Lycoris A moon eclipse   作:悪事

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Final destination

 

 

 

“正直に真っ直ぐな言葉で返す”

 

 

 

 

 答えを待つ七夜黄理は、真剣な眼差しで錦木千束を臨んでいた。

 

 あまりにも冷たい目をしていた黄理が初めて見せる、一番温かい瞳。

 

 蒼みがかった黒瞳に熱が宿る。

 

 それを見て決心が付いた。

 本心を語ろう、自分が他者の命を奪わない理由。

 

 死を待つだけの、なんのため生まれたのかを分からないまま終わるはずだった命を“救世主さん”(誰か)に救われた。ならば、その救いに値するだけの意味あることをしたいと願ったんだ。しなくてはならない、なんて後ろ向きなことは考えない。

 

 義務感とか堅苦しいモノではない。

 

 ただ、したいという利己的な願望が自分を突き動かしている。

 

 助けられた。だから、自分も誰かにとっての救世主になりたい。そうすることで自分の生きた存在証明を多くの人の中に残せるのではと思ったんだ。

 

 誰かの助けになりたいと願った理由を黄理に話そう。

 

 彼もそれを知りたがっているし、私も黄理に知って欲しいと望むが故に。

 

「気分がよくない……殺しは気分がよくないもん」

 

「気分?」

 

「そっ、誰かの時間を奪うのは気分が良くない。単純でしょ?でも一番、大事。私にとってはね」

 

「それが悪党でも?」

 

「悪党にも泣いてくれる家族とか友達がいるかもしれないじゃ~ん。それに悪党なんかに嫌な気分にされて、私の時間をつぶされるのもったいないし。せっかくなら、良い気分で毎日を過ごしたい。これって、そんなに不思議かな?」

 

「気分で人の命を左右するのかい?」

 

「右に左に振り回すとも。人の命って、わりと軽いでしょ。いや、重いものではあるんだろうけど、世界にとってかけがいのないっていうほどでもなかったりする。でも、どこかの誰かにとっては世界より重いなんて、ザラにあるわけで……だったら、他人の都合で奪っちゃうわけにもいかんって」

 

「それは……夢のような話だな」

 

「夢だっていいじゃん。それならまだ叶ってないってだけでいつかは叶うかもしれないモノなんだから──私はそういう夢を、命を懸けてみてみたい!」

 

 

 黄理は呆気にとられた表情をした後、自分が彼女に勝ち得ないことを察した。

 

「……参った。君の勝ちだ、千束」

 

 彼はほんの少しまぶしそうに目を細めて、微笑んで手を挙げた。

 

 黄理はこれまで無感情に千束の名前を口にしていたが、此処に来て感情の籠もった声音で錦木千束の名前を口にする。熱を帯びた声音で口にされるたった三文字。それを聞いた千束の顔に血が上がっていき赤みを帯びる。それは奇しくも彼岸花と同様の赤い色味に染まっていた。

 

「っふふふ!今日のとこは黄理の負けだね、リベンジいつでも待ってるよ~!」

 

 千束の銃からペイント弾が放たれる、黄理の胸元を青の色彩が染めあげ、模擬戦は史上最強のリコリスの勝利で幕を閉じた。

 

 

 

 模擬戦は錦木千束の勝利で決着した。だが、これまでの戦闘の過程を見て、単純に彼女の方が強かったというだけで結論づける者は少ないだろう。文字通りの紙一重、互いに常人を遙かに超える史上最強たちの戦闘は、多くの者の理解の範疇を超える代物だった。

 

 超至近距離の銃弾を平然と避ける千束に、俯瞰状態の人間の目からも隠密を成功させる黄理。どちらもリコリス、リリベルにおいて史上最強を謳われるのは、当然といったところだ。

 

 この模擬戦を見ていたリコリスたちの多くは、驚愕と共に最強のリコリスの戦闘を他のリコリスたちへ語るだろう。

 

 

 

 錦木千束は、常人には理解不能の怪物であると末尾に付け加えて。

 

 

 模擬戦が無事に終わり、互いの司令官たちは司令室へと戻っていた。

 

 虎杖は感謝と共に楠木と握手をする。

 

「今回の模擬戦、受諾してくれたこと大変、感謝している。うちの七夜にも良い影響になったことだろう」

 

「ありがたいお言葉です。我々としても、千束と比肩する存在という貴重な実例を見ることができました。リコリス、リリベル、互いに指揮系統の別たれた存在ではありますが、いつかまたこうして命がけでない状況で互いの実力を示し合いたいものです」

 

「そうだな、そうなったときは次こそ我々が白星を頂こう」

 

「ええ、こちらも全力で応じさせて頂きます」

 

 虎杖は司令室で七夜を待ちながら、楠木と安穏に世間話をしている。

 

 傍には互いの秘書が控え、模擬戦の決着によって何処か肩の荷が下りたような弛緩した空気が流れていた。

 

 

 

「……ね、ねねねね。フキ、あの二人、なんだか良い雰囲気じゃなーい?」

 

 虎杖と楠木の両名を見て、とんでも発言をしているのは模擬戦で無事、勝利を収めた千束だ。あれだけ動いた後で、元気はつらつに恋の話題に発展させようとフキに声をかけている。

 

「お前、あんだけ無茶苦茶な模擬戦やった後だってのに、まだそんなアホなこと考える余裕があんのかよ。ったく、たいがい馬鹿げてるなお前のタフさ。いや、それにしたって、ハイになりすぎじゃねーか?よっぽど、模擬戦に勝ったのが嬉しかったみてーだな」

 

「そういうのじゃないし。いや嬉しいんだけど、そ~じゃないんだなぁこれが!」

 

「どういうのだよ」

 

「えへへっ。な・い・しょ?」

 

「うーし、わかった。じゃあ墓場までもってけ、アホ」

 

「あぁぁん、冗談じゃ~ん。ちょっとくらいは興味持ってよフキぃぃ」

 

「だぁっ!?纏わり付くな、鬱陶しい!」

 

 

 フキと千束がじゃれついていると、司令室の扉が開いて少年が入室する。赤い制服はペイントが落ちきらなかったためか、肩にかけるように持っている。サラリーマンとかスーツを着こなす大人がやれば、格好いいような姿だが黄理のような子供がやると背伸びをしているような可愛らしさが先に立つ。

 

「ップフゥゥ~。なに、黄理そのかっこうー」

 

「また随分なご挨拶だな。千束のおかげでこの有り様なわけなんだけど」

 

「……黄理、大事なのは過去じゃなくて今。そんな昔のことは気にしちゃダメさ!」

 

「加害者が被害者に言う台詞とは思えないな」

 

「えへへ、照れちゃ~う」

 

 軽口をたたき合う千束と黄理の姿は、友好的なモノで険悪な気配は一つと無い。

 

「仲良いな二人とも。いつ、そんな仲になったんだ……いやいい、やっぱ聞かねぇ。こいつにドヤ顔されるくらいなら、死んだって聞かないからな」

 

「ナンダヨー、興味あるなら食い気味に来いよぉ~。しっかり受け止めちゃるから!」

 

 フキと千束が楽しそうに会話の掛け合いをしているのを横目に黄理は合いの手を挟む。

 

「仲が良いのは、どっちだろうね」

 

「「少なくともこいつじゃない」」

 

「やっぱり仲が良いように見えるけど?」

 

「ちゃんと目ぇ見えてんのかおい」

 

「ド近眼?眼鏡かけた方がいいよ♪」

 

 やたらと辛辣な女性陣に黄理も少し押され気味になる。

 

 フキや千束の会話を間近で聞いて、やっぱり仲が良いと結論付けて笑う黄理の姿は多くの人に魅力的に映るほど優しく温かいモノだった。虎杖は時計を確認し、この場を離れる準備を始めた。

 

「時間だ、行くぞ七夜」

 

「はい──じゃあ、また近いうちに。どこかで」

 

「っあ、うん。また会おうね。黄理!」

 

 

虎杖は迎えが来たと言って秘書と黄理を連れて司令室を後にする。残された千束は、どこかぼんやりと夢見心地になり彼らが出て行った扉を見ていた。それを見たミカ、フキ、それと楠木は処置なしと肩を落とすのだった。

 

 

 

 黄理たちが去っていくとまるで、これまでの時間が白昼夢だったような感覚に襲われた。

 

 起きて見るような泡沫のごとき儚さの現実。

 

 今日の出来事が現実のものであることを再確認すべく千束は黄理と初めて出会った噴水の前に向かっていった。彼はもう、リリベルの司令と共に此処からいなくなってしまった。いつも日常を過ごしていたリコリスの寮が、何故かもの寂しい感じがする。

 

 

 噴水前に行こう、黄理との思い出をまたリフレインするように。

 

 少しでも黄理との記憶を思い返していたい。彼と話した時間は、フキや先生よりも短いはずなのに何故か頭の中で大事な部分を埋めている。彼ともっと話したいことがあった。模擬戦とかではなく、ありふれた話をしておけば良かったかもしれない。

 

 

 離れた途端に、どうしようもなく温かくて穏やかな想いが胸から溢れてくる。

 

 

 会いたい、会いたい、会いたいな。

 

 噴水へと向かう足取りは急かされるように早く、羽のように軽やかに。

 

 

 この想いがなんなのかはまだ分からない。先生に聞けば分かるかもしれないが、聞こうという選択は不思議と最初からなかった。この想いは私だけのものだ。誰かに聞いてもきっと分からないと思う。なら、自分自身で解決するしかない。

 

 

 彼とまた出会える日は、いつになるのか。

 

 それは今日、考えても解りはしないだろうし答えも出ない。

 

 ならこの瞬間、したいことを一番まっさきにしよう。

 

 まずは出会ったところに向かう。黄理との思い出を思い返そう。

 

 

 噴水前に到着しそうになる。近くまで行こうとすると、どこか懐かしいような冷たい感覚に襲われる。冬の夜長みたいな暗く冷然とした静かな気配。なぜだろう、彼はもうリコリスの施設にいないはずなのに、彼の存在を無性に感じた。

 

 

 彼は、自分が人を殺さない理由を指して、“夢のようだ”と言った。

 

 けど、自分にとっては初めて出会った同年代の少年の存在こそ夢のようにふわふわとしたものだったんだ。

 

 透き通った氷のような気配の持ち主、出会ってすぐ錦木千束という小さな世界に己の存在を鮮やかに刻みつけた少年。私は彼の思い出の中に錦木千束という存在の記憶を残せただろうか?

 

 

 噴水のところに着く。彼はもういない場所だったはずだ。

 

 でも、千束の視線の先には記憶をそのまま現実に貼り付けたように、彼がいた。

 

 

 

 記憶の中にいる彼よりも、この場にいる彼の方が素敵に見えた。

 

 赤い制服はペイント弾で汚れていたが、前と同じように傍らに置いてある。

 

 伏せられた目は、何故か以前よりも寂しそうに陰っていた。

 

 

 これ、そう思っていいのかな。

 

 黄理も自分と同じように寂しい、なんて。

 

 話しかけようか、それとも少しだけ彼を観察していようか。

 

 

 

「き~り?帰ったんじゃなかったのか~?」

 

 ダメだ、やっぱり我慢できなかった。

 

 やりたいこと最優先で動いてしまう身体は理性の言うことを聞かないで、すぐさま黄理の元へと身体を走らせる。

 

こちらを見た黄理は驚いたように目を見開いて、そっと目を閉じた。

 

彼の手元には、どこかで買った一本の缶コーヒーが置いてある。おもむろに彼はそれを手にとって、こちらへ放ってきた。

 

「えっうわったぁた!?」

 

 山成りの軌道を描きつつも、そこそこのスピードで飛来する缶コーヒー。ただ、銃弾の軌道を予測できる千束は缶の放物線を完全に予想して受け取ろうと両手を伸ばす。しっかりと缶を掴んだ時、顎の付近で冷たい指の触れる感触があった。

 

 なにが触れているのだろうか?

 

 

 

 

 気になって上を見上げると、そこには黄理が逆さまになって……

 

 

 

 くるり。くるくると視界がマワル。

 身体をぐるっと一周させたような視界の変化。

 意識がほんのわずかに飛ぶ。

 

 

 

 どうしたのかと、声を出そうとするが声が出ない。

 

 それどころか、呼吸さえままならない。

 

 なのにちっとも苦しくない。

 

 

 カラダからは噴水のように赤い水飛沫が上がっている。

 

 噴水の周辺には赤い彼岸花が咲き乱れ花畑のようだ。

 

 なんでだろう、ワカラナイ、ワカラない。

 

 ワケが分からない。

 

 なぜだろうと、首ヲ回そうとしてもカラダが私の言うことを聞いてくれない。

 

 シカタないので、目だけできょろきょろとしてようやくワカッタ。

 

 ああ、私の身体が地面に横たわっているからだ。

 

 

 私はそれを見下ろして。

 

 ……どうでもいいか、カラダが動かないことも。

 

 カラダのてっぺんに、一番重要な部分がないことも。

 

 

 

 それを横目にしている自分は、黄理の腕の中にいた。どうして彼の腕の中に収まっているのか分からない。でも、冷たい指先と違い、彼の腕の中はとても温かく眠くなってきた。ちょっとだけ彼の腕を枕に借りよう、そして起きたらなんでもない話をしよう。

 

 何もかも分からなくなっていく中、千束は無表情のはずなのに寂しそうにしている黄理を、眠りにつくまで飽きもせず見ていた。

 

 ずっと、ずっと、何よりも幸せそうに見つめていた。

 

 

 

END

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『教えて!喫茶リコリコ』

 

 ステンドグラス調の窓、コーヒーの匂い香る和風の内装が特徴的な喫茶リコリスでは、カウンターで頬杖ついたリスの着ぐるみと、その横で黒ネコマスクを被ったファーストリコリスが項垂れていた。

 

 床には千束の顔がデフォルメで描かれたメンコがくるくると回っていて、しばらくして回転が止まった。

 

 それを契機に黒ネコマスクはおもむろにマスクを外し、日光のような黄色がちの白髪を顕わにする。マスクを外して中二階の方へネコマスクをぶん投げた。素顔の明らかに成った少女の顔は七才の千束を十年は成長させたかのような、というか本当に成長した姿だった。十七才の錦木千束本人だった。

 

「なじぇぇ、なじぇぇ!?どー考えてもパ~フェクツコミュニケーションだったじゃん!?」

 

 項垂れていた顔をようやく上げ、やたらと発音よく言ったが千束(十七)の自己評価にリスの着ぐるみは冷ややかだ。

 

「鬱陶しいな、何をそんな落ち込んでる?これで通算三回目のバッドエンドだ。慣れたものだろ?」

 

「慣れるかぁい!!これデッドエンド!今までのペイント弾で遠い未来死んじゃいますよ~、みたいなソフト感がか~い~む!オブラート!もしくはモザイク処理必須だよ!」

 

「ならよろこべ。あの時のお前の目線では現場の血しぶきは噴水、血だまりは彼岸花畑、お前を殺した下手人は自分を抱きかかえてくれているようなフィルターかかってたし。ほら、なんの問題もない」

 

「あるよ、めちゃあるよ。というか無いんですよ私の命、マイライフ&頭部!大問題アルヨ、喫茶リコリコ閉店のピンチ!電波塔事件の解決!たきなの異動先!エトセラトラエトセトラ!どこもかしこも問題だらけかー!!」

 

「リコリコに関しては閉店どころか開店すらしないんじゃないか」

 

「そこ!冷静なツッコミは控えるように!」

 

「ツッコまないと話が脱線し続けるだろ。……はぁ、これからのバッドエンドは全てが致命傷のデスルート一択。先の二回目までのペイント弾エンドみたいな甘っちょろいチュートリアル仕様は全て無くなったからそのつもりで選択肢えらべよ~」

 

「ぶぅぅ~、いいよね。クル、じゃなかったウォールナットの方は、“ヒロイン”じゃないおかげで専用のデッドエンドが無いし」

 

「いやボクだって、お前が死ぬとその巻き添え、というか余波的な流れで死んでいるんだからな。ミカやミズキも下手するとデッドエンド踏み抜くからヒロインだろーとなかろうと退場するときは退場する。むしろ、画面外でひっそり死んでいる分、主人公兼ヒロインの千束やたきなより待遇がひどいぞ」

 

 千束はがっくりとして膝をつく。

 

 それをスルーしウォールナットと呼ばれたリスの着ぐるみが自分の境遇についても語りつつパソコンを操作し始める。画面には直前のキルハウスの周辺状況がモニターされていた。

 

「直前の選択肢の時、キルハウス周りにはたくさんのリコリスたちがいたよな?そんな野次馬、出歯亀だらけでロマンも色気もない状況で、お前の重大設定をポロッてどうする?」

 

「せってい言うない。え、でも上の窓のところからじゃ私と黄理の会話なんて聞こえないわけだし問題ないって絶対!まさか、盗聴器とか仕掛けられていた?」

 

「確かにリコリスたちは、あの場の会話を聞いてなかったろうな。ただ、あの後、千束の話を聞いた黄理が虎杖司令に勝負の感想聞かれてお前の話をしちまったんだ。模擬戦完了後なら、時間の都合上暗殺命令が出ないんだけど、模擬戦中に言っちゃったわけだから。まぁ、ゴーサイン出るよな」

 

「えぇぇ、黄理ってば乙女の秘密をそんな軽く話しちゃうかね!」

 

「あいつは筋金入った朴念仁だからな。その辺はお前も重々知ってるだろ」

 

 なんの反論も出来ないド正論を放たれて、返答に窮する千束。

 

 確かに七夜黄理の朴念仁っぷりはとんでもないレベルになっている。そんな彼に乙女への気遣いみたいなものは期待さえ難しいだろう。

 

「はぁ、最初のエピソード終盤で少しでも良さそうな選択肢に行きたいのは分かるが、大事な話は二人きりのときにだけするものだ。あの場は、話を濁して噴水前に行くんだな。直前の選択肢に戻って実践するように」

 

「うう、肝に銘じます」

 

「というか、これ。お前があいつにラブって告白していれば良かったんじゃないか?」

 

「あぁ~、それはまだ無理だね。あの時の私だと気持ちのジャンル分けができてないんだなぁこれが。まっ、黄理の方にその手の感情がまだ搭載されてないからおあいこってことで」

 

「はぁ、とにかくこれでLycoris A moon eclipseのファーストエピソードも終わりが見えてきた。次回エピソードでは最初からフルスロットルなバッドエンドにぶち当たっていくから、その時はまた救済コーナー、喫茶リコリコへのご来店を待ってるぞ」

 

「ふっつ~なご来店なら大歓迎なんだけど、バッドエンド踏んでから来るのは正味勘弁してもらいた~い」

 

「我が儘だな」

 

「おうおう、リス君よ。そんなら君もバッドエンドって来るぅ?」

 

「丁重にお断りする」

 

 

 

 

 

 




Bad End Title

“極死・七夜”
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