは良いとして、骨とキメラ……?
いくら古代と言っても流石にそれは……
「カラ……カラカラ……」
「カララ……カラコロ……」
居たぁ。
普通にそこら辺に居たぁ。
しかも3体も。
『貴方は動く骨に遭遇した。SANチェックです。0/1 99≧21……成功』
うん。はい。
もうこの辺じゃSAN減らないらしいね。俺。
いや、ニャル様とヨグ様も平気だったんだけどさ。
もうそれ以上って言ったらアザ様くらいしか居ないんじゃないの?
「戦闘開始!」
『アーティファクトの効果によりNPを100獲得しました』
「玉藻ちゃん『呪層・廣日照』と一栗さんに『狐の嫁入り』! 蘭陵王も一栗さんに『勢い破竹の如し』と『魔性の貌』!!」
「はーい! どうぞー!」
「御意!!」
「一栗さんは『目星』! からの宝具!」
「はい!」
『【目星】……自動成功。クリティカル50≧74……失敗。特殊技能【連続攻撃】クリティカル12回判定中2回成功。相性変更効果によりダメージ2倍です』
『HPが0になってからも攻撃を行ったためNPとクリティカルスター獲得に補正が入ります』
『【幸運】……3回中3回成功。素材を獲得します』
ん? 最後の幸運はなんだ?
素材……っていうと、この赤い骨か?
「うえええぇぇぇぇぇ!!? 全員骨ドロップ!!?」
「はぁ!? 確率ヤバすぎません!? 流石にこの超初期からいた良妻賢母玉藻ちゃんも見たことないですよ!?」
え、なんかすっごい興奮してる……え?
そんなにすごいのこの骨? よくわかんないんだけど。
「あの、マスターたちは一体何にあそこまで反応を……あ、すいません申し遅れました。私、蘭陵王と申します」
「あ、こちらこそすいません。一栗雄太です……ちょっとよくわかりませんね」
いや本当にわからない……
もしかしてアレか? レアドロップってヤツだったのか? コレ。
だったらスゲーわ。超スゲーわ。天鱗3枚ってことでしょ? 俺でも叫んじゃう。
「あ! 第二波来るよ! 準備!!」
本当だ。……さて、やりますかね……
□□□□
「いやー! 今日は本当に運が良かったね!」
「いや流石に早すぎやしませんか? 普段の十分の一もかかっておりませんが?」
「一栗さんの宝具効率じゃない? 速いし強いしカッコいいし」
「いえこれは確実に何かしらの外的要因が関わってる気がします。玉藻ちゃんセンサーがそれはもう凄まじい勢いでそう言っております」
ゼェ……ゼェ……死ぬ…………
何連打……させられたんだ……この一時間ちょっとで……
もう動けない。でも動いてる。このGMとかいう鬼畜のせいで。
「あ、あの……大丈夫ですか?」
「カヒュッ、大、大じょ、大ガフッ」
「大丈夫じゃないですよね!? ちょっ、マスター! マスター!! 一栗様がー!!」
あ、ダメ。もう無理……意識が……
『【POW】×5=80≧01……クリティカル』
この鬼畜がァ!!
お目目ぱっちりになっちまったよこの野郎!!
もう楽にさせてくださいお願いします!!
「あー、一栗さんもしかして結構ヤバい?」
「はい。もう息も絶え絶えで……」
超死にそうです。
「じゃあ『令呪』!」
え、ナニソレ。
『【令呪】効果によりありとあらゆる状態が全快になります』
おお! スゲェ!! 回復し……あの、玉藻さん?
なんですかその可哀想な物を見る目は。
え、何ですか? なんなんですか? 怖いんですが?
「よーし! せっかくだからもう一回やろうか! 骨も爪も、幾らあっても足りないし!!」
え? 何? ま、またアレやるの?
ちょ、い、嫌だぁぁァァァァァァァァ!!!
主人公絆ランク5記念のプロフィール!
圧倒的こじつけなのであんまり本気にして見ないでね!
ILLUST:武内崇(願望)
CV:宮野真守(願望)
キャラクター詳細
謎の人形を引き連れた現代日本の千葉県在住のとある魔術師一族の長子。
ただ、本人で4代目の興りたての一族であり、本人に何かしらの才能があるというわけでもない。
故に本来ならばサーヴァントなどなれるわけがないのだが、今回においては何故か召喚されてしまっている。
「いや、なんで俺が?」
と、本人からしても何が何だかわかっていない模様。
パラメーター
筋力:C 耐久:B
敏捷:B 魔力:E -
幸運:A+ 宝具:D
プロフィール1
身長/体重:173cm・66kg
出典:□□□□□□□□
地域:□□□
属性:混沌・中立 性別:男性
後ろに漂っているGMくんは一栗本人の手作り。
可愛らしい見た目をしてはいるが、そのレインコートを一枚剥がせばただの無機質な立方体である。
プロフィール2
実は一栗雄太は本人にも自覚がないものの擬似サーヴァントである。
現世において出版されていた『外宇宙的恐怖に立ち向かった英雄譚』の登場人物を統合し、それを適切な依代に憑依させ、現界させ……ようとしたのだが、近代ということもあり、なんとあまりにも英霊としての強度が弱すぎて到底現界なんてさせられるものではなかった。
故に、仕方がないので彼らに在り方が近い存在を追加、更なる補強を施そうとした結果、とある卓上遊戯において大量に生成されていた人物情報の殆どが引っかかり、思った以上に強めに強化されたのがこの霊基である。
そんな超複合サーヴァント、分類的にはハイ・サーヴァントになる存在であり、本来ならばアルターエゴとして召喚されるのが適当であるが、なんとその霊基を構成する無数の人物情報の約9割超が発狂、更にその内の6分の1程度に至っては超重度の狂気に侵されており、アルターエゴ含む他のクラス適性を大きく上回ってバーサーカーのクラス適性が高く、バーサーカーのクラスで召喚された。
また、超複合で更に皆狂っているため意識もぐっちゃぐちゃであり、あまりにも統率が取れない上に、下手に発狂した奴が表に出て何かしようモノなら大惨事どころではないので、構成員が満場一致で一栗雄太に全て任せるということで同意している。
プロフィール3
一栗雄太の後ろを揺蕩うGMくんの正体だが、それは一栗雄太から切り離された魔術回路、及び魔力、魂の一部であり、接続された根源に対し、事象改変、確率操作、知識公開を求められるようにするというモノ。
ところでサラッと根源に接続しているが、これ元々はただ周囲をスキャンし、その範囲内に対して魔術的なアプローチをかける、というものだったのだが、人理焼却の際に一栗雄太と共に第三宝具に組み込まれながらもその在り方故に意識、というか機能を保っており、その時一緒に同化していた根源接続者のパスを記憶して、根源に接続できるようになった。そこからの活躍は諸君も知るところである。
後半は次回。
改めてになりますがもう圧倒的こじつけなので、あんまり本気にして読まないでください。
あとできれば感想で違うところできるだけ優しく教えてください。
それと評価もください(懇願)